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店名 |
移転
いつ樹(【旧店名】雫deいつ樹)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
住所 | |
交通手段 |
JR青梅線 小作駅東口 徒歩15分 小作駅から1,227m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
20席 (カウンター席の他、4人用テーブル席2つあり) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 SEGAカラオケと共同駐車場 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 子供用のいすあり |
ドレスコード | なし |
オープン日 |
2007年7月25日 |
備考 |
【福生市福生1043-1より移転】 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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青梅市小作にある無化調鮮魚系の名店・いつ樹。
実は、盛岡にいつ樹で修業した方が営業している人力俥という店があります。
人力俥のご主人から「いつ樹が6月末に閉店する」と聞かされ、早速情報収集。
食べログをみても、閉店情報なし。
ただし、いつ樹と建物を共有していたSEGAアミューズメント(ゲームセンター兼カラオケ)が、5月に閉店。
そのビルを建て替える(?)ことになり、いつ樹も6月末に閉店ということらしい。
そうなると、いつ樹・五ノ神ファン(といっても、盛岡在住なので、年に数回しか行けませんが)としては、あの「鯛塩らーめん」を是非食べておかねば、ということで、5月最終週の週末に久々の東京帰省。
帰省当日の金曜夜は、北浦和の呉田へ。
翌土曜の昼にいつ樹を訪れました。
実家の西武新宿線野方駅から拝島乗換えで青梅線の小作駅に、約1時間で到着。
意外に近いというのが率直な感想。
ならば、もっと行くべきでした
いつ樹は何と約2年ぶり。
この間、らーめん五ノ神製作所(大久保)や五ノ神水産(神田)には何回か行っていたものの、本店は「遠い」というイメージが先行して後回しに。
肝心の「鯛塩らーめん」の味も、忘れていました!
小作駅東口から、よく整備された広い並木道を青梅街道まで歩きます。
この間が長い!
約15分。ラーメンを食べる前の良い運動か?
ようやく青梅街道にぶつかると、青梅街道上り線に沿って右折。
すぐに閉店したSEGAといつ樹が共有している古いビルに到着。
13時30分頃ですが、先客の男女がすんなり入店。
あれっ!土曜昼なのに行列なし。
ラッキー!ということで、茶色の洒落た入り口右手の「鯛」の彫刻(?)を見ながら、入店。
広々とした店内は、前よりも座席数が減り、さらにガランとした感じ。
入ると、すぐ左手に券売機。
いつ樹の二枚看板は「鯛塩らーめん」(750円)と「海老つけ麺」(750円)。
店はテーブル席が家族連れで満杯。
カウンターは7割程度埋まっています。
前もそうでしたが、客の多くが海老つけ麺を注文。
メインのはずの鯛塩らーめん注文は少数派。
券売機左に、ありました!
6月30日をもって一旦閉店のお知らせ。
ただ、完全に閉店してしまうのではなく、場所が見つかったら、いずれ再開するという。
前回も鯛塩らーめんだったし、海老つけ麺にも未練がありました。
でも、海老つけ麺は五ノ神製作所(南新宿)でも食べることができます。
ここは本店でしか食べられない鯛塩の「全部入り」(1,050円)といきましょう。
そういえば、いつ樹・五ノ神グループは、濃厚なスープを出す店が多いので、券売機横に紙エプロンが置いてあるのが常です。
が、本店では海老つけ麺を出すのに、紙エプロンがありません。
食べているお客さんも、女性を含め誰1人として紙エプロンをしていません。
スープが跳ねても大丈夫なのかな?
頼めば出してくれるのでしょうが、気軽に取れる券売機横に置いて欲しいところ。
さて厨房には3人のスタッフ。
前回は店主の伊藤さんがおられましたが、残念ながら本日は不在。
海老つけ麺の注文が多く、鯛塩らーめんはその間を縫ってつくっている感じ。
でも、それほど待たずに全部入りが着丼。
やや濁りのあるとろっとした感じの塩スープに、トッピングの味玉、それにバラ肉チャーシューが贅沢にも4枚。
お馴染みの三角メンマが2枚。
真ん中には刻み玉ねぎ。その横に刻んだ青ネギというトッピング。
大きな焼き海苔も添えられています。
さすが全部入りだけあって、チャーシューだけでもお腹が一杯になりそう!
早速2年ぶりの鯛塩らーめんのスープを飲んでみます。
いきなり魚の臭いがガツンときます。
これを魚臭いと感じるか、魚の旨みやコクと感じるかは人それぞれでしょう。
さすがに鮮魚系の先駆者。
これだけ、魚の香りや旨みがそのまま生かされたスープは滅多にありません。
スープのベースはおそらく鶏でしょう。
鶏ベースのスープが魚臭さを適度に緩和しながらも、きちんと「魚を使っている感」をかもし出しています。
塩らーめんだから、これだけの素材感が出るわけで、醤油だとそうは行かないでしょう。
さて、スープを堪能したら、麺を食べましょう。
これが、中太の手揉み麺。
ピロピロとした麺は、コシがあって、モチモチとした食感。
濃厚なスープに負けない麺ですね。
しゃきしゃきした刻み玉ねぎが、良い塩梅に、口の中の魚臭さを消してくれます。
それに加えて、たっぷり乗せられた豚バラチャーシュー。
香ばしく仕上げられたチャーシューは、単品としても酒の肴になるおいしさ。
もちろん、いつ樹・五ノ神グループの定番である三角メンマも、噛みごたえのある上々の出来。
スープ、麺、具の三者が一体となって、鮮魚系塩ラーメンとして1つの完成形をつくり出しています。
最近では、鮮魚系が大きな流れになり、鯛塩ラーメンを出す店も増えています。
その多くが、上品な和風味にスープを仕上げているのに対し、いつ樹はむしろジャンクな味に仕上げながらも、くどさを感じさせないという実にうまいバランスをとっています。
ここまでは褒めてきましたが・・・
ようやく実食しながら、前回食べたときの記憶がよみがえってきました。
上記のレビューで、あえて「鯛」とは書かず「魚」と書きました。
というのは、たしかに鯛のアラを大量に使い、これを鶏とうまく合わせたスープは、魚臭さ(?)と旨みが一杯です。
しかし、「鯛塩らーめん」という名前をあえて伏せて、ブラインドで素材を「鯛」とあてることができるでしょうか。
皆レビューで「鯛の出汁がしっかり出ている」「鯛の香り満載」などと書いています。
でも、私にはブラインドでは、これが「鯛の出汁」とあてる自信はありません。
これは五ノ神水産も同じで、果たして「ラーメン銀だら搾り」をブラインドで食べて、食材を「銀だら」とあてることができるでしょうか?
いつ樹の「鯛塩らーめん」は、たしかに鮮魚系の塩ラーメンとしては上出来です。
ただし、本当に「鯛」の出汁がダイレクトに感じられるかというと、?と言わざるを得ません。
名前から「あっ、これが鯛の出汁なんだ」と、後付けで納得している方が多いのではないでしょうか?
これが、味のすぐ分かる「海老」なら、簡単です。
ところが、「鯛」「銀だら」などの白身で薄味の魚のアラを使って、果たして、そのものずばりの出汁を出せるか?
この辺りが、鮮魚系ラーメンの課題といったら、言いすぎでしょうか。
さて、本日は6月8日。
6月30日の一旦閉店までカウントダウンとなりました。
閉店直前は込むでしょうね。
もう一度帰省して、今度は「海老つけ麺」を食べるかどうか、いま悩んでいます。