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2021/12訪問
1回
特しょうゆ(細麺)(大盛り) 鷺沼駅前に広がる、長閑な雰囲気の生活エリアの中に出てくるラーメン屋さん。駅前からすぐやのに少しゆったりとした雰囲気なのが素敵すぎるし、その雰囲気に上手く溶け込んでる飾らない店構えがまたたまらん。 特しょうゆは、すごく丁寧に作ってくれるのがしっかり伝わる手の込んだ生姜醤油ラーメン。優しい舌触りの一口目から始まるけど、最後には力強く生姜醤油らしいコクがキレる絶妙なスープ。上品さも兼ね備えてて唸る。そしてそこに合わせるのは、スープの方向性を決して乱さない優しいストレート細麺。定番の素朴なスタイルなんやけど、でもただただ唸ってしまう美味しさ。 後は全体の纏まりを一層強固にしていくような定番のトッピングたち。その中でも際立ってたのは見るからにレトロなスタイルのチャーシュー。焼豚という表現の方が適切な程にはしっかりと、でも素朴にも留まれるような絶妙な下味を付けられてて、このチャーシューの一つ一つも鉢全体のレトロさを加速させてるんやなあと実感した。 総じて何よりも、切り盛りされてるご夫婦の人柄が凄く伝わってくる一杯やった。店内の雰囲気にも優しくノスタルジックな空気が漂ってるし、まさに食べたあとに心が暖まるような優しさで包んでくれる。それでいてラーメン自体は、めちゃくちゃレベルの高い丁寧な美味しさを誇ってるんやからもはや言うことない。名店でした。
2023/07訪問
1回
小ラーメン 豚2枚 元住吉駅から大通り沿いに歩いて行った先に辿り着くラーメン屋さん。思ってる以上に駅からは歩くし、屋号も出てないのに店内の照明も薄暗いから、夜やと営業してるか不安になるほどw ラーメンは、二郎インスパイアの中でもめちゃめちゃ量が多くて、出てきたときのインパクトはかなりのもの。ただ、ラーメンとしての実力はめちゃくちゃ高くて驚く。まず幅広のぴろぴろ麺が、二郎インスパイアとは思えないほどにツルツルな表面で滑らかな口当たり。軽いモチモチ感もあって、麺としてまずかなり美味しい。 そこに合わさるスープは、二郎インスパイアらしい豚ガラスープなんやけど、決して濃いわけじゃないのに破壊力抜群の極上の罪深さ。麺ともしっかり合わさって、このスープも唸るような美味しさやった。 そして豚肉もめちゃくちゃデカいし、まじでトロトロ。赤身肉も含めて、食べた瞬間に崩れていくような柔らかさ。この豚肉自体も美味しいけど、何よりこの罪深いスープとのマッチングが流石やった。 そして食べ進めていくうえで、このトロトロ豚肉とか背脂とかがどんどんスープと一体化して、沼と化していく様まで含めて圧巻。 店内は常に静寂に包まれてて、緊張感が漂う空間になってることも相まって、これぞ二郎インスパイアというのをまざまざと感じられるお店でした。名店です。
2023/01訪問
1回
カツカレー+野菜 東急青葉台駅から少し歩いた住宅街エリアに出てくるカレー屋さん。青葉台駅は、意外になかなか栄えていてびっくり。店内は凄くほっこりした感じで喫茶店かのような温かみがある。 カレー自体はスタンダードな欧風カレーという感じなんやけどめちゃくちゃ美味しかったなあ。親しみあるテイストで凄く食べやすいのに、なんだか奥深さというかクオリティの高さが伝わってくる感じ。後は何よりもトッピングたちがレベル高い。特に野菜の美味しさは圧巻。軽く素揚げされたあとにカレーと一緒に煮てくれる野菜たちは、シャキシャキとしてて素材の美味しさが抜群。しっかりとカレーの美味しさを引き上げてくれる感じ。カツも、トッピングにちょうど良いサイズ感やし、ここもこのカレーとの相性は抜群。ボリュームも出るしたまらなすぎる。 親しみやすいおばちゃんが切り盛りしてる感じで、地元に愛されてる感じがめちゃくちゃよく分かる。最高の普段使いのお店といった感じ。目の前でトッピングを調理してくれるのも手作り感があってたまらん。大好きでした。
2022/12訪問
1回
味玉つけめん 中濃スープ (大盛) 横浜駅からもほど近い白楽駅に位置するラーメン屋さん。シャビィでノスタルジックながらも活気のある素敵な商店街を抜けた住宅街に出てくる。 つけ麺は、基本に忠実な往年の平成名店スタイル。麺は、これぞ王道つけ麺と言ったようなしっかりとした中太麺。モチモチの食感とか小麦らしい香りとか、ツボはきっちりと押さえられてる。これに相対するつけ汁は、これも王道な魚介豚骨スープ。粘度はそんなに高くなくて、むしろシャバシャバした感じやのに、魚介豚骨らしいしっかりとした濃厚な旨味と塩味が凝縮されてるのが印象的。スープが軽いから、ついついどんどん食べれてしまう一杯。 あと店内全席を一気に1ロットで仕上げる力技のスタイルは圧巻。総入れ替えは、ある意味分かりやすくて気持ちの良いオペレーションでした。
2023/02訪問
1回
スリランカ風マトンカリー(大盛り) 和風キーマカリー 栗のプリン いやー美味しかったなあ。本当に圧巻のクオリティで唸るほどの満足度やった。 鎌倉の小町通りを進んだオシャレな一角に出てくるカレー屋さん。少し無機質でクールな階段を登った先に出てくるのは、やっぱりクールな店構え。ただ一度店内に入ると、アンティークな雰囲気の家具や食器たちが佇んでて趣が深い。この時点で素敵な"オクシモロン"が感じられる。 そしてカレーの美味しさは抜群。スリランカ風マトンカリーは、思ってたよりもスープ感が強い感じ。ただしっかりとコク深いカレーでめちゃくちゃ美味しい。そして何よりゴロゴロとした具材の魅力が光ってる。たっぷり入ったマトンの癖ある食感はさることながら、シャキシャキのピーマンの苦味と煮込まれた大根の甘みに腰抜ける。おでん大根を入れてるのかと思うほど味が染み込んだ大根で、そして不思議なまでにカレーとよくマッチする。少し固めに炊かれた麦飯が、スープ感あるカレーと合わさった時のピースのハマり具合には脱帽。 和風キーマカリーは、コクがありつつも全体的に優しい味わい。ネギの新鮮なシャキシャキ感がとにかく際立ってこれもほんとに美味しかったなあ。 ピクルスも独特のスパイス感あって美味しい。栗のプリンも、しっかり栗が香る絶妙な味わい。ねっとりとした濃厚な食感がたまらない。 まさに地に足ついた個性。ほんとに料理が上手なんやろうなと感じる。あとは店内の雰囲気とマッチした食事なのも印象を上げてるポイントなのかも。とにもかくにも名店でした。