「フレンチ」で検索しました。
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ナビを頼りに伺いましたが、お店の場所が隠れ家すぎ。始めて行く方は、まずお店のホームページの駐車場の案内写真を見て、どんな外観か確認するのがおすすめです。指示に従い駐車場に車を入れ、一旦表を回って外の階段から2階に上がります。 お店の席は4人席x3テーブルでしょうか。しっかりと距離が取られていました。 ブックメニュー+黒板メニューを併せて、前菜で9種類、スープが4種類、メインで9種類。選べる組み合わせは無限大。ヤバイ!!決められないやつ!!! どれも美味しそうすぎて、自分の大好物を選んでガチンコ勝負。メニューAとメニューBを一つずつ、それぞれ好きなメニューでオプション料金どんとこい。 まずは前菜。黒鯛のカルパッチョ お魚とオリーブオイルとお塩がメインのシンプルな構成のはずなのに、一切れ一切れの旨味が濃くてたまりません。この旨味のもとは魚?オイル?塩?なに? 中に設えてあるサラダも彩り・爽やかさだけでなくパプリカのマリネを始めとした一口が美味しいのです。一皿目からこのクオリティとは末恐ろしや。 白身魚とホタテのテリーヌ、地鶏レバーのテリーヌ 混ぜ合わされても消えることのないそれぞれの食材の歯ごたえ・味わいと複合的な美味しさ。平日昼だし車なのに、ワインが欲しくなってしまいます。 続いてスープ。カブのポタージュとブイヤベース カブのポタージュは、一度カブをスープに溶かして色々な美味しさを詰め込んで、再構成した感じ。口の中、舌の上で、明確に最高級のスープで煮含められたカブの存在を感じます。 スープ・ド・ポワッソン 南仏風魚のスープ このブイヤベース的なものが衝撃。シェフ曰く、6種類のお魚の美味しいところを煮込んで煮詰めて出来上がるものらしく、フレンチから始まり地球一周回って和風の鰹だしに近づくような。ここまで魚の旨味だけを凝縮したものを初めていただきました。量はあまりないものの、満足感はグローバル。今までで一番美味しいブイヤベースかもしれない。 黒鯛のポワレ アンチョビレモンソース 黒鯛は外カリ中フワはもちろん完璧、そこに合わせるソースとしてアンチョビと塩レモンというのは初めてのお味。一口目にオッと思うくらいの酸味が来ますが、お魚の凝縮された旨味がソースを纏って飛んでいきます。 鶏のロースト フランス産小粒グリーンピースのリゾット添え 鶏肉は低温調理でしょうか、肉汁が逃げないギリギリの火の通しでとっても柔らかく、ほのかなお酒の香りと酸味とコクのバランスが素晴らしいソースでスイスイといただけます。 お任せデザート(はちみつミルクのシャーベット、チーズケーキ) シャーベットは口に入れるとフワッとすぐに溶けるタイプのパウダースノーかき氷に近いもの。甘みは舌の隅々までしっかり届きますが、すぐにさっぱりと消えて次が欲しくなります。濃いめのコーヒーや紅茶と一緒にいただけるので、これは本当に至福のとき。チーズケーキもスフレのような口溶けと、味の濃い縁の部分のバランスが良く、これもひとかけひとかけ大事にいただきます。 お店の場所は少し分かりづらいですが、探し行く価値はありまくる、サプライズと満足感に満ち溢れた素晴らしいお料理の数々でした。シェフ愛用、ローマ法王御用達の塩を買い忘れたので、早々に再訪問したいと思います。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/5aupied_202202/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/02訪問
1回
千葉駅からモノレール沿いに市役所方面、道沿い左角にナチュラルカラーのきれいな建物。 中に入ると1階がキッチン、階段で2階に上がるとお二人のギャルソンさんが飛び切りの笑顔で迎えてくれます。この方々ただものでなく、常に目配り気配りされていて、追加のお願い・食べ終わりのタイミング・お水の差し替えなどなど絶妙のタイミングで動きます。FBIのエージェントも真っ青です。 まずはアミューズブーシュ サクサクのシュー生地の中にはお肉とお野菜のサラダ。一瞬で消えました。 前菜盛り合わせ 驚くほどの山盛りお野菜、色々な種類が入っていて、彩りよくそして口当たりが柔らかい。中にはセイヨウタンポポだったりパクチーの花芽も。周りにはホタルイカのトマト煮、スモークサーモン、パテドカンパーニュ、イノシシ肉のゼリー寄せ、リエットなど。ジビエ得意なお店だからというわけではないですが、このイノシシ肉が一番美味しかったかもしれません。 本日の鮮魚、真鯛のポワレ 皮ぎしの身の分厚い部分に、焦がしバターとケッパーのソース。ディルと海苔も豊かな風味に一役買って。 次はお肉料理の出番。全部で7種類だったでしょうか、牛や鴨といった普通のお肉の選択肢もある中で、やはりここでしか食べられない仔牛の腎臓をチョイス!!ギャルソンさんに伺うと「レバーとハツを足したような感じです」とのこと。ドキドキ。 まず、この牛の腎臓を食べたことがある人って、たぶん学校のクラスに一人いるかいないかってくらいだと思うのです。そんな貴重な経験をしていることに感謝。そして、ギャルソンさんの的確な表現にも驚き。外側レバー、内側ハツ。臭みが全くないと言うと嘘になりますが、的確な下処理とハーブ・ソースのおかげで思いの外美味しくいただけました。がっつりハマるという感じではないですが、今思い返すとちょっとまた食べたい気もするかもしれない。 最後にはコーヒー紅茶と一緒にデザートの盛り合わせ。 塩キャラメル風味のケーキにアイスクリームやフルーツが。鼻にツンと来るほどの本格カラメルソースが大人の雰囲気です。さらに、おしゃべりタイムのお菓子にミニフィナンシェとミニクッキーをいただき、大満足のコースとなりました。 ル・クールさんでの会食、もちろんお料理の美味しさや、今回挑戦した牛の腎臓のインパクトもさることながら、一番印象的だったのはスタッフさんたちの温かくきめ細やかな気配りがもたらす総合的な心地の良いお食事時間でした。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/05訪問
1回
ランチタイム12時からとのことでしたが、11時59分に到着したのにすでに満席。なぜ? 広いというわけではないけれども縦の段差も上手に使ってあり広く感じます。 店主が一人でお料理もサーブもとこまめに動いていらっしゃるのを見るとちょっと勉強になります。 10分ほどでお料理が到着。 キッシュとお惣菜の盛り合わせプレート 1日分のお野菜と言っても過言でない量のサラダは体に良さそうなホワイトビネガーベースのドレッシング、まわりに人参やキャベツ、ゴボウなど素材の美味しさを存分に活かした小料理があり、休日の優しい雰囲気の中でデトックスされていく感じがします。そしてこのキッシュ、うまみの濃いチーズたっぷりで、良い意味でグラタンとチーズケーキの中間点。口に入れるとサクサクパフパフするタルト生地も気持ちの良い歯応えです。 こちらがパテ ド カンパーニュとお惣菜の盛り合わせプレート こちらもたっぷりサラダで体を綺麗にしつつ、パテも見た目には脂が多そうですが、口に入れると脂っこさはなくしっかり肉感。ふりかけられている岩塩と生コショウが舌に乗るたびにちょうどいいアクセントになって最後の一口まで新鮮な気持ちで美味しく平らげることができました。 最後にデザート盛り合わせとコーヒーをいただきます。 ナッツしっかりガリガリの抹茶のビスコッティ、やや硬めかつしっとりまとまって仕上げられたジンジャーパウンドケーキ、岩塩と胡椒がパラリ散らされ体温でトロリとろける生チョコレートテリーヌ。横にはこれらに合うこだわりのコーヒーが。この写真を見るだけで雰囲気が伝わるのではないでしょうか。 西千葉第2のおしゃれエリアの一角に、身体に優しく上品なお料理をいただけるお店がありました。サラダ・お肉・コーヒー・スイーツ、全て高いレベルで纏まっていて、自分もそんな「暮らし」の一員になったような気がします。今度はワインの飲み方を教わりに来てみようかしら。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/05訪問
1回
浜野駅とおゆみ野駅の間くらい。穴場のお店がある雰囲気。 いわゆる古民家再生カフェで、隣にはそれを得意とするらしいハウスメーカーさんがショールームを出しています。モデルハウスを兼ねているのでしょうか、梁をきれいに出した趣のある内装です。 ランチのコースから、今回はそられの「そ」と「ら」と「やさい」と「ときどき」。「そ」「ら」ときたら「れ」じゃないんかい、というツッコミがどこからともなく聞こえてきそうですが。 まずは全コース共通のスムージーと前菜盛り合わせ。 ほうれん草とトマトりんごライムのスムージー、赤カブのボルシチ、ごぼうのムース、白菜の煮浸し、豚肉のパテ、きのこのソテー、かんぱち+泡の醤油、ゆず大根、じゃがいもコロッケにお豆腐。野菜を中心に肉と魚がバランス良く入っていて、満足感もありすっきり感もあり。ひとつひとつのお野菜の味がさまざまな料理法によって素晴らしく引き出され、小さいながら記憶に爪痕を残すお味です。 これもコースに共通の大根とさつまいものスープ。 お野菜はこうも美味しいのかと思える一皿。大根の甘さとさつまいもの甘さが性質の違いを主張しつつ重なり合って奥行きのあるコクを醸します。 そられの「そ」ビーフハンバーグステーキ。 柄が取り外せる大きめスキレットでの提供。厚みのあるお肉はややレアで柔らかく、そのままでも十分味わいがあるものをポン酢をちょいと付けていただきます。大人も子供も満足できるハンバーグ。 そられの「ら」真鯛のポワレ。 皮目カリカリ中身はしっとり、下にはたっぷりのグリルお野菜と紅芋のマッシュポテト。赤ワインソースは何も邪魔せずまるっと全てを包み込む。一緒にいただける焼き立て自家製パンが魚と同じくらい外はカリッと中はふわふわで美味しいのです。 そられの「やさい」ロールキャベツ。 こちらも見た目に豪華&ボリューミーな深型蓋付きフライパンでのご提供。たっぷりのお野菜とロールキャベツ2つがそれらの旨味を極力逃さないようにグツグツ煮込まれて。上にかかるベシャメルソースとチーズも小憎らしいほどのナイスサポート。ランチコースの中で一番お値段の安いコースながら、最も端的にこちらお店の良さが体現されているものと感じました。もちろんスープの一滴だって残すものかとお鍋の底まできれいきれい。 そられの「ときどき」ポークカツレツ。 分厚いトンカツは衣薄く脂少なめもパサつきは一切なし。ソースか塩でいただきます。これも美味しいけど野菜のほうが美味しいので困ってしまうのです。 最後にコース共通「デザートの宝石箱」。 浦島太郎の玉手箱のような器のふたを開けるとガトーショコラ・ぶどうのムース・苺のソルベがどどんと納まっています。中でもぶどうのムースが鮮やかな酸味があって美味しかったですねぇ。ガトーショコラがフルポーションで、割としっかりとしたボリュームあり。 やさいの中に含まれる水分というのはこんなに美味しいのかと感じ入ります。例えるならば無水カレーを食べた時に感じる甘み、旨み、驚き。しみじみ噛み締めながらお腹いっぱいになれました。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/solare_202201/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/02訪問
1回
コク深いパテと甘いそば粉パンが頭から離れない
2023/03訪問
1回
惚れて通える甘いもの
2022/10訪問
1回
ランチタイムは11時半と13時半の2部制、今回は11時半に予約しましたが、34分にお店に着いたら電話で確認が入った上に我々が最後でした。きっちり時間通りのオペレーションなので皆様お気をつけて。まことにスミマセンデシタ。 にぎやかなワインバー風の内装に、落ち着く木製のテーブル。 付け合せのサラダ 小皿にたっぷりのお野菜たちだけでなく、豆板醤を効かせたサンチュ味噌風味のマカロニがよいアクセントでした。この大きめトマトとベビーコーンと模様の入ったキュウリがこれぞサラダという感じでちょっとほっこりしますよね。 にんにくスープ こちらがかの有名なにんにくスープ。グツグツしながら到着です。ホロホロと煮崩れる程に煮込まれたにんにくと卵が中に仕込まれていますが、驚くほどにんにくの臭みはありません。卵は半熟で入っていて、スプーンで割ってかき混ぜるとトロリトロリにんにくと混じりあい、一口いただくと芳醇な旨味とともに元気が流れ込んでくるのがわかります。 カニクリームコロッケとハンバーグ サクサクとろりのコロッケと、肉の旨味をぎゅっと凝縮したハンバーグ。基本に忠実ながら仕上がりの丁寧さと味の濃さに隙がありません。 頬肉のシチュー 一口食べると舌と頬が溶けそうになります。ナイフなぞ要らず、スプーンですら切れる頬肉の柔らかさ。それでいて見ての通り一切煮崩れしていないというのも素晴らしい。これは家ではどうやっても作れないものです。 ステーキ 今回一番驚いたのがこのステーキ。お肉の表面に粗めのお塩と小粒のガーリックがびっしり。鉄板焼屋さんで締めにいただくガーリックライスの中に入っているガーリックチップを細かく砕いたものというのが一番近い表現でしょうか。歯の間に挟まるような食感は一切なく、とにかくカリカリになるように水分が抜かれて香ばしさと旨味だけを濃厚にお肉に加えてくれます。高校生であればこの脇にある脂身だけでご飯3杯イケルと思う。 何度も食べたくなる伝統のにんにくスープも、基本を超える基本のコロッケやハンバーグも、ひと工夫もふた工夫もある驚きのステーキも、さすがの一言でした。時間制のためちょっと急かされる感じもありましたが、逆に考えれば13時半までに絶対に会計まで済むわけですから、あとの予定を立てやすいというメリットになりますね。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/05訪問
1回
予約は電話かメールで。お値段4300円のランチコースを予約してみました。 まさに一軒家レストラン、隠れ家の雰囲気満点です。この時点で頑固オヤジではなくほんわかと優しい雰囲気の男性シェフであることに安心。 前菜の盛り合わせ(真鯖のあたま、茹でタコ、桜鯛の白子、おこぜのフリット、サバの身の炙り、ウリ坊のリエット、イサキのカルパッチョ、ノルウェーサーモン) お魚に自信があって、一つ一つ丁寧に作られていることがわかります。そしてやはりこの中で目を引くのが鯖の頭!! 食べるところは、あるのです。こういったフレンチで手を使ってバリバリ骨を解体して良いのかちょっと戸惑いましたが、そっと置かれたお手拭きの意味を汲み取り、全力で取り組みます。 猫またぎと言われるよう、一片の身も残さずに食べつくしましょう。頭周りの身って本当に美味しいですよねぇ。そして自分で手を使って解体して食べるのは、まるでショーに参加しているような楽しさを感じます。 続いてマトウダイのポワレ サフランソース お魚のフワッとした身も良かったですが、それ以上につけ合せのきのこ類に遊び心が。ヒラタケ、エリンギ、なめこ、しいたけ、生キクラゲ、えのき、舞茸と、それぞれちょびっとずつながらきのこ図鑑の如き勢揃い。こういった遊び心って食べる側にも楽しい気分が伝わります。 旭市もろかわさんが育てた牛肉でつくったローストビーフ 粒マスタードソース このローストビーフ、普通のものよりも厚みとボリュームがすごい。肉汁の滴りとともに、ガブリゾブリと”歯を使う”喜びを感じることができます。つけあわせのタケノコのフリットも素敵な春の歯応え。また、このコースでは前菜にフォカッチャ、鯛のポワレにベーコンパン、このローストビーフに竹炭パンがついてくるのですが、いずれも自家製・焼き立てで、料理に合うように計算されているようです。 デザートプレート ファーブルトンというブルターニュ地方の伝統的なお菓子とのこと。中にドライアプリコットの入った厚焼きクレープ。初めて食べるお菓子に心が踊ります。 こだわりの山口県萩市の魚介類、手で骨周りの身を刮げ食べること、ちょっとずつ色々キノコの食べ比べ、新鮮なお魚の身を厚切りボリュームでいただくこと、生肉の風味を残したローストビーフ、パンと料理の相性、フランスの伝統的なお菓子。ひとつのコースの中にこれだけの遊び心が詰め込まれ、楽しい気持ちで素敵なランチをいただくことができました。気づいていない仕込みがあるかもしれません。また今度遊びに行きますね。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/04訪問
1回
ちょうど子どもたちが小さい頃に日参していたセントラルスポーツクラブの裏にあたります。本当は運動+ランチのセットが健康に良いのですよねぇ。わかっては、いるのです。 店内はちょっとした会員制クラブのような雰囲気で、3人のかっこいいギャルソンさんたちがキビキビと動いています。 お昼のコースにオプションでそれぞれスープをつけるひと、デザートをつけるひと。 まずは共通の前菜である小エビのシャルロット仕立てオレンジとレモンあえ 彩り美しく、小エビとアボカドとりんごときゅうりをフルーティなマヨネーズで和えた歯ごたえも口触りも軽くいただけるサラダです。 続いて選べるメイン。「鮮魚のムニエル小玉葱とベーコン添えバルサミコと牛のジュ」 思いの外ドンとしたコチですよね。一匹まるごと、口がクワッとあいていて迫力満点。コチもイカも野趣あふれる一皿です。 その他のメインとして「若鶏のコンフィ 湯で野菜添え トラントトロワ風」、「豚ロースにチーズと大葉の香りを入れパン粉付け焼きマスタードソースと共に」 若鶏はオレンジソースでいただきます。豚ロースはボリューム満点。お野菜たっぷりも加わってヘルシーなお料理でした。 デザートもお美しいですね。このカラメルでお皿に絵を描いているシェフのお姿は鬼気迫るものなのか、逆に無心になっているのか、果たして。 金柑のタルト、アップルタルト、ショコラポー。調べてみたら、「ポー」とはフランス語で小壷のことらしいです。見た目の美しさもさることながら、金柑やカラメル、アップルのほろ苦さ、鼻に抜けるほどの濃厚なチョコなど、大人がしっかり満足できるスイーツがずらり。 一皿一皿テーブルに来るのが学研の教材並みに楽しみな(歳がばれる!)お昼のコース。お値段も嬉しいお得なコースだと思います。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/03訪問
1回
千葉駅西口、そごう千葉店から比較的近く車でのアプローチも良好なのにあまり混んでいないところ。 テラス席もおしゃれで、店内も入り口から1段下がる形で、洞窟の中のような落ち着く雰囲気です。 今回は様子見ということで、ガレットとフレンチトーストを一つずつ。 生ハムとぷりんセスエッグのガレット…シーザー仕立て 運ばれてきたとき、まるで宝石箱のようなきれいな見た目に思わず声が出ます。そば粉の香ばしい香りを伴い、葉物野菜とたっぷりの生ハムが適度な塩気と食べごたえを供し、クルミがコリコリと歯ざわり楽しく、トロトロの半熟卵が全体をまとめてボリュームも与えてくれます。サラダにお肉とパンを入れ込んだオープンサンドがお好きな方であれば大満足間違いなし。 ちなみにこのガレット、極旨コーンスープとデザート(コーヒー風味のパンナコッタ)とドリンク付き。一連のコースを戴いたような充実感を得られます。 ショコラベリーフレンチトースト 見てください、この豪華さ。このフレンチトーストの耳が最高なのです。カリっとフワっとに加えて卵液のしっとりとほんの少しのおこげ感。これは家で作ろうとしても作れないもの。フランスパンって耳を食べるものと聞いたことがありますが、これを戴いて納得しました。 ガレットとフレンチトースト、いずれもおやつとばかり思っていましたが、いい意味で思っていたものと違って、ボリューム的にもクオリティ的にも満足感としても一食を十分賄えるフランス料理なのだと理解しました。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/zizi_202202/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/02訪問
1回
スカイツリー併設ソラマチのエレベーター、外を見ながら30階まで上がるだけでも非日常。ちょっとコワイ。 大きな窓から見ると東京の大きさが改めて実感できますね。 まずは豚とバターのリエット。 ズワイガニのムースとオマール海老のコンソメジュレキャビア添え 濃厚なエビの旨味が冷たいジュレとムースでつるり。ちょっと辛味を残したオニオンも良いアクセントです。 続いて選べる前菜から地鶏のテリーヌトリュフ風味とカツオのカルパッチョふきのとうソース 地鶏のテリーヌは脂多めに見えますが比較的さらり。カルパッチョはふきのとうのほろ苦さと春の香りでこれまたさっぱりとした春のカツオをいただけます。寿命が伸びる〜。 お魚のポワレ。 ふわりとしたお魚とカリカリに焼いた牛蒡にエビのソースが合いますね。 選べるメインから、珍しいところで鹿肉のロースト 臭みの一歩手前、ジビエの力強さと感じられる食感と味わい。ひと噛みひと噛み元気になります。 間違いのないところでフィレ肉のポワレ エシャレットソース 脂に頼らないお肉の柔らかさと美味しさ。 デザートはチョコレートのテリーヌとベイクドチーズケーキ 30階からの素晴らしい眺望という特別な状況の中で、気持ちの良いお祝いができました。周りを見ると小さな子どもも多く、広いスペースなので音も気にならず、これだけの間違いのないお料理がいただけるということで、幅広い年齢層の会合にはぴったりなお店と思いました。 ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。
2022/03訪問
1回
通称裏千葉エリア。周辺ではお得なパーキングとして知られる5藤パーキングの目の前にあります。 小さな個室一部屋とオープンスペースのお席といった構成。今はコロナ対策で席数を減らしているのでしょうか。 まずは先付け、旬のホタルイカ。 丁寧に仕込まれて引っかかりのない、ただ冬の海の奥深さを表すような味わい。惜しむらくは一瞬で消えること。 生ハムほたてのサラダ仕立て。 ほたての火の入れ方は絶妙の一言。ここにこだわり農園からのベピーリーフと紅菜苔(こうさいたい)。紅菜苔は菜の花の仲間らしいのですが、甘みが強くスティックセニョール的な歯応えが楽しい初めていただくお野菜でした。ドレッシングの風味は梅を使っているのでしょうか、爽やかフルーティーなもの。コースの序章として気持ちを盛り上げてくれます。 真鯛のムニエル ハーブバターソース 真鯛の白身の部分と皮ぎしを切り分けて別ブロックのムニエルに。鱗と皮と皮ぎしの身をカリッとサクッと仕上げたブロックは塩があれば十分かもしれないと思えるほど。さらに、ふっくらとした白身のブロックを付け合わせのガーリックバターでいただくと、素敵な刺激に舌が脳が目覚めます。こちらの上に乗っているのは赤軸ほうれんそうなるもの、長く伸びた根はエグみのない高麗人参のようでお腹の底から元気が出るようです。 豚肉とフォアグラ パイ包み焼き 赤ちゃんの拳大のパイの中には豚のお肉と軟骨をしっとり煮込んだものが濃厚なフォアグラの香りに包まれてドドンと入っています。コリコリとした軟骨の歯応えも楽しく、メインを張るに十分な存在感とボリュームです。付け合わせのお野菜には菜花、ブランド人参「優馬」といった小さな春を感じるお野菜たちが並びます。 舞茸のリゾット 今回一番感動したもの。完璧なアルデンテに仕上げたお米、ポクポクと小気味好い歯応えを残した舞茸、アクセントの胡麻、上にかかるパン粉・オニオンフライ・パルミジャーノ、全てをまとめて包み込むベシャメルソース!!きのこのリゾットとして想像する最上級かと。お米の一粒一粒味わって食べたいのに、全部まとめて口に入れた時の食材の競演も捨てがたい。一ヶ月に一度食べたら寿命が伸びる気がします。 デザートは抹茶ムースとグラス桜の葉 ふわりとした桜の香りのアイスクリームとお濃茶のムース、合わないわけがありません。柔らかムース&アイスにラズベリーとナッツがアクセント。春を寿(ことほ)ぐお茶会の風情でコースを締めてくれました。 一つ一つのお料理の完成度もさることながら、映画を見ているようなストーリー性のあるメニュー構成、新しいお野菜との邂逅、旬のものを戴く趣き、頭蓋骨が喜ぶ歯ごたえなど、様々な方向から楽しめるランチコースでした。始め無愛想に見えたシェフが徐々に打ち解けてくれて嬉しかったのも演出のひとつ? ごちそうさまでした。 お店の詳細やメニュー、その他おすすめ情報などを https://sustainablehappiness.net/ こちらのブログ記事に載せておりますのでご覧いただければ幸いです。