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さすが鮨金。出前も美味しかった
業務の都合で昼食を外に食べに行けないのに、夕方遅くまで同じ部署の若い人たちと缶詰になる。そこで人数分の出前を取ることにしました。届いた後の保管も考慮して、細巻きやいなりの、いわゆる助六の形で1000円程度の折詰、という内容でお願いしました。
運んで来られた時、ネタの関係で少し安くなって、1000円+消費税80円の予定が、全部で1000円になったことを伝えられましたが、まったく大丈夫です。
すぐに包み紙をとり蓋を開けると、海苔の良い香りがふわ〜っと顔全体を撫でてくる。この香りが、これから美味しいものを食べられるぞ〜という期待を高めてくれます。
内容は、注文時に例に挙げていた干瓢巻きはなく、沢庵巻き・かっぱ巻き、そして太巻きにいなり3つ。沢庵巻きになって少し値段は下がったのかも。
しかし、味の染みた干瓢と椎茸、卵焼きはちゃんと太巻きに使われています。そして、前回感動した味の沁みたいなりも健在。一緒に出前をとった若い人たちも、この香りと味付けに震えております。来年、1500円にバージョンアップしたら鉄火巻きが加わるかもしれません。
若い人たちよ、この弁当で老舗寿司店の味に感動したなら、今度はお店で握りを食べるんだよ。
ついに老舗鮨店を初訪問
高岡の老舗鮨店、鮨金さんでお昼を予約。敷居が高いのかもと、恐る恐る電話しております。
予約時間を少し回って入店。L字のカウンター8席のみの店内、やはり予約しておいてよかった。おかみさんが持ってこられたメニュー表によれば、おまかせ(3850円)、富山湾鮨(2750円)、それに1650円のランチもある。私はおまかせにして、妻は、地物魚介を使った富山湾鮨を注文すると、早速二代目が握り始めてくれます。(ランチは二代目が担当しておられるそうです。)
それぞれのネタは以下の通り。
富山湾鮨 : おまかせ
しろえび : しろえび
平目(昆布締め) : 平目(生)
アオリイカ : アオリイカ
ブリ : ブリ
甘エビ : 大トロ
バイ貝 : ウニ
ズワイガニ : イクラ
鯵 : 甘エビ
エンガワ : 鯵
穴子 : 紅ズワイガニ
: 穴子
と、10貫と11貫。これに、すり身の味噌汁が付きます。
しろえびの個々の個体がプツプツと弾けるぐらいのプリプリの新鮮さに驚いて始まる握り。妻の昆布締めの平目に対して、私のシャキシャキの生平目。ああ両方食べ比べたい。細かく包丁を入れられたアオリイカの甘味を引き出す一振りの塩。口の中の温度で脂が溶けてシャリと混ざりあってしまうブリに続いて私の方は、大トロ、ウニ、イクラと、脂が強めなネタが連続します。
そこで味噌汁でひと息入れます。ふんわり加減がよいすり身の味噌汁です。このすり身からいいダシが出て、ここに柚子の香りも加わり、口の中は見事にリセットできました。さあ、後半行くぞ。
この間に、富山湾鮨の妻の方は、甘エビにバイ貝、ズワイガニと富山湾の至宝の握りを楽しんでいる。もちろん妻も、味噌汁の上品なすり身の柔らかさに感動しております。
おっと今追いつくからね、と私に言い聞かせるように、二代目は、私にも甘エビを握ってくれる。続けて両方に鯵の握りが出される。鯵って魚の身の味が濃くて美味しい。
妻の富山湾鮨はここから、エンガワを挟んで、穴子。これで一通り。私の方は、紅ズワイガニから穴子で一通りとなります。うん、穴子の端に残る焦げ跡から焙った炭火の香りが立ち上り、口から鼻に抜けていく。煮切りの甘さとシャリ、そして淡白でありながら脂ののった穴子自体の身のサッパリした旨みが混ざって、これは本日のNo.1か?!
「あとはお好きな物を握りますよ」という二代目に、
私はさっき食べ比べたかった平目(昆布締め)と、富山湾の至宝バイ貝を頼み、玉子焼きで締めます。妻も、玉子焼きを頼んで締めております。
追加注文には、妻が、脂がのってて食べたことがないぐらいゴリゴリだった、と感激していたエンガワにも心惹かれたのですが、私が注文したのは平目の昆布締め。昆布の旨みと香りをまとい、ねっとりとした甘味を増した昆布締め平目は本日のNo.1を争う美味さ。更にバイ貝も追加。細かく包丁を入れられた、がっちりコリコリのバイ貝の歯応えもNo.1候補に相応しい。
一通り食べ終わり、美味しかった感想を伝える。すると、二代目は「いやいや、富山湾が美味しい魚を育ててくれるおかげです」と頭を下げられる。いやいや、鮨職人の腕があっての味でもありますから。二代目も気さくで話しやすく、訪問前に感じていた敷居の高さはいつしか消え去っておりました。
いやむしろ、直ぐまた食べに来たくなっている。先ずは春先のホタルイカを食べに来なくては。
追加注文をした時、家族にお土産の握りの折り詰めを一つと、鉄火とかんぴょうの細巻きといなり寿司で構成した折り詰めを一つ注文しており、玉子焼きを食べながら、二代目の話と、それらの折り詰めが完成する様子を楽しみました。
夕飯で食べた鉄火巻、マグロが大きい。お店で食べたウニ・イクラ・バイ貝など海苔を使った握りでも感動した海苔の高い香りがここでも再現される。いなり寿司も、揚げにしっかりと味が染みており、何時までも噛み続けていたくなるくらい。お土産も大成功です。
初の高岡の老舗鮨店訪問でした。自分で稼いだお金でカウンター鮨を食べるなんて、大人になったなあ、という感慨もひとしおのランチでした。ごちそうさまでした。
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キドカラー
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店名 |
鮨金
|
---|---|
ジャンル | 寿司、海鮮、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0766-23-5781 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR北陸本線高岡駅から徒歩約3分 高岡駅から168m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
17席 (カウンターは8席程度) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 ただし奥に喫煙スペースあり |
駐車場 |
無 すぐ目の前に大型のコインパーキングがあります。収容200台ほど。 |
空間・設備 | オシャレな空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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午後缶詰の業務に備える弁当企画、二日目は昨年好評だった鮨金さんの寿司弁当です。ただ、今年は、予算も大幅アップして2000円(税込)で注文しました。さて、どうなるか、期待と不安が入り交じりながら、折り詰めの蓋を開けます。
お!思わず顔がほころぶ、全部握りの寿司弁当。イカ、赤身、イクラ、ザス(カジキのことです)、甘エビ、タコ、鯵、ヒラメ、サーモン、玉子焼きの10貫。
細巻き中心だった昨年とは行ってくるほど違う!若い同僚たちが両手で頭の上に大きな丸を作ってます。
細かく包丁が入ったイカは、口に入れると溶けてなくなっていく柔らかさ。次は、鯵で魚の旨みを噛み締め、タコの香りを楽しむ。これが生のタコならなお良かったけどそこが2000円という予算の限界か。
同様にヒラメも、昆布〆になって旨味が増してますが、予算がもっとあれば、今朝水揚げされたのになるのかも。
旨味の強い魚をひとめぐりしたら、今度はプリプリの甘エビの身の甘味を噛むまでもなく味わう。更に、イクラで高コレステロールの追い打ちをする。
いったん庶民的なザスで口の中をリセットして、赤身、そしてトロの代わりの脂ののったサーモンを攻め落とします。締めは玉子焼き。ここでツメが掛かった穴子がないのが残念ですが、これが2000円の弁当だということを忘れてはいけません。
若い同僚たちには、量的に少し物足らなかったのではないか、と心配でしたが、後日「お腹いっぱいではないけど、充分食べられました」と言ってもらえたので一安心。
ストーリー性もあり、わずか10貫で冬の富山湾を味わえる握り鮨の競演を堪能。予算アップは正解でした。来年は、これにイナリとか細巻きも加えて完成度を上げていきたいと思いました。