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店名 |
閉店
立川地方合同庁舎 食堂
|
---|---|
ジャンル | 食堂、社員食堂、喫茶店 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線・南武線・青梅線立川駅北口 徒歩10分 立川北駅から564m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
(喫煙席あり(完全分離)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 席が広い、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2013年11月 |
備考 |
お弁当注文可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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中央省庁には、それぞれに所轄する事務を分掌するため、地方支分部局を設置し担当地域を持たせていることがあります。
地方出先機関や管区機関などと呼ばれるその組織は、その管轄する中心都市に○○局などという名称で多くの事務所を構えています。しかし、これを各省でバラバラに運用するのは効率や安全確保の面からも問題があることから、国土交通省地方整備局により一つの建物に集約されていることが多くあり、これを地方合同庁舎と呼んでいます。
今回訪問の食堂は立川地方合同庁舎という建物に入っています。
入居者を確認するとこの建物の中には、東京法務局(と出張所)、関東財務局の出張所、東京税関立川出張所、立川税務署のほか、定番の地域の労総基準監督署、職業安定所などが入っています。
元々立川周辺は、映画シン・ゴジラで有名になった内閣府の災害対策本部予備施設を含む「防災基地機能」を備えている場所です。この合同庁舎はそれとは異なりますが、土地の確保が容易であるなどの理由から、それ以外にも官庁施設は群れるように設置されていて、その一群の中では比較的立川駅寄りにあります。。周囲には家具インテリアで有名な某商業施設などもあり、一般人にも利用しやすい食堂の一つとなっています。
当店の開店時間は11:30です。時間を合わせて入口に向かうと、自販機が並んだレストコーナーがありました。そこから食堂への入口が繋がっているようです。
運営会社を調べると、株式会社日本レストランエンタプライズ(NRE)との事でした。
いや、これは珍しい。しかも超大手。
なんと鉄道敷地内でレストランを多数手がける会社さんだったのです。
もともと日本レストランエンタプライズは、食堂車の営業を行っていた日本食堂を前身としている組織で、国鉄の分轄民営化に伴いJR東日本内の子会社となり、同エリア内で活動する飲食事業者となっています。ブランドとしては いろり庵きらく などが有名ですね。
調べてみると、かなりの店が同社の経営であることに驚かされます。
http://www.nre.co.jp/shop/tabid/219/Default.aspx
入口には何故か、少量の文具とコピーサービスを行う売店(というかコーナー)が併設されていました。近くにそれを売る店もないし、この規模だか食堂業者に負担させるのも仕方ないなかとは思います。
券売機にてカレーメニューを探します。
当食堂では日替わりカレーの一択となるようで、曜日によって価格が違います。訪問した日はでイカリングカレーでしたので450円を投入しました。メニューは定食が2種類の他は、丼、カレー、蕎麦、うどん、ラーメンの基本的なものだけです。
店内はかなり狭めです。4人掛けのテーブルが多く、一人で入店すると相席必至です。ただ、ガラス張りで景色が良い事と、喫煙者の専用食事ルームがあるので、環境面では評価したいと思います。
ただし、肝心のカレーがかなり業務的なシャバシャバカレーです。具はクタった玉ねぎしか確認できません。辛くもありません。イカリングは揚げたてであり美味しいとは思いますが、量的な満足度もなく、大盛りは別料金になります。結論として、うん、駅蕎麦のカレーに似てますね。
しかも価格は官庁食堂の中ではちょっと高めに感じるかもしれません。
それと最後に大切な指摘があります。
入口にはとても精巧に作られた食品サンプルがありました。
本日のカレーのイカリングもあって、本物と見間違うほど、はい本物と見間違うほど、見事なサンプルだったと思います。
ですが、昨今において食料問題は世界共通の課題となっています。国内でも環境省や農林水産省により、食品ロス・食品廃棄物等の利用状況が公表されており、食べ残しや売れ残り食品の漸減を目指しての対策は、国の重要な施策として位置づけられているのです。
この点に照らすと、官庁食堂としてはいささか疑問を感じる訪問となりました。