脂っこさもほどほどであっさり系の「博多ラーメン」、白胡麻の香ばしさがベストマッチ♪　おでんも味がしみしみで美味しい～。　 : 博多屋

中央道八王子ICの入口のすぐ手前にある「博多屋」さんです。
国道16号線から、中央道に入る車線へ入ってすぐのところにあります。　駐車場はその車線から高速に入らずに左折して、お店の右手の小道を少し入ったところに４台分ありました（３台分ですが、きっちり寄せて止めると４台止められています）。

16号線から入るには高速に入る方が多いので、気をつけてないと、お店に入れずに高速に入ってしまいそうな立地にあります。　ちなみにこの脇道の細い道路をクネクネと進んで行くと、小宮公園の傍に北島三郎さんの自宅「サブちゃん御殿」があります。　ご近所さんからかどうかわかりませんが、サブちゃんファミリーのポスターやカレンダーなどが店内のいたるところに張られています。

外観からは古くからあるラーメン屋さんの雰囲気ですが、ラーメン屋というよりは居酒屋さんという感じでしょう。
場所柄近くの住宅地の方でもない限りは車での訪問が必須の場所、飲んでいる方はバリバリと飲んでいて、ガテンな強そうな雰囲気のお客さんもいれば、意外にも車でやってくる家族連れの方も多く、早い時間ですとお子様連れのファミリーも目立ちます。　いろんな方々に愛されている地域のラーメン屋＆居酒屋さんですね♪

店内は、大きな長テーブルがどーんっとあって、カウンター席や、小さなテーブル席がところ狭しと並んでいます。
雑然とした雰囲気がいいですね～♪　しかも入口付近には大きなおでん鍋があって、グツグツと煮込まれていてこれまた美味しそう♪　こんなん見ちゃったら頼まないわけにはいかないですね～♪

「博多ラーメン のり玉子入り (750円)」
トッピングは、海苔が８枚・チャーシュー・刻みネギ・キクラゲ・味玉・白胡麻が乗っています。
味玉は、大きなおでんの鍋から一つ取ってぽちょんっと入れてました（笑）

白濁した豚骨スープに極細麺、香りもふわっと漂ってきていい感じです♪
すっとスープを飲むと、イメージよりもかなりあっさり目でした。　あっさりとは言ってもやはり濃厚で、なんだか美味しい♪　口当たりはあっさりとしていますが、コクはしっかりと感じられて、食べやすい「博多ラーメン」だな～っと思いました。　脂っこさが控えめなのがいいんだろうな～っと思いました。

麺は、かなり細い麺で特に固さは聞かれませんでした。
ボク的には、もう少し固めのほうが好みだったかもというくらいの茹で加減、これなら注文するときに「バリカタ」っていっておけば良かったかな～っと思いました。　あまり豚骨っぽいクセはなく、脂っこさもほどほどのスープによく馴染んで、ずるずる～っと一気にいただきました、白胡麻の香ばしさがふわ～っと感じられて美味しい～♪　

トッピングは、キクラゲがこりっこりとして良いアクセントになってます。
チャーシューはバラとモモの２枚。　薄目ですが、味もしっかりと入ってしっとりと柔らかい、これは大満足ですね～。　バラのほうが、脂っこさが程よくスープにとけこんで、とろ～っと美味しかったな～。　ラーメンを頼むと、紅生姜の付いてきてお好みで入れられます。　途中で、ちょっと味変してスープも最後まで美味しく頂けました♪　紅生姜も良かったですけど、これで高菜とかもあれば、もっと最強だったかもしれませんね。

そして、もちろん注文したのは「おでん (90円)」です。
これはセルフでお皿にとって、個数をおばちゃんに申告するシステムになっています。

まずは、大根はかかせないな～、あと卵焼きに、タケノコがめっちゃ美味しそう♪
それから、鍋の表面でぷっかぷっかと浮かんでグツグツと煮込まれていたトマトがすっごく気になったので、それももらいました。　トマトだけは、おばちゃんが取ってくれて、別皿で胡椒をかけて持ってきてくれました。

おでんは、もう鍋でグツグツしているのを見たとおりに、美味しい♪
味がしっかりと入っていて、どれも柔らかい、ほくほくっとしています。　車で来たんじゃなければ、間違いなくビールも頼んで、このままグダグダモードに突入していたところです♪

特に、トマトのおでんはちょっと面白かったです。
皮だけ剥いて、丸ごとおでんになっています。　そこにたっぷりの胡椒が振りかけられての登場です。　じゅっくじゅくのトマトで、おでんのツユをしっかりと吸って、スプーンで触るだけでサクッと崩れていくように切れました。　トマトの独特の風味におでんの出汁の味わいが重なって、そこに胡椒でピシッと味を締める、これまた不思議な感覚で美味しいですね～♪

いや～、美味しかった～♪　満足です！