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日本ワインのイメージを覆す真面目なワイン
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奨学金で飯を喰らうマン
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店名 |
メルシャン ワインギャラリー
|
---|---|
ジャンル | ワインバー、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
0553-44-2218 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央本線「勝沼ぶどう郷駅」からタクシーで約8分 勝沼ぶどう郷駅から2,318m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB) 電子マネー可 |
サービス料・ チャージ |
チャージ料 なし |
席数 |
25席 (外の席も含める) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 20台、店ではなくビジターセンター向かい側にあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年9月1日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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シャトーメルシャン勝沼ワイナリー
国内最大手のワインメーカー「株式会社メルシャン」が保有する、山梨県甲州市勝沼にあるワイナリー。
施設見学+3種類の試飲付きで60分1000円という超お値ごろ価格のツアーを実施しています(要予約)。
プレミアムツアーというのもあり、こちらは醸造設備の見学が追加され、テイスティングも計6種類にグレードアップされて90分3000円。
また、ここ勝沼ワイナリー以外でも、長野県の「椀子ワイナリー」と「桔梗ヶ原ワイナリー」でそれぞれツアーを行っているとのことです。
シャトーメルシャンはメルシャンの所有するブランドで、日本で最も評価されているワイナリーの一つに数えられています。
たとえば2016年に行われた伊勢志摩サミットでは12本の日本ワインがサーブされましたが、内3本はシャトーメルシャンの銘柄。とりわけ「椀子ヴィンヤードオムニス」はメインディッシュとのペアリングに選ばれ、目玉ワインとして注目を集めました。
また先述した椀子ワイナリーは2020年にワールドベストヴィンヤードという格付けにおいてアジア1位の30位を獲得。
(ただし「訪れて良かったかどうか」を評価項目としているようで、ムートンやディケムが椀子ワイナリーより下の順位であることから、ワインそれ自体の評価が最重要というわけではなさそう)
そんな日本ワイン界を牽引するシャトーメルシャンのワイナリー見学ツアーが3種類の試飲付で1000円ぽっきり!!!!!
これは大変なことやとおもうよ。
前置きが長くなっちゃった。以下ツアーの話。
<勝沼スタンダードツアー(1000円)>
地下セラー
ワインを飲んだ際に感じる樽香がそのまんま室内中に充満しておりテンション爆上がり。
バターやナッツ系の香りで充ちており、これをおかずに水を飲めるレベル(?)。
ボルドースタイルのバリック(225L)でフレンチオーク使用とのこと。
小樽とは言えども近くで見ると迫力があります。
地下セラーの見学だけで1000円分の価値があるエンターテイメントだった…。
祝村ヴィンヤード
垣根仕立ての葡萄畑。テンション爆上がり(二度目)。
ボルドー系品種をはじめ、ピノやテンプラニーリョなんかも植えているそう。
また白ぶどうも栽培しているみたいです。
ピノノワールの区画にはブルゴーニュと同じようにバラを植えているとのこと。
ピノは病気に弱い性質を持っており、一般的に栽培が困難とされています。
ここで、ピノより更に病弱なバラを植えた場合、ピノに先立ってバラが病気に罹ることになります。
このようにバラは病気探知センサーの役割を果たし、ピノが病気に罹るのを未然に防いでくれるというわけです。
また、こうして等間隔に木を植えることにも理由があります。
ワインの味を決定付ける重要な要素として「テロワール」という概念があり、これは、ワインを取り巻く環境の総称を表す語で、具体的には「土壌・地形・地質・天候」等を指しています。
ワインは葡萄酒であり、葡萄は農作物であるため、テロワールの影響を多分に受けると考えられており、同じ品種の葡萄であってもそれを植える「土地」によって全く異なる味に仕上がると言われています。
そのため、栽培に適した条件を充たした畑は大変重宝されており、例えば2017年に売却されたクロドタール(ブルゴーニュの特級畑)は、なんと340億円の値で取引されたと言われています。
田舎の畑1つが340億円・・・・・・・。
そして、同条件の土地において葡萄をより美味しくするためには、「根っこを伸ばす」ことが肝要となります。
地中深くに根を伸ばした分だけ色々な成分を吸収でき、複雑味が出るという理屈らしい。
ここで利用するのが葡萄の木の性質。
葡萄の木を広々とした場所に植えた場合、結実に必要な栄養素を十分確保できるため、根は横に拡がっていきます。
他方、写真のように等間隔に木を植えた場合、狭いスペースで栄養素を奪い合うことになり、栄養不足に陥ります。
すると葡萄の木は栄養を確保するために、横ではなく真下に根を伸ばし始め、結果「地中深くの栄養素を吸収する」という目的を達成できるのです。
たまらんね!!!!!!!!!
ツアーの最後は3種類のテイスティング。
萌黄、ももいろ、藍茜の3種(写真は公式ページのもの)。
残念ながらどれも「あー日本ワインだー」という味でした。
なんとも締まらない結末・・・。
あんまりにもあんまりだったので、ツアー後に別途有料試飲を注文。
こちらは予約なしで当日利用できるそう。
グランセット(赤3種2500円)と北信シャルドネ(500円)を頼みました。
北信シャルドネRGC2016
率直にいって仰天。
程よく樽の効いた上質なシャルドネという感じで先程の「萌黄」とは比較にならない美味しさ。
日本ワインで初めて感激しました。
でもこれボトルで8000円くらいするのか・・・ちょっと良い村名が買えちゃう値段。
桔梗ヶ原メルロー2014
メルローとは思えない、赤果実系のはっきりとした甘さある香り。樽がバニラっぽいのも込みでとにかく甘やか。
凝縮感はやや弱めで柔らかめ、瑞々しさのある印象。
棘の無い味わいで美味しいけど、これも1万くらいするのはちょっと高すぎると思う。
椀子ヴィンヤードオムニス2015
前述した伊勢志摩サミットでメインを張ったワイン。
セパージュはメルロー42%のカベフラ40%、カベソー18%とのこと。
香りはカシス、ミント、杉、バニラ等。
先程同様柔らかく右岸的な味わいで、よく纏まったバランス感の上品なワイン。
期待通り相当美味しく嬉しい犬のマー。
城の平オルトゥス2013
うほほほほほめちゃくちゃ美味いなこれ!!!
メドック格付けのような硬さやとっつきづらさがなく、シルキーで滑らかな舌触り。香りもシガー等複雑味があり素晴らしく、エレガンスを感じます。
左岸ブレンドの方が好きなのもあるけど、そういう好みを超えてこちらのほうがずっと上質だと思う。
ダントツで今日一番美味しかった。
2013はカベソー62%だけど、2012は100%らしくそっちの方が飲んでみたかった。
逆に2015はメルローが50%とメインの品種になっちゃってるので個人的には魅力減といった感。
難点はやはり価格で、城の平は最も高くおよそ17000円前後。
正直それなら同価格帯のナパを買っちゃうよねえ。
ワインに合うおつまみアソート(的なもの)
ワインの方で感激しちゃって料理の詳細は忘れちった。
ポジティブな印象が残っており、安くて満足ある味だったと記憶してます。確か1000円くらいだったかな。
料理メニューも割と充実していてランチ利用もできますよー、という話をしたかった。
ワインが想像を超えて素晴らしかった。
どれも割高なのはメルシャンが悪いわけではなく、日本の気候や土地が圧倒的にワイン不向きであり、かつ、土地代と人件費が嵩むという事情故。
「日本ワインの中では」という修飾語を付け加えれば、決して今日試飲したオルトゥスやオムニスも割高ではないと思います。
ワイン造りに不向きな日本でこれだけ真面目なワインを作っていうという事実だけでもう満足。
シャトーメルシャンを好きになった一日でした。
より詳しくはこちら→https://mikkimau.blog.jp/archives/1078630248.html