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柔らかいバラ肉が旨い
やっぱ金龍の麻婆豆腐は効く
金龍で昼食。最近、お店の前を通っても夜8時にならないうちにClosedになっていることも多く、心配しながら入店。すると、テーブルがあと一つしか残っていないほどお客さんが入っています。我々が席についてからも、後から後からお客さんが訪れ、入れなくなったグループは、「外で待っているから」と言い残していくほどの繁盛ぶり。店内には「コロナ対策のために昼11:00〜13:30 夜17:00〜19:30(L.O.)」という貼り紙。なるほど、それで最近早い時間から暗くなっていたのですね。
私が食べたいと思ったのは、昔からよく食べられていたカニ玉(900円)と餃子(6ケ)(400円)。妻は、スープとしてワンタンスープ(600円)と、メインに相応しい四川麻婆豆腐(1400円)を注文。さらに家へのお土産として餃子(持ち帰りも400円)とカニ玉(同じく持ち帰りも900円)を先にお願いしておきます。
最初に運ばれたのは餃子。皮が薄めで一口で食べられます。ジュワッと口の中に広がる餡の味も私にはちょうどよく、これなら何人前でもいけそうですが、まだ他に食べるものがあるので、ここは我慢。餃子を摘んでいると、カニ玉が出てきました。フワフワになった玉子の中にたっぷりカニが入っているなんて、家庭では絶対にできません。味は少しあっさり目のアンを絡めつつカニ玉を取り皿にとりわけ食べることにします。餃子が後少し、になったタイミングでワンタン登場。前回訪れた時、妻が食べていて美味しそうだった、丼の中に雲が渦巻いているようなワンタンを、今日は晴れてシェアして食べることができました。餃子の皮やワンタン、で主食枠はもう十分摂取したような気がします。
そして、本命、麻婆豆腐は、山椒がたっぷりかかった赤黒い正に正統派麻婆豆腐。熱々の皿から立ち上る湯気を吸い込んだだけでピリッと麻痺する感じや辛味が襲ってきそうです。あまり辛いのに強くはない妻も自分の取り皿にどんどん取り始めました。私も負けずに赤黒い麻婆を口に運びます。口の中はしびれ、唇の周りまで辛いので、まだ残っているワンタンやカニ玉も挟みつつ、食べ進めていると、うっすらこめかみを汗が伝っていきます。こりゃ我慢できん、ライス(小)(150円)を追加注文!辛さ対策という意味もありますが、これで米を食べないでいられるか、という欲求を抑えられませんでした。
ご飯のお供にぴったりの濃い味で辛い麻婆豆腐を食べると、やはり金龍は四川料理のお店なんだな、と再確認できてしまいます。お昼時のこの繁盛ぶりが、すとんと腑に落ちる老舗の味でした。
伝統の味も、少しずつ変化
平日の昼食をどこに行くか、いくつか上がった候補の中に、高岡の老舗中華料理店、金龍菜館が上がりました。妻が「私、子どもの頃、家族で金龍に行ったときいつもワンタン頼んでた。」と懐かしそうに言ったので、今日は金龍になりました。
お店の裏手にある駐車場にクルマを駐め、店に入ると、ついたての向こうでは、お年寄りグループの同窓会?又は忘年会をやってましたが、基本店内は空いていました。
私はワンタン麺(800円)、妻はワンタンスープ(600円)を注文します。そして追加で揚げハルマキ(600円)と、家へのお土産として、焼き餃子(1人前400円)を持ち帰るのも一緒にお願いしました。
妻曰く、揚げ物はお店で食べるのが美味しいから。
先ずは妻のワンタンスープが出てきました。ドンブリの表面全面を白いワンタンが覆っています。その上に刻んだネギ、細切りのメンマ、そしてチャーシューが乗ってる。
私のワンタン麺も同じ塩味のスープと全面を覆うワンタン、というワンタンスープとほぼ同じ外見の下には麺が、昔より白くなったちぢれ麺が隠れてました。
ワンタン麺で昔と変わったのは麺とメンマが細切りになった点でしょうか。ラーメンの味は以前と同じ、のようでした。一方、ハルマキはパリッとして中が熱くて香ばしい。私はこれにラー油を付けて食べる。すると熱々の中身と触れ合ったラー油のゴマの香りが口の中で爆発します。熱いけど美味しいです。
ワンタンの妻の方は、食べても食べても底からワンタンが湧き出てくるらしく、幅の広いうどんみたいになってます。正にワンタンも「麺」であることを実感。
シンプルだけど満腹になる金龍菜館のお昼を求めて、近くの会社の人たち(社長さん?)も次々と来店されていました。
お会計はお土産の餃子も入れて2800円でした。餃子は今夜、食べます。
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キドカラー
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店名 |
金龍菜館
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、餃子 |
予約・ お問い合わせ |
0766-22-0788 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
坂下町駅から62m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
40席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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冷やし中華をやってない、とのことで、夏にふさわしい一皿としてバラ肉のキャベツ炒め、つまり回鍋肉(1600円)を選択。もちろんこれだと回鍋肉のお皿だけ、になるので、ライス(中)(200円)も忘れず頼みます。ライスにはスープも付いてくるので、これで回鍋肉定食完成。
一方、幼少期より金龍の胡麻ダレの冷やし中華を好んでいた妻は、冷やし中華をやっていないことをいたく残念がりながら、これもいつものワンタンスープ(600円)を注文。ついでにデザート枠で杏仁豆腐(400円)も頼んでおきました。
甘くてくどくて、そしてピリッと辛い味噌ダレと豚バラ肉の脂が混ざり合って甘い旨味を作り出しています。これを白いご飯の上にワンバウンドさせていただく。続いて肉の旨味も纏った炒めピーマンと一緒にバラ肉を噛み締める。これぞ夏のスタミナ食の醍醐味です。そしてこのバラ肉が柔らかい。上等な肉使ってますよ。
私が夏野菜とキャベツに挟んだバラ肉の柔らかさに驚いていると、妻は、ワンタンスープの昔と変わらぬ安定の美味しさに安心しています。
続けて、デザートの杏仁豆腐が出てきます。小ぶりな鉢に杏仁豆腐、上にベリーのソースを彩りに乗せてます。お、この香りは杏仁霜。まじめな仕事ぶりが伺えます。
回鍋肉も杏仁豆腐も店主の誠実な料理ぶりがよく伝わってくる反面、昔ながらの暖かさが懐かしくなる、そんな昼食になりました。また、写真撮影不可でしたので、今回料理写真は添付しませんでした。