和dining 清乃【九】 ~「The Tabelog Award」で3年連続「Bronze」受賞の店で「羅臼昆布と八戸煮干し」限定&「角長しょうゆ「匠」四重奏SP しょうゆ」~ : 和 dining 清乃 本店

和 dining 清乃 本店

(セイノ)

移転前の店舗情報です。新しい店舗は和 dining 清乃 本店をご参照ください。

この口コミは、ramen151eさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

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1人
  • 料理・味-
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP-
  • 酒・ドリンク-

5.0

¥2,000~¥2,9991人
  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気3.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク-
2019/02訪問3回目

5.0

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気3.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク-
¥2,000~¥2,9991人

和dining 清乃【九】 ~「The Tabelog Award」で3年連続「Bronze」受賞の店で「羅臼昆布と八戸煮干し」限定&「角長しょうゆ「匠」四重奏SP しょうゆ」~

訪問日:2019年2月27日(水)

本日のランチは「TheTabelogAward2019」で今年も「Bronze」を受賞して、これで、3年連続の「Bronze」受賞となる『和dining清乃』へ!

こちらの店は、和歌山県有田市の片田舎にある店で…
のぞみで新大阪までアクセスしても、エアーで関空にアクセスしても、また、そこから電車と徒歩で2時間近くかかるので、なかなか行く機会がない(>_
調べると、前回訪問したのは昨年の1月20日だから、もう1年以上もご無沙汰しているんだね…
しかし、ようやく、チャンスが巡ってきた。

今日は、超久しぶりに和歌山に仕事で行くことになったので…
どうにか午前中に仕事を終わらせれば行ける…

そうして、予定より、ちょっと遅れたものの、和歌山駅からJRきのくに線の12時20分過ぎに発車する電車に乗ることができて…
最寄り駅の箕島駅で下車して16分ほど歩いて、店にたどり着いたのは13時8分!

すると、平日にもかかわらず、12人ほどのお客さんが待っていた。
土日ともなると、大行列ができるというのは知っていたし…

前回、土曜日に訪問したときも、開店前に30人を超える行列ができた。
しかし、平日の、この時間でも、これだけ混雑しているとは_|‾|○

しかし、意外に回転は早くて、早くも13時21分に入店♪
お笑い芸人の友近さんを美人にしたようなスタッフの女子からカウンター席に案内されて…

こちらの店の原田店主の奥さまである、らぁこさんから注文を聞かれて…
オーダーしたのは、限定の「羅臼昆布と八戸煮干し」とレギュラーメニューの「角長しょうゆ「匠」四重奏SPしょうゆ」!

すると、目の前の厨房で、こちらの店の原田店主によって作られた「羅臼昆布と八戸煮干し」が、注文してから3分後に供されたんだけど…
早っ(゜_゜;)

黒豚のモモ肉の炭火焼きチャーシューに紀州梅鶏のハム、味玉ハーフ、太メンマ、九条ネギに、こちらの店のトレードマークにもなっている紅芯大根がトッピングされた!
とても美しいビジュアルのラーメン♪

まずは、羅臼昆布と八戸煮干しで出汁を引いたスープにしては、カエシの醤油の色が濃いめで…
パッと見、こちらが「角長しょうゆ「匠」」に見えるスープをいただくと…

昆布のうま味が半端なくて
そして、八戸青口の背黒のうま味と平子のうま味が口の中に広がるスープで…

期待を軽く超えていく美味しさ…
最高に美味しい♪

しかし、以前に原田店主が限定で作った「煮干しラーメン」は、バランス型の原田店主らしくない煮干しがビシッときかされたスープだったのに!
今回は、ずいぶん、おとなしめ…

前回は、『中華ソバ伊吹』の三村店主からプレゼントされた氷見特撰背黒を使ったスープを作ったので!
『中華ソバ伊吹』の夜営業で出される「淡麗中華ソバ」をリスペクトして!

「淡麗」という名とは裏腹に、煮干しが濃厚なスープを「淡麗中華ソバ」を作ったのかもしれない。
だから、今回の限定が原田店主の煮干しラーメンなのかもしれないけど…

ただ、この限定…
「羅臼昆布と八戸煮干し」というネーミングなのに、煮干しは背黒(八戸青口)の他に平子も使われていたし…

それに、このスープ…
そもそも、昆布と煮干しだけで出汁を引いたスープなのかな!?

そこで、原田店主に…
「煮干しは、背黒の他に平子も使われてますよね?」と聞くと…

「はい、使ってます。」
「でも、よく、わかりましたね…」

「平子を使ってると言い当てたのはイチエさんだけです。」
なんて言われたので…

さらに…
「これ、昆布と煮干しだけで引いたスープですか!?」と重ねて尋ねたところ…

「いや、昆布と煮干しだけでは、他店と変わらないので…」
「角長のスープも入ってます。」

「平子が感じられたのは、角長のスープに平子が使われているからです。」
そんな答えがあって…

昆布と煮干しがメインではあるけど、地鶏のうま味も入っていて、アニマルオフのスープでないこともわかった。
それに、これで、煮干しスープのラーメンにしてはカエシの醤油の色が濃いように思えた疑問も解消!

なので、これは、「羅臼昆布と八戸煮干し」ではなく、「羅臼昆布と煮干しと地鶏」!
これは、今まで、いただいてきた醤油ラーメンの中でも、私の中では十傑に入る美味しいスープなので、これはこれで、いい♪

ただ、アニマルオフのスープだと思っていたし…
動物系のうま味を入れない原田店主のスープも飲んでみたかったかな…

麺は細ストレートの自家製麺で!
ただ、煮干しラーメンに合わせる麺といったら、関東でも関西でも低加水の麺が主流になっている中、加水率高めの中加水麺が使われていて…

麺を啜っていると…
原田店主から、麺の感想を聞かれたので…

「つるっとした、啜り心地のいい麺で、もちっとした食感もあって、この麺、よくスープに合ってると思います。」と言うと…
うんうんと頷いて…

「この麺を食べたお客さんから、低加水麺と言われます。」
「ぜんぜん、低加水ではないのに…」

なんて言うので…
「たぶん、それは、煮干しラーメンだから、細麺で低加水というイメージが出来上がってるからじゃないですか!?」

「これ、中加水の、やや、加水率高めの麺ですよね…」と言うと…
「37%です。」と原田店主から即答で答えがあったけど…

以前にいただいた「煮干しラーメン」は、確か、パツっと歯切れのいい加水率低めの中加水麺だったはずなので!
このスープに合わせてチューニングしてきた!

そして、スープともバッチリ合ってて!
麺が、うま味いっぱいのスープをいっぱい持ってきてくれて美味しくいただくことができた。

トッピングされた黒豚のモモ肉の炭火焼きチャーシューは、香ばしくて♪
噛めば、肉のうま味が滲み出てくる絶品のチャーシューだったし♪

紀州梅鶏のハムは、やわらかくて、しっとりとした食感に仕上げられていて!
塩分濃度も、ちょうどいい鶏ムネ肉のレアチャーシューだったし♪

太メンマは、外はコリッ!
中はサクッのバツグンに食感のいいメンマでよかったし♪

薬味に使われた九条ネギの香りと甘味も、この醤油味のスープとはバッチリ合っていたし!
具材を一つ一つ吟味して選んで、一つ一つ丁重に作られているのがよくわかる♪

そうして最後は、2杯目に「角長しょうゆ「匠」」の具沢山トッピングの「四重奏SP」が控えているのには承知していたけど…
こんなに美味しいスープを残すことなんかできるわけないので…

もちろん、スープの最後の一滴まで飲み干して完食!
美味しかった♪

そうして、1杯目の「羅臼昆布と八戸煮干し」を食べ終わると…
そう待つことなく、2杯目の「角長しょうゆ「匠」四重奏SPしょうゆ」が着丼!

こちらは、先ほどの「羅臼昆布と八戸煮干し」にもトッピングされていた黒豚のモモ肉の炭火焼チャーシューに紀州梅鶏のハムと…
イタリア産長期肥育豚「ドルチェポルコ」の豚バラチャーシュー!

そして、和歌山県すさみ町の「イノブタ」を炭火焼きにしてた後に5時間真空調理したと原田店主が話していた巨大なチャーシューの…
計4種類のチャーシューが盛りつけられて…

さらに、今日の餡は、イベリコ豚と紀州鴨だと、奥さまのらぁこさんからお聞きしたワンタンに!
味玉ハーフ、太メンマ、九条ネギに、紅芯大根がトッピングされた…

とても美しくて♪
超ボリューミーで、インスタ映えする醤油ラーメン♪

しかし、このメニュー名通りのチャーシューのカルテットは豪華で贅沢で!
プレミアムなチャーシューばかり!

中でも「イノブタ」のチャーシューは、とても希少だし!
それに、こんな仕込みに手間隙かけられたものを食べられるなんて、めっちゃ嬉しい♪

ただ、2杯目で、このボリュームは(汗)
特に「イノブタ」のチャーシューはの大きさに圧倒される(‾▽‾;)

「四重奏SP」にしなかったら、トッピングされた具も同じで、スープの色もいっしょなので…
見た目からは、「羅臼昆布と八戸煮干し」との違いがわからない…

醤油香るスープをいただくと…
こちらは、比内地鶏、紀ノ国地鶏、黒豚の動物系出汁のうま味に…

羅臼昆布、干し椎茸、本枯鰹に…
平子、鯵煮干し、いりこの煮干し…

そんな乾物のうま味が折り重ねられた重層的なうま味が感じられるスープで…
めちゃめちゃ美味しい♪

先ほどの昆布と煮干しのうま味が強いスープも、かなり美味しいスープだと思ったけど…
この芳醇でコクのあるカエシに合わせるなら、こちらの動物系の出汁のうま味が強く感じられるスープと合わせた方が、より美味しく感じられた♪

それに、こちらの方がバランスがよくて!
このバランスのよさが原田店主のスープの真骨頂なので♪

やっぱり、このスープは、全国でも屈指の味わい♪
このスープをいただくためには…

関東からだったら、少なくとも5時間以上はかかるけど…
それだけの時間とお金をかけても、食べる価値のあるのが、この「角長しょうゆ「匠」」のスープ!

そして、今日は一つ発見が!?
それは、いりことは、また違う煮干しの甘味を感じられたので、原田店主に、そう言うと…

「のどぐろ煮干しを使いました。」
「カエシに入れたら、とても美味しくなりましたので…」

「このロットののどぐろ煮干しをせんぶ買い占めました。」と話していて…
えらく気に入ったようだったけど…

この原田店主という人は、常に、今の味に満足せず、常にこうして、味のブラッシュアップに努める人で…
だから、こうして、来る度にスープが美味しく進化している♪

そして、この極上の味わいのスープに合わされた平打ちの中太ストレートの自家製麺は…
加水率39%の麺だと原田店主が話していたけど…

ほぼ、多加水麺に近い加水率の中加水麺は、プリップリでモッチモチの食感なのがよくて♪
しなやかなコシがあって!

そして、小麦粉のうま味がよく感じられる!
とても秀逸な麺♪

ただ、太くて、加水率も高いので、縮れを入れないと、スープとの絡みが悪いようにも思えるけど…
これが、意外に、いい感じでスープと絡んでくれて、美味しくいただくことができるんだよね♪

そして、トッピングされた四重奏を奏でるチャーシューは…
黒豚のモモ肉の炭火焼チャーシューと紀州梅鶏のハムは、先ほどの「羅臼昆布と八戸煮干し」同様で、どちらも味、食感とも申し分のない、味、食感に秀でたチャーシューだったし…

イタリア産長期肥育豚「ドルチェポルコ」の豚バラチャーシューは、私は、余り、脂身の多いチャーシューは、くどくて、好きじゃないけど…
これは、余分な脂が落とされて、肉のジューシーさが感じられたのでよかった!

そして、和歌山県すさみ町の「イノブタ」は、超ボリューミーで、めっちゃ食べ応えがあって!
いいんだけど、2杯目のラーメンで食べるチャーシューではなかったかな(‾▽‾;)

それに、肉々しい味わいのチャーシューで、好きな人は、めっちゃ好きになる味わいだと思うけど♪
個人的には、好みからは外れるものだったかな(-"-;A...アセアセ

そして、らぁこさんが…
「美味しくなあれ♪美味しくなあれ♪」と言って作ったかどうかはわからないけど(笑)

一生懸命、厨房で餡を詰めて作っていたワンタンは、肉のうま味が詰まった超絶美味しいワンタンで!
これは、トッピングして食べる価値のある逸品♪

なので、次回、食べるときは、「イノブタ」と「ドルチェポルコ」がトッピングされた「四重奏SP」ではなく…
このワンタンをトッピングして食べてみるつもり♪

太メンマは先ほど同様で、食感が最高だったし!
九条ネギもスープと合っていてよかったし♪

そうして、最後は、スープの最後の一滴まで惜しむように飲み干して完食♪
堪能させてもらいました。

また、この「角長しょうゆ「匠」」を食べるために、必ず、伺います。
ご馳走さまでした。

メニュー:角長しょうゆ「匠」…900円
大盛(麺1.5玉)…+100円
チャーシュー増し…+200円/ワンタントッピング+200円
四重奏SPしょうゆ…1350円

紀ノ国地鶏塩…850円
大盛(麺1.5玉)…+100円
チャーシュー増し…+200円/ワンタントッピング+200円
四重奏SP塩…1300円

和歌山ラーメン…800円
ダブル(麺2玉)…+100円
チャーシュー増し…+200円/RED(辛)…+50円

有田ブラック…800円
大盛(麺1.5玉)…+100円
コロコロホルモン…+200円/チャーシュー増し…+200円

お子様ラーメン(しょうゆor塩)…500円

【限定】羅臼昆布と八戸煮干し…900円

ごはんもの
しらすごはん…300円/たまごかけごはん…200円/明太子ごはん…200円/ごはん…150円/チャーシュー丼…350円

トッピング
炭火焼きチャーシュー(2枚)…300円

  • 和 dining 清乃 -
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2018/01訪問2回目

5.0

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気3.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

ラーメン一期一会 和dining 清乃【八】 ~九十九里平子と八戸青口を使うようになって味変した「角長しょうゆ 「匠」」&「紀ノ国地鶏の塩(アロハver.)」~

2018.01.30和dining清乃【八】 ~九十九里平子と八戸青口を使うようになって味変した「角長しょうゆ「匠」」&「紀ノ国地鶏の塩(アロハver.)」~ラーメン|グルメ|和歌山県訪問日:2018年1月20日(土)

本日のランチは、和歌山県有田市の『和dining清乃』へ!

こちらの店は、食べログの点数で4点以上の高得点を付ける全国で5店しかないラーメン店のうちの1店!

麺屋一燈(東京)
4.09

中華蕎麦とみ田(千葉)
4.06

HomemadeRamen麦苗(東京)
4.05

和dining清乃(和歌山)
4.04

らぁ麺屋飯田商店(神奈川)
4.00

遠くて、なかなか行けない店だけど、今日は、「四重奏スペシャル」という、こちらの店のメニュー名にもなっている!
常連中の常連である四重奏さんが車で、大阪市内から店まで連れていってくれるというので…

お言葉に甘えることにした。
ありがとうございます。

そうして、大阪市内を朝の8時30分に出発して!
10時10分10秒に店の前までやってくると…

店頭には2人のお客さんの姿があるだけ…
「少ないな…」と呟くと…

四重奏さんからは…
最近は、寒いこともあって出だしは遅い。

それに、ピーク時の土曜日には、開店前に60人もの行列を作らせたことのある店だけど…
最近は、それほどでもない。

土曜日には、さすがに、それなりの行列はできるけど…
平日だったら、店内は、ほぼ、満席状態ではあるけど、並ばずに食べられるという…

3番、4番で並んで、待っていると…
少しずつお客さんもやって来て…

10時30分を超えると、どんどんと増えていって…
11時の開店を迎えるころには、30人近い行列ができた。

ピーク時に比べると少なくなったとはいえ…
和歌山県の有田市の…

失礼ながら、僻地の小さな町のラーメン店に…
しかも、ほぼ、車でしかアクセスできない店に…

これだけのお客さんを集客できるというのは…
やっぱり、こちらの店の原田店主の作るラーメンが、どれだけ美味しいのかを物語っている♪

そして、今日も、開店時間の11時になると、音楽が流れ出して♬
いつものように開店♪

原田店主に、奥さまのらぁ子さんと挨拶を交わして(*^-^)ノ
カウンター席へと座って…

友近似の女性スタッフから注文を聞かれて…
四重奏さんが、炭焼きチャーシューもイベリコ豚のレアチャーシューもトッピングせずに、デフォルトの「角長しょうゆ「匠」」を注文したので、私も同じものをお願いする。

すると、私たちの注文が書かれた伝票が厨房へと回されて…
それを見ていたら…

先客の注文伝票に「アロハ」という文字を発見!
「アロハって、何ですの?」

らぁ子さんに確かめてみたところ…
「今日は、塩ラーメンの塩ダレにハワイの塩を使っているので♪」と言ってケラケラと笑うので…

これも食べたくなって、追加注文!
店内連食することにした(^_^;

厨房では、原田店主が先客2人のラーメン作りをしていて…
「特製角長しょうゆ「匠」」と、「特製アロハ」こと「特製紀ノ国地鶏の塩」が完成して出されると…

続いて、私たちのラーメンが2個作りされて!
完成した「角長しょうゆ「匠」」が供された。

豚バラ肉の煮豚、味玉ハーフ、メンマ、九条ネギに紅芯大根が載る!
彩り鮮やかで、美しいビジュアルのラーメン♪

まずは、ふわっと醤油が香るスープを一口いただくと…
あれっ!?

従来のスープとはぜんぜん違う!
わかりやすい味わいに変容していた。

こちらの店の原田店主の作るスープは、玄人好みの味わいのスープで!
一口飲んだだけでは、そのよさは理解できない、複雑で、繊細で、滋味深い味わいのスープ…

従来は、地元・和歌山「湯浅角長醤油」の醪(もろみ)を3年熟成させた究極醤油「濁り醤3年熟成匠」他がカエシに使われた醤油の芳醇な風味が、まず、感じられるものの!

紀ノ国地鶏、比内地鶏、黒豚の動物系出汁に…
利尻昆布と干し椎茸の和風出汁!

平子、鯵煮干し、白口煮干し(いりこ)に本枯鰹といった魚介出汁を重ねたというスープは…
言われれば、確かに、この香りは平子のもの!

このうま味は、昆布と干し椎茸によるもの!
それに、本枯鰹のうま味も感じられることがわかる。

ただ、これを原田店主から聞いていなければ…
各素材の使用量も少量ずつなので、繊細な舌の持ち主でなければわからない…

それが、今回のスープでは、より、すっきりとした味わいに感じられて…
平子や背黒の煮干しのうま味に、鰹や鯖の節のうま味も、はっきりと感じられたので!

そんな感想を原田店主に話すと…
「(東京・志村坂上の『中華ソバ伊吹』の)三村さんから業者を紹介してもらって、九十九里平子と八戸青口を使うようになったからです。」という答えが返ってきた。

さらに…
「業者から、いろいろな産地のいろいろな種類の煮干しがサンプルとして送られてきましたので、全部、水だしして、味見してみました」

「その中でも、この2つが…」
「特に平子が、いい出汁出してくれて!」

「この煮干しを使うようになって、味が、スッキリとしました。」
そう話すと、わざわざ、煮干しがストックされた箱の中から、九十九里産平子を取ってきてくれて、見せてくれたんだけど…

どうやら、煮干しの仕入れ先が替わって、使う煮干しが違ったことが、スープの味がわかりやすくなった原因のようだった。
そして、このスッキリとして、わかりやすくなった味わいのスープは、うま味も強くなっていて!

従来のスープもかなり好みの味わいのスープだったけど!
この新味のスープは、最高に美味しい♪

それに、この地鶏と煮干しと鰹節がハーモニーを奏でるスープを嫌いな日本人は少ないと思うし…
このスープをいただいて、わざわざ時間とお金を掛けても、これは食べに来るだけの価値のある一杯だと思った♪

そうして、この極上の絶品スープに合わされた麺は、平打ちの中太ストレートの自家製麺で…
こちらは従来と変わらないプリモチ食感の麺で!

しなやかなコシがあって!
のど越しのよさもあって!

そして、小麦粉のうま味がよ~く感じられる麺で!
スープとも適度に絡んでくれて、美味しくいただくことができた♪

豚バラ肉の煮豚は、トロトロにやわらかく煮込まれたもので!
肉のうま味を味わえる美味しいチャーシューだったし♪

最後は、もちろんスープの最後の一滴まで惜しむように飲み干して完食♪
そうして、1杯目のラーメンを食べ終わった絶妙のタイミングで、2杯目の「紀ノ国地鶏の塩(アロハver.)」が着丼!

トッピングされた具は、「角長しょうゆ「匠」」同様、豚バラ肉の煮豚に味玉ハーフ、メンマ、九条ネギ、紅芯大根が載る!
こちらも、彩り鮮やかで、美しいビジュアルのラーメン♪

まずは、黄金色したスープをいただくと…
こちらも、「角長しょうゆ「匠」」とスープはいっしょなので!

地鶏に昆布、干し椎茸のうま味に!
平子、背黒の煮干しに鰹節、鯖節の節うま味が感じられて♪

ただし、こちらの塩スープからは、ホタテにアサリの貝出汁のうま味が感じられたので!
塩ダレに使われていると思われるけど…

このコハク酸のうま味をプラスすることで、スープに厚みが感じられたし!
塩味のスープと貝出汁がよく合っていて、「角長しょうゆ「匠」」の醤油味のスープも美味しいけど、この「紀ノ国地鶏の塩」の塩味のスープもパツグンに美味しい♪

なお、ハワイの塩バージョンと普通の塩(?)の違いは、「紀ノ国地鶏の塩」を食べたのが2年前なので、わからなかったけど…
刺すような塩ではなく、甘味のある塩だった。

麺は、「角長しょうゆ「匠」」と同じ、平打ちの中太ストレートの自家製麺で!
プリモチの食感の、しなやかなコシがあって、のど越しのいい麺で♪

小麦粉のうま味がよく感じられる美味しい麺で♪
この塩スープとも適度に絡んでくれて美味しく食べさせてくれたし♪

トッピングされた具の豚バラ肉の煮豚も、先ほど同様、やわらかくて、美味しいチャーシューでよかったし♪
こちらも、最後は、スープの最後の一滴まで飲み干して完食♪

しかし、今日は、スープの変容に、とても驚かされたけど…
すっきりと、わかりやすく変容して、さらに美味しくなっているので♪

一度、食べたことのある方は…
その変化を実感してもらいたいし!

まだ、食べたことのない人には…
どちらのラーメンも、現在、日本で一二を争う絶品の味わいのラーメンだと思うので、おすすめです♪

ミシュランの和歌山版が出版されれば、ビブグルマンはもちろん、星獲得しても、ぜんぜん不思議ではないラーメン♪
遠くても、また、来ないとね…

堪能させてもらいました。
ご馳走さまでした。

メニュー:角長しょうゆ「匠」…800円(大盛不可)
チャーシュー(バラ)増し…200円/ワンタントッピング…200円/特製(バラチャーシュー、炭火焼チャーシュー、ワンタン)…300円

紀ノ国地鶏塩…750円(大盛…900円)
チャーシュー(バラ)増し…200円/ワンタントッピング…200円/特製(バラチャーシュー、炭火焼チャーシュー、ワンタン)…300円

和歌山ラーメン…750円(ダブル…900円)
チャーシュー(バラ)増し…200円/RED(辛)…50円

有田ブラック…750円(大盛…900円)
コロコロホルモン…900円/チャーシュー(バラ)増し…200円

四重奏スペシャル(あっさり+肉の競演)
醤油…1250円/塩…1200円

お子様ラーメン(塩orしょうゆ)…500円

ラーメンSETごはん
しらすごはん…200円/たまごかけごはん…200円/明太子ごはん…200円/ごはん…150円/コロコロチャーシュー丼…300円

トッピング
炭火焼きチャーシュー(2枚)…300円
イベリコ豚の炭火焼きチャーシュー(2枚)…350円/(3枚)…500円

  • 和 dining 清乃 -
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2015/08訪問1回目

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  • 料理・味-
  • サービス-
  • 雰囲気-
  • CP-
  • 酒・ドリンク-

5.0

  • 料理・味5.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気4.0
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

和 dining 清乃【五】 ~「食べログ」全国ラーメンランキングダントツ1位の店で「角長しょうゆ 「匠」」&「紀ノ国地鶏塩」~

訪問日:2015年8月9日(日)


本日のランチは、「食べログ」全国ラーメンランキング1位に輝く店『和 dining 清乃』♪

先日、兵庫県の武庫川にある兵庫県No.1の行列店『らーめん専門 和海』に行った際に…
木下店主から…

「うちの塩なんて、清乃さんの塩ラーメンのスープに比べたら、まだまだです!」
「麺もスゴいですよ。」

「先日、休業日に伺いましたが、スゴく勉強になりました。」
「それと、炭焼チャーシューがスゴかった!」

「うちなんかで食べるより、清乃で塩を炭焼チャーシュートッピングして食べた方がいいです。」
絶品の塩ラーメンを出す店の店主に、そこまで言わせる塩ラーメンとは!?

これを聞いて、断然、『清乃』に行ってみたくなった!
というわけで、本日、久しぶりに和歌山県の有田市にある店へと向かうことにした。

成田空港第3ターミナルから朝9時45分発のジェットスターに乗って関空へ!
しかし、関空到着が遅れて…

関空から12時2分発のJRで、日根野経由和歌山へ!
和歌山からは、特急くろしおに乗車して、店の最寄り駅になる箕島駅まで急いだ…

しかし、それでも、駅に到着したのは、13時22分。
そして、駅からは徒歩で!

電灯の上で「ミャーミャー」と猫のように鳴くウミネコを見ながら、有田川に掛かる橋を渡って…
川を渡ったら、今度は川を左に見ながら、炎天下の中、トコトコと17分ほど歩いて…

そうして、家を出てから5時間45分を掛けて…
ようやく、やってきました『和 dining 清乃』!

しかし、時刻はすでに、午後の1時40分を回る時刻だというのに…
こんな時間でも、店の前には14人ほどの行列ができていたんですけど(汗)

さすが、「食べログ」全国ラーメンランキングNo.1!
でも、ここに来たことがある人ならわかることだけど…

失礼ながら、この僻地に、これだけのお客さんを集客するというのは…
驚かされる(滝汗)

そうして、この後、27分待って、入店することができたんだけど!
思ったより回転は早いし!

それに、よかったのは、店の前が日陰になっていて!
また、風が抜けて、待っている間、あまり、暑く感じられなかったこと♪

そして、14時7分に入店して、原田店主に奥様のらぁこさんに挨拶して、空いていた厨房と接するカウンター席へとついて…
メニューを見ると…

以前はあった、「つけ麺」がメニュー落ちしていて…
代わりに、地元の「和歌山ラーメン」がメニューに加わっていたんだけど…

これは、2号店を和歌山駅の近鉄百貨店内のフードコートに出店することになったことによるもの!
さて、『らーめん 和海』の木下店主推奨の「紀ノ国地鶏塩」は決まりとして、もう一杯は何にしようか?

こんな遠くまで来て、一杯だけで帰るわけにはいかないので(笑)
「有田ブラック」をホルモン増しで食べるか?

『清乃』流「和歌山ラーメン」にするか?
悩んで、一瞬、考えていると…

原田店主から…
「よかったら、角長しょうゆ食べてもらえませんか?」と言われて…

「角長しょうゆ 「匠」」は、前回、昨年の1月19日に訪問したときにも食べたことはあるけど…
以前とは味も変わっているんだろうし!

それに、そう言われたら、そうするしかないよね(汗)
そこで…

「和海の木下さんから、塩がいいと言われましたので…」
「紀ノ国地鶏塩と角長しょうゆ 「匠」いただきます。」

そう言って、注文を入れて…
「やっぱり、塩が先がいいですよね!」と言うと…

「いや、醤油から食べてもらった方がいいと思います!」と言うので…
「では、醤油には、神楽さん直伝の炭火焼チャーシュー付きで!」

「塩にはワンタントッピングしてください。」と告げて、注文完了!
そうして、まず、着丼したのが「角長しょうゆ 「匠」」!

そして、「炭火焼きチャーシュー」は別皿で提供された。
いつもながら、美しいビジュアルのラーメンで!

以前との違いは、チャーシューが真空低温調理された豚肩ロースのレアチャーシューから、豚バラ肉のチャーシューに!
また、三つ葉から刻みネギと紅芯大根に変わっていたこと!

味玉ハーフとメンマは変わらなかったけど…
麺は、中細ストレートから平打ちの太ストレート麺になっていたこと…

麺は、食べてみないとわからないけど…
具は、前の方が好みだったかな(汗)

まずは、これだけは以前と変わらない色した醤油清湯のスープをいただくと…
以前同様、地元・和歌山「湯浅角長醤油」の「濁り醤 3年熟成 匠」がカエシに使われているようで!

醤油の芳醇な風味が何ともよくて!
ここは、以前と変わらない美味しい味わい♪

しかし、動物と魚介の出汁の味わいは、以前とは違って…
スープのうま味が強くなって!

厚みが増して!
確実に美味しくブラッシュアップされていた!

原田店主によると…
「現在の魚介は、平子、鯵、白口、利尻昆布、本鰹、椎茸です。」

「平子のキレのよさがお気に入りです」等と話していたけど…
動物系にも、紀州地鶏、比内地鶏、黒豚が使われているという情報で!

まず、感じられるのがフレッシュな鶏のうま味♪
朝挽きした地鶏を使って出汁を引いたような味わいのスープで!

従来の滋味深い味わいのスープからすると…
今日のスープは、厚みが感じられた。

そうして、平子、鯵、白口の3種類の煮干しを使ったということだったけど…
煮干しのエグミや苦味は感じられず、感じられるのは煮干しのうま味だけ!

これは、頭も腸も掃除して水出汁して出汁をとったからじゃないかと思われるけど…
煮干しラーメンだったら、特に平子のあのビターな味わいを出さないというのはどうかと思ってしまうところだけど…

これは、醤油ラーメンなので、これでいいと思うし!
3種の煮干しがいい出汁出していた♪

それに、節も本鰹が使われて!
スープからは、鰹のうま味も感じられて!

さらに、昆布と干し椎茸のうま味がたまらなくよくて!
特に、この一杯目に食べた醤油ラーメンでは、干し椎茸のうま味がカエシのうま味を引き立てていて、とても美味しくいただけた♪

そして、特筆すべきは、バランスのよさ!
動物系、魚介系のどれかが突出することなく、バランスのいいスープに仕上がっていた。

さらに、香油に使われた鶏油のうま味とコクがハンパなくて!
これ以上に美味しい鶏清湯魚介スープの醤油ラーメンは無いんじゃないか!?

そう思えるだけの極上のスープで!
めちゃめちゃ美味しかった♪

しかし、鶏油の量が、多すぎず、少なすぎず…
ちょうどいい感じの量だったので!

原田店主に…
「鶏油は25ccですか?」と聞いてみたところ…

「いや、22です。」
「これが、一番、バランスのいい量でした。」という答えがあったんだけど…

大概の店は20cc。
増やすにしても、減らすにしても、5cc単位で試すのが普通だと思うけど…

1cc単位で試していた…
やっぱり、この人はマニアック(笑)

そして、このスープに合わされていた麺は、幅広の平打ちストレートの自家製麺で…
たおやかな食感の麺は、しなやかなコシのある麺で!

啜り心地がよくて!
のど越しのよさもあって!

そして、何より、小麦粉のうま味がよく感じられる麺で!
これは、内麦(国産小麦粉)100%の麺だからだと思われるけど!

スープが強くなっていたこともあるけど、スープとも適度に絡んでくれてよかったし!
麺は、以前にいただいた中細ストレート麺に比べると、さらに、また、美味しく進化していた!

しかし、原田店主からは…
「ちょっと、麺の風味が強すぎませんか?」

なんて言ってきたので!
「内麦だけで製麺しているから、そう感じるんじゃないですか…」

「外麦を入れたら、ずいぶん、風味はだいぶ落ちるとは思いますけど…」
そんな話しをすると…

「その通り、内麦だけを使っているのですけど…」
「外麦を入れてみようかとも思っていました。」

「ちょっと、悩んでいました。」
「ありがとうございました。」なんて言っていたけど…

外国産の小麦粉も使ってトライしてみて…
国産小麦粉だけで製麺した麺とは何が違うのか?

それを実感して!
国産だけでいくのか?ブレンドで行くのか決めてもいいんじゃないのかな…

豚バラ肉のチャーシューは、しっかり、脂が落とされたもので!
やわらかかったのもよかった♪

炭火焼きチャーシューは、まず、香ばしくて!
しっかりとした食感ながら、噛みしめるほどに肉のうま味を感じる逸品で♪

『和海』の木下店主が大絶賛していたのもよくわかった!
それと、これを別皿で出してくれたのもよかった。

香りが強いので!
これをラーメンに載せて出すと、スープに風味が移ってしまう可能性があるので…

しかし、この一杯は、こちらの店でしか味わえないオンリーワンのラーメンで!
うま味溢れるスープ、コク深い醤油のカエシに鶏油の質と分量も合わせて…

すべてが完全に調和されて、寸分の狂いもなく融合された…
ある意味、究極の醤油ラーメンと言っても過言ではないほどの美味しさだった♪

だから、この後、塩ラーメンが、もうすぐ出されるのがわかっていながら…
スープの最後の一滴まで飲み干して完食♪

そうして、「角長しょうゆ 「匠」」を食べ終わると…
そう待つことなく供された「紀ノ国地鶏塩」の「ワンタン」トッピング!

こちらも、基本の具は「角長しょうゆ 「匠」」と同じ。
豚バラ肉のチャーシューに味玉ハーフ、メンマ、紅芯大根、刻みネギ!

違うのは、トッピングしたワンタンが載っていることで!
こちらのラーメンのビジュアルも美しい♪

まずは、黄金色したスープをいただくと…
こちらも、鶏に豚の動物系に煮干し、鰹、昆布、干し椎茸のうま味を感じるスープで!

スープは、「角長しょうゆ 「匠」」も「紀ノ国地鶏塩」もいっしょのはずだけど…
カエシの違いで、別物の味に感じられて!

先ほどの醤油のカエシとスープとのバランスは絶妙だったけど!
塩だって負けていなかったし!

醤油もかなりの美味しさだったけど!
塩もめちゃめちゃ美味しい♪

それと、塩味のスープということだったけど…
スープからは、大豆のうま味が感じられたので!

これは、醤油も使われているはず…
そう思って原田店主に確認すると…

「カエシには、薄口醤油と、もう一つ、魯山人という、濃口醤油と薄口醤油の間のようなうま味の強い醤油も使っています。」と、さらっと話してくれて!
その「魯山人」という醤油を小皿に入れて味見させてくれたんだけど…

確かに、濃口醤油と薄口醤油の間のような…
まったりとして味わい深い、うま口の醤油だった♪

なお、勘違いされると困るけど…
これらの醤油は、隠し味で、少量、使っているので、気づかない人の方が多いと思うし!

何度も、このブログには書いているけど、塩だけで作る塩ラーメンは少数で!
普通は、薄口醤油に白醤油を併用することの方が多いので!

さらに、原田店主からは…
「スープのバランスは、角ちょうのカエシに合わせているので、今は、醤油の方がおすすめです。」

「でも、塩も、もっと美味しくなるよう見直していきます。」なんて、話しをしていたけど…
確かに、どっちがいいかと聞かれたら、「角ちょう」と答えるかもしれないけど!

「紀ノ国地鶏塩」も絶品♪
『和海』の「鶏塩」と並んで、最高峰にある塩清湯魚介のラーメンだと思う♪

麺は、先ほどと同様で、プリモチの食感がよくて!
コシがあって、のど越しのいい麺で!

小麦粉のうま味がたまらない美味しい麺で♪
程よくコクうまのスープとも絡んでよかったし!

トッピングしたワンタンは、今、ちょうど、原田店主の奥様のらぁこさんが餡を包んでいたもので!
「皮も自家製なんですか?」と、らぁこさんに尋ねると…

「そう、皮も手作りよ♪」
「でも、皮は私が作っているわけじゃないですけど…」と言って、笑っていたけど(笑)

皮はトゥルン!
餡は肉のうま味が詰まったもので、めっちゃ美味しかったし♪

こちらの塩ラーメンも大満足で!
もちろん、スープもぜんぶ飲み干して完食!

食べに来るのは、結構、大変だけど(汗)
でも、苦労しても食べに来る価値のあるラーメン!

また、伺います♪
ご馳走さまでした。

メニュー:角長しょうゆ「匠」…800円(大盛不可)
チャーシュー(バラ)増し…200円/ワンタントッピング…200円/特製(バラチャーシュー、炭火焼チャーシュー、ワンタン)…300円

紀ノ国地鶏塩…750円(大盛…900円)
チャーシュー(バラ)増し…200円/ワンタントッピング…200円/特製(バラチャーシュー、炭火焼チャーシュー、ワンタン)…300円

和歌山ラーメン…750円(ダブル…900円)
チャーシュー(バラ)増し…200円/RED(辛)…50円

有田ブラック…750円(大盛…900円)
コロコロホルモン…900円/チャーシュー(バラ)増し…200円

トッピング
炭火焼チャーシュー(2枚)…300円

ラーメンSETごはん
しらすごはん…200円/たまごかけごはん…200円/明太子ごはん…200円/ごはん…150円/コロコロチャーシュー丼…300円


http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-3326.html


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和dining清乃 〜旬の魚で出汁を取ったオンリーワンスープのラーメン♪〜

訪問日:2012年5月23日(水)


本日は和歌山に来ているので!
ちょっと足を延ばして、『和dining清乃』まで行ってみることにした!

JR箕島駅から少し歩く店にやって来たのは、お昼の12時10分ジャスト。
店に入っていくと、店内はお客さんでいっぱい!

テーブル席はほぼ埋め尽くされて!
お客さんは、でかエビフライに和牛100%ハンバーグ、お造り盛り合わせ等のセットメニューを思い思いに食べている。

そう、こちらの店は、ラーメン専門ではなく和食レストラン!
ただ、ラーメンに力を入れていて、「食べログ」の和歌山県ラーメンランキング1位に輝く店♪

カウンターに座って…
店主におすすめのラーメンをお聞きすると!

「初めての方でしたら、スーブの味がよくおわかりになる、塩ラーメンはいかがでしょう?」
「豚のチャーシューが入ったものと、鶏チャーシューのものがございます。」

そう言って、すすめてくれたのが「稲むら塩清湯」に「紀ノ国地鶏の塩清湯」。
そこで、鶏チャーシュー入りで数量限定の「紀ノ国地鶏の塩清湯」にすることにした。

さらに…
「もう1つラーメンを注文するとしたら、どれがいいでしょう?」

そう聞いてみたところ…
「それならば、角長醤油の生醤油を使った角長ゴールドがいいのではないでしょうか。」

そうすすめてくれて!
これで、注文は決定!

そうして、まず先に作られた「紀ノ国地鶏の塩清湯」!

柚子香るスーブをいただくと!

地鶏に煮干し、秋刀魚干し!
そして、昆布に干し椎茸の出汁のうま味がじわっと感じられる!

ただ、それだけではなくて…
もっと複雑な味わいのスーブで!

滋味深い味わいのスーブは美味しいし!
好み♪

でも、何が使われているのだろう?
そこで、店主に聞いてみたところ…

「鶏と秋刀魚でとった出汁に、背黒煮干しの出汁をブレンドしたものと、鮮魚のアラで取った出汁に、個体の小さな白口煮干しを加えたスーブを、バランスよくブレンドしています。」と教えてくれた。

こちらの店は、魚料理がメインで、いつも旬の魚を仕入れているので!
その魚のアラが使えるんだそう!

今日、使ったのは、鯵と鯛!
ただ、使う魚は、季節によっても、仕入れによっても、都度、違ってくるという。

しかし、鮮魚を使っているのに、まったく、魚の臭みはない!
さすが、魚を知り尽くした魚のプロが作るスープは違う!

そして、この地鶏と旬の鮮魚他で出汁を取ったスーブに合わせられた麺は、切り歯14番くらいの平打ち麺が使われていた!

なめらかで、もちっとした食感の麺は、小麦粉にオーストラリアのプライムハードが使われているのか?
大阪・中崎町の『フスカケ』で食べたことのあるような味わいと食感の麺。

この後、2杯目に食べた「角長ゴールド」に使われた中細縮れ麺の、ザクザクとした独特の食感の麺を食べて!
その感を強くして!

店主に確認したところ…
やはり、京都の「麺屋棣鄂」の麺が使われていた。

一見、淡麗な味わいの塩清湯スーブのラーメンには合わないように思える、幅広で厚みある平打麺は、程よくスーブとも絡んでくれて、美味しくいただくとだくことができたし♪

紀ノ国地鶏のチャーシューも、噛むとジュワっと地鶏のうま味が感じられるものだったし!
美味しゅうございました♪

そして、2杯目にいただいた「角長ゴールド」!

地元・和歌山・湯浅の名産品「角長醤油」!
その「角長醤油」の生醤油を返しに使ったラーメンは、着丼した途端に香る醤油の風味がいい♪

醤油ラーメンのよさは醤油の香りにある!
特に、生醤油を使った醤油ラーメンの命は香りだと思っているので!

スーブは、先ほどの地鶏と旬の魚で出汁を取ったスーブが使われているということだったけど!

返しが違うので、まったく違った味わいのスーブに感じられて!
このスープは、塩で食べても、醤油で食べても美味しい♪

麺は、中細縮れの低加水麺が使われていて!
ザクザクとした麺の食感がいい!

それに、醤油味のスープとは相性のいい麺で、いいとは思うけど!
ちょっと、醤油味の濃いスープだったこともあって、絡みがよすぎてしまったかもしれない。

圧巻だったのは、低温真空調理された豚肩ロースのレアチャーシュー♪

肉のうま味が閉じ込められたチャーシューは、肉のジューシーさが感じられるもので!
醤油のもろみで味付けられて、肉の甘みが引き出されたチャーシューは絶品♪

こちらのラーメンも美味しかった♪

今日、食べた2杯はどちらもよかったので、また、来て!
次回は、今日、食べなかった「有田ブラック」に鶏白湯スーブの「鶏羽二重白湯」も食べてみたいし!

3種類ある「つけ麺」も食べてみたい!
でも、せっかくなら、美味しい旬の魚のお造りをいただいて、〆にラーメンというのもいいし♪

再訪は確実!
ご馳走さまでした。

それと、帰りにわかったことだけど…

意外にこちらの店!
大阪からも近くて!

店の最寄り駅になるJR箕島駅までは、大阪・天王寺から直通の特急に乗れば1時間7分で来れてしまうので!
よかったら訪ねて、こちらの店でしか食べられないオンリーワンの一杯をどうぞ♪

メニュー:有田ブラック…680円/稲むら塩清湯…680円/鶏羽二重白湯(しょうゆor塩)…680円/【数量限定】紀ノ国地鶏の塩清湯…680円/【期間限定】角長ゴールド…680円

濃厚トリトン(260g)…850円/(390g)…980円
豚もり黒しょうゆ(200g)…780円/(300g)…880円/(400g)…980円
和風鴨つけ(180g)…750円/(300g)…880円/(420g)…420円

  • 和 dining 清乃 - 外観

    外観

  • 和 dining 清乃 - メニュー

    メニュー

  • 和 dining 清乃 - 角長しょうゆ「匠」(

    角長しょうゆ「匠」(

  • 和 dining 清乃 - 角長しょうゆ「匠」

    角長しょうゆ「匠」

  • 和 dining 清乃 - 角長しょうゆ「匠」+炭火焼チャーシュー

    角長しょうゆ「匠」+炭火焼チャーシュー

  • 和 dining 清乃 - 炭火焼チャーシュー

    炭火焼チャーシュー

  • 和 dining 清乃 - 角長しょうゆ「匠」(麺)

    角長しょうゆ「匠」(麺)

  • 和 dining 清乃 - 紀ノ国地鶏塩+ワンタン

    紀ノ国地鶏塩+ワンタン

  • 和 dining 清乃 - 紀ノ国地鶏塩+ワンタン

    紀ノ国地鶏塩+ワンタン

  • 和 dining 清乃 - 紀ノ国地鶏塩(麺)

    紀ノ国地鶏塩(麺)

  • 和 dining 清乃 - 紀ノ国地鶏塩(ワンタン)

    紀ノ国地鶏塩(ワンタン)

  • 和 dining 清乃 - 原田店主

    原田店主

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店舗基本情報

店名
移転 和 dining 清乃 本店(セイノ)

移転前の店舗情報です。新しい店舗は和 dining 清乃 本店をご参照ください。

受賞・選出歴
2020年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店

2019年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店

2018年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店

2017年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店

ラーメン 百名店 2020 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2020 選出店

ラーメン 百名店 2019 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2019 選出店

ラーメン 百名店 2018 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2018 選出店

ラーメン 百名店 2017 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2017 選出店

ジャンル ラーメン
住所

和歌山県有田市696

交通手段

<電車>
JR紀勢本線(きのくに線)「箕島」駅から徒歩約16分

<自動車>
阪和道 海南IC 有田方面に25分
湯浅御坊道路 有田IC 和歌山方面に15分

箕島駅から1,000m

営業時間
  • ■営業時間
    [火~土]11:00~14:00

    ■定休日
    土曜日、日曜日、祝日、月曜日は休業です(※臨休等はTwitter・HPを必ずご確認下さい)通販にて全国発送承り中です詳しくはTwitterをご確認下さい7/23.7/24.7/25はコロナ感染拡大防止の為臨時休業です

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算

~¥999

~¥999

予算(口コミ集計)
支払い方法

カード不可

サービス料・
チャージ

なし

席・設備

席数

22席

(カウンター10席(5席×2列)、テーブル12席(6名掛け×2つ))

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

店舗前は使用不可。直進左のパチンコキング様と契約していますので駐車場内どこでもOKです。

空間・設備

オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

お子様連れ

子供可

ホームページ

http://www.konomise.com/chuki/seino-1

公式アカウント
オープン日

1998年

備考

2015年4月29日より、通常メニューから「つけ麺」は無くなりました。
*数量限定の場合などはつけ麺あり。
夜の営業が無くなったと同時に「一品」も無くなりました。
1万円札は利用不可です。


交通手段にシェア自転車が駅前にあり.30分100円です。

初投稿者

すぱてとんすぱてとん(139)

最近の編集者

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食べログ限定企画

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