「イタリアン」で検索しました。
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昭和の森公園に隣接する細長い特徴的な外観の美術館。スロープ沿いに鉄骨?が立ち並んでいるのも芸術、でしょうか。 建物に沿って奥行きのあるスペースで、大きな窓には公園の緑が。真下には5年くらい前に子どもたちが自転車に乗る練習をした道がよく見えて感慨深い。 コースとしては一つに決まっていて、パスタを5種類から選べました。 まずは前菜盛り合わせ パンプキンスープ、カポナータ、グリーンピース、ホタルイカのマリネ、豚肉のパテ、車海老のレモンタルタル。いずれも優しいお味で、シーズニングは油に移してふんわり香る程度とし、素材の味を生かしたものが多かったような気がします。その中で、ディルやケイパー、フェンネルなどハーブを少量ながら効果的に使っているのが面白かったです。最近勉強したから目につくのでしょうか? パスタ(左からメカジキ・なす・アーモンドのオリーブソース、パンチェッタ・ペコリーノチーズ・マジョラムのトマトソース、牛スネ肉のラグーソース リコッタチーズクリーム添えの3品) 生パスタとのことですが、いずれもモチモチではなくポクポクとした食感。低加水麺というのでしょうか、粉の風味を感じられるのは良いところですが、やはり歯ごたえはモチモチな方が好きではあります。まぁこの辺はラーメンでも極太モチモチの高加水麺が好きか博多ラーメンのような低加水をバリカタで食べるのが好きかという話ですから、人によって好みがあるところ。 デザート 今回の大当り&驚きメニューがこちら。食べられるアート作品きちゃいました! 名前を付けるとしたら「瓦礫の下の希望」とかでしょうか。 ボネというエスプレッソとココアがたっぷり練り込まれたプリンの上に、シュワッと軽いミルクジェラート、甘酸っぱいチェリーのソース、さらにその上に竹炭を含ませた焼き菓子のメレンゲ。見た目に美しく、触って楽しく、エスプレッソの香り、デザートなのに苦味主軸のユニークさ、切れの良いミルクジェラートとの対比、そしてバランスの取れた美味しさ。最高でした。 土気の昭和の森公園近く、ホキ美術館併設のレストラン。お値段はランチとしては頑張りプライスになりますが、美味しく食べられるアートというのは魂を揺さぶられる得難い体験だと思います。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/06訪問
1回
浜野駅降りてすぐのロータリーに隣接したコインパーキングに車を停め、ちょいと歩くと周辺から浮き上がるようなカワイイお店。 店内には4人がけのテーブル席が2つとカウンター席、その間にお店の方が動き回る通路が設えてあり、いわゆる吉野家スタイル。雰囲気は違うものの、間違いなく実用的で、自分がお店を持つとしたらこんな通路があったらいいな〜と思ったりして。 まずはサラダと前菜3種の盛り合わせから。 きのことコーンのキッシュ・生ハム・さっと煮た春キャベツと、たっぷりのサラダの上にはイチゴのドレッシング。3品はそれぞれ丁寧に素材の味を大切に。イチゴドレッシングはチャレンジメニューながら子どもたちに大好評。甘いドレッシングは人を選ぶかもしれませんが。 続いてオルカさんの真骨頂、窯焼きピザの登場です!! しらすチーズはチチニエッリというお名前。初めて耳にするものはワクワク感がありますよね。こちらのモッツアレラが絶妙な歯ごたえ?で美味しくて気持ち良いのです。2枚めはアフミカートというトマト・バジル・モッツアレラのピザ。構成は普通のマルゲリータと同じですが、この軽井沢トマトという甘み際立つ特別なお味のトマトを使い、燻製モッツアレラが口に入れた時にフワッと香るので、マルゲリータとは一線を画す上位互換なピザになっています。ちなみに通常コース+600円ですが、その価値はありました。 こちらはうちの定番ビスマルクと、唐辛子を抜いてもらったディアボラ。生地が耳までふわふわで、半熟卵をすくってもちもちっといただきます。ディアボラはもともともっとパンチがあるものなのでしょうが、牙が抜かれた悪魔となってしまい申し訳ない。それでもトマトバジルサラミで十分美味しかったです。それぞれのメニューで普通よりも一枚上手、今度はここのゴルゴンゾーラを食べてみたい!!。 デザートはコーヒー風味のブランマンジェ。 ブランマンジェの上にはキャラメリゼされたナッツ。硬い&柔らかい、甘い&苦い、まったり&香ばしい。特にピザで概ねお腹いっぱいになった後の口直し的デザートとして、こういった一工夫は嬉しいですよね。 軽井沢の名店の系譜を受け継ぐオルカさん。特別なトマトや燻製モッツァレラチーズなど、一つ先ゆく素材ごとに心地よい驚きを感じます。できるならばこのクオリティを保ちつつ、千葉の具材を生かしたメニューも見てみたいと思ってしまうのは贅沢なのでしょうか。 ごちそうさまでした。
2022/03訪問
1回
車で行くと京葉道の側道からおゆみ野方面に行く道から行くか、湾岸道路から茂原街道に入って行くか。 ティラミス専門店を併設したレストランで、ログハウス風の内装が居心地の良さを醸します。 今回はおまかせコースをお願いしました。 前菜はサーモンとアボカドのタルタル。 酸味が程よく効いたマヨネーズソースで、サーモンアボカドきゅうりスナップエンドウと異なる歯ごたえの食材ををまとめてさっぱり爽やかに食べさせてくれます。 ハーフパスタは2種類から1つを選択、生ハムトマトパスタかエビとドライトマトのペペロンチーノ。 ここのパスタがちょっと特徴的で、誤解を恐れず表現するならば弾力のあるモチっとした中太うどん(いい意味で)。典型的なスパゲッティとは方向性が違いそうですが、小麦の香りと歯ごたえと喉越しが気持ちよく、美味しいです。ハーフポーションだから、すぐなくなっちゃうんですけど。 メインは鴨のロースト タプナードソース。 鴨はそれだけでも美味しいですよね。タプナードソースってオリーブをメインとして味を濃くも薄くも塩味寄りにも酸味寄りにもできるようですが、今回は優しい控えめなオリーブ風味で、鴨肉を食べやすくサポートしてくれました。厚めに切られた鴨肉には肉汁がしっかりと含まれており、いつまでも噛めてしまいます。 デザートはコルネット風パフェか、ティラミス。パフェの方から。 ベルベットの絨毯のようないちごパウダーの表面をスプーンで掘ると、クリーム層の次にはアイスクリーム、チーズケーキ、コーヒーゼリー、プリンと次々に表情の変わるお得なパフェです。いずれも雑味のない優しいお味で、安心して食べることができます。 続いて専門店が併設されているくらいお店の押しとなるティラミス。生クリームやゼラチンは使用せず、マスカルポーネ・玉子・砂糖のみで作られているとのこと。 気持ち良いくらい口溶けの良い、カスタード寄りのマスカルポーネ。そこにどっしりとした風格を持つエスプレッソとココアの風味が加わるので、口に入れた瞬間に美味しさが広がり、次の一瞬で消えていく、小さな花火のような味わいを体験できるティラミスとなっていました。 千葉駅付近からは車で30分ほどかかりますが、一つ一つに優しさがあふれるお料理の数々を堪能させていただきました。もっと大人になってカフェインが大丈夫になったら、持ち帰りティラミスも試してみたいと思います。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/cornetto_202203/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/03訪問
1回
西千葉カフェ・ル・グレと同じ一角の奥にあるこちら。夜になるとさらにライティングがきれいですねぇ。 中に入ると広めのソファーとテーブルのお席。証明暗めで大人の雰囲気です。 テーブルの上に新聞のようなメニューが置いてあります。広げて読むとちょうどスポーツ新聞サイズで、つい待ち時間に広げて隅々まで読んでしまいます。あとはちょっとした街かど情報や四コマ漫画、クロスワードがあったらさらにリアル新聞になるのになぁなんて思いつつ。 そのメニューの表紙に書いてある3大名物を中心に頼んでみました。まずはピザ!!! このピザ、売りの通りモチモチ感が気持ちですが、それ以上にイーストの香りが素晴らしい!!通常ピザの耳ってそんなに喜んで食べなかったりもしますが、このピザに限ってはソースやピザが何にも付いていない生地だけの部分が素晴らしく甘く香って美味しくて。いくらでも食べられてしまいます。 続いて2番め、牛バラ肉のワイン煮込み。 脂身の部分は完全にトロトロですが、全体がへにゃっとなっているわけではなく、お肉の部分は比較的しっかり残っています。洋風の角煮といった趣き。周りに散らされているお野菜と下に敷かれているマッシュポテトも手伝って、しっかりした食べ応えがあります。 3番めはアヒージョ。 鶏肉とジャガイモとガーリックのおいしいところを油でコトコトと煮出して、上にはラクレットチーズ+パルミジャーノチーズがたっぷりと。これを聞いただけでも美味しくないわけがないと分かります。 学生街の中でひときわ素敵なエリア、まるでニューヨークに迷い込んだかのようなスタイリッシュなカフェでいただく3大名物。イースト、角煮風味付け、ガーリックオイル+チーズと、王道ながらそれぞれの得意分野で存分に主張し、舌を喜ばせてくれます。そんなお料理をいただきながら、ちょうどいい灯りの中で新聞のようなメニューをゆっくりと見ながら過ごす時間こそ貴重なのかもしれません。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/dearfrom_202202/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/02訪問
1回
舌を包む美味しさの膜
2022/12訪問
1回
アメリカンなスポーツバーでいただく焼き立てピザランチ
2023/01訪問
1回
まるでおウチにいるようなくつろげる雰囲気のイタリアン
2022/12訪問
1回
気軽な中に本格の片鱗が見え隠れ
2022/11訪問
1回
牛乳屋さんならではの多彩な乳製品メニュー
2022/07訪問
1回
幕張本郷のロータリー脇から線路沿いに少し歩く。5月末にオープンしたそうで、まだ一ヶ月も経っていない真新しい外観。 お店に入るとシックな内装、表から見る印象よりも奥行きのある構造で、お席ゆったり、奥には個室もあり何かと便利そうですね。 コースに付いてくるスープとサラダをいただきながら待つこと10分ほど。 こちらがローストビーフ丼。 最近は赤身の歯応えあるローストビーフが多いですが、こちらは全体にサシの入った薄切り牛。いただいた印象は、洋風のローストビーフというよりは高級すきやき丼と言ったほうが通りが良いかも。卵かけご飯として見ても超上級、つるつるスイスイといくらでもお口に吸い込まれます。 そしてこちらが本日のおすすめメニューより、ハンバーグ+白身魚とイカのフライ。 白身魚のフライとイカフライはタルタルソースで。こういった衣がしっかりしているタイプはお醤油で食べたくなる人もいるかもしれません。 主役となるハンバーグの方ですが、いわゆるひき肉というよりも、包丁で粗く叩いた牛肉といった印象で、噛んだ食感が非常に肉々しく歯が喜びます。ソースもブラウンソース・ガーリックオニオン・おろしポン酢・和風オニオンと4種類から選べ、ソースのみの追加注文も可能。サッパリが好きになってきたお年頃ですので今回はおろしポン酢での参戦。真ん中に少しレア部分を残しつつ表面をしっかり焼き付けたハンバーグにたっぷりのおろしポン酢で、いやーこれこれ!といった感想になります。 幕張本郷駅至近にできた本格的なハンバーグが食べられるグリル。まだ店員さん達の動きに不慣れなところが一部ありますが、みなさん一生懸命自分なりに動こうとしていてむしろ好感が持てました。たまごがけローストビーフ、たわらハンバーグも肉質上等で、お値段からの期待にしっかり応えてくれるお料理の数々でございました。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/06訪問
1回
ランチタイムは11時半と13時半の2部制、今回は11時半に予約しましたが、34分にお店に着いたら電話で確認が入った上に我々が最後でした。きっちり時間通りのオペレーションなので皆様お気をつけて。まことにスミマセンデシタ。 にぎやかなワインバー風の内装に、落ち着く木製のテーブル。 付け合せのサラダ 小皿にたっぷりのお野菜たちだけでなく、豆板醤を効かせたサンチュ味噌風味のマカロニがよいアクセントでした。この大きめトマトとベビーコーンと模様の入ったキュウリがこれぞサラダという感じでちょっとほっこりしますよね。 にんにくスープ こちらがかの有名なにんにくスープ。グツグツしながら到着です。ホロホロと煮崩れる程に煮込まれたにんにくと卵が中に仕込まれていますが、驚くほどにんにくの臭みはありません。卵は半熟で入っていて、スプーンで割ってかき混ぜるとトロリトロリにんにくと混じりあい、一口いただくと芳醇な旨味とともに元気が流れ込んでくるのがわかります。 カニクリームコロッケとハンバーグ サクサクとろりのコロッケと、肉の旨味をぎゅっと凝縮したハンバーグ。基本に忠実ながら仕上がりの丁寧さと味の濃さに隙がありません。 頬肉のシチュー 一口食べると舌と頬が溶けそうになります。ナイフなぞ要らず、スプーンですら切れる頬肉の柔らかさ。それでいて見ての通り一切煮崩れしていないというのも素晴らしい。これは家ではどうやっても作れないものです。 ステーキ 今回一番驚いたのがこのステーキ。お肉の表面に粗めのお塩と小粒のガーリックがびっしり。鉄板焼屋さんで締めにいただくガーリックライスの中に入っているガーリックチップを細かく砕いたものというのが一番近い表現でしょうか。歯の間に挟まるような食感は一切なく、とにかくカリカリになるように水分が抜かれて香ばしさと旨味だけを濃厚にお肉に加えてくれます。高校生であればこの脇にある脂身だけでご飯3杯イケルと思う。 何度も食べたくなる伝統のにんにくスープも、基本を超える基本のコロッケやハンバーグも、ひと工夫もふた工夫もある驚きのステーキも、さすがの一言でした。時間制のためちょっと急かされる感じもありましたが、逆に考えれば13時半までに絶対に会計まで済むわけですから、あとの予定を立てやすいというメリットになりますね。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/05訪問
1回
今回10時半にお電話して当日お昼の予約ができましたが、実は完全予約制で予約がない日はテイクアウトのみ営業、お店の中はワイン管理などのお仕事をしてしまうのだそう。今日はすでに一組み予約が入っていて店内の席を開けている状態だったので追加予約可能だったようです。 入口がちょいと分かりづらく、店員さん用の通用口のように見えるドアを開けて店内に。シェフの技が目の前で楽しめるカウンターのお席と、半個室のテーブルのお席があり、今回はカウンター席でちょいちょいシェフとお話ししながらいただきました。 今回はAセットでお願いしました。 まずはロースハムとハーブのゼリー寄せ ハーブも酸味も爽やかで、夏の暑い日の抜けるような青空に吹く涼風のような一皿。雰囲気伝わりますか? 大根と白玉粉のパンケーキ 一口サイズをひとくちで。大根餅のような生地の上に甘いジャムとさっぱりとした酸味のある羊のチーズや生ハムと、トリュフの香りを移した蜂蜜をひと垂らし。口の中にありとあらゆる味覚が吹き荒れます。サラダなのか前菜なのかデザートなのか、複雑で訳が分かりません。 前菜盛り合わせ16種 16の贅と工夫を凝らした前菜たち。一番印象に残ったのは低温調理のレバー。その濃厚かつ舌が蕩けるような旨味もさることながら、低温調理に関する思い入れと歴史がすごい。今でこそ、専用調理器(Boniqさんが有名ですよね)も含めそこここで見聞する低温調理ですが、こちらではそういった調理器がない時代に、医療用の輸血を解凍・保温する機械を使って低温調理をしていたとのこと。確かに、間違いなく一定の温度に保ってくれますが、間違いなく料理用ではないですからね。そのくらいのパイオニア。こーんな小さな一品にこれだけの情熱が詰まっています。 その他にも、パスタソースは10kgの野菜と10Lのお水を1/10になるまで煮詰めて作るとか、ラタトゥイユを作るときはまずは野菜と水だけで3時間煮るとか、一般家庭では想像つかないようなレベルで手と時間が掛かった料理たち。それらが16品、お値段以上と納得です。 車海老とフルーツトマト、クレソンのペペロンチーノ 麺がパスタフレスカというクニュクニュした食感の生パスタ様。エビぷりぷり。前菜ひとつひとつの印象が強すぎて、すでに頭とお腹が飽和しかかっていますが、しっかりとお腹を満たしてくれました。 完熟バナナとホワイトチョコのムース飴菓子添え 香りの良いほうじ茶と一緒に。お茶の器が良いもので、口触りの良さがさすがというところ。器は今後勉強していきます。バナナとチョコのムースはねっとり芳醇な香りが喉の奥まで広がる・・・あれ?なんだか喉か首のあたりでカンカンいうものが・・・上にかかっている飴菓子の中に、嬉し懐かし驚きのドンパッチが隠されていました。今でいうパチパチパニック。そういうドッキリ仕掛けもするのね。良い意味で何でもあり。 今回、ハイソ気分でちょっと背伸びしてVvLabさんへ。シェフとのお話も楽しく、お店の本領はワインと料理のマリアージュの研究室(Lab)、300を超えるレストランのコンサルティングをやっていると伺い、今からでもワインが飲めるように鍛えてから出直そうかとも思いましたが、今回お料理だけでも十分に科学化学を使いこなした実験的メニューの数々を堪能いたしました。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。