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2種あいがけカレー ※あご出汁チキンカレー ※黒酢のポークビンダルー 西荻窪駅北口から西方面に向かって伸びる伏見通りを少し歩いた先に出てくるカレー屋さん。少し狭めの暗い階段を登った二階という位置取りがいかにもスパイスカレーといった感じでたまらん。バーの間借り営業とのことで多くの酒瓶が並んでたりするけど、これももはやスパイスカレーみを加速させる小道具感すらある。 あご出汁チキンカレーは、しっかりとした出汁の旨味が溢れ出す美味しさが圧巻。ただその出汁の旨味だけに留まらず、後から追いかけてくる濃厚で膨らみのあるコク深さとフレッシュなスパイスが印象的な一杯。華やかなのにしっかり味わい深くて、まさにこれぞスパイスカレーというようなレベルの高さを誇ってる。チキンも細切れにされながらかなりしっかり入ってる印象。相対するポークビンダルーは、やっぱり黒酢ならではの独特な酸味と甘味が絶妙に印象に残る一杯。そこに小さな豚角煮の脂身のとろける甘さだったり、アサリの旨みのアクセントが入ってくるからもうとんでもない美味しさに辿り着いてる。 カレー自体の少しサラサラとした滑らかさも相まって、粒が立つようにしっかり炊かれたライスとの相性もめちゃくちゃ抜群。正直、西荻窪どころか全国を代表しても戦えるのでは!?とすら感じるほどの極上の名店でした。
2023/12訪問
1回
ラーメン半カレーセット 高円寺駅からずーっと南下していき青梅街道にぶつかるほぼ手前のところに位置するラーメン屋さん。駅でいうと新高円寺駅がほど近い。深夜でもトラック運転手さんとかが利用してるかのような雰囲気で、さながらパーキングエリア感すらある。 ラーメンはもう多くを語るものではなく、まさに極上の平々凡々を貫いてくれてる。かなりシンプルで淡い味わいの醤油スープ。スープの旨味みたいなところとは対極な存在で、とにかく優しくクリアな薄味醤油スープ。ただこれが飲んだあとの深夜の〆には最高やし、このラーメンが極上になる瞬間をただただ待ち続けてくれてる感じがたまらん。まさに高円寺の心の支柱的側面を感じる。ズボッとした麺も、定番の煮付けられ方したメンマもチャーシューも全てが愛おしい。 カレーも超スタンダードな一皿。小麦粉感も感じられる定番の優しいルウに心ばかりのお肉が散りばめられた感じ。 少し気だるい街の空気感も相まって、大学生の生ぬるい青春感をどこか思い起こさせられてしまうようなエモい一杯でした。
2023/10訪問
1回
ハーフアンドハーフ オムごはん ※牛すじ肉のカレーごはん ※牛すじ肉のブラウンソースごはん 末広町の駅前から、神田明神方面に向かってすぐのところに出てくるカレー屋さん。周囲に色々な名店がひしめきあって並ぶある意味豪華なエリア。看板のフォントも相まってかどこか可愛らしい外観と、しっかり年季の入ったカウンターのみの店内がどちらも素敵やし、なんだか全体的に温かい雰囲気が漂ってる。 まず牛すじ肉のカレーは、カレー自体が瑞々しさすら感じるようなクリアなテイストですごく驚く。ただ決して味が薄い訳ではなくて、後味に香るしっかりとしたスパイス感も充実しててカレーだけでも充分美味しい。そこに更に、甘めに煮付けられたたっぷりの牛すじ肉が加わってきて、これもかなり大きな存在感。ちょうどカレーの瑞々しさと組みあわさって、お互いが補完し合う良いバランスが出来上がってる感じ。ブラウンソースも同様で、瑞々しさある美味しさを主体としたハヤシ風で美味しかったなあ。 そして極めつけは、多くを語る必要すら無いほどの輝きを放つオムごはん。伝統的な包み方をしてくれながらも、トロトロにとろけて本当にこれだけ食べてても圧倒的に美味しい。ましてやこれがカレーやブラウンソースと合わさった時の破壊力たるやという話。 オペレーションも早いし、ランチとしての使い勝手もめちゃくちゃ安定感すごい。流石のクオリティを感じる名店でした。
2023/09訪問
1回
カツカレー 神保町駅から神田錦町へと繋がっていくすずらん通りエリアに位置する大衆洋食屋さん。飲食店のひしめく神保町らしさもありつつ、明るくてポップな雰囲気のキレイな町並みで素敵。 カツカレーは、もう多くを語る必要のない美味しさの逸品。漆黒に輝くセメントのようなカレールウが印象的。ただ、見た目とは少し裏腹に全くクドすぎずに、むしろ食べやすい美味しさすらある。そしてもはやトロトロになって見えないぐらいまで溶け込んでる肉片があったりとか、伝統に裏打ちされたこだわりを感じる美味しさやったりする。サクサクの定番カツも美味しい。決して薄すぎることなく、しっかりとカツとしても楽しめるテイスト。ただ、あくまで主役はカレー側に譲るかのように、自身は主張しすぎずに完璧なサポート役に徹してるのも流石。 オペレーションも最高やし、まさに大衆食堂としていつまでも輝き続けて欲しい名店。こういう店が残り続ける町を愛していきたいし、実際に愛されるんやろうなと思う。えびフライとかしょうが焼きとかの定食メニューも是非食べてみたいと思える名店でした。
2023/09訪問
1回
ジャージャー麺半カレーセット(中盛り) 浅草橋駅西口から神田川を渡ってすぐのところに位置するジャージャー麺屋さん。まるで香川の製麺所かのような超渋い店構え。下町の渋い町並みの中ということも相まって、東京という都市の幅広さを実感する。 ジャージャー麺は、まさにもう見た目通りの美味しさ。何と言ってもピリ辛の肉味噌が全ての基礎を担ってると言っても過言ではない。味噌の甘さと辛さが融和した美味しさ。中太麺のしっかりとした麺の食感と、たっぷり野菜のシャキシャキ食感のコントラストが素敵やし、コーンの甘みが肉味噌の辛さの中で良いアクセントになってて美味しかった。 半カレーは、肉も野菜もゴロゴロと入ってて家庭的なカレーかと思いきや、実はしっかりとした辛さでびっくり。締めのコーヒーゼリーは、全く甘くなくて逆に素敵。サッパリと爽やかに食べられて美味しかった。 店内の雰囲気も、持ち帰りのお客さんが多かったりとか、なんだかほっこりとする感じ。田舎にある素敵なお店と出会えたような感覚で都会の喧騒を忘れられるお店でした。
2023/08訪問
1回
チキンカレー 北浜駅から、やはりスパイスカレーを目指して歩くとなるとこのエリアやろうなあという場所に出てくるカレー屋さん。名店ひしめく川沿い路地の雰囲気が独特でやっぱりたまらん。書店の間借り営業ということもあって、少し独特な文学的雰囲気が店内に充満してる。でもそれがスパイスカレーらしくて魅力的やし、あと思ってたよりも店内が広々としてて印象的。 チキンカレーは、もう流石の美味しさで圧巻。スパイスカレーらしい華やかさの裏で、ルウ自体にしっかりとしたコクが合ってめちゃくちゃご飯が進む。ご飯も、かなり硬めに炊かれたイエローライスで相性が抜群すぎる。あとは何より、柔らかくなるまで、甘くなるまでトコトンと煮られた野菜たちがたくさん入ってるのがかなり特徴的で、完全に心掴まれた。めちゃ唯一無二。カレー自体はスパイス感溢れてるのに、なんでこんなに和風感たまらん味付けとの相性が良いのかと唸ってしまう。盛り付け方もあるのかと思うけど、スパイスカレーなのに凄く取っつきやすくて、食べやすい一杯。 シーフードとか麻辣豚バラキーマとかも絶対美味しいんやろうなあ。何度でも通いたくなる名店でした。
2023/08訪問
1回
ギャミラサ/イノシシ(バスマティライス) ドーム前千代崎駅から、ドームとは反対側のより生活感あるエリアに少し歩いた先に出てくるスリランカカレー屋さん。大阪市内の中でも少し外れた港湾近くのエリアらしい、一昔前から変わらない町並みが素敵すぎる。そんな中に現れる、外観の時点で如何にもなスリランカ感がたまらない。 ギャミラサは、まさに色んなおかずをごちゃ混ぜにして食べる定番スリランカスタイル。中心に据えられたイノシシカレーは、しっかりとコクがあって単体で食べてもめちゃくちゃ美味しい。激辛表記にはなっているもののそこまで辛さが全面に出すぎることはなく、色濃い見た目の通りしっかりとした粘度のルウでカレーとして美味しいし、イノシシ肉もかなりゴロゴロと入ってて満足度高い。 たくさんのおかず達は、スリランカ本場の味を保ちつつも、日本人がそれ単体で食べても旨味を感じるような美味しさでとっつきやすいのも嬉しいところ。特に豆カレーがしっかりと美味しかったのが印象的。ごちゃ混ぜにして食べると結構おかずに支配されていく雰囲気にはなる。 あとバスマティライスが、しっとりとした淡白な美味しさでめちゃ素敵やった。少し苦手な印象も持ってたけど、ホンモノのバスマティライスはこんなに美味しいんやと改めて実感。すごく愛想の良いスリランカ人店員さんの接客も含めて、大阪の下町らしさも感じる素敵なお店でした。
2023/08訪問
1回
あいがけ ※スパイス海老カレー ※レンズ豆と野菜のベジカレー あーもう美味い美味い美味い。大阪のスパイスカレーは、やっぱりレベルが一段も二段も違うなと心の底から思い起こされる一杯。 北浜駅から南に下っていった川沿い路地に出てくるカレー屋さん。エリアとしてもカレー屋さんがめちゃ多いし、何よりも古くは栄えたであろう町並みが残ってて、雰囲気としてスパイスカレーとの相性が抜群すぎる。 そしてまずベジカレーを一口食べた瞬間の和風出汁の美味しさがやばい。レンズ豆という第一印象をぶち壊してくるほどに食べた瞬間に旨味があふれでる。なんなんこの和風感すら感じる出汁の旨味に、あとから華やかなスパイスが追いかけてくる感じは!?正直唸るなんてもんじゃない。 そしてスパイス海老カレーもびっくりする。シンプルにカレーとしてのレベルはめちゃくちゃ高いし、ゴロッとしたエビが2匹も入ってるってどういうこと? 硬めに炊かれたライスとの相性も抜群すぎるし、時折出くわすスパイスが弾けるあの刺激もたまらなすぎる。 あとはカツオのふりかけの美味しさがすごい。完全にノックアウト。硬めに仕上げられてて、いかにも日本らしいカツオの旨味が全面に飛び出すこのふりかけが、こんなにもスパイスカレーの味わいをふくよかにさせるのかとただただ感服。あまりの美味しさに放心するほどの名店でした。
2023/08訪問
1回
ビーフと野菜のカリー(極辛) カニクリームコロッケ いや~美味しかったなあ。 まじで腰抜けるし、もはやちょっと唸り声出るレベル。 小川町交差点からすぐの一本路地を入ったところに位置するカレー屋さん。ポップな雰囲気の店構えとは裏腹に、しっかり厳格なオペレーションとかなり本格的なスタイルのカレーにギャップ萌えする。 オススメの極辛カリーは、確かに刺すようなスパイシーさで刺激はめちゃくちゃ強いものの、たしかにその分コクと旨味もめちゃくちゃ強くて正直衝撃的な一杯。それだけでもめちゃくちゃ美味しいのに、ビーフと野菜の本格的な美味しさがめちゃくちゃ凄い。ホロホロにとろけていくような本格塊ビーフと、色んな食感や美味しさが入り交じるたくさんの野菜たち。具材だけ見てもまじで本格的な超エース級の逸材たちが、この刺激的な極辛カリーに浸ってるとかもはや頭抱えまくる。 カニクリームコロッケは、すごくシンプルな定番スタイル。ただこのスパイシーな極辛カレーの中では、オアシス的存在として舌を休めるのに活躍してくれる感ある。 ピーク時を過ぎた後の気遣いとかも素敵やったし、ちょつと軽い気持ちで行っちゃうと、あまりの本格的な美味しさにボコボコにされちゃうほど。極上の名店でした。
2023/07訪問
1回
どんなに設計しようとしても出来ない極上の平凡
2023/06訪問
1回
チャントーヤカリー 御茶ノ水駅から南下していき、靖国通りともうすぐ交わろうかというぐらいの場所に位置するカレー屋さん。ガラス張りで開放感ある店構えと、ロンハーマンかのような爽やかさある店内が印象的。アジアの快適なリゾート感すらある。 チャントーヤカリーは、とにもかくにもココナッツ!食べた瞬間にココナッツの自然な甘みとミルク感が押し寄せるのが何よりも印象深い。ただサラサラとした粘度低めのカレーやから、甘ったるくなくて自然とスパイスに溶け込むような甘さなのが素敵。後味から少し辛さがやって来るものの、全体的には凄くマイルドな一杯。 後は薄切りにされたナスとかシャキシャキのタケノコ、ホロホロにほぐされたチキンと、それぞれ違った食感を持ったトッピングたちもバランスよく美味しかったなあ。食材の方向性もあって、まさにアジアの一杯というテイストでした。 この爽やかオシャレな店の雰囲気と、この優しい甘さのカレーが相まったら、そら女性人気出るわなという感じ。辛口とかにしてみても、スパイシーな辛さとココナッツのマイルドさが溶け合って凄く美味しそうやなあと思った。
2023/05訪問
1回
食べログ カレー WEST 百名店 2023 選出店
谷町四丁目、堺筋本町、松屋町/カレー、ダイニングバー、スリランカ料理
nidomiカレー スタンダード『混盛』日本米 ※マラバールチキンカレー+トウモロコシのピックル ※カシューナッツ入り合挽ミンチのスパイスキーマ+カリフラワーのサブジ 芽キャベツのココナッツ和え 谷町四丁目駅と堺筋本町駅のちょうど間ぐらいに位置するスパイスカレー屋さん。大通り沿いじゃなくて一本入った路地なのがめちゃくちゃ良いし、小さな雑居ビルの2階に入ってるのが大阪のスパイスカレーて感じがしてまためちゃくちゃ良い。店内は思ったより広々としてるし、雑多な感じはこれぞスパイスカレーという雰囲気なんやけど、ソファ側とかは豆こだわるカフェかなと思えるような独特のオシャレさある。 そしてカレーは、ひとくち食べた瞬間にまじで二度見するぐらいの美味しさ。完全に腰抜ける。スパイスカレーとしての刺激的な美味しさがあるんやけど、その裏に控えるコクなり味の奥深さがもうめちゃくちゃ凄い。一度動き出したスプーンがまじで止まらんくなる。スパイスキーマも、ミンチ肉がゴロゴロ入ってて贅沢感も凄いし、とにかくクオリティもめちゃくちゃ高い。 そしてオカズもどれもめちゃくちゃ美味しいけど、正直レベルが高すぎて混ぜて食べるのをもったいなく感じてしまったほど。圧倒的で支配的な美味しさやったなあ。量が少ない訳ではないのに、大盛にしなかったことを後悔したレベル。 あとは全て女性の店員さんで切り盛りされているのも印象的。女性ならではのオシャレな空気感と細やかに工夫されたトッピングたちが凄く素敵な名店でした。
2023/05訪問
1回
3種の愛がけ ※まぐろ卵キーマCurry ※ほろほろチキンCurry ※ポークジンジャーCurry 北新地のクラブが立ち並ぶ雑居ビルの2階に入るスパイスカレー屋さん。そのままバーにでも出来そうなカウンターを中心とした小さな店内が、逆にスパイスカレー屋さんて感じがして素敵。色んなお店がひしめくエリアから少しずつオープンな雰囲気に変わっていき、もうすぐ堂島に差し掛かろうかというような北新地の南端に位置してる。 カレーはどれもシャバシャバとしたスタイル。ほろほろチキンもポークジンジャーも、とにかく色んなスパイスが感じられる複雑な味わい。身体が温かくなるようなスパイス感という意味ではどちらも凄く似たスタイル。本格的やけど、少しポップさもある感じで取っ付きやすくもある。 まぐろ卵キーマは、カレーというよりもプチプチとした魚卵の煮付けが大量に乗ってて凄く斬新なカレーやった。 後はやっぱり大根やったり山芋やったり、スパイスと競うかのように色んなトッピング野菜達がそれぞれの個性で輝いてて素敵やった。一杯の皿の上でそれぞれが偶然によって出会う感じの美味しさ。 流石、大阪のスパイスカレーやなあと言ったクオリティの高い逸品でした。
2023/05訪問
1回
アキバ盛りカレー1 末広町駅の交差点からすぐの場所に出てくるカレー屋さん。ガラス張りでオープンな雰囲気のオシャレさと、スパイスカレー感ある乱雑な小物たちのバランスが素敵なお店。 アキバ盛りカレー1は、2種合いがけのカレーに全部盛りトッピングが乗ってて、まさにこの店の雰囲気をそのまま詰め込んだような印象のプレート。カリガリカレーは、まさに濃厚ねっとりなココナッツカレー。一方でインドカレーの方も、スパイスたっぷりのシャバシャバしてそうな味のカレーが、なかなかのねっとり感で仕立て上げられてて印象的。いずれにしてもポップさのある取っ付きやすい美味しさのカレーといった感じでした。 たくさんのトッピングたちも賑やかでいいんやけど、チキン竜田はやっぱりジューシーで流石の美味しさやった。 全体的に安定感ある美味しさのカレー屋さんといった感じでした。色んな創作メニューがある感じやし、こだわりの逸品と言うよりかは、普段遣いで色々トライしてみたくなる感じ。
2023/04訪問
1回
牛すじ煮込み野菜カレー 五反田駅西口から出て大きく跨る歩道橋を出てすぐのところに位置するカレー屋さん。一見するとどこにでもありそうな定番のカレー屋といった感じの店構え。 定番メニューの牛すじ煮込み野菜カレーは、ホントに鉄板の上でグツグツした状態で出てくる。そして一口食べると、玉ねぎの甘みと牛すじの旨味が詰まったような濃厚なコクがたまらん。ポップではあるものの、まさにしっかり煮込まれて色んな旨味がぎっしり詰まった欧風カレーといった感じ。後は野菜自体もめちゃくちゃ美味しかったなあ。鉄板焼きの野菜のごとく火加減も超絶妙で、野菜自体の甘みとか旨みとかが超感じられる。もちろんカレーとの相性も抜群で、相乗効果で両者の美味しさが倍増していく。 提供スピードも圧倒的に早いし、ポップに楽しむカレーライスとしては最高峰やんなあと感じてしまいました。あとはライスが別皿で、スプーンの上で混ぜ合わせながら食べるこの感じも、カレーの美味しさを加速させててたまらん。
2023/03訪問
1回
らー麺セット+餃子三個 新橋と銀座とを隔てる首都高高架下の銀座ナインの中に位置するラーメン屋さん。銀座ナインを超えるかどうかでほんとに空気感がガラッと変わるのがおもろい。 らー麺は、まず見たこともない独特の麺に驚くところからがスタート。唯一無二の独特の縮れ感をしている麺は、インスタント麺のようにも見えるものの、実際は軽い口当たりだったり瑞々しさすらあったりと美味しい。スープは、鶏ガラ感ある定番醤油で、かなりあっさりとした薄味なのが印象的。これを銀座で300円で出しているのはホントに意味不明すぎて腰抜ける。 親しみやすさがウリのようならー麺とは打って変わって、炒飯はかなり本格的でめちゃくちゃ美味しい。注文毎に中華鍋を振って作ってくれるだけあって、中華鍋ならではの熱の籠もり方と鉄鍋らしい後味はまじでホンモノ中華。シンプルながらも、しっかりと食べ応えがある味付に仕上がってるのもまさに本格中華であるが故。 餃子も、食べやすい薄皮にシャキシャキ感ある餡が絶妙でめちゃくちゃ美味しい。定番餃子としての王道を突き抜けて行きながら、ヘルシーやのに食べ応えがしっかりしててレベルの高い餃子に唸った。 値段設定は関係なく、いつまでも後生に残り続けて欲しいと願う。そんな素敵な昭和ノスタルジー感を残す名店でした。
2023/03訪問
1回
ラーメン&カレーセット 神田の名店・栄屋ミルクホールが閉業後に移転して再オープンしたお店。綺麗な新しい建物という感じもするものの、やっぱりお店の内外から漂う昭和レトロ感がたまらん。どこか心穏やかになる素晴らしい雰囲気。 ラーメンは、シンプルな一杯ながら、鮮やかに輝くスープの美しさがもうたまらなすぎる。ど真ん中の鶏ガラ中華そばなんやけど、中華そばらしい独特の臭みもありつつ、でもどこか洗練された上品な印象。スープにしっかりと散らされた生姜がかなりのアクセントになってて、この効果もあるのかも。そして麺は意外とゴワゴワした感じもする独特食感のストレート麺。ここで来るのが典型的な麺ではないという引っ掛かりが、また新しい組み合わせを感じるし美味しさのポイントなんやろうなあと思う。 シャキシャキの野菜たちとかレトロチャーシューも合わせて極上の一杯でした。 カレーライスも、ほんとにたまらん。スタンダードなんやけど、心の中に感情の津波を押し寄せさせるには十分すぎる美味しさ。少し固めに炊かれたライスもめちゃくちゃルウとの相性良くて唸る。 まさに日本の食文化の原体験を味わえるお店。店員さんも、流石の安定感でほっこりやし、やっぱりこれは後世に残し続けていきたい名店でした。
2023/01訪問
1回
ラーメン チャーハン 早稲田駅を降りてすぐのところに出てくるラーメン屋さん。あまりにもシャビィな店構えで、入るのにドキドキするほど。昔から大学近くに根付いて営業してる感じがたまらんし、ホントにエモさすら感じる店構え。そして店内も、雪山の山小屋かと錯覚するほどに独特の雰囲気。学食感もあって全体的にもうたまらなすぎる。 こんな店で出してくれるラーメンなんて、もう多くを語らずとも美味しいに決まってる。この乱雑に盛られた一杯を見た時点で勝ちを確信するレベル。塩分強めの鶏ガラ系醤油ラーメン。この塩分の強さが正義やし、そしてズボッとした丸ストレート麺が大正義なんです。チャーシューも、チャーシューというより煮豚といった感じで、固く煮付けられた豚肉の食感と味わいが魂揺さぶる。チャーシューメンでも良かったなあと思える。 そしてチャーハンも素敵すぎる。しっかり濃いめで中華屋感あふれる味わい。少し固めで塊感あるご飯なのが、これまたエモくて嬉しいのよ。オプション料金払ってでもこのご飯で作ってもらいたい。錦糸卵もほっこりして素敵。 ホントに大学近くのこういったお店は、後世まで永遠に引き継がれって行ってほしいなあと心から願える。そんな素敵な名店でした。
2022/12訪問
1回
特選ビーフカレー お得セット いや〜美味しかったなあ。もう貫禄の美味しさやった。 まず塚口さんさんタウンのシャビィな雰囲気がたまらなすぎる。そしてそのどれもが地肩の強い優良店が揃ってるのがこれまた凄い。その中でも一際レトロでシックな店構えで存在感を放ってるし、一度店に入ればそこはまたアンティークの並ぶ素敵な空間でたまらん。 特選ビーフカレーは、もうホントに高級感溢れる一品。トマトのようなフレッシュな酸味が来たかと思えば、スパイス独特の香りも漂ってきたりと、味が多層に重なりあった超本格的なカレールウ。そしてそこに、あまりにも柔らかくて口に入れた瞬間ホロリと崩れるようなゴロッとビーフ。贅沢してる感が強く伝わる一皿。そしてドレッシングが印象的なサラダも、少し杏仁豆腐感すら漂うババロアも美味しかった。 オペレーションもテキパキしてて、めちゃくちゃスムーズで素敵。まじで塚口さんさんタウンは、今後も残し続けていくべき、地域の宝やなあと実感しました。非の打ち所のない至極の名店です。
2022/12訪問
1回
チキンカレー 3種コンボ 新宿駅から小滝橋通りをずんずんと進み、大久保駅周辺エリアに差し掛かろうかと言う辺りに出てくるカレー屋さん。居酒屋ひしめく雑居ビルの2階フロアながら、独特の緑色の内装でカフェ感すら漂う雰囲気が印象的。 チキンカレー 3種コンボは、まさに如何にもスパイスカレーと言った一杯。スパイスとの偶然の出会いを楽しむというよりは、スパイスがしっかりルーに溶け込んでるような美味しさ。チキンカレーはジューシーなチキンがゴロゴロ入ってて満足感高め。少し奥底に和のテイストも感じるようなスパイスカレー。キーマはしっかりとミンチ肉ゴロゴロ入ってて美味しい。mix 豆カレーは、まさに豆カレーらしい派手さは無いけど穀物系の渋い味わいといった印象。 しっかり硬めに炊かれたライスは、お米の粒一つ一つが立ってて、カレーとの相性良くて美味しかったなあ。 しっかりとカレーがたっぷり味わえる割には値段も リーズナブルで素敵なお店でした。