シチュー屋
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シチューはやってないけどシチュー屋なんです
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店舗基本情報
| 店名 |
シチュー屋（しちゅーや）
|
|---|---|
| ジャンル | 居酒屋、鍋 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3870-2421 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
北千住駅から143m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥5,000～￥5,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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北千住駅前の狭い飲食街の路地の角に大きな「シチュー屋」と看板が出ていることは大分前から知ってはいましたが、洋食屋だと思ってスルーしていました。
久しぶりに五味鳥の大きな「ぼんじり」を食べたくなって行ってみたが満席で入れなかった。やむなく駅の近くに戻っていくうちにシチュー屋の店頭のメニューを見ると鍋物が大きく出ていたので、他のメニューを見ると普通の居酒屋メニューばかりで洋食は見当たりません。
首をかしげながら扉を開けて入ってみると店内は普通の居酒屋で、ほぼ満席状態でしたが小さな2人テーブルが空いていたので入ることが出来ました。
なぜシチュー屋というのか最後に女将さんに聞いたのですが、先に種明かしをしちゃいますと「戦後の食糧難の時代に先代が配給の野菜やなんかを一緒くたに煮込んだ闇鍋のような料理を出していたのですが、あるお客さんが『シチューみたいだ』と言った事から、この煮物を「シチュー」と呼ぶようになり、店名もシチュー屋になったんだそうです。
今はそのなんちゃってシチューはメニューに無く、その代わりに鍋物を安く提供するようになったんだそうです。
その話を聞く前にまずは刺身からと鰤刺しと鮪刺しを注文しました。
鰤刺しは脂がのっていて分厚い切り方でまずまずでしたが、鮪はまだ解凍が不十分なので、しばらく置いておくことにしました。
あん肝は丸く整形してない肝の形のまま蒸しているようで、割烹料理屋みたいなビジュアルは無く素朴な見た目ですが、量が多いので食べても食べても無くならない。
スペシャリテの焼うには1150円とこの店では一番高いお摘みですが、蛤の殻にウニをぎゅうぎゅう詰めに押し込んで固めたものを焼いて有りますので、それでも安い。焼いたことでウニの香りも引き立って旨し。
ここらで名物の鍋料理をと思ったが、結構お腹が一杯になってきていたので一番安い鱈ちり（750円）を注文。
小さな鍋ですが、そこから溢れそうなくらい鱈の切り身が入っているので出汁を一旦とんすいに移して吹き零れないようにしてグツグツ煮えるのを待ちます。
鱈は透き通るような綺麗な身で鮮度の良さが分かります。嫌な臭みは無くふわふわの柔らかな身を鍋の中心に置いたポン酢醤油と鰹節の器につけていただくと噛まなくてもほろほろと崩れてきます。
豆腐や葱、白菜に春菊も少し入っていて味の変化も有、すっかりお腹一杯になりました。
近くにあったら常連になりたいくらいのお店でした。