無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
京夏終空さんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
閉店
竹鮨
|
---|---|
ジャンル | 寿司 |
住所 | |
交通手段 |
東十条駅から202m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
個室 |
無 |
---|---|
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
【「竹寿司」と登録されているが「竹鮨」である。】
十条で「竹寿司」と言うと、演芸場の近くの別の店になるから注意を要す。
【訪問状況】夜の早めの時間にフラリと。
【訪問回数/初訪】4,5回。初訪は20数年前。
【今回注文したモノと価格】「にぎり寿司・おまかせ(特上)」(3,750円)
①この店で一番伝えたいコト。
・職人さんによって若干の雰囲気が変わるかも知れない。
・昔ながらの大箱タイプの江戸前寿司店である。
②僕が感じた味の感想。
・一般的な老舗江戸前寿司店の良店位のレベルは保たれていると感じた。
・僕の常套句で「お茶で、美味しいトコロを10貫ほどおまかせでお願いします。」と申し出た。結果的に「にぎり・おまかせ」だったのか「特上にぎり」の1.5人分だったのかわからないのだが、昔ながらの良さと悪さを持ち合わせていたような気もした。
・「にぎり」は、全て握ってからゲタで出された。着席と同時にお茶と、茶碗蒸しがサービスだと言われ、出てきた。ゲタの奥の左から、本マグロ赤身・本マグロ中トロ・タイ・平貝・数の子・赤貝、折り返してウニ軍艦・小柱軍艦・イクラ軍艦・蒸しエビと10貫あり、さらに鉄火巻が長めの1本4ツ切りという内容。ゲタの提供と同時にお吸い物も付いた。
赤貝・数の子・ウニ・イクラなどを織り交ぜてくる感じは、昔ながらのご愛嬌である。旬のタネであるサンマやカツオなど単価が安いモノは入れない主義の表れでもある。こういう店では「特上」にするより「並」や「上」の方がホントはウマい場合もある。でも、出てきたタネは標準レベルよりやや上のような印象は受けた。マグロの見立ては良い。特に鉄火巻のメバチマグロは味わいも良好だが、断面のその面積比率に驚く。マグロが8割程度を占めるのではないかという感じ。タイは真鯛で、かなり良好。蒸しエビも大きな海老で味わい深く仕事も良い。イクラのレベルも高かった。熟成タイプ。
酢飯は甘さが少なく固めに握られている。ワサビは少なめ。1貫がタネともども大き目。コレで、かなり腹一杯になる。
お椀のお吸い物は、タイのお吸い物、キレに澄んだお吸い物。茶碗蒸しはシメジと銀杏の茶碗蒸し。僕は個人的に銀杏が苦手だ。「茶碗蒸しのタネ」と呼んでいる。器に残すのがはばかられる場合、一旦口に含んでからタネのようにプッと出す。手元のティッシュに包んで持ち帰る。その後の処理を忘れてそのままスーツをクリーニングに出したコトもある。悲惨な目にあった。
③僕が感じた接客・サービス等の感想。
・今は何人かの職人さんがいる感じか。昔の大将のコトは何となく察せられた。握っていただいた職人さんは、握る際に小声で「ヨシー!」と言っているのか「シーッ!」と言っているのか独特のリズムと掛け声を刻む。愛想は良い感じで、昔の話からいろいろお話した。店を出る時には、また寄って下さいね、とお誘いいただいた。
④僕が感じたお店の雰囲気。
・この店は、昔の大将がお元気な頃は賑わっていた店である。まだ、バブルの余韻もあったかも知れない。その頃は、東十条銀座界隈にも多くの寿司屋があったが、今はきっと5店舗も無いような気がする。
・1階はカウンターと小上りの座敷席。天井が高めで、往年の老舗大バコ店の貫録はある感じがする。2階の宴会場でもお世話になったコトがある。ちょうど畳を入れ替えたばかりの頃で、真新しい雰囲気の時だった。
⑤僕が感じたCP。
・十条エリアという場所柄では、3,750円はやや高めかも知れない。でも、寿司ダネの種類から言えばきっと安いのだろうとも思われる。
⑥その他のつれづれ。
・JRの京浜東北線「東十条駅」の東口に広がる東十条の商店街は、埼京線「十条駅」の西口界隈のいわゆる十条銀座とも違う独特の雰囲気があり好きな街だ。昔から仕事でも度々訪れる。
10月も終わろうとしているこの頃、日が短くなって、夕方も短い。あたりが暗くなっていく頃に、にわかに活気を呈す感じも、またいとおかし。ソコに住んでいる人や勤めている人などの息遣いまで聞こえてきそうな商店街。
きっと、あまりメディアに取り上げられるコトも少なく、ホントにその街を必要としている人が多い街の商店街は、同じ東京であっても、何だか地方の別の街に迷い込んだような感覚になる時がある。
京都・太秦と云う観光地に生まれ育った者として、郷愁は、別の街のそんな一瞬にも味わえる時がある。
(文責:京夏終空、2016.10.31)
(※写真は、後日掲載。)