「カレー」「日曜営業」で検索しました。
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2021/12訪問
1回
あいがけ(チキン(辛口) × 出汁キーマ(マイルド)) + 低温調理ポークソテー いやー美味かったなあ。さすが大阪の有名店のスパイスカレーは別格やなあと改めて再認識させられた一杯。 古くて伝統的な神社仏閣が四方八方に位置する四天王寺前夕陽ヶ丘の駅からほど近くにあるカレー屋さん。スパイスカレーらしくクセある仏の置物とかも多いけど、全体的にカジュアルで親しみやすいオシャレさのある店内。 カレーは、チキンも出汁キーマも全く違う方向性ながらどっちもめちゃくちゃレベル高い。チキンは、しっかりコクあり深みありて感じの定番スパイスカレー。ただ味のレベルはめちゃくちゃ高い。チキンもゴロゴロ入ってるし、満足度高すぎてこれだけでも良いかと思えてしまうほど。ただ出汁キーマも全く負けてない。本当に柔らかいテイストの和風出汁がめちゃくちゃ効いてて全面に出てくる感じ。そこに追加するしっかり味のキーマ。和風出汁と合わさってもう手がつけられないくらいの美味しさ。 例によって、スパイスカレーらしく、酸味のあるピクルスとか辛いスパイスパウダーとか甘いパイナップルとか、トッピングの味が味覚全方向に発散してるのもたまらん。それらを包み込むスパイスカレーの存在の偉大さを知るし、なにより混ぜたときの新しいアクセントの美味しさに驚かされる。 ポークソテーは、甘めの照り焼き的な味付けされた厚切り一枚肉がどーんと乗ってる感じ。とにかく厚切りやし大きいから、これだけでお腹いっぱいになるレベル。単体で食べても美味しいし、カレーと一緒に食べても照り焼きの甘さがまたアクセントとなって、複雑なスパイスの味わいをより高める感じ。 ボリュームも多いし、流石の美味しさやし、本当に非の打ち所がない名店でした。
2021/05訪問
1回
二種盛り(ラムキーマカレー × ポークビンダルー) まじで衝撃を受けた一皿。あまりの美味さとあまりの完成度に腰抜かしたレベル。まじで今までの人生でのカレーで一番美味かったと思えたレベル。 オシャレでカジュアルなカフェのような店構えと店内にまず心踊る感じがある。そして出てきたカレーはこの店構えとすごくマッチするようなオシャレカレー。ただこれを一口食べたあとには、え?まじで?てなるレベル。 ラムキーマカレーは、ラムの臭みあふれる感じなところに、絶妙なスパイスが包み込んでくれる感じ。やっぱラム×スパイスは合うよね。お肉もゴロゴロ入ってて贅沢感あるキーマカレー。 ポークビンダルーは唯一無二の独特の味付けでこれも一気に心を捕まれた。少し酸味のある中にスパイス香る独特のカレー。しかも日本人に合わせ少しテイストをチューニングしてくれてる感じで、それがまた最上級にセンス良いんやろうなと感じた。 タイプの違う二つの最高峰と出会えるカレー。そんな二つを束ねるのは中心に輝くサフラン?ライス。ご飯だけ食べても十分に楽しめるレベルの高さ。この二種盛りはさすがの一言につきる。名店です。
2020/04訪問
1回
三角関係(大盛) ※野村さんちのチキンカリー ※追い鰹出汁牛油かすキーマ ※イカ肝とゲソのカリー いやーまじで美味かったなあ。ほんまに度肝を抜かれたカレー。しっかりと美味しいスパイスカレーなんやけど、そこに遊び心みたいなの加えられてて自由自在にアレンジされてる感じ。そのフリースタイルがあまりにレベル高すぎて、もはやホレボレしちゃうほど。 追い鰹出汁牛油かすキーマは、めちゃくちゃ和風でしっとりとしたカレー。イカ肝とゲソのカリーは、シーフードらしい旨味がたっぷり。どれも美味い具合にスパイスカレーという軸足を残したまま、これでもかというぐらいに個性がある。まじで素敵なカレーたちで、これは通いつめたいなあと感じるほど。 オシャレながら、独特のこだわりが感じられる店内の居心地もすごく良いし、まさに旨味の暴力という言葉に相応しい美味しさの名店でした。
2021/02訪問
1回
くぐつ草カレー いや、正直腰抜けるぐらい美味かった。びっくりした。 店内は超絶レトロ感溢れる感じ。吉祥寺の商店街でも独特の趣を醸し出してる入口から階段を降りていくともうレトロ。歩くごとに軋む床の雰囲気がもうたまらんし、洞窟のようでありつつでも暖かみのある店内で、異世界に来たような独特な感覚。木と皮のメニューも趣深いし、何よりも店内の雰囲気に最高にマッチしてる。 そして出てくるくぐつ草カレーはもう絶品。まずたくさんのスパイスがふんだんに使われたルウがめちゃくちゃ濃厚。じっとりと辛いんやけど、でもその奥にはじっくり炒められた玉ねぎの甘さが控えてて、これがまたスパイシーさをかきたてるし、味の深みを作り出してる。ルウのなかにゴロゴロ転がるビーフも贅沢な量やし味も絶品。そしてご飯に散りばめられた甘いレーズンもアクセントとしたたまらん。口の中で弾けるようなスパイスが出てくるなかで、このレーズンに出くわすと、これも一つのスパイスじゃないかという錯覚すら起こす。本当にトータルの完成度めちゃくちゃ高い。カレーが美味しすぎて、まじでご飯が全然足らんレベルやった(幸せな悩み)。 店内の雰囲気もあいまって、かなり特別なカレーとなってしまった。正直、欧風カレーでこれに勝てるのかとすら思える一杯。さすがに名店でした。
2021/01訪問
1回
オムライス&エビフライセット 特上ビフカツ コテコテでシャビィな店構えがたまらん。まさに浪速の味として心斎橋の発展を見届けてきたんやろうなという長年の伝統を感じるレトロさ。ただ店内は内装が小綺麗に整えられてて一切の古さを感じさせない感じ。 オムライスはすごくシンプルなんやけど、やっぱり美味しい。チキンライスを優しい卵で巻いただけの定番オムライスだからこその地に足ついた安心できる美味しさて感じ。ソースは、野菜の甘味を感じるあのタイプのソースがかかってる。 エビフライは一度身を開いてからフライにするスタイル。でも食感もプリプリで食べ応えもあって美味しかった。タルタルソースを絡めて食べるエビフライのTHE洋食感がたまらん一品。 そして特上ビフカツはたまげたなあ〜。一口食べた瞬間に、あまりの衝撃で時が止まってしまうかと思ったほど。キメの細かい上品な衣に包まれた牛肉の柔らかさが別格。柔らかいなんて言葉で表現できるレベルではないほどの驚き。そして噛むたびに溢れ出る牛肉の旨味。これこそまさにホンモノやなと唸るしかないレベルの美味しさでした。 こういう店こそ永遠に残り続けてほしいなあと心から実感できる名店でした。
2021/09訪問
1回
欲張りデッカオスペシャル(牛すじ×サバとトマト) いやー美味しかったなあ。正直、予想をはるかに超えてくる美味しさで腰が抜けた。 心斎橋のど真ん中に出てくるスリランカカレー屋さん。小さい雑居ビルの二階にある、いかにも大阪のスパイスカレー屋さんという立地。 ただカレーの美味しさが尋常じゃない。まずベースのチキンカレーがめちゃくちゃ美味しい。これ一本で十分すぎるほどに戦える美味しさ。そして牛すじはシンプルやけど、サバとトマトはかなり変わった味わいやったりするし個性がすごい。最後には混ぜて食べるのがお勧めとのことやけど、それぞれのカレーだけで食べてもめちゃくちゃ美味しいからこそ、混ぜるのがもったいなく感じるほど。ただ実際に混ぜてみると、もはやもう言葉を失うほどのハーモニー。それぞれ個性を発揮してたカレーやオカズたちが重なり合うことで驚くほどの旋律を奏でる感じ。まじで感動するレベル。ただやっぱり食べ進めると、牛すじの甘みに出くわしたり、サバの旨味に出会したり、元の個性とも出会うからびっくり。ほんとにイリュージョンのような美味しさ。 そして店主の想いが伝わってくる海外旅のエピソードが素敵でほっこり。スリランカのママに教えてもらった日本風のスリランカカレーていうのがもうたまらん。ほんとに好感感じるし、そして何より実際にめちゃくちゃ美味しいというのが素敵すぎる。満足度のめちゃくちゃ高い名店でした。
2021/08訪問
1回
チキンカレー+ミニキーマ 松屋町のレトロに古びたレンガ積みの階段を登った先にたどり着く小洒落た創作カレー屋さん。店内はこれまたシャンとした感じの小綺麗な雰囲気。素敵な空間。松屋町という雰囲気も相まってたまらん。 チキンカレーは、スパイス華やぐ感じで流石は大阪のスパイスカレーといったところ。でもどこか和風の出汁の優しさもある独特のテイストが素敵。茄子が入ってたりとか、具材も和風な感じがまた絶妙に美味しいし、ゴロッとしたジューシーなチキンもカレー全体の彩りの一つとして良い活躍してる。シャバシャバカレーと鶏肉の柔からな食感が合うんよなあ! そしてキーマも粗めフワフワの鶏ミンチがスパイスとよく絡んでて素敵。こんなカレーたちに囲まれてターメリックライスもさぞかし幸せといった感じ。 和風に仕上げてるからか、そんなに辛い訳ではないのに汗が吹き出して止まらないのは、やっぱり豊富なスパイスの影響なのかなあと感じました。
2021/05訪問
1回
玉子入りムルギーカリー いやー美味しかったなあ。神泉にある、昔ながらその土地に根を張ってやってきたんやろうなあという歴史を感じる店構え。でも古くさくはなくて、むしろ居心地の良い感じ。 メニューは基本、ムルギーカリーの一本勝負。カレーのルウは全体的に黒っぽくて濃い感じ。お肉がだいぶ溶け込んでるような食感で、色んな味が重なりあったコクがすごい。突き刺すような辛さではないんやけど、しっかり辛くてじっとり汗かいちゃう感じ。割とスパイス感も感じるし、一口食べた瞬間に味の奥深さに心捕まれる感じ。 山型に盛り付けられた固め炊き上げのご飯も印象的。たぶん今後たまに無性に食べたくなる系の名店。
2020/11訪問
1回
豚肉汁うどん 豚肉汁カレーうどん 全く違う豚肉汁うどんと豚肉汁カレーうどん。どっちもちゃんとしっかり美味い。うどんは、THE讃岐うどんていう感じではないけど、全体的に角ばった感じで食感もしっかりした感じのうどん。 豚肉汁うどんは、関西風の出汁という優しい感じのうどん。柚子が香りつつ爽やかな感じの塩スープと言ったイメージ。魚介の出汁がしっかり染み渡るなかで、スパイスも感じられるバランス抜群な素敵な味。優しさが溢れる感じ。 一方、その出汁をベースにしたという豚肉汁カレーうどんもこれまたレベルが高い。出汁の優しさがありつつも、スパイス感溢れる濃厚なカレーは、カレーうどんとして最上のバランス。うどんともよくマッチしてる。 そして両うどんとも豚肉がしっかり乗ってて、鉢全体の美味さを底上げしてる感じ。特にカレーうどんは、カレーの濃厚さと相まって相乗効果がすごい。 しかもカレーうどんには、無料で生卵を何個でも割って良いらしい。 マスターの人柄もあってすごく気持ちの良いお店。これぞ西荻窪て感じの名店です。
2020/06訪問
1回
リッチなカツカレー これは美味かった。シャバシャバな感じの見た目やのに、全く想像付かんぐらいルーが濃厚な味わい。後味のコクとかもしっかりあって、一瞬戸惑うレベル。 カツ自体は薄めでサクッとサッパリとした仕上がり。でもカツ自体は脂身まで甘くて美味しいレベルの高いカツ。カツ自体も美味しいけど、カツカレーとして合うように最適化されてる感じすらある。カレーのルーがシャバシャバやのに濃厚やから、ソースをかけて食べたかのような後味がある。 ここにルーの中に大量に投入された具材たち。カレーはやっぱニンジンとか野菜と一緒に食べたい。さらにまたポーク的なお肉まで大量に入ってるからもはや困る。 ただ何よりも店内の雰囲気が素敵。ずーっと昔の町田からある地域のお店って感じで、もはや東京ではない。2代目的な大将と店員の女の人がずっと喋ってるのもなんか暖かくて良いなって感じ。地元客とのやりとりも優しみを感じて好き。町が変わっても変わらない地元感ってこういうことなんやろうなとしみじみ。そんな名店。
2020/02訪問
1回
スペシャルフレンチカレー これはバチバチ旨い。ただバチバチ旨いというよりバチバチの本格派。 とろ肉は、ただとろとろとろなだけじゃない。しっかり煮込まれてる?からか表面は硬くゴツゴツ感すらある。でも中はとろとろ。これはあれか!?外を硬くして、旨味を閉じ込めるとかいう技法か!? 野菜もゴロゴロ。多種多様な野菜が乗ってて、野菜だけで食べても十分旨い。皿上が豪華すぎて、若干ひよるレベルですらある。 そして肝心のカレーはしっかり旨い。フォンドボー使ってるらしい(小並感)。コクがしっかりある系のカレー。でもシンプルにカレーと一言でおさめていいのか議論あるレベル。フレンチの別物感すらある。 テーブル状にスパイス置かれてて使える。 カレーのスパイシーさにマリアージュする白ワインを提案してくれるのも心掴まれる。最高。この白ワインが、本当にカレーとマッチしてるのかとか判断するほどの舌は持ってないものの、すごいシェフがマッチしてるとか言うのならマッチしてるのだろう(小並感)。 そしてなによりも店がオシャレやし、気遣いの行き届いたレイアウトて感じする。名店。センスフル。
2019/07訪問
1回
牛すじ煮込み野菜カレー 五反田駅西口から出て大きく跨る歩道橋を出てすぐのところに位置するカレー屋さん。一見するとどこにでもありそうな定番のカレー屋といった感じの店構え。 定番メニューの牛すじ煮込み野菜カレーは、ホントに鉄板の上でグツグツした状態で出てくる。そして一口食べると、玉ねぎの甘みと牛すじの旨味が詰まったような濃厚なコクがたまらん。ポップではあるものの、まさにしっかり煮込まれて色んな旨味がぎっしり詰まった欧風カレーといった感じ。後は野菜自体もめちゃくちゃ美味しかったなあ。鉄板焼きの野菜のごとく火加減も超絶妙で、野菜自体の甘みとか旨みとかが超感じられる。もちろんカレーとの相性も抜群で、相乗効果で両者の美味しさが倍増していく。 提供スピードも圧倒的に早いし、ポップに楽しむカレーライスとしては最高峰やんなあと感じてしまいました。あとはライスが別皿で、スプーンの上で混ぜ合わせながら食べるこの感じも、カレーの美味しさを加速させててたまらん。
2023/03訪問
1回
特選ビーフカレー お得セット いや〜美味しかったなあ。もう貫禄の美味しさやった。 まず塚口さんさんタウンのシャビィな雰囲気がたまらなすぎる。そしてそのどれもが地肩の強い優良店が揃ってるのがこれまた凄い。その中でも一際レトロでシックな店構えで存在感を放ってるし、一度店に入ればそこはまたアンティークの並ぶ素敵な空間でたまらん。 特選ビーフカレーは、もうホントに高級感溢れる一品。トマトのようなフレッシュな酸味が来たかと思えば、スパイス独特の香りも漂ってきたりと、味が多層に重なりあった超本格的なカレールウ。そしてそこに、あまりにも柔らかくて口に入れた瞬間ホロリと崩れるようなゴロッとビーフ。贅沢してる感が強く伝わる一皿。そしてドレッシングが印象的なサラダも、少し杏仁豆腐感すら漂うババロアも美味しかった。 オペレーションもテキパキしてて、めちゃくちゃスムーズで素敵。まじで塚口さんさんタウンは、今後も残し続けていくべき、地域の宝やなあと実感しました。非の打ち所のない至極の名店です。
2022/12訪問
1回
カツカレー+野菜 東急青葉台駅から少し歩いた住宅街エリアに出てくるカレー屋さん。青葉台駅は、意外になかなか栄えていてびっくり。店内は凄くほっこりした感じで喫茶店かのような温かみがある。 カレー自体はスタンダードな欧風カレーという感じなんやけどめちゃくちゃ美味しかったなあ。親しみあるテイストで凄く食べやすいのに、なんだか奥深さというかクオリティの高さが伝わってくる感じ。後は何よりもトッピングたちがレベル高い。特に野菜の美味しさは圧巻。軽く素揚げされたあとにカレーと一緒に煮てくれる野菜たちは、シャキシャキとしてて素材の美味しさが抜群。しっかりとカレーの美味しさを引き上げてくれる感じ。カツも、トッピングにちょうど良いサイズ感やし、ここもこのカレーとの相性は抜群。ボリュームも出るしたまらなすぎる。 親しみやすいおばちゃんが切り盛りしてる感じで、地元に愛されてる感じがめちゃくちゃよく分かる。最高の普段使いのお店といった感じ。目の前でトッピングを調理してくれるのも手作り感があってたまらん。大好きでした。
2022/12訪問
1回
盛り合わせカリーA(牛すじカリー+インドポークカリー) いかにもシャビィな店構えをしたカレー屋さん。シャビィというか奇抜な感じすら漂ってる雰囲気からは、一方で神田のカレー屋さんらしい歴史を感じてしまう。そして店内はよりもっと奇抜な感じで、カレー屋さんとしてはたまらん笑 牛すじカリーはかなり濃厚なカレー。煮詰められたような粘度の高い黒カレーに、牛すじがふんだんに溶け込んてる感じ。牛すじ自体の甘さとかも感じられるぐらいのゴロゴロ感もあり美味しかった。 一方でインドポークカリーは、シャバシャバ系のカレーでかなり刺激的。針で刺されるかのような尖った辛さが特徴的やった。このインドカレーは、カレー自体の美味しさもさることながら、何よりもトッピングとの相性が抜群すぎる。トロトロに煮込まれた豚角煮に、素揚げされたようなニンジンやナスの野菜たち。素材を活かしたスパイシーさで唸った。 そういう意味では、タイプの違う二種類のカレーながら、どちらもかなりハイレベルで美味しかった。 入口で、番頭のおばちゃんにメニュー伝えてお金払ってから、席にありつける感じも趣深くて素敵でした。
2022/03訪問
1回
B set (マトン、バターチキン) まず店内の雰囲気が素敵すぎる。アンティークの小物とかの雰囲気が統一感あってとにかくオシャレ。もはや優雅なカフェかのような居心地の良い空間。これが夜になるとアラビアンな電灯が灯ってめちゃくいゃ素敵な雰囲気やし、またガラリと異なった雰囲気がたまらん。 肝心のカレーはしっかりスパイスが効いてて美味しいんやけど、どこか日本人にも合わせてくれたようなバランス感。バターチキンはその名前の通り、バターの豊かな甘さが前面に出てくる感じ。チキンのプリッとした旨味との相性はさすがに抜群。マトンはよりスパイスが全面に出たカレー感の強いルウ。個人的にはこの独特の癖が美味しかってんけど、これもスパイスの美味しさが残りつつ、全体的にはやっぱひ日本人用に纏めてくれてる感じある。 そしてどこか全体的に甘さも漂うような焼き立てナンも美味しい。ただ個人的には、これとターメリックライスを合わせたときも絶対美味しいんやろうなあと心惹かれてしまった。 サラダのドレッシングにも独自のスパイスが使われてて、細かなこだわりを感じるとともに美味しさに唸ってしまった。外国人の店員さんの愛想もサービスも素敵やし、居心地の良い名店。
2021/08訪問
1回
ロースカツカレー 蔦が生い茂って良い意味でのごちゃごちゃ感ある外観とは対象的に、店内の雰囲気はシンプルで統一感がある感じ。庶民的で素朴な感じが素敵。 そしてカレーはバチバチに美味しかった。見た目にも美しい黒めの濃厚カレーは、ある意味で見た目通りの美味しさがある感じ。一度味わってみると、たしかにカレーなんやけど、それを上回るような味わいとコクがさらに覆いかぶさってくる。もはやソースも混ざってるかのような感覚になるほど、しっかりとした味わいがあって素敵。 ロースカツ自体はよくあるような定番の薄めのロースカツではあるものの、カツカレーにはもはやこんな雰囲気のカツが一番やなあと実感するようなテイスト。やっぱりカレーが濃厚なだけに、こういうロースカツと相まってガッツリ感を加速させるのはめちゃくちゃ良かった。 普通盛りやとペロリと食べれてしまうし、これやったら大盛りでも全然行けたなあと後悔してしまうレベルには美味しい。是非また行っていろんなカレーを食べてみたいなあとと思えた。有機野菜で作った自家製福神漬けも素敵。
2021/08訪問
1回
特上ロースかつ定食 流石の美味しさのロースかつ。券売機スタイルが新鮮。 特上ロースかつは、なかなかにしっかり系のド厚切り。ただ一度噛んだときのしっとりと柔らかい食感に腰抜けちゃう。この厚みということは、食べるのもしんどいのかなあと思ってたけど、本当にふんわりと柔らかいから、軽く食べれてしまう。若干のピンク色を残した赤身部分は上品さがすごいのに、脂身部分は粗野に暴れた感じがまた美味しい。このバランスも絶妙。上品な肉の美味さが詰まってるから、もはや塩ですら濃いと思うほど。 優しい塩味が溶け込むアンデス岩塩と、パリッと角の立ったアメリカ塩はどっちも良いけど、このアンデス岩塩の"柔"の感じが好きやなあ。そしてここにユニークさの際立つパキスタンの硫黄臭い塩があるのが絶妙。やっぱ独特の臭みが美味しいし、ワンポイントとしての確かな実力を感じる。 味噌汁は、個体差かもやけど玉ねぎがふんだんに入ってて、玉ねぎ主体の風味に仕上がってる。味噌が意外にも濃厚なんやけど、やっぱりこの野菜の風味で軽い仕上がりになってる。 きつね色にカラッと揚がったパン粉もサクサクで、レベルの高いとんかつを味わえる名店。
2021/04訪問
1回
トリプルカレー ※ほうれん草とナッツのイカ墨牛豚キーマ 林檎とオレンジのディップがけ ※長いもとオリーブの白い鶏キーマ しらすとハラペーニョのサルサ添え ※厚揚げとさつまいもの味噌仕立て野菜カレー 鉄道車内の様なレイアウトの店内。信号機とか鉄道に関連するものも置かれてて遊び心も伝わってくる感じ。 カレーは基本的に月替わりのカレーたちから何種類選ぶかというスタイル。4種の月替わりから全種類選ぶこともできるのは嬉しい。ちなみに玄米かターメリックライスかも選べる。さらにルゥポットのスープカレーも着いて来るという豪華感。 カレーはどれも独特の工夫が凝らされてて美味しい。もちろんスパイス感もあるんやけど、それ以上にポップさが全面に出た感じで食べやすいのが特徴的。辛さも控えめぐらいなんやけど、林檎とオレンジのディップとかのほのかな酸味とか味噌仕立ての甘味とかいろんな味がぐるぐる巡る感じ。 でもとにかくポップやねんなあ。 ルゥポットのカレーは、出汁スープ的な感じやからシャバシャバにして味わう感じの感覚。 カレーがしっかり量あるから、ライス大にした方がよりたっぷり味わえてオススメかも。
2021/02訪問
1回
スリランカ風マトンカリー(大盛り) 和風キーマカリー 栗のプリン いやー美味しかったなあ。本当に圧巻のクオリティで唸るほどの満足度やった。 鎌倉の小町通りを進んだオシャレな一角に出てくるカレー屋さん。少し無機質でクールな階段を登った先に出てくるのは、やっぱりクールな店構え。ただ一度店内に入ると、アンティークな雰囲気の家具や食器たちが佇んでて趣が深い。この時点で素敵な"オクシモロン"が感じられる。 そしてカレーの美味しさは抜群。スリランカ風マトンカリーは、思ってたよりもスープ感が強い感じ。ただしっかりとコク深いカレーでめちゃくちゃ美味しい。そして何よりゴロゴロとした具材の魅力が光ってる。たっぷり入ったマトンの癖ある食感はさることながら、シャキシャキのピーマンの苦味と煮込まれた大根の甘みに腰抜ける。おでん大根を入れてるのかと思うほど味が染み込んだ大根で、そして不思議なまでにカレーとよくマッチする。少し固めに炊かれた麦飯が、スープ感あるカレーと合わさった時のピースのハマり具合には脱帽。 和風キーマカリーは、コクがありつつも全体的に優しい味わい。ネギの新鮮なシャキシャキ感がとにかく際立ってこれもほんとに美味しかったなあ。 ピクルスも独特のスパイス感あって美味しい。栗のプリンも、しっかり栗が香る絶妙な味わい。ねっとりとした濃厚な食感がたまらない。 まさに地に足ついた個性。ほんとに料理が上手なんやろうなと感じる。あとは店内の雰囲気とマッチした食事なのも印象を上げてるポイントなのかも。とにもかくにも名店でした。