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2024/04訪問
1回
ジョエルロブションやアランデュカス、ピエールガニェールにミシェルブラスと名だたる巨匠の元で研鑽を積み、RED U-35では初代準グランプリを受賞 料理長を務めた博多駅のフレンチ「メルヴェイユ博多」時代にはグルメガイドにて1つ星を獲得と華々しい経歴を持つ小岸シェフ フリーランスの時期を経て満を持して自身のレストランをオープン 前職からのスペシャリテは師である「ミシェル・ブラス」をリスペクトしたガルグイユのオマージュ「九州野菜」 メルヴェイユ時代に食べてすごく心に残ったヒトサラだったのでいつかまた食べたいと思っていました 野菜ごとに調理法を変え、多様なソースと混ぜ合わせることに豊かな味わいになり、見た目の美しさと合わさって何度食べても素晴らしい作品 パテアンクルートやタルトなどスタンダードなアミューズに加えて明太ご飯のオマージュやシェフの地元である佐賀県からムツゴロウを用いたフィンガーフードとバリエーション豊か 紫蘇とマリーゴールドで彩られた蕪のエスプーマにはワタリガニ、アラと海老をキャベツで巻いた魚料理などどれも見た目の美しさに加えアイデアも豊かで食べていて楽しいお料理ばかり この日はクリスマスということもあり、対馬地鶏でコンソメスープも頂けました そしてメインは入荷のタイミングで事前にリクエストしてあった真鴨 骨はソースに使用して内臓や肉はそれぞれ適した火入れを施し、ひとつも無駄にすることなく命をいただく調理法 数々の巨匠のイズムがここにしっかり受け継がれており、またひとつ素晴らしいレストランが福岡に誕生しました また小岸シェフの世界観を味わいに行きたいと思います
2023/12訪問
1回
福岡で三つ星を輝かせる言わずと知れた名店 西中洲の「鮨さかい」さん 氷魚から始まりスペシャリテは虎河豚とあん肝ソース 最高の食材をしっかり味わえる肴の構成 そして鮪はやま幸さん 赤身のヅケは香りと旨味の余韻を楽しむ 大トロは微かに残した筋から甘味がじわじわと 中トロは背中で鮪のトリを飾る 筋がありしっかりとした噛みごたえなのに飲み込む前に喉奥あたりでいきなりシュッと消えた たぶん胃まで届いてない笑 赤貝なんて育ちのいい優等生の味 口に入れた瞬間の強いシャリのインパクト そして後から広がっていく旨味 これがなんとも印象的 このシャリとの相性を考えられたネタの組み合わせが素晴らしい
2023/07訪問
2回
フルアテンド型の焼肉店として九州ではまだまだ珍しい存在の当店 カウンターとテーブルにはそれぞれ専門の焼き師が配置され、来店者は彼らが焼く全てのお肉を楽しむことができます。特にこの日は、須藤社長が自ら焼き師として担当され、各種の肉質に合わせて精密にカットされたお肉を、絶妙な火入れとタイミングで提供してくれました 薬味やタレの使い方にも自由が効き、食べ方のプレゼンテーションはまさに自由自在。店のスペシャリテであるシャトーブリアンサンドは、お肉の柔らかさに加えて炭で焼いたパンとソースのバランスがマッチし、その素晴らしさで客を魅了します 正月という時期もあり、ホルモンは少なめでしたが、それでも食後感が軽やかなフルコースの焼肉を堪能することができました
2024/01訪問
2回
天神・親不孝通りを北に抜けた角のマンションの1Fに新しくオープンした薪焼き食堂 薪木が積まれた店内に入ると調理台や焼き場をぐるりと囲うように大きなカウンターが配置してありライブ感が楽しめます ドリンクを頼むとまず登場するのがこの日のメインを選ぶ迫力あるお肉の塊たち 熟成の牛タンや熟成サーロインは店主の修行元であるCOWSI CAMPが運営する「Cowsi Meat Shop」から そして宮若の鹿は当然、べんけいの永山さんのところで直前のインスタの投稿で特に肉質が素晴らしい雄とのことで食べない訳には行きません グラストップスモーカーを使って目の前で仕上げてくれるスモークハイボールをはじめ薪焼きサラダなど凝った演出もチラホラ アラカルトメニューで印象に残っているのは和牛のタルタルと雲丹を組み合わせたタルト それから天草大王の薪タタキはパウダーやソースがパクチーで面白い逸品でした そしていよいよメインのお肉が焼き上がり目の前でカットしてくれます サーロインの熟成の牛も美味しいですがやはり宮若の鹿は別格 ソースで色鮮やかに仕上げてもらいましたがそのままでもとんでもない美味しさでした 〆にはサーロインを使った高級牛丼 さすがにええ肉すぎてここまでくるとお腹もはち切れそうなほど しかし、薪焼きのいいお店が誕生して使い勝手も良さそう すでに流行ってますがさらに人気出そうな感じです
2024/04訪問
1回
広島から福岡へ移転してきた1つ星のモダンスパニッシュ シェフはサンセバスチャンの3つ星「Martin Berasategui」で修行 スペシャリテは師へのオマージュとして穴子とフォアグラのミルフィーユ仕立て 表面にカラメリゼされていて食感と味わい深さが素晴らしく人生において一度は食べるべきヒトサラ ちなみに本家は鰻を使用しているそうでいつか食べてみたい料理のひとつです その他にもモダンスパニッシュらしく楽しく繊細な料理が続く ホワイトアスパラガスのシャーベットにマルコナアーモンドのムース、イクラが層になっていて温度の違いを楽しむ前菜やほぼ生のあさりの林檎のジュレを合わせた料理、ソテーしたミル貝にはトロトロの牛のアキレスと酸味のあるバスクの伝統的なソースが面白かった メインはフランス・シストロン産の仔半肩ロースに山羊のチーズや松の実を使ったカタルーニャのリゾット どちらも美味しかったです 広島の時の印象としてはガスパチョやらもっとスペインぽい料理だったと思いましたが、それは夏だったからみたい 5年前に訪れたことをマダムに覚えていただきびっくりしました 夏のメニューを楽しみに次の訪問を待ちたい
2024/04訪問
1回
パリの一つ星で料理長、東京では自由が丘でパンと料理のペアリングで人気だった「パントス by 3104」のシェフが福岡に凱旋してレストランをオープン 六本松の新しいビルの半地下の店内からは随所にこだわりが感じられる そのこだわりは料理にも表れ、福岡の郷土料理をフレンチで表現するというテーマで食材も着ているコックコートまで福岡の素材に絞って構成されるという徹底ぶり コースではがめ煮や豚骨ラーメンが登場し、シェフの解釈が面白かったです その他にもフランスで学んだパン作りを活かした明太フランスや自ら海で獲ってきた海藻を使ったリゾットはとても印象的でした そしてメインには岡垣町の天才ジビエ料理人べんけいの永山さんの宮若鹿 そこにシェフの火入れの技術が加わり、色合いも完璧で付け合わせやソースとの相性もとても良く美味しかったです こちらも自ら解体に同行されるということで全てをシェフ自身でイチカラ関わりたいというこだわりを感じることができます そしてデセールを担当するのは同じく東京・自由が丘の名店「パティスリー・パリセヴェイユ」出身のパティシエ コースの締めくくりにふさわしい美しくて美味しいデザートでした 福岡に戻ってから数ヶ月でここまで世界観を作り上げ、まだまだこだわり続ける新しいレストランに今後も注目したい
2024/04訪問
1回
ビブグルマンにも選ばれ、数ヶ月先まで予約が取れない居酒屋として知られている魚虎さん 食べログでは全国居酒屋ランキングで日本一にもなったことがあり、ついにはアワードも獲得とますます人気に火が付いてます 何がすごいの?てことですが大将はもともと築地で働いてた経験から魚の目利きに定評があり、美味しい海鮮系の料理がリーズナブルにいただけます それに加え大将の温かい接客にファンが多くいるのではないかと 名物のレモンサワーも橙で作ってもらったり楽しくて居心地がよく素敵なお店でした
2022/12訪問
3回
2019/06訪問
1回
2019/02訪問
1回
唯一無二の九州前、いや福岡市との差別化を考えると「小倉前」というのが正しいか その確立したスタイルで多くのファンを魅了する「天寿し 京町店」 アイコンとも言えるイカはただ鮮やかなだけではなく、日が経つにつれ思い返してしまうほどの絶妙な食感と複合的な味の組み合わせ 粉醤油でいただくアジはまるでフレンチのような技法 そして誰もが感嘆する鮪の出汁を使ったヅケ そのどれもがハイライト 引き算の江戸前とは一線を画す足し算の美学 その真髄を味わうことが出来ました
2020/07訪問
2回
2023/06訪問
2回
那珂川上流の筑紫耶馬渓沿いという素敵なロケーションに新しくオープンした一軒家のイタリアン シェフとマダムは北イタリアのピエモンテ州に渡り、現地で学んだ郷土料理を提供されています 特に「Trattoria I Bologna」の名物マンマ・マリウッチャおばさん直伝のラビオリは当店のスペシャリテ 生地から作るアニョロッティ デルプリンはその名のとおりプリンのような見た目の美しい色合いでその工程を楽しむことができます その他にも子牛の外もも肉にツナソースを組み合わせたヴィテッロ・トンナードやシンプルで綺麗なパプリカの詰め物に豚レバーの網脂巻きと本場の料理が続きます そしてメインにはうさぎのロースト はじめて食べるうさぎは鶏肉のような味わいに独特の香りがあって想像以上に美味しかったです デザートには現地のレシピで作られたピエモンテが発祥のパンナコッタも頂けました 全体的に美味しくロケーションも素敵で福岡にまた面白いレストランが誕生したなと感じました リクエストにも応えて頂けるということですでに次のプランを考えているので再訪が楽しみです