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リゾートホテルで頂く富山のこだわりと山ならではの極上ジビエ
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kenta-crv
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kenta-crvさんの他のお店の口コミ
店名 |
移転
レヴォ(L'evo【旧店名】サヴール )
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受賞・選出歴 |
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Gold受賞店
The Tabelog Award 2017 Gold 受賞店 |
ジャンル | イノベーティブ、フレンチ |
住所 | |
交通手段 |
JR高山本線 笹津駅から徒歩約15分 笹津駅から681m |
営業時間 |
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予算(口コミ集計) |
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支払い方法 |
カード可 |
個室 |
有 |
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禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 リバーリトリート雅樂倶の無料駐車場 70台収容 |
空間・設備 | オシャレな空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、ホテルのレストラン |
ドレスコード | リバーリトリート雅樂倶の浴衣は可、パジャマは不可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2014年5月22日 |
備考 |
ご利用予定日2日前から取消料を申し受けます。 |
初投稿者 |
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富山県ナンバーワンの評価を受けるレヴォ。谷口英司シェフが富山の魅力に惚れ込み、様々な独自の発想から仕上げる至高のコースを味わえる唯一無二のお店。
『リバーリトリート雅樂倶』内にあるレストランですが、ワンマン電車と言うことを知らず分かりづらく富山駅を乗り過ごすとなんと次は電車がくるのは三時間後。。。仕方なくバスで移動することにするとバスも1時間1本走っているかどうか。僕はどんな僻地に行くのかと震える覚悟。
40分ほど揺られて到着し、歩くこと10分。外観は高級感が出ている訳ではありませんが、ホテル内に足を踏み入れると広大な川と山を見渡せ、施設内の高級感も素晴らしい、まさにリゾートホテルが待っていました。
レストランの前迄エスコートされ、そのホテル内の素晴らしさに気持ちが高騰している中、レヴォのレストランの文字が。
窓際に通されると川と山を一望できる一面ガラスの素晴らしい席へ通していただきます。
こちらのお店は富山のものだけを使った料理の数々を提供してくださるようで、その中には真鴨や猪も。隣山で採れたジビエを使っているようでこの季節に取っては最高の料理。まさか日本海の魚を目的に来てジビエが、しかもフレンチで頂けるなんて感激です。
そうこう感動が最高潮になってきて、料理の査定も厳しくなる中コースがスタート。まず引き出しを開けてと言われ開けると富山県で作った美しいナイフやフォーク、立山で汲んできた地元のお水は富山で造ったガラス細工、注文したドリンクは富山りんご。。。富山をこれ以上ない程に愛するレヴォのコンセプトがひしひしと伝わってきます。
プロローグ
ごま風味のもなか サバのリエット
優しさのある風味
赤ビーツに雛鳥のムース
雛鳥ムースが冷たく、全体が口の中でスッと溶ける美味しさ
山羊のチーズ
山羊の癖が素晴らしい風味。とても香り高く、鼻の抜け感も素晴らしい
かいわり
鯵の仲間とのこと。ねっとりした風味でアクセントにとても良い
牡蠣のリエット
これも食感と香りが楽しめて素晴らしい
イノベーティブフュージョンは大好きですが、こちらのデザインも素晴らしいの一言です。
カツオ
赤カブ、蕪のきゅうり、キャビア、鰹の血合いとビーツのソース
最初はカツオとソースの旨味が出て来て、赤カブが覆っているので比較的最後はシンプルに締まりながらシャキっとした食感を楽しめる。血合いの相性も抜群です。
米粉のパン
とてももちもちで素晴らしく美味しい
富山のアオリイカ
薪、人参、貝の樹で作ったソース
イカの食感より貝のソースの風味がとても良く効いている。シンプルだが後に引く美味しさ
小麦の全粒粉
これも麦の美味しさがとても良く香る。
一品ずつが繊細で、お店も落ち着いているので感覚が研ぎ澄まされます。
初産みの卵 山羊のチーズ
にわとりが最初に産んだ卵。ヤギのチーズの風味と卵のバランスが素晴らしい。白身は厚みがあり、黄身は滑らかでとっても美味。山羊のチーズが美味しすぎます。
真鴨
内臓とお肉で作ったつくね、串はぶどうの枝、鴨の血合いのソース
鴨の内臓の風味と血の風味が独特の旨さ。食感はとてもしっかりしていて、タッチがねっとりしている。この血合いももちろん抜群の相性。とても濃厚で素晴らし過ぎる逸品。
鰆
菊芋のピューレ くわいも チーマリラッパ
鰆の食感ももちろんだがチーマリラッパの癖、くわいもの食感、ピューレの風味、それぞれの主張のマリアージュがとても素晴らしい。このバランス感を創り出すのは感動もので、料理を掛け算で仕上げるような料理は大好きです。
猪
もも肉、薪、ほうれん草、シブレット、エシャレット、血合いソース
物凄く筋肉質とシャリシャリ感で砂肝のような美味しさ。山の中で培われた筋肉の強さを感じ、淡白な浮き出る脂も素晴らしい。薪の風味で食べやすく、そそられる仕上げとイノシシの風味が抜群。
バタバタ茶
デザートの使われているものすべてバタバタ茶で仕上げている。
バタバタの由来はバタバタと泡立てるところから来ているようです。お茶の風味がしっかり出ておりとても美味しい。胡麻や甘みも感じる素晴らしい逸品。
感動に感動を重ねたコースも終わりを迎え、常に驚きと感動を与え続けてくれた至高のコース。お会計もこのレベルでたったの12000円。
お店のコンセプト、想いをしっかりと感じることが出来ると共に、このお店からは富山に対する愛がひしひしと伝わって来ます。
料理人の腕前やインスピレーションも素晴らしく、ホテルレストランなので、接客もパーフェクト。何一つケチをつけられることはないのでは?
ちなみに帰りは食事をすると温泉に無料で入ることが出来、絶景を楽しむことが出来ます。
帰宅する際は電車もバスも一時間なく、ローカル駅で電車を待ちながら顔を蚊にかまれましたが、それだけ奥地に来たと考えると満足です。
最高の料理をご馳走様でした。また頑張って伺います。