静岡　お出汁と鯖の味噌煮が絶品級の和食屋さん。何度も通いたくなります。 : 日本料理FUJI

静岡にあるこちら。楽しみにニ度目の訪問です。
今回は和食好きな友人と一緒です。
春の時期に訪れるのが初めてなので嬉しいです。


●藤枝の新タケノコと平貝
　タケノコは新鮮なので特に
　あくぬきはされていないそうです。
　程よい苦味が心地よいですね。
　とっても季節の旨みを感じる美味しさ
　です。

●あおりいか
　わさびとスティックセニョールで
　頂きます。甘くて美味しいです。

●アサリの飯蒸し
　蕗のとうの葉っぱを添えて頂きます。

●里芋
　おかき揚げです。里芋は出汁が
　染み込んでおりそのままで美味しい
　揚げ物です。
　こごみを添えて頂きます。
　醤油麹をアクセントでつけて頂きます。

●エボダイのお椀
　毎回楽しみにしているお椀
　目の前で鰹節を削って作るところから
　見られるのが最高に楽しいですね。
　お椀の中に、レッドムーンじゃがいも　
　というもっちりじゃがいもが入っており
　友人いわくこのじゃがいもが一番
　気に入ったとか。
　一年半熟成してあるそうです。

●鯛と白ミル貝

●ほうれん草の胡麻和え
　ごまを煎ってつくるこの胡麻和えも
　大好きです。
　根っこは茹でただけなのに、信じられない
　くらい甘さを感じます。

●太刀魚の山椒焼き
　素焼きしたパン粉をまとった
　山椒焼きです。

●菜花と春菊のおひたし
　新玉の酢漬け
　さっぱりとした美味しさです。

●鯖の味噌煮
　スペシャリテの味噌煮です。
　蒸し煮の後に炭火でしあげているそう。
　だからこんなにもふっくらしているのか。
　と今日は新しい発見もありました。
　藤枝の椎茸も添えられています。
　地のものを頂けるのが嬉しいですね。

●炊き立てごはん
　お米たって、甘みが香ります。

さかな肉厚

●桜海老のご飯
　今週解禁になったそうです。
　たっぷりと桜海老を堪能します。

●ジンドウイカの沖漬け
　のびるのご飯

●クレソンとタケノコのラーメン
　お魚の出汁を使ったほっとする
　ラーメンです。

●柏餅
　最後のデザートです。

静岡駅から徒歩5分ほどのこちらのレストラン。
予約困難店のため、友人に連れてきてもらい
初訪問です。
何ヶ月も前から楽しみに待っていたのでこの日を迎えられて嬉しいです。

店内は7席の落ち着いたカウンターになっており、焼き物をするところを見ることができます。
店内で鰹節を削ったり、胡麻を炒ったりと
お料理のアクセントになるものの
香りを先に感じて、お料理を頂くことができ
とても豊かな気持ちになれるレストランです。
おまかせコースを頂きました。
乾杯は、泡にしました。
その後は、お料理に合わせた日本酒を頂きました。

●先付け
　焼きなす豆富
　葛で練って固めたものです。
　どうまん蟹、雄が美味しい季節とのこと。
　生姜、鰹出汁がうまみを引き出します。

●太刀魚の飯蒸し
　太刀魚を炭で焼いて、蒸したもちごめと
　一緒に頂きます。

●ジンドウイカとアメーラトマト
　ジンドウイカは火入れをしても生でも
　柔らかいそうです。
　本日は炭でさっと炙って頂きます。
　とっても柔らかいです。
　アメーラトマトは、出汁で炊いて冷やして　
　いるそうで、ジューシーさがあります。
　手間ひまがかかっていますね。
　モロヘイヤの茎が食感のアクセントに
　なっています。

●メバルのお椀
　出汁です。
　鰹節を2種類使っており、
　焼津の鰹節とマグロの鰹節です。
　店内で削りたてのものを使います。
　まずは、出汁のみで頂きます。
　奥深い味わいです。
　心にしみる味ですね。
　みんなで美味しいねーと言いながら
　頂きました。

●ハタのお造り
　塩かお醤油で頂きます。
　酢橘香ります。

●白甘鯛の松笠焼き
　松笠焼きの下の出汁も白甘鯛でとった
　出汁です。
　香ばしく、美味しいですね。

●いちじくの白和え
　胡麻を一から煎って作ってくださいます。
　カウンターいっぱいに胡麻の香ばしい
　香りが広がります。
　煎りたての胡麻の香りも味わいます。
　このような演出もとっても楽しくて
　大好きです。臨場感を感じますね。
　煎った胡麻の香りが口いっぱいに広がります。

●小鯵の唐揚げ
　落花生のおかき揚げを、添えて。
　小鯵は、骨までサクサクと頂けました。
　揚げているのですがとても軽いです。

●鯖の味噌煮
　こちら、感動のスペシャリティ！
　友人も大絶賛の一品。
　鯖をこんなにも最高の火入で頂いたのは
　初めてですし、この鮮度、この調理を
　できるのは、なかなか出会えないですね。
　鯖を元気な状態でしめて、捌いているそうです。
　普通、鯖は低温で調理すると
　臭みが出てしまうのだけどこの鮮度のものだから
　こそ、この火入具合が実現しているとのことです。　
　この火入を実現するためには、
　漁師さん、お魚の卸さん、シェフの
　リレーがあってこそ実現するとのことでした。
　こんな素敵なストーリーも聞けて胸が熱くなります。

●ぼだいの酢の物
　状態が良くないとなかなか生で
　食べられないお魚みたいです。
　赤酢で〆てさっぱりと頂きます。

●炊き立てのお米
　藤枝のお米です。　
　炊き立てで米粒が立っています。
　甘いですね。

〆は3種類です。
全部頂きます。
　●鯵の漬ご飯
　
　●空芯菜と鰯の煮付け

　●トマトの冷たいラーメン
　　本日のお魚のアラから取った出汁に
　　鶏肉のシャモの出汁も加えた美味しい
　　スープです。
　　最後の一滴まで美味しかったです。

●かぼちゃのお味噌汁
　
●作りたてのわらび餅
　こちらも、その場で作って、
　出来立てを頂きます。
　作るところを一から見られるのも
　楽しい時間です。
　とっても柔らかくて美味しいです。

食べ終わった後、身体も非常に軽く、
身体も喜んでいる和食です。
シェフもとても感じの良い方で、
スタッフの方も温かくてとても居心地の良い
ひだまりのようなお店です。