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店名 |
季創りそば 膳 奈美喜庵
|
---|---|
ジャンル | 麺類、天ぷら、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
042-362-8462 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR南武線、西府駅より徒歩5分甲州街道沿いにございます。 西府駅から679m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD) QRコード決済不可 |
席数 |
66席 ( 椅子テーブル席 大テーブル席) |
---|---|
個室 |
無 半個室のお席をお作りさせて頂けます。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 当店専用の駐車場を最大15台までお取り出来ます。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、バリアフリー |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1972年10月 |
備考 | |
お店のPR |
季節のおそば、うどん、和食をお愉しみください。
すべてのお席を椅子テーブル席にリニューアルしました。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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【2011年12月30日】
年の瀬も押し迫る今日、散歩の途中でふらりとここを訪れてみた。
時間は14時。ちょうど、昼時の混雑が落ち着いた頃なのだろう。
店内は、食事を終えた2組のお客さんがいるだけ。
私は中央にある12人掛けのテーブル席に通された。
メニューを見る。まずは日本酒のぬる燗1合[450円]を頼もう。
それから肴は…。酒の友・そば前3種盛り[700円]。これにしよう。
店内は落ち着いた木目調の内装で、ジャズがBGMとして流れている。
お座敷が似合う伝統的な蕎麦屋というより、モダンな雰囲気のお店。
まずはお酒とお通し[無料]が運ばれる。
お通しは、ちょっぴり酸味のきいた細切り大根の和え物。
日本酒は比較的甘口で濃厚な味わいの「越乃雪中蔵」本醸造。
寒い中を1時間くらい歩いていたので、お酒の甘さが体に染み渡る。
続けて酒の友3種が運ばれてきた。これは日替わりだそうで、この日は…
・煮物(大根、にんじん、こんにゃく)
・板わさ(わさびが付いてない…!?)
・お新香(キュウリ、なます、大根)
の3種類。ちなみに煮物には鶏肉が入るそうだが、私は抜いてもらった。
酒の友を食べながら日本酒を頂く。煮物は薄味で、素材の持ち味を活かす。
板わさは醤油が絡みやすいよう、表面にギザギザが入っているのはいい仕事。
でも、なぜかわさびが付いてなかった…のは、ご愛敬か。
お新香は、ゆずの香りが素晴らしい甘口のなますと、大根の浅漬けが旨い。
ちなみに、接客の人はお皿の上下を逆にサーブしてきた。
普通、笹の葉は向こう側に置くでしょ。うーむ。
日本酒もどんどん進み、読書をしながら時は流れる。
店内はお客さんが入ってきて、徐々に賑やかになる。
すると、接客担当の人たちも慌ただしく動き回る。
厨房のあたりでも、グラスを落としたりと少々賑やか。
何というか、もうちょっと落ち着いた雰囲気を楽しみたかったが…
これはたまたま自分に合わないんだろうな、と言い聞かせて、締めに入る。
っと、その前に、そば焼酎(佐久の花)のそば湯割り[480円]を注文。
自分に気合いを入れて…っと。おっ、このそば湯、味も香りもいい。
もしかして、蕎麦も期待できるかも…
焼酎を半分残し、締めとして「府中もりあげそば[1,200円]」を注文。
これは盛りそばとかき揚げのセット。最初は蕎麦だけにしようと思ったが…
一種の"賭"ではあったが、揚げ物の実力が見たかったこともあったので。
しばし待つと、来た。おおっ。かき揚げの量が半端じゃないぞ。w
直径高さとも10センチはあろうかというジャンボかき揚げ。
そして、エビ天と舞茸天が添えられている。
蕎麦は平打ちの中太で、いい香りがする。
まずは、蕎麦だけを口にする。うん、思った通り。
噛むほどに甘い味といい香りが口いっぱいに広がる。
蕎麦切りは少々雑な気がするが、とにかく味はいい。
次に、エビ天と舞茸天ぷらを天つゆで頂く。
どちらも特筆するような出来ではないが、無難な味と仕上がり。
そして、ジャンボかき揚げ。しかしこれ、どうやって食べようか。
最初、そのままかぶりついてみたが、やはり大きすぎて食べにくい。
仕方なく、箸で割ろうとしたが、サクサクに揚がっており、割りにくい。
ようやく一角を崩して、天つゆで頂く。うん、これはエビや舞茸より旨い。
中身は玉ねぎ、ニンジン、ネギ、カボチャ、ピーマン、キノコ、蓮根。
特に、香ばしく揚がった青ネギが、いいアクセントとなっている。
でも天ぷらは、思ったほど熱々ではないのが、ちょっと気になった。
残りの焼酎をぐいっと飲み干して、今度は蕎麦に取りかかる。
わさびは本わさではなく、市販のものだったので使わないことに。
ちょっと甘めだが、醤油の辛さがキリリとしたツユで、蕎麦をかっ込む。
蕎麦は味もいいし、量も多すぎず少なすぎずでちょうど良い。
あっという間に完食し、そろそろ店を出ることに。
お勘定は、締めて2,830円。
全体の量として天ぷらは余計だったが、とにかく蕎麦は美味しく頂ける。
あと甲田式ベジタリアン(*)の観点で、わがままを言わせてもらうなら…
酒の肴の種類がちょっと少ないかも。鴨肉や卵焼きなどは食べないので…
今回頂いたほかには、揚げ蕎麦とか、そばがき、もずく酢くらい。
まあ、これだけ食べるだけでも何度も通わなければならないが。w
それから、ハーフサイズの姫シリーズというのも興味津々。
最後にちょっぴりだけの蕎麦で締めたいときには最適だろう。
個人的には、もっと落ち着いた雰囲気が好みだが、それはさておき。
次回訪れる機会があれば、他の肴もぜひ試してみたいと思った。
(*)肉、乳製品、卵を食べない「甲田式健康法」を実践中。