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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
たこ焼一休
|
|---|---|
| ジャンル | たこ焼き |
| 住所 | |
| 交通手段 |
和歌山駅から1,363m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
6席 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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夜の和歌山市を歩いておりますと、たこ焼やさんがありました。真っ暗になっても、店の前にたこ焼を買い求めるお客さんが並んでいます。店の中でも食べることができるようです。ちらっとのぞいてみますと、まさにたこ焼を焼いている最中です。
ちょっと食べてみましょうか。
店内は５人座れば満席のカウンターだけです。会社帰りのサラリーマンがたこ焼を肴にビールを飲んでおられます。いすに座りますと、人が出入りするときには姿勢を正さなければならないぐらい、狭いお店です。
たこ焼の注文の数が、中で２１個です。二桁、それも２０個を越えるのが中なんて、多いなぁ。では、中６００円にしましょう。
お持ち帰りを待っているお客さんが二人、会社帰りのサラリーマンが二人、そして中を注文したワタクシだけですが、大将パニックになっています。サラリーマンが注文を出そうとすると、この世の終わりみたいな声で「ちょっと待って」と言ってます。サラリーマンは常連なんでしょう、納得しています。
たこ焼の作り方が、普通と違います。熱せられたたこ焼木のくぼみに、まずたこを投入して焼いてます。しばらくしてから小麦粉を溶いたのを入れてますが、それが足りなくなり、店の奥に小麦粉を取りに行ってます。これが偉い時間がかかって、焼けすぎたたこが当たったらイヤだななんて思いながら待ちます。
ワタクシが注文もしていないスジポン酢がきたりします。注文していない旨を告げますと、サラリーマンが「いいよ、いいよ、ひきうけるわ」などと言ってます。
要約できあがったお持ち帰り用のたこ焼を店の外の客に渡すと、その客はスジポン酢を注文したい多様で、あ、さっきのスジポン酢は持ち帰りようだったんだとわかりました。
幸いなことに、ワタクシのたこ焼は、やけすぎのたこではありませんでした。醤油かソースを聞かれます。しばし逡巡しますが、やっぱりたこ焼はソースだろうとソースを頼みます。
皿に盛られた２０個のたこ焼って、なかなかの量でございます。
たこ焼の味自体は、もう、ソースの味が最大の因子でございますから、出来立ての熱々で、普通のたこ焼ソースならば可もなく不可もなくでございます。つまようじ日本を使って食べていますと、先ほどのやけすぎのたこ焼を「サービスや」って、店内のサラリーマン連中やワタクシにくれました。
小麦粉を溶いたのを入れて、そのまま放置したあったようで、トロトロの部分がなくなっていて、煎餅のようになってます。ひっくり返す時間もなかったのか、たこ焼木のくぼみそのままの形にこんがりと焼けています。これ、結構いけるんやで、なにもつけずに食べるのがええねんって言ってますので、素直にそのまま食べます。やっぱりソースをつけたいな、と皿に残っているソースをつけたいただきました。
この適当さ加減、ゆっくりと流れる時間を受け入れることができるならば、全く気を使わずにすむ気楽なお店でございましょう。