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店名 |
くじら家(くじらや)
|
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ジャンル | くじら料理 |
予約・ お問い合わせ |
0735-59-2173 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
太地駅から1,459m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) |
駐車場 |
有 |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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1,576文字★
東京から和歌山県に来ております。
網走(北海道)、函館(北海道)、鮎川(宮城県石巻市)、和田(千葉県南房総市)、
そして太地町の5ヶ所が日本における鯨体処理場の設置場所となっているそうです。
太地町に至ってはイルカ追い込み漁まで許可されており、捕鯨の聖地と言えるのかも知れません。
そんな聖地で鯨を味わってみようと食べログの太地町ランキング1位に輝く「くじら家(3.51)」へ。
尤も地物はゴンドウクジラの干物だけで、
基本的には北大西洋など外国の海からの輸入品が使われております。
千葉県の和田浦(捕鯨基地の1つ)を訪れたときも出会えた地物の鯨はツチクジラのみ。
しかも漁期が7~8月の2ヶ月のみという事情もあって解凍品を提供しておりました。
春の山菜や秋の茸などは採れ立てを食べに現地までわざわざ訪れる価値ありますが、
鯨に関しては現地で食べる意味は無いのかも知れません。
(いちおう和田浦では地物ツチクジラ、太地町では地物ゴンドウクジラを楽しめます。)
店内は4人テーブル2卓、2人テーブル1卓、座敷に4人テーブル2卓、2人テーブル1卓。
女将さんが1人で切り盛りしておりました。
ビール(630円)キリン一番搾り中瓶
竜田揚げ(1,260円)
百尋(1,260円)
サエズリ(1,570円)
鯨盛り合わせ(3,500円)
干物(945円)
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.1】竜田揚げ(1,260円)
特有の獣臭さを感じてしまって、鶏肉の竜田揚げより優位な部分はあまり無いです。
鯨の揚げ物としては和田浦の「さかな(3.34)」で食べた南蛮揚げのほうが、
酸味で食べやすくなっていて美味しいように思いました。
【2.9】百尋(1,260円)
百尋は鯨の腸だけあってクセがかなり強いです。
埃っぽいような臭みがあって、人によって好みがかなり分かれるでしょう。
クセや臭みの強いジビエも風味と捉えられるフランス人に向いているのかも知れません。
(フランス人は反捕鯨の立場から鯨なんて食べないのでしょうけど…。)
【3.0】サエズリ(1,570円)
サエズリとは鯨の舌ですが同じ哺乳類のタンでも牛タンとは異なり脂身の面積が広いです。
脂っ濃くてクセが強いので湯通しでストレートに食べるよりも、
関西でおでんダネに採用されているように、じっくり煮込んだほうが美味しいと思います。
【3.6】鯨盛り合わせ(3,500円)
ミンク鯨の畝須(左上)、ミンク鯨の特選赤身(中央上)、ミンク鯨の本皮と赤身(右上)、
イワシ鯨の潮吹鹿の子(左中央)、イワシ鯨の伝胴(中央)、イワシ鯨の鹿の子(右中央)、
イワシ鯨の尾の身(中央下)、イワシ鯨の須の子(右下)、計8種類。
和田浦で食べた刺身より種類が多くてハイクオリティ。
水っぽさや臭みをそこまで感じないですし、脂っ濃い霜降り部位が多いのも嬉しいところ。
赤身と本皮の組み合わせは、馬刺しで赤身とコウネ(タテガミ)を合わせているのに似ています。
しかし馬刺しには無い鯨独自の部位も多くて、ほとんど脂な潮吹鹿の子が白眉な美味しさ。
鯨の最高級部位と名高い尾の身も勿論美味しいのですが、
コストパフォーマンスや自身のコッテリ嗜好もあって潮吹鹿の子が気に入りました。
これらは海外からの輸入品なので東京や大阪といった大都市でも食べられるでしょう。
都内でも潮吹鹿の子を取り扱うお店を探してみたくなりました。
(行きつけの鮨屋もたまに鯨のレバーとか市場から仕入れています。)
【3.3】干物(945円)
唯一の地物というゴンドウクジラの干物。
千葉県でいう「くじらのたれ」のゴンドウクジラ版といったイメージでしょうか。
特有のクセとしょっぱさが酒肴にピッタリ。