大人だけの、しっぽりランチにオススメ : 日路庵

先週、雨の中、リフレッシュパーク近くにある「日路庵（にじのあん）」さんに行って来ました。

以前から気になっていたものの、なかなか子連れでは行けそうにないなぁ〜＆ちょっとお高めなのでどうかな〜と思っていましたら、誘って下さる方があったので喜んで連れて行ってもらいました

注文したのは、「りくう」ランチコース2,100円。この他には、若菜七彩コース3,800円（6月末まで）。

前菜のまえに、日路（にじ）の口福（こうふく）として、かぼちゃとあさりのスープが入ったものから。

前菜は、左から、燻製鶏とアスパラガス、豚足と野菜のテリーヌ、炙り穴子　トリュフのリゾット。

見た目の色みは寂しかったですが、いずれも美味しかったです。天板に3つの小皿がはめこまれていました。

スープは、翡翠茄子とプロシュート　トマトのすり流し。

さっぱりしたトマト味が癖になりそうでした。プロシュートは1枚、巻かれたものが入っていました。

主菜は、鱸（すずき）香草焼き　貝柱とパルミジャーノガレット。

お皿にまぶしてあったのは、カレー粉でした。ソースは、ジェノバ（バジル）のようでした。もう、この辺りから「バケットやワインがあれば、もっと良いのにね〜」と2人で何度も言っていました

この後、私は、京鴨そぼろ、おみおつけ、自家製あやこがね豆冨、小鉢（ひじき）、香物を選びました。

知人は、日路のパスタ（この日は、太刀魚と水菜のパスタ）でした。少し頂きましたら、超〜アルデンテで美味しかったです。ご年配の方が多いお店のようでしたので、これはちょっと意外でした

知人からは「太刀魚、小骨が多いから選ばなかったんでしょ〜」と言われましたが、違います。以前、自分でパスタに使ってみた時の印象が悪かったので、どうしても選ぶ気になれなかったのでした

さて、最後は、甘味。小豆餅と二色白玉、それからフィナンシェ2種。

「最後にフィナンシェ（金の延べ棒）だなんて、縁起がいいわね」と言われて初めて、フィナンシェ（financier）が、英語のファイナンス（finance）に当たる言葉で、「資産家」・「お金持ち」を意味していることを知りました。

フランス語で「金融家」・「お金持ち」の意味があり、イタリアのかつてのメディチ家を象徴しているというのは聞いたことがありましたが、なるほど、確かに、金の延べ棒のように見えました。そして、これまで食べたことのあるフィナンシェの中で一番、美味しいと感じました。

フィナンシェ2種の味は、「りくう茶（石臼挽き黒玄米茶）」と、「薫」という数種類がブレンドされた、ダイエットフレーバーティーの入ったものでした。いずれも日路庵オリジナルのお茶。
　
右写真は、この日の端置き。大きかったので、デザートスプーンとフォークもしっかり乗っていました。

店内はシックでしたが、全面ガラスだったせいか、雨空でしたが陽光がよく入っていました。

窓（全面ガラス）から見える風景が何もないというのも贅沢で良かったです。

キラキラした照明も印象的でしたが、夜だともっと雰囲気が良いのでしょうね。
　
ランチコースですら、お酒が飲みたくなるものばかりでしたので、夜だと、尚更かも!?

ちなみに、この日は自家製ジンジャーエールを頂きました。美味しかったですが、もっと炭酸の強いものがあれば良かったな〜と。それと、美味しいソースを存分に楽しむためのパンがあったら良かったのですが、それだと腹八分とはいかないので、よろしくないですかね!?　

こちらの場所は、リフレッシュパークまで行くと、行き過ぎです。その手前を右折です。

遠目には、普通の（立派な）平屋の一軒建てに見えます。

道すがら、大雨の中、とても親切に道を教えて下さった女性の方がおられたので、助かりました。
　
ですが到着してから、駐車場からお店まで、少し迷ってしまいました
車を停めたら右手に歩いて下さい。大きい岩が置いてあるのが入口です（右写真）。

2つの岩の入口まで行くと、左写真の道が見えます。
　
私たちは車を停めてから左手（時計周りに）グルリとしてしまったので、お店までの道が分からず、仕方がないので、行き止まりが分かったところで石垣の間をピョンと飛んで、お店へと辿り着きました。

たまに、しっぽりランチをしたい時に、オススメです。私たちは11時に予約していたこともあり、ちょっとお腹をすかせて行きましたので、余裕で食べることが出来ましたが、人によっては食べ切れないほどかも!?　

私なんて「箸休め」も欲しかったな〜と思ってしまうほどでしたので、コースメニュー以外の1品サービスもあって（←いつもメニュー以外に特別に付いているそうです。それだけ、写真を撮り忘れてしまいましたが・・・）ちょうど良かったです♪