マラソン大会出場のため、1泊2日の鳥取旅行にて来店 : 東麺房 倉吉店

2011年7月2日土曜日、この日から1泊2日の旅行で鳥取県の倉吉を訪問したのですが、その1日目の昼ご飯に利用しました。

京都の自宅を朝7時半ぐらいに出発し、京都駅から8時25分発のスーパーはくとに乗車して12時31分に倉吉駅に到着。その後ホテルのチェックインまで少し時間があったので倉吉駅の南を探索しました。ちなみに前年も同じ頃に倉吉を訪問したのですが、倉吉駅はその時は工事中だったのですが、この年に訪問するとガラス張りでウッド調の内装でかなりきれいになっていました。

この日は天気はあまりよくなく雨が降ったり止んだりする中で近くにある倉吉ショッピングセンター、パープルタウンなどの娯楽・商業施設の近くを通りつつ、昼過ぎだったので食事をする場所がないか探していたのですが、倉吉に来てまで餃子の王将というのも何だし、なかなかこれだという店が見つからないまま大通りに戻り、ケンタッキーとソフトバンクの横を通って、更にゲオの横を通り北へ戻っていくと、通りの反対のラーメン屋に入っていく3人組の姿を見かけたため自分も入ることにします。それがこのお店でした。

時刻は13時20分ぐらいになっていて外装は赤くていかにも中華・ラーメン屋という感じでしたが、いざ店に入るといかつい店主でもいるのかと思いきや30から40ぐらいの女性が二人で店を切り盛りしていたので少し意外に感じました。ちなみに入口は正面と左側にあったのですが、入る時は正面から、出る時は左側から出ました。

店に入ると左奥に券売機が見えたので、そちらに進んで券を買うことにしますが、店内には先ほどの３人組以外は人はいませんでした。メニューは正直いろいろとあり過ぎて正直分かりにくかったです。1000円で結構量の多いランチがあったのでそれを頼もうかとも一瞬思ったのですが、ラーメン一杯にご飯がついてくると書いてあったので800円のこってり醤油を注文します。席に着こうとすると左奥のカウンターにもう水とおしぼり用意してくれており、店員にうながされてそちらに座りました。

そしてまず3人組の注文を作っていたようですが、話声から3人が中国人とすぐに分かりました。荷物から明らかに旅行と分かったのだが倉吉にまで中国人が来ているのにはちょっとビックリでした。普段あまり来ないのか店員のおばちゃんも中国の言葉が分からないせいか話が上手く噛み合っていないようでやり取りするのも結構大変そうでした。

ほどなくラーメンが運ばれてきたのですが、見ると「あれっ？」という感じでラーメンしかありませんでした。少し経ってから店に貼られているメニューをいろいろとよく見てみると、ラーメンにご飯がつくのは平日だけで土日はつかないということでした。しかもラーメンもじっくり見てみると580円のとか安いのも結構あって、正直800円のラーメンとどこがどう違うのか分からないぐらいでした。メニューがいろいろとありすぎて分かりにくい典型のような感じかもしれませんね。最初からランチを食べたかったのですが、それも結局よく分からなかったし何か妙に損した気分にさせられてしまいました。

それでもラーメン自体はなかなか美味しくて、こってり醤油というだけに確かにこってりしていたのですが、普通のと食べ比べてみないと何ともいえないレベルでしょうか。天下一品のこってりをテレビなどでも見ていて知っているだけに、それに比べるとあっさりと感じる人もいるかもしれません。ただラーメン一杯だけで800円というからにはよほど目を見張るものがないとという気はします。

もっとも中国人の客たちが食事を終えて出ていった頃に2人の店員のうち一人は休憩にでもいったのか店内から姿が見えなくなり、ラーメンを作っていたおばちゃんだけになったのですが、その頃店員のおばちゃんが自分に話しかけてきて、割引券を渡してくれました。スタンプカードはずっと有効ということで旅行者の自分でも来年以降役に立つかもしれないのですが、まあもらっても次来られるかどうかは微妙だと思いつつも、その親切心のおかげで少しは気持ちも和らいで店を後にすることができました。もう少しメニューが分かり易かったら大満足で店を後にできていたかもしれません。

店を出るとちょうど雨が結構な本降りになっていて、傘をすぐに出せなかったので慌てて走ってビルの軒下に移動しそこでしばらく雨宿りしつつ傘を出し、それから倉吉駅の方に戻ったのですがまだ時間は13時50分とホテルのチェックインまで1時間以上あり、携帯電話の充電がてらau倉吉駅店を訪問。それからホテルにチェックインを済ませるとこの日の目的地だった由良駅に移動して用事を済ませてから夕方ホテルに戻ってきました。

そして翌日に今回の主たる目的だったマラソン大会に出場してから、名探偵コナンの原作者として有名な青山剛昌氏のふるさと記念館に寄り、お土産に恒例のスイカと長いもを買ってそれからスーパーはくとで京都に戻りました。3年連続の倉吉訪問でしたが、なかなかに充実した2日となりました。