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得ラーメン 中 水道橋駅前からすぐの飲食店が乱雑にひしめくエリアに出てくるラーメン屋さん。少し古めかしくも渋くて味のある店が多い素敵なエリアという印象。例に漏れず飾り気のない狭めの店内に、席がギュッと密集しているオフィス街のラーメン屋のような雰囲気が良い感じ。 得ラーメンは、豚骨スープの香りがスッと鼻を抜けていくのが印象的な一杯。しっかり家系なんやけど、カエシの醤油がそこまで濃くないからこそ豚骨が前面に香ってくるのかも。麺は家系にしては少し細めに感じるストレート麺。でもモチモチ感と優しい卵感はしっかりとある。スープにしても麺にしても優しいスタイルで統一されてる感じ。ただ豚骨感は強いのがまた憎いところ。ここにたっぷりのほうれん草とか刻みネギが乗っかってくるのがまた贅沢感。肉厚の豚バラチャーシューは、しっかりした食べ応えがまた味わいのアクセントに繋がってて美味しかった。 壁一面に張り出された野球帰りの人たちの古びたチェキ写真も素敵やし、なにより店員さんが明るい笑顔で小まめに声かけしてくれてるのも嬉しいポイント。これは地元に愛されるよなあと言うのがよく分かる素敵なお店でした。
2024/06訪問
1回
特製たまごかけ麺 大 神保町駅から九段下方面にほんの少し歩いた大通り沿いに出てくるたまごかけ麺専門店。カウンター席が奥に伸びる小ぢんまりと狭い店内ながら、テーブルに置かれた石皿だったり食器だったり黒と金を基調ときた高級感を醸し出す雰囲気。 たまごかけ麺は、かなりキンキンに冷やしてくれててとにかく爽やかに食べられる一杯。しっかりとモチモチで肌に吸い付くような麺自体がめちゃ美味しいし、ここに合わさる卵とタレがめちゃ爽やか。魚介感もある優しくてクリアな味わいのタレやけど、しっかりと旨味もあって食べごたえにも繋がってる。ここにレモンとかワサビの味変加えていくと、基本の爽やかを保ったままに雰囲気変わってめちゃ素敵。 あとはチャーシュー達が絶妙やったなあ。特に豚チャーシューは、照り焼きタレがかかってるから爽やかな一杯に対するアクセントてして最強。対する鶏チャーシューは、逆に一切の雑味を持たない淡白とすら言えるほどの一枚。爽やかさを全く邪魔すること無く違った食感を楽しませてくれる。 最後に投入するご飯は、しっかり粒が立ってて美味しいし、温かいからこそキリッと冷えたたまごかけ麺とはまた違った表情で味わえる。 いや〜ポップな味わいではあるものの、しっかりと満足度の高い美味しさでした。
2024/05訪問
1回
全部のせ肉汁中華ソバ(醤油)(大盛) 末広町駅の交差点からすぐのところに位置するラーメン屋さん。ラーメン屋さんがひしめくエリアの一区画で、他のテナントと同様に奥に細長い店構え。 肉汁中華そば(醤油)は、まさにその名前の通り甘辛く煮付けたチャーシューから煮出されたような甘さと旨さが印象的な醤油ラーメン。コクある飲み口のスープでなかなかに美味しかった。麺もユニークな偏平細麺で、細麺が故の食べやすさもさることながら、独特の舌触りと食感が面白かった。舌触りは少しザラつきつつ、エアリーな食感もありつつといったテイスト。あとはしっとりのレア豚チャーシューとかシャキシャキモヤシとかとろーり味玉とか色んなトッピングがどっさりと散りばめられてて、麺も味わう中でのエンタメ的な楽しさある一杯やったなあ。レア目な鶏チャーシューもボリュームがしっかりしてて満足度高かった。 どこまでもポップな美味しさではあるものの、しっかりと満喫できる一杯で美味しかったです!
2024/04訪問
1回
つけ汁 2種 つけめん(にんにく醤油、海老) 黒毛和牛サーロインご飯 いやああ、もう美味しかったああ。まじで叫びたくなるぐらいの圧巻の美味しさ。どこもとんでもない美味しさを誇る小池グループの中でも、満足度で頭一つ抜けてるのではと感じるほどの美味しさ。 御徒町駅からほど近いアメ横そばの雑居ビルの一階に出てくるラーメン屋さん。いかにも雑居ビルらしいガチャガチャとした店前とは打って変わって、コンセプトのしっかり作り込まれたイケてる店内も格好いい。 まずつけめんは、とにかく麺の美味しさが半端じゃなくて感動はここから始まる。きめ細やかで吸い付くような肌触りのツルツル麺。一度噛めば、モチモチ食感は勿論のこと、ギュッと詰まった小麦の美味しさが一気に溢れ出るたまらない美味しさ。しっかりモチモチやのに、少し細めのセクシーさすら感じる麺はこの時点で圧巻。 ただここから始まる2種のつけ汁が、もう完全に異次元の世界。どちらも極上の美味しさで完全に打ちのめされる。にんにく醤油は、とにかく分かりやすくてドカンとパンチの効いた正ににんにく醤油。刻みにんにくが大量に含まれてて全力で殴りかかられるような暴力的なインパクト。対する海老は、海老が全面に来るというよりも、甘味と一体になったような旨味がたまらん。正直つけ汁としての最高峰といった美味しさで、時屋を思い出すような極上のつけ汁。どちらも独特のまろみあるつけ汁になってて、しっかり麺と絡むのにサラリと楽しめる。これもまた極上のつけ麺たらしめる素晴らしさを誇ってた。 あとは黒毛和牛サーロインご飯ももう言葉を失うほどの美味しさやった。まず桐箱からサーロインの一枚肉を取り出すこの工程から圧巻すぎるのよ。体験価値としてだけで十分元を取れるような極上時間。そしていざ口に含むと、もう本当に世界が幸福で包まれる。肉としての圧倒的な美味しさだけじゃなくて、卵の旨味の濃厚さだけでも心やられる。タレとご飯と、この肉に関わる全てによって極上な異世界に飛ばされるような感覚。 正直こんなに一瞬で無くなる300gのつけ麺があると思ってなかった。食べれば食べるほどお腹減っていくほどの美味しさ。とにかく圧巻で極上の名店でした。
2024/03訪問
1回
肉つけ麺 並 丸の内線の上を走る青梅街道に面する形で、新中野駅と東高円寺駅のちょうど中間ぐらいの場所に位置するつけ麺屋さん。この辺りは大通り沿いとは思えないほどにローカルでシャビィな雰囲気漂うお店が多くてほんとたまらん。そんな中で例に漏れず、独特の電光パネルで独特の雰囲気を醸してるのが印象的。 肉つけ麺は、まずとにかく極太で剛麺感ある麺のインパクトがめちゃ大きい。つけ麺の一般よりも、しっかり太くて硬めの麺。ただ武蔵野うどんのような鋼感ともまた違ってて、ギュッと詰まった小麦の美味しさを味わえる。ここに合わさるつけ汁は、めちゃ濃厚な魚介スープ。粘度もしっかり高めで、かなり濃厚な甘みが感じられる一杯。澤神キャベツとして添えられてる酢漬けキャベツの爽やかさとのコントラストが上手く効いてるのは美味しかったなあ。つけ汁の温度は全く高くないけど、濃厚さが故に冷えてても十分楽しめるような味わい。ここにゴロゴロとした塊肉が入ってて、これも下味がしっかり効いててアクセントとしても楽しめる。ただこの肉はめちゃくちゃ量が多かった。笑 と言うか麺も含めて全体的に量はめちゃ多い。味の方向性とか麺の弾力含めて、かなりガツンとした食べごたえの一杯でした。
2024/03訪問
1回
台湾ラーメン(大盛) 焼売 武蔵小金井駅北口からスッと伸びる交通量の多い通りを歩いてすぐのところに出てくるラーメン屋さん。カウンターとテーブル席がそれぞれゆったりと広がる店内で、さながら飲んだ後にダベるのにも丁度良いんやろうなあという雰囲気。 台湾ラーメンは、ある意味では凄く台湾ラーメンらしいスッキリとしたスープに、透明感あるクリアな辛さが加わった一杯。ベースのスープは鶏ガラ醤油感が際立つようなテイストで、これだけでもノスタルジックな味わいで美味しいんやろうなあという感じ。ここに少し辛めの肉味噌が加わることで、台湾テイストに仕上げてくれてる。麺は昔ながらの中太麺を思い出すような小麦の茹で感がしっかり食感の麺に纏わりつくような懐かしさも感じる味わい。野菜のシャキシャキ感とか肉味噌とかも相まって、思わず飲んじゃうタイプのスープ。 焼売もかなりスタンダードな肉焼売やったけど、最後の締めにビール飲みながら楽しむにはベストなスタイル。 深夜でも楽しめる使い勝手の良さも含めて、全体的に良い意味でのチープな安定感を楽しめるお店でした。
2024/03訪問
1回
特塩ラーメン ネギダク肉飯 JR高槻駅からずどんと南に伸びる大通り沿いを少し歩いたところに出てくるラーメン屋さん。駐車場上の2階という立地からしてローカル感溢れる店構えなのに、一度店内に入るとピシッと綺麗な格調高い空間が広がっててあまりのギャップに思わず背筋が伸びるほど。 特塩ラーメンは、もう圧巻の旨さで腰抜けた。関東の染み渡るような塩ラーメンの極上さとはまた違ったテイストなのが面白い。出汁からくるような少しの甘みと同時に、力強さすらあるという極上の塩スープ。そして後味には大葉の爽やかな後味がフッと香ってまた更なるふくよかさを演出してくれる。ここに合わさる麺は、飾ることのないストレート細麺。柔らかくてスープに溶け込むような食感でこれまためちゃくちゃ美味しかった。チャーシューも定番ぽいスタイルなのになんでこんなに美味しいんやろうなあ。どこか甘みがあるような関西らしい味付けがここにあるのかも。 そしてネギダク肉飯もまた美味しすぎて、余裕で腰抜けてしまった。ラーメン屋のサイドメニューでここまで美味しいものに出会えると思ってなかった。それぐらい極上の逸品。ネギ塩ダレと刻みチャーシューという定番の組み合わせでなんでこんなに美味しくなるのか。ネギ塩ダレはしっかり味があるのに、全く持って尖ったエグみがないどころか、寧ろまろみすら感じる優しい旨味で包みこんでくれる。 味変として自由に入れられる塩辛干し貝柱もちょっと言葉を失うほどの美味しさ。これだけで永遠にお酒飲めるような逸品やし、ラーメンにもご飯にも最高にマッチする。もうほんとにたまらんなあ。 こんだけ格調高いキチッと感があるのに、ラーメン自体はセルフの立ち食いと言うのも関西らしくて素敵。店員さんの接客も好感度めちゃくちゃ高いし、ちょっと圧巻の美味しさやったなあ。まさに関西を代表する名店やなあと心の底から感じるほどの至高の名店でした。
2024/03訪問
1回
目玉焼麺(大盛) いや〜奇をてらうような一杯かと思いきや、しっかりとレベルの高い美味しさでびっくりした。 高田馬場駅東口から少し離れて、ローカルな住宅街の中に突如出てくるラーメン屋さん。場所柄も含めてなんとなく居酒屋感の漂う外観と、少し暗めでシックな雰囲気の店内がともに印象的。 目玉焼麺は、まずとにかくまったりとしたベジポタスープがきちんとレベル高くてすごい。とんこつベースの濃厚さがありつつも、とんこつらしさは全面に出ずとろけるベジ感が来るのが強い。ザラみのあるようなスープなのもまた旨味がしっかり来て美味しいところ。焼麺という最大の特長を従える麺も、予想してたよりもかなりしっかり美味しかったなあ。透明感ある太麺は、モチモチとかっていうよりプルプル系の柔らかめなスタイル。それが故にパリッと香ばしい焼麺部分と麺自体の柔らかさのコントラストがしっかり効いてて美味しかったなあ。まさにおこげみたいなのを、ベジポタスープに浸しながら食べ進めるイメージで、しっかりと美味しかった。 目玉焼との相性もめちゃくちゃ良いし、魚粉とかかつお節を擦って加えれたりするのも体験として楽しめるし、かなり満足度の高い素敵なお店でした。
2024/02訪問
1回
特製真鯛らーめん 真鯛special茶漬け 錦糸町駅南口から東西に伸びる大通りを越えたエリアに位置するラーメン屋さん。飲食店も疎らになりつつある中で少しの静寂と、そんな夜に輝くスカイツリーの華やかさがずどんと見渡せる素敵な立地。スカイツリーが一番綺麗に見える場所なのでは!?とすら感じてしまう。 特製真鯛ラーメンは、かなり澄んだ味わいのスープが印象的な一杯。まさに鯛と水で炊いたというのにも納得のクリアでシンプルなテイスト。だからこそ柚皮の爽やかさとも相性の良い美味しさ。ただ、大量の薄切りチャーシューとその下に敷かれた炙り鯛のほぐし身のお陰で徐々にスープにも旨みが乗り移って来て、最終的にはしっかりと濃い出汁のまろやか鯛スープになってくる美味しさ。そこに合わさる麺はスタンダードなストレート中細麺。ただ薄切りチャーシューが大量が故に、このチャーシューのしっとり感と一体で味わうような美味しさになっててこれはこれで乙な一杯。 真鯛special茶漬けは、かなりシンプルな味わい。炙った鯛切り身と爽やかな出汁とで味わう一杯。炙った薫りが鼻に抜けて、それはもう言わずもがなの美味しさ。
2024/02訪問
1回
特製スペシャル塩つけ麺(中盛) 名物水餃子 四ツ谷駅を貫く大通りを新宿方面に歩いて行った先に出てくるつけ麺屋さん。四ツ谷駅とか四谷三丁目駅のちょうど間ぐらいに位置するような距離感。L字カウンターのシンプルな構成の店内。 塩つけ麺は、まさにその名の通り塩ダレが主体になったクリアなつけ汁が印象的。しっかりと強い塩ダレの鋭いキレ味と、その後味としてほんのりと広がる魚介の旨みが絶妙なバランス感。クリアな塩の切れ味が際立つ分、より一層この後味の柔らかさが良い役割を果たしてて流石やった。つけ麺は、まさにモッチリと吸い付くような舌触りながら、扁平なスタイルになってるが故に爽やかな食べやすさも共存しててポップな美味しさを感じた。 チャーシューは脂身の美味しさが染み渡るようなスタイルが印象的。クリアなスープと対照的なテイストで、そのギャップがアクセントとして上手くハマってて美味しかったなあ。 名物水餃子は驚くほどに美味しい逸品やった。モチモチの餡にたっぷりかけられた辣油がまずめちゃくちゃ美味しい。少し甘いコクすらあってレベルが高いし、癖が強めな緑色の餡とも抜群にマッチしてる。想像以上にエスニック感の漂う逸品で、ビールの友として極上の美味しさでした。
2024/02訪問
1回
特醤油らぁ麺 目黒駅東口からすーっと綺麗に伸びる大通り沿いに位置するラーメン屋さん。目黒駅からめちゃ近いと思うと、意外に遠く感じる絶妙な距離感。キュッとした小さめの店構えから奥に伸びるカウンターが印象的な鰻の寝床スタイル。 特醤油らぁ麺は、一口たべた瞬間に口の中で広がる鶏の旨味が印象的。鶏から溢れ出るとろける旨味が丁寧に抽出されたような一杯で、口の中で染み渡った後に生醤油の美味しさと相まって美味しさが一気に膨らんでくる。まさに生醤油らしいフレッシュさも一つの特徴になってるのかも。そして塩らぁ麺もきっと美味しいんやろうと感じさせる丁寧ながらもしっかりと強い鶏スープ。合わせる麺は、ツルツルとした中細で扁平な麺。柔らかめな茹で加減が故に、この醤油スープを絹のような滑らかさで持ち上げてくれてこれまた美味しい。 チャーシューはしっとり食感で美味しかったんやけど、それ以上に圧巻だったのはワンタンたち。餡から溢れ出る肉汁は、結構しっかりとした旨味のパンチもあって、もはや小籠包かと錯覚するほど。ただワンタンらしい柔らかくて淡い美味しさも兼ね備えているのがまた凄い。 安定した美味しさでレベルの高いラーメンを繰り出してくる流石のお店でした。
2024/02訪問
1回
スペシャルつけそば(中盛) 中野駅を南北に貫く大通りを南方面に少し歩いていった先に出てくるつけ麺屋さん。名のあるラーメン屋さんが幾つか並ぶこのエリアに位置する中でも、歴史に名を残す雄のような存在。 スペシャルつけそばは、つけそばの歴史を作ってきた系譜が感じ取れるようなシンプルな美味しさを体現したような一杯。麺はそこまで角にエッジが立った訳ではないものの、少し意外に感じられるほどつけ麺らしいモチモチ感が感じられる美味しさ。つけ汁は少し酸味が感じられつつも、醤油の優しさと柔らかさが主体になった美味しさ。まさに荻窪界隈の歴史を感じるような伝統の頼もしさすらある。そこにワカメや刻みネギが絶妙にマッチしたり、七味の刺激も美味しさを加速させたりと、細かな技に唸る。 つけそばに載せられた大ぶりなチャーシューは、冷やされたその身そのままというスタイルやけど、これも原点という感じすらする。なんならつけ汁も全然冷たかったりするんやけど、それでも美味しく食べられるのも流石。 丸長のれん会の写真からも、偉大なるラーメン界の歴史の一ページを彩ったその功績に、自ずと思いを馳せられてしまうような一杯でした。
2024/01訪問
1回
特製醤油らーめん 釜揚げしらすご飯 学芸大学駅東口から伸びる小綺麗な商店街を歩いていった先に出てくるラーメン屋さん。屋号の掲げられたトタン屋根だったり、全体的に飾らないレトロな雰囲気の店構えが素敵だったりする。 特製醤油らーめんは、すごく味にまろみのあるような醤油スープ。クリアで雑味のない節系の優しい旨味が前面に出てくるものの、その裏で動物系スープがしっかりと支えてくれてるが故に、膨らみのある旨味に仕上がってるのが特徴的。シンプルな構成に感じられつつ、甘めの醤油の美味しさもあったりとか捻られた感じも美味しかった。合わせる麺は細めのちぢれ麺で、少し固めの食感から徐々にスープに馴染んでくるまでの変化も楽しめる一杯やった。そしてチャーシューも美味しかったなあ。豚バラとか肩ロースとか鶏とか色んなチャーシューがしっかり入ってるものの、どれも独特の甘みのある特製タレに漬けられてるのが特徴的で美味しかった。 釜揚げしらすご飯は、そらもうある意味当然の美味しさ。ふわふわのしらすが美味しいのは勿論のこと、アクセントに足す醤油がかなり美味しくてこだわりを感じた一杯。 ゆず香る白醤油らーめんも是非食べてみたいというところ。
2024/01訪問
1回
炙り特製味噌らーめん(大盛) 渋谷駅から道玄坂を登っていった先に出てくるラーメン屋さん。渋谷マークシティの西端と接続する道玄坂のてっぺんみたいな位置。看板のフォントとかポップのガチャガチャ感とか、ラーメンがオラオラしていた平成感溢れる店構えが印象的。 炙り特製味噌らーめんは、まさにこの平成期から続く定番の味噌らーめんといったテイスト。豚骨スープに白味噌を合わせたマイルドさもある飲めちゃう味噌スープ。まさに生姜との相性が抜群の味噌といった感じ。そこに豚脂を炙ったような素敵な臭みが香ってくるのが特徴的で美味しかった。そこに合わせる麺は少し固めのちぢれ麺で、これも札幌味噌らしい定番スタイル。たっぷりの茹でモヤシとか謎のキクラゲとかトッピングが、どーんと乗ってるのも平成味噌感。中でもとろとろにトロける豚バラチャーシューは、この熱い味噌スープとの相性も抜群でかなり美味しかったなあ。 場所柄的にも外国人とか多かったりするし、ポップに定番ラーメンが楽しめる雰囲気のお店でした。
2023/12訪問
1回
塩ラーメン(大盛) 秋葉原駅西口から首都高を抜けたエリアを御徒町方面に少し歩いていった先に出てくるラーメン屋さん。昔ながらの歴史を感じる店構えが印象的。店内もカウンターとテーブルがハイブリッドになった奥に深い内装で、これもなんだか一昔前のほっこり感ある。 塩ラーメンは、まさにすごく塩ラーメンらしい定番の美味しさを地で行く一杯。動物系の力強さが下支えしつつも海産出汁から出る優しい旨味と甘みを活かしたような塩スープ。昔懐かしい定番レトロ系の一杯でありながらも、少し最近のエッセンスも混ぜられたような絶妙なバランス感。麺は少し固めに仕上げられた黄色系のちぢれ麺。これも昔懐かしいクラシック系の麺。しっかりと主張の強い麺やから、最初はこの優しい塩スープだと弾かれてしまう感あったけど、徐々に馴染んできて素敵で柔和な美味しさへと仕上がってくる。 まさに昔懐かしくて肩肘張らないラーメン定食屋さんを作りたいという店主の素敵な思いがそのまま詰まったようなラーメン。その思いを理解した途端に、粋な一生という店名の意味深さにも気付かされる。なんだかほっこりとするし、いつまでも残していきたいセピア色の思い出が重なる美味しさでした。
2023/12訪問
1回
特製らーめん 醤油 鶏ひき肉丼 本郷三丁目駅から本郷通りを南に少し下っていった先に出てくるラーメン屋さん。昔からある店舗のような少しレトロテイストな店構えながら、白地に凛と輝く屋号の潔さが格を引き立てるような雰囲気ある。 特製らーめん 醤油は、一口スープを飲んだ瞬間に、あまりの旨味とコクにもはやお手上げ状態。見た目でも分かるぐらいに、たっぷりの層を作り上げてる鶏油の甘みとコクが鉢の中で躍り出てくる。そこに醤油らしいキレ味とまた別のコクが合わさってきて極上醤油スープに昇華されてる。最初はもはや鴨スープかと思うぐらい、鶏の旨みと甘みが濃厚に引き出されててめちゃ美味しかったし、名古屋コーチンすげえという驚きにすら行き着くレベル。醤油の紫と鶏油の黄色が混ざり合う見た目も美しい一杯。麺も、しっかりとしたコシを感じるストレート麺。表面の滑らかな質感も相まって麺も流石のレベルの高さやった。 後はチャーシュー達も圧巻の美味しさ。特に豚バラチャーシューの美味しさは本格的で圧巻の一言。豚肉として美味しい上に、少し甘めに感じられる下味が、豚肉らしい旨味もより上手に引き出しててたまらん。 鶏ひき肉丼は、パウダースノーのようにキメ細やかな鶏ひき肉が、まさに新雪のようにフワフワ積み上げられてる。独特で新感覚な食感に驚くとともに、これまた鶏の濃厚な旨味が詰まった一杯。 限定メニューとかも多いからやっぱりそういった創作ラーメンも絶対美味しいし、でも定番の塩も醤油とはまた完全に違ったスープでめちゃくちゃ食べてみたい。シンプルながらも絶妙な美味しさの名店でした。
2023/12訪問
1回
肉辛そば(大盛り)(ちい辛) 新中野駅からすぐのところにあるローカル感がたまらない素敵な商店街の中に出てくるラーメン屋さん。商店街の雰囲気そのままに、昔からずっとあるようなまさに土地に馴染んだ店構えが素敵。店内はめちゃカープ推しでこれまた素敵。 肉辛そばは、ごりごり真っ赤で閻魔的な見た目とは裏腹に、意外にもスッキリしたクリアな辛さのスープが印象的。驚くほどに透明感ある一口目の後に、スープの旨味と辛味噌のようなコクがしっかり押し寄せてくる感じ。ただクリアなもののスープ自体もしっかり美味しいから、ついつい飲んでしまうギルティさはある。麺は少しチープなゴワ感もある、透明系の平打ち中細ちぢれ麺。この辛スープならではのポップさを上手く掬い上げてくれる感じで美味しかったなあ。チャーシューは、バラ肉の脂身が上手くとろけるような絶妙な厚さのカットが美味しかったし、そぼろとかオクラとか独特なトッピングも良い味出してた。白髪ネギとかカイワレのシャキシャキさの活躍はもはわ言わずがな。 ちい辛よりもっと辛くても、このスープの旨味とコク辛さが更によくマッチして一層美味しくなるのかなあとも感じた。常連さんともとけこんだ凄く温かい雰囲気の店員さんたちも素敵なお店でした。
2023/12訪問
1回
鶏白湯麺塩そば 大盛り 高田馬場駅から早稲田通りを東に進み、明治通りと交差するエリアに出てくるラーメン屋さん。高田馬場の町並みに溶け込んだ外観から中に入ると、長年の歴史を感じるコの字カウンターが印象的な店内。 鶏白湯麺塩そばは、見た目からも伝わってくる通り、かなりヘルシーで澄んだような美味しさのある一杯。鶏白湯スープはめちゃくちゃキメが細やかで、スッキリとした品の良い味わい。鶏らしい旨味は濃厚でポタージュのような美味しさなんやけど、なぜかその美味しさがスッと入ってくる。付け合せのレモンな爽やかな酸味も絶妙に上手くハマる鶏白湯という感じ。麺は中太ちぢれ麺で、まさにモチモチブリブリの食感。この麺も、上手くスープとマッチしてて美味しいのはもちろんのこと、ゴテゴテしてない爽やかさを演出するような美味しさが印象的。 あとは棒々鶏の様な鶏ささみも、たっぷり入っててこれも爽やかな一杯としてベストマッチ。しっかりと盛られた野菜の味わいと同様に、サラダのような爽やかさを楽しめる一杯でした。
2023/12訪問
1回
味玉つけめん 大盛 錦糸町駅北口に広がる繁華街をずどんと抜けていった先に出てくるラーメン屋さん。東西に連なる大きめの通りを超えた瞬間に一気にシャビィな静寂漂わすエリアになるのが物寂しい。そんなエリアに小さな明かりを灯すような雰囲気がたまらん。 味玉つけめんは、まずスープの圧倒的な白身魚感に驚く。白身魚スープってイメージつかんなと思ってたけど、一口食べた瞬間に完全に納得のテイスト。鱈とかを食べた時に感じる、淡白ながらも後味にしっかり残る旨味が詰まってる。もはやラーメンかのような粘度のサラサラスープも相まって、かなりサッパリとした美味しさに仕上がってるのが印象的。鶏や豚のような定番つけめんスープの方向性をちらつかせつつ、圧倒的な白身魚感でバチッと差別化してるのが凄い。麺は中太ストレート麺ながら、定番つけめんの様なモチモチ感と言うよりかはしっかり芯のある固さが印象的。かなり冷やされてることもあって食感はもはやガチガチ。ラーメンとして熱々の中でもしっかり活きるような麺でした。チャーシューやメンマはまあ一般的。 これラーメンも同じ白身魚スープということで、絶対に美味しいんやろうなあと確信。この麺自体も、ラーメンでもかなり活きてくる感じあるし、ラーメンも是非食べてみたいと思える一杯でした。 ただ焼き石の圧倒的な熱さリバイバル効果にも割かし感動した。めちゃグツグツしてたし、何なら少しスープが燻されて新しい美味しさが加わった味変の感覚すらある。
2023/11訪問
1回
魚介とんこつつけ麺 特製(中) 石神井公園から少し南に歩いていった穏やかな住宅街の中に出てくるラーメン屋さん。温かくて柔らかみのある素敵な空気感が印象的。オープンで開放的な入口から繋がる店内は、地元の人々の溜まり場になってるようなコミュニティスペース感すらあって、もうこの時点でたまらない。 魚介とんこつつけ麺は、まずその麺のエアリーさに驚く。見た目はつけ麺らしい中太麺なんやけど、一口食べた瞬間に空気を食べてるかの如くふんわり溶けていくソフトな食感。すごく斬新なテイストでびっくりした。これに合わせるつけ汁は、クリーミーさもあるような滑らかな魚介とんこつ。塩味もありつつも、定番の魚介の旨味がしっかり追いかけてくる滑らかで安定した美味しさ。ソフトな麺と相まることで、かなり軽く爽やかに食べ進められるような一杯やった。 特製チャーシューはかなり大振りで食べ応えある。メンマは、甘めの下味がしっかり染み込んだ上品で丁寧な美味しさやった。チャーシューも含めて丁寧さを感じるトッピングたち。つけ汁には小さく刻まれたナルトとかチャーシューが入ってるのも嬉しいところ。 麺が余りにソフトやから茹で前300の中サイズでも全然ペロリと食べれてしまう軽さもある。あと店員さんの笑顔とゆったりとした余裕が素敵で、地元に愛されるのも良く分かるなあというほんとに素敵なお店でした。