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食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
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細く長く
いつもの
たぶん5回目か、6回目の訪問。
最近、蕎麦屋はここしか行っていない。
辛めのすっきりしたつゆが好みなので、必然的に行く店は絞られるせいだ。いつも絶対に裏切られることがないので安心しているが、最近行列っぷりがツラい。ふらっと行けない感じなのだ。
オーダーは概ねいつものとおり。
ビール
日本酒
炙り鴨
豚肉と大根のプラム煮(これはお初)
天ぷら盛り合わせ
手碾き蕎麦がき
3種食べくらべ
蕎麦がきはいつもよりいくぶん柔らかめで、粉も少しばかり細挽き気味だった。個人的にはいつもの感じが好みだが、これはこれですごく美味しい。
この日の食べ比べは笠間(だったと思う)、成田の牡丹蕎麦、埼玉県三芳町の3種。特に成田が香ばしさと野性味があって、自分的に近年稀にみる美味しさだった。感動もの。
これだけ美味しいと、やっぱ他店には行かなくなってしまう。
こちらのテーブルがこれだけのものを平らげる間に、おとなりのご婦人方は天付きせいろを召し上がっていた。天ぷらの量が多いの、蕎麦が多いからこれだったら夫婦で分けられる量だの、今晩の晩御飯がどうだの、聞こえてくる。1時間近くかけて天せいろを食べれば、必然的に蕎麦は伸びてこごってしまう。それを箸でごそっと取って振り回すわけで…これでは食べるほうも作った料理人のほうも不幸以外なにものでもない。たしかにこちらの天ぷら盛り合わせは良心的で、我が家のオーダーも2人で一皿をシェアするようにしている(ツマミだし)。どこぞで店のことを聞いて訪問されたのかもしれないが、蕎麦は生きもの。美味しくいただくには最低限のマナーがあるはず。ほぼ同時に入店して、こちらが退出時にもまだ蕎麦と格闘していたようだが、どんな感想だったのだろう。
碾き分け、打ち分け、切り分ける
かなりの評判になっているので、一度は訪れてみたい、絶対に行こう!と思っていたのだが、ついにその日がやってきた。この一年余り、どういうわけが蕎麦部門ではハズレくじばかりひいてきたが、それはこちらのお蕎麦に出会うために、より感動させるために必要な日々だったのかもしれない。そう思うほどここのお蕎麦はスゴい!
まず、メインの蕎麦の前に「おまかせ酒肴」でエビス中生を。出されたエビスの泡はこの上なく柔らかく、ただただ嬉しい。こういうの出せれるとどうしたってこの後のお料理全てに対する期待値が増す。「おまかせ酒肴」は玉子焼き、板わさ、ポテサラ、イカの麹漬、海老と帆立のマリネ(と思う)、もずく酢、大根の煮物、山菜(コゴミかゼンマイか)の和え物、大豆の出汁びたし的なものなどなど、ひとつひとつ丁寧なものが並ぶ。特に「これはいけない、酒がすすんでヤバいやつだわ」となったのが「鴨ロース」と「チーズのかえし漬」。前者は粒マスタードでいただく。蕎麦屋さんでは珍しいかも。いやぁ、美味しい。やっぱこれが蕎麦屋呑みの醍醐味っていうか、こうやって飲めない蕎麦屋さんってつまらなくて行く気がしなくなるかもなぁ、此の先。日本酒は獺祭、〆張鶴などあれど、麓井をいただいた。これまた美味しい。
その他盛り合わせの天ぷらと季節物のかき揚げ(桜海老と小海老の2種)などいただく。桜海老のかき揚げを見た瞬間「これってガリガリに揚がってて無茶苦茶油吸ってるやつ?」と疑ったが、すいません、全然違った。ぜーんぜん油っぽさなんかなかった。盛り合わせの海老天がもうちょい衣薄めだと良かったが、酒肴ではなく蕎麦といただくには、このくらいの衣がベストなのかもしれない。
続いてお待ちかねの「蕎麦がき」。微碾き、粗碾き、焼きの3種の他に焼畑手碾き蕎麦がきがあり、そちらをオーダー。小さい土鍋のような蓋付の器で供された。こちらはひと口目で、今まで食べた蕎麦がきを全て否定したくなるようなものである。こんなの食べたこと無い、これはいったい何?どうしたらこんなの出来るんだろう?僅かな粒感がありながら、ふんわりと柔らか、蕎麦の香りも嫌味がない程度に強い。量もかなりあって食べ応えがある。こうなると焼き蕎麦がきが気になってしょうがない。次回のお楽しみとしよう。
締めに、というかメインのお蕎麦はおまかせ3種。
一気には供されず、順々にというのも嬉しい。今日な「常陸、妙高、三芳」だった。それぞれ全く別の味わい。全て細打ちでありがたい。最初の常陸を基本とすれば、妙高はやや太さありやや粗碾きの粒感あり、三芳は滑らかで粘りのある感じ。とにかく美味しい。個人的には三芳押し。また蕎麦つゆが江戸前辛めで言うことなし。出汁もきいているが、それは蕎麦の香りを引き立てる程度である。濃いめの蕎麦湯にも負けなかった。全体としてちょっと別次元の蕎麦と思った。
かなりの忙しさにもかかわらず接客も温かく、器も楽しく、料理も言うことなし。店の規模も丁度良く、照明の明るさも適当。これじゃあしばらく他の蕎麦屋には行けないなぁ。ちなみにお腹いっぱい呑んで食べておひとり5000円ちょい。お値段以上の豊かな時間を過ごしました。すぐに再訪決定です。
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ごろごろはっちゃん
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店名 |
一東菴
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受賞・選出歴 |
そば 百名店 2024 選出店
食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
そば 百名店 2022 選出店
食べログ そば 百名店 2022 選出店
そば 百名店 2021 選出店
食べログ そば 百名店 2021 選出店
そば 百名店 2019 選出店
食べログ そば 百名店 2019 選出店
そば 百名店 2018 選出店
食べログ そば 百名店 2018 選出店
そば 百名店 2017 選出店
食べログ そば 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | そば、日本酒バー |
予約・ お問い合わせ |
03-6903-3833 |
予約可否 |
予約可 予約は夜のみ可 |
住所 | |
交通手段 |
JR京浜東北線・東十条駅 南口改札より徒歩2分 東十条駅から214m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
24席 (座敷8席、テーブル2人掛け×1卓、4人掛け×2卓、6人掛け×1卓) |
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個室 |
有 (8人可) 締切可能な座敷あり。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2011年12月13日 |
備考 |
定休日以外の臨時休業が良くあるので、予め電話にて営業予定を確認してから訪れた方が無難。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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おそらく1年振りではないかな。
前回来訪時はコロナ真っ只中で、感染対策のために
4人で御座敷を利用したのが昨年のこと。
家族なのに部屋の両端に二人ずつ、壁に向かって座るという
笑ってしまうような徹底した感染対策だったなぁ。
あれはあれでそうない経験。
今はテーブルにアクリル板の形態。
何回目の訪問かは不明。
毎回レビューしているわけではないので。
今回は4人で平日昼間に訪問。
食べ比べせいろ2種×4
蕎麦がき(粗挽)×4
天ぷら盛合せ(車海老)×2
馬刺し×1 ←1500円くらい
信州サーモンと湯葉×1 ←1100円かな
焼き玉子×2
鴨ロース煮×2
EBISU×4
あと、何だったかな何かお願いしたような。失念。
これでだいたい2万6千円くらいかと記憶します。
鴨ロースが普段よりいくぶん火が入りすぎ感はあったものの、
信州サーモン(昆布〆)も焼き玉子も美味しくいただいた。
今回は特に「馬刺し」。部位はわからないが赤身のすごくいい
ところを、にんにく味噌的なものでいただいた。
印象に残る美味しさだった。
天ぷらはいつもとおり、軽さが嬉しい。
蕎麦がきは毎回粗挽きをお願いしている。
今回は長野県で、甘さも香りももっちり加減も本当に良い。
こちらで蕎麦がきを食べるようになってからは他店で食べる
ことは無くなったが、そのくらいの蕎麦がき。
せいろは、三種食べ比べがお品書きに見当たらず二種に
(後から壁に貼ってあるのを発見)。
1枚目が北海道産(新得と言われたような気がする)
2枚目が蕎麦がきと同じく長野県産(南〜と聞いた)
ちなみに連れの2枚目は埼玉の三芳産だった。
明らかに全て味わいが違い、好みはやはり長野県産かな。
それにしてもつゆの具合が好みにぴたっとあっていることも
あり、こちらのお蕎麦は本当に好き。
敢えてお願いしたいことがあるとしたら、蕎麦湯をポタージュ状の重いものだけではなく、軽いものと選べると嬉しい。
途中で女将さんから「大丈夫ですか、蕎麦がき2人前に
減らしましょうか?」と心配されてしまった(笑)。
まぁこんなに昼間にガッツリ食べる客は少ないのでしょう。
いやいや、大丈夫。食べる気満々で来ているのでお蕎麦1本も
残しません。でもこういう心配りも嬉しい。
ほぼご夫婦二人で切盛りされているので、近年こちらでしか
本気でお蕎麦を食べていない客としては「身体は大丈夫なのか」とかえって心配してしまう。
兎に角何かあっては困るのだ。
お蕎麦の如く、細く長くをお願いしたい。
さて次は予約のとれる夜に。