お客さん戻ってくるとイイですね　(-m-)” ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ : ひよどり亭

お昼時に富山大学近くにいたものですから、つい最近出来た「大阪王将」に入ろうかと思ったのですが、慣れ親しんだ「餃子の王将」とは違っていい値段取る「普通の中華料理屋」って事を思い出しました。じゃぁどうする？と思ったところ「ひよどり亭」の事を思い出しました。五福出身の妻の親友が一番好きだと言っていたラーメン(恐らく昔から慣れ親しんでいる味と言う事だろうと思うのですが)ってどんな味なんだろう？
興味深々で入店です・・・ていうか、これどっちに入ればいいんだろ？手前と奥に同じ「ひよどり」の名前を付けた店が有るのですが？Σ(ﾟ皿ﾟ；≡；ﾟ ３ﾟ)
あ、奥の建物に「支那そば」と大きく書いてありました(；ーoー)=3
安心して入店です。でも、この入口を見るとどう考えても「ラーメン屋じゃなくてとんかつ屋」ですよね。なんか不安が押し寄せてきましたΣ(>皿<；)

店内はどこにもメニューが無いΣ(ﾟДﾟ；)
入口を入ってすぐに立ちすくむ私にキレーで腰の細いオネーサンが「メニューは壁に貼ってあるだけなが、先に会計済ましてね」って言うじゃありませんか。壁を見るとラーメンのセットが５種類(単品はそれぞれ１００円引き)、あとはとんかつのセットの数種類でした・・・なんか違う・・・と思いつつもお店の壁にも書いて有るくらいだから自信が有るんでしょう「支那そば」なんですが、貧乏性なものでついつい「１００円増しなら」って事でセットにしちゃうんですよ(´･ω･`)

ラーメンを待つ間、店内を見ていましたら隣のお店とつながっている事を発見。隣もラーメンが付いてくるセットを出しているんですが、ラーメンととんかつはこっちの方で作っているみたいです。しかし壁に古い新聞記事や標語の類が一杯です。テーブルには雑然と置かれたソースや爪楊枝、汚れまくったギャバンの四角いホワイトペパーが並んでいます。
切り盛りは大将と先ほどのオネーサンと思っていたら、大将はお客さんと話をしているだけで私の頼んだラーメンは全てオネーサンが作っていましたщ(ﾟДﾟщ)

出てきた「支那そばセット」ですが、単品に大盛りのライスとちょっとの漬物が付いているだけなんですね、ちょっと損した気分。セットと言うからには何かおかずの１品でも付いてくるのかと。
ラーメンのスープは豚骨ベースで恐らく鶏ガラも入っているタイプではないでしょうか。ただ、２、３口吸うと途端に味に行き止まりを感じます。奥行きの有るタイプではないですね。麺は１８番位の平打ち気味の低加水麺で縮れています。少しゴワゴワしたタイプで食感は悪く無かったです。
チャーシューはテキトーに切ったロース肉ですね、厚みがバラバラで味の濃いところと薄いところがはっきり分かれています。メンマは柔らかいタイプで薄味に仕上がっています。デフォで煮玉子が載っています。トロリとしてイイ感じなのですが、余り味が浸みていないです。私はトッピングであまり玉子を選択しない人間ですので、これでしたら価格を押さえて欲しいですね。目立ったのが「富山ブラック」かと思うくらい白ネギが載っていた事なんですが、案外ネギでラーメンの味を誤魔化せるということはありますからそれを狙っての事でしょうか？
しかしトッピングで載る物すべてが冷たい上に、器が冷たいのでラーメン自体がぬるく仕上がっています。それを許してくれる麺でしたので何とか食べ切ることができました。


食後サービスのコーヒーを飲んでいますと、顔見知りが来たのか大将が調理場から出て来て小上がりの夫婦と一緒に話しだしました。
『「大阪王将」が出来たけどな、あんなん一時的なもんやと俺はおもっとるんや。ラーメンが安いのかと思ったら６９０円するんや、うちより１０円安いだけ。またうちに戻ってくるわ。大学生を狙って建てるんやったらもっと安くせんとダメやわな。俺は昔っから大学生を狙っとらんから、痛くも痒くも無いわ。あいつら味分っとらんから。』
まぁ、大将の言っている事も一理あるんです。だけど、本日午後１時半、お店ガラガラ。店内はお世辞にも綺麗と言えないし、ラーメンに関しては改良の余地満載。本当にお客さんは戻ってくるのでしょうかね？大学生はともかく、地元の人達も。
最近の消費者、バカじゃ有りませんからね。


今回はラーメンだけのレビューですのでちょっと手厳しくなってしまいましたが、オネーサンが(ｵﾓｲｯｷﾘ)私のタイプ(松雪さん似!!)だったので☆は１．０上げて３．０としておきます(*^-ﾟ)vｨｪｨ♪