ありがとうセブンイレブン : 田原屋 本店

新山口駅新幹線改札内のKIOSKがセブンイレブンに変わってた。
そこで田原屋の大内外郎8本入りを発見。新山口駅での販売は、2年ぶりくらいか。
手土産に即購入した。
日持ちは二日間。6種類あって、豆入りが4種各1本、豆なしが2種各2本入り。
翌日、訪問先（娘です^^)の許可得て豆入りでないプレーンの小豆を食べた。
以前と比べて蕨粉オンリーに近いゲルの感触は弱まった気がするが、やはり美味い。

山口土産としては文句なしにオススメのアイテムではあるが、
山口外郎未体験のかたが購入されるなら、まずは御堀堂か豆子郎のをお試しになった後、
田原屋へと移行されるのが正しい姿かと。先輩メーカには敬意を表すべきですから。
いずれにせよ、田原屋が新山口駅に戻って来たのは嬉しいことこの上ない。
商品を置いてくださったセブンイレブンさんに私から感謝状を差し上げます(^^)

ちなみに田原屋単独店舗が1階か2階に再出店したかどうかは未確認です。
そうなればもっと嬉しいのですが。

点数は復帰を祝って色を付けたいとこですが、山口外郎を愛する山口県人の私としましては
全ての山口外郎製造販売者に対して平等に、総合3点、味5点といたします。
なお、こちらの山口外郎全般ガイドでは目一杯点数サービスしております(^^)
また、名古屋外郎との比較はこちらをご覧ください。

**********************************************************************

2015年11月27日　3回目投稿　「新山口店復活を」

2015年11月末の時点で、新山口駅の店はなくなってます。
せっかく、拡販が波に乗ってきたと嬉しく思っていただけに残念です。
撤退？　締め出し？　
前者はないと思います。ここの外郎が売れないはずはないから。
後者だとしたら、悲しいことです。
憶測書くのはやめときますが、2015都道府県魅力度ランキング41位に転落した山口県を象徴するかのような
出来事だと思ってます。

県知事さん、山口県売込みの最強ウェポンが外郎だとわかっていらっしゃいますか？
山口に外郎があるなんて知らなかったという国民がほとんどなんですよ。
新山口駅には他にも外郎屋さんはたくさんあるじゃないかとお思いなら、大きな誤りです。
必要なのは、現状に安穏としている外郎各店へのテコ入れ。
数ある外郎屋さんに田原屋さんを加えることが、山口外郎知名度UPの起爆剤になるのです。
いつまでたっても日の目を見ない山口外郎をほったらかしで、他の名産品に力入れても
国民の目は当県に向くわけないのです。

田原屋さんにお願いします。
新山口駅ビルに入れないなら、小店舗でもいいから北口か南口に出店してください。
山口から30分で来れる宇部空港でも売ってください。
テナント拒否されたら、近くにプレハブ店舗出してください。
食べロガーが全面的に応援します。

**********************************************************************

2014年8月26日　2回目投稿　「新山口駅でも買えます」

田原屋の出店が新山口駅にできてました。新幹線口のエスカレータの脇です。
ここ本店や泉店までわざわざ行かなくてもよくなったこと、出店の場所が県の玄関口駅であること、
この二点を評価して総合点を2点から3点にＵＰします。
ただ、生外郎しかなく、お土産品としての日持ちは短いのでご注意を。

*******************************************************************************

2014年6月8日　初回投稿　「一番はここだけじゃない」

山口県民を半世紀やってますが、田原屋なんて外郎屋知りませんでした。
そんな店が食べログで大絶賛されてる。それほどスゴイ外郎かと食べてみたいが、店以外では売ってない。
簡単に行けるとこかと言うと、ど田舎ではないにせよ、車がないと行けないし、観光地でもない場所。
いかにも、食べログの寵児って店。

その場所、大内御堀地区に来たついでがあったので、夫婦で寄ってみた。
日曜の14時過ぎ。道路から横目で見ると「商い中」の看板出てる。さっそく車のハンドル切る。
店に入れば閑散。贈答用の箱入りが並ぶ。
店の人いらっしゃらないので、大声で「こんにちはー」とたける。
すぐに店主さん出て来られた。他レビューにあるとおりの温厚そうなかた。

が、開口一番「すみません、今日はもう二本しかないんです。」
一瞬何のことかわからず(･_･?)
「え？二本って、外郎が二本ってことですか？」
「はい、そうなんです。」

その二本のために店を開けてる意味もよくわからないが、じゃ、その二本を食べて行こうか。
店内に小テーブルあって、イートインできる雰囲気だったので。
「ここで食べられますか？」と聞くと、どうぞどうぞと快諾された。

座って待ってると、お茶と外郎がやって来た。
お茶は蛍透かしの湯のみで。なんとも風情あっていいね(^^)
外郎は白と黒が1本ずつ。細手の拍子木型で豆入り。豆子郎と同じタイプ。1本95円。

女房と白黒を半分ずつにしていただく。
うん、普通に美味しい外郎。小豆粉控えめにしてワラビ粉比率上げた食感は素晴らしい。
アンコ味抑えた分、豆の風味が十分堪能できます。豆大好きの女房は満足げ。
ただし、個人的に豆入りは好みじゃない。わたしゃ豆子郎より御堀堂派なもんで。

外郎に豆を入れるスタイルは豆子郎発案だろう。ここ田原屋も、本家であり師である豆子郎への
リスペクトからそうしているのだろうか。
だけど、山口外郎特有の味と食感を存分に味わうには、豆不要だというのは私がずっと思い続けてきたこと。
他レビュー見れば、田原屋には豆の入らない商品もあるみたい。私が買うならこっちです。

ただ、ここの外郎が他店品に比べて特に秀でてるとは正直思わない。
というより、わざわざここまで来て買う必要はまったくない。県内各地で買える他の外郎で十分です。
生のプルプル感は、ここのでなくても味わえます。生でないパック入り外郎でも生と大して変わりはしません。

あ、言っておきますけど、本レビューで申し上げてる「外郎」とは「山口外郎」のことですからね。
くれぐれも他県の外郎じゃないことをお忘れなく。
「山口外郎」でさえあれば、どこの商品でも私の味評点はすべて☆５つです。

一方で総合点に関しては、いつでもどこでも普通に買える品が、個人的には高くなります。
生外郎専門で売り切れ御免な店も田原屋さん以外にたくさんあって、味も食感も遜色ありません。
ですから、外郎を愛する真の山口県民は特定の店を贔屓して持ち上げたりしません。
山口外郎はどこのを食べても日本一、すなわち世界一だと自負しているからです。

食べログレビューで高評価の田原屋外郎。
それ読んで、休日に遠方からやって来ても買えるとは限らない。
ならば予約するかと言っても、そうまでして買うほど一頭地を抜く外郎じゃない。
ここに来れなくても、ここに来て売り切れでも、同等な品質で購入可能な外郎は他に山ほどある。
本レビューで総合点2点としたのは、私はもう行かないが行ける人はどうぞ行ってくださいという意味。
以上が、山口県人であり、山口外郎愛では誰にも負けない私の田原屋評価です。