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真ち家
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お茶山
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呑み処「真ち家」さん・・・「町屋」という意味も含まれているのか、木造の民家を改装しましたよという感じの店。 隣の「寅の子」さんと違って中の様子が窺い知れないが、怖いとは思わない。むしろ「中は暖かいんだろうな~。」などと、自然に入り口に近づいてしまう。
木の戸を手前に引き、向こうへ押し、「・・・あ、引き戸だね。」と右方向へ開ける。
開ける気配がわかっていたのか満面の笑顔で迎えられる。 気持ちの良い応対をしてくれそうなママさんである。
ただ、素人かな、という印象はあった。会話もぎこちないし、香水が過度な香りを放っている。
私の弱点は鋭い嗅覚である。嗅覚が鋭いとメリットがある仕事をしているわけではないのに、である。(むしろ逆。)
外出から、職場の事務所に戻れば、事務の皆さんがおやつを食べていたことが丸わかりである。
「誰だあ、人のいない時に“もち吉のサラダ味のせんべい”食ったやつは?」と言った時、事務員の一人が、「サラダせんべいはともかく、もち吉って何で言うんですか。」とおびえていた。まあ、クライアントがもち吉のおせんべいを持ってきたのを知ってはいたのだが。
以来、お茶山が帰るまでにしっかりファブっとけ、というのが事務の皆さんの合言葉になったというのだ。
話長いが、そんな自分には強い香水は、申し訳ないが、完全に攻撃である。ママにはエチケットのつもりでも、こちらは「臭い!」なんて言えないし、もう、いじめである。
まあ、鼻を微妙に押さえたりしながら、会話をし、メニューをチェック。
料理は「ありません。」とのこと。チーズの盛り合わせなど簡単なおつまみ程度。酒は勿論あるのだが、焼酎が多い。
・・・なんか、がっかり。
ま、たとえ良いワインがあったところで、台無しになる可能性高いしな、と自分を納得させよう。
・・・と思っていると、ママが店の奥へ引っ込み、途中で若い女性に代わった。こちらの女性はマスカラでしっかりアイメイクして今どきといった感じなのだが、香水は感じなかった。
(・・・何か変な表現だな、別に鼻の穴広げて女性の香水チェックしてた訳ではないですよ。)
彼女は週に一度、特定の曜日にだけ来ますとの事。
見上げると、梁を残した天井の高い、民芸調の空間。とても美しく改装してあるなあという感じ。
純粋に一人で酒を飲むだけなら、楽しいのかな、という感想をもった。
店の本棚に、ウィスキーの本があった。「勉強してるんですか?」とママに聞くと、「勉強ってほどではないんだけど、参考に。」と笑っていた。
素人っぽいなあ、と思った。きっと前職は色気で勝負とか全然関係ない業務だったんだろうな。客商売になかなか慣れることができずに、香水の分量を間違ったのではと思えた。これ、お茶山の予想。
これで、「ふふん、私、すんごい玄人よ~。全部はかりごとよ~。」とか言われたら、男と女の事、一から勉強しなおします、私。
(それより、剃髪して山ごもりするか。まあ、いずれにしても今年も独身であることは間違いない・・・。)
なんか失礼なこと色々書いたけど、そういう失敗も、素人っぽさ(?)も含めて、ママって結構可愛いかな、と思ってしまったら、それは「真ち家」マジックなのかもしれない。
今後どんなお客さんが来て、どう変わっていくのか・・・かなり楽しみです。