【形からも美味しさが伝わってくる】 : パティスリーレセンシエル

キレイな形だなぁ〜。もう、これだけで美味しさが伝わってくる。

夕方17時頃に伺うと、人気のシュークリームは既に売り切れ。
外は暑いし、「ソフトクリーム（税込550円）」を食べるしかないでしょ、と言うことでオーダー。
コーヒーも頼むべきところだが、実はこの日既に3杯飲んでいたので、パスさせてもらった。

オーナーパテシエ牛島さんが自らソフトクリームを持って来てくださった。

見ると形がほんとキレイ。そしてボリュームたっぷり。そして食べるときめ細かな食感で滑らかな舌触り。
美味いな、これ。
食べ応えもあり、後半コーン部分が出て来て味変にもなり、再度美味しく食べるエンジンがかかる。

これが550円なんて嬉しい限り。最後まで美味しかったぁ。ご馳走さまでした。

外気もだいぶ温かくなった小春日和のこの日。

ちょっとコーヒーとケーキでも食べようと男2人でふらりとお店に寄ってみた。

ところがどっこいテーブル席は全て埋まり満席、かつケーキ購入のためのお客さん行列まで出来ている。

一応席があくまで待つことにして売り切れる前にケーキは確保。今日は一番人気の「シューアラクレーム」ではなく「季節のショートケーキ(税込500円)」を食べることに。

10分程度待って席が空き着席。「コーヒー(税込600円)」も一緒にオーダーして運ばれて来るのを待つ。

　そんな忙しい中、明るいパテシエ「うっしー」こと牛島源希さんが顔を出してくれた。人懐っこく、彼独特のホスピタリティ。こういう対応が自然に出来るのがこの店のまた魅力。

そして初めて食べる「季節のショートケーキ」はチョコレートケーキにイチゴやラズベリー、ブルーベリーの乗ったモノ。チョコケーキ自体の甘さは控えめであるものの、甘さと果物の酸味が合う。
これ、結構お気に入り。
でも『季節のショートケーキ』って事は今だけしかないってことなんだろうなぁ。

そして今回特別に作られた「イチゴサンド(税込700円)」もゲット。これ、挟んでいるのはパンではなくカステラ生地というかスポンジ生地。ショートケーキのサンドイッチ版。しかも普通のフルーツサンドは見えるところにしか果物がないけど、これはその奥にもイチゴがあって、出てきた時、結構嬉しい…。

サンドは特別らしいからまた出るチャンスを待つとして、「季節のショートケーキ」は今月中にもう一度来て食べないといけないな、…ってまんまとうっシーの戦略に乗らされてるのかも。

まあ、美味しいからそれでも良いや♪

あっ、それと一番人気だと先述したトンカフェーブを使った独特の香りの「シューアラクレーム」もデリバリーmenuで運んでくれるみたい。
人に贈るにもありかも。今日はヴァレンタインだしニーズありそう。

レセンシェルでソフトクリーム販売が始まったのは店頭のぼり旗が5月初旬に出ていたことで知っていた。
ただ、最近寒い日が続き、ちょっと行く機会がなかった。

今日は気温も穏やかな一日でソフトクリーム日よりになった。

早速訪問してソフトクリームをオーダー。税込500円。
コーンかカップのどちらかを選ぶ。コーンを選択。

オーナーパテシエの牛島さん(通称ウッシー)が飛び出てきて自らの手で作ってくれた。

おおお、なんと形の良い、まるで漫画で出てくるようなソフトクリーム。
そしてバニラ感たっぷり、甘さ控えめ、めちゃ美味しい。
空気の含有率も理想的。
北海道旭川の旭山動物園のソフトクリームが美味しいと思ったが、それ以来のおいしさ。

ヤバイな、これ。
なんか気づいたら、この店で食べていそうな気がするほど。

少し温かな日はたまにテラス席で飲み物など飲んで、ゆっくりしようと。
外の空気を吸いながらの休憩は三密を避けるのにちょうど良い。


この日も夕方16時半くらいに訪れるも、人気商品「シューアラクレーム(＝シュークリーム)税込350円)」はラッキーな事に残っていたのでオーダー。

飲み物に初挑戦の「レモネード(税抜560円)」を注文。

レモネードにはホットと冷たいタイプの両方あるが、今回は冷たい方をオーダー。まずはレモネードをひと口飲む。これ、酸っぱさ控えめ甘さもちょうど良くてちょっと気に入ってしまった。グイグイ飲んでしまって、すでに量は1/3。

続いて「シューアラクレーム」。もう今まで何個食べただろうかって感じ食べている。外側のシューはしっとりしながらもサクサクしていて、中のクリームはユニークで貴重な『トンカフェーブ』を使用。それ故か優しくほんのりした香ばしさが鼻腔を心地よいものにする。味も甘さ控えめでクドくなくて美味。
ペロリと行ってしまった。

こうやってゆっくり出来る数十分が今や至福の時。
店の前の桜もそろそろキレイな新緑の時期を迎える。コロナも収まって心地よい時間を普通に過ごせる幸せを待ち望みつつ、ほっと一息ついたしまたここしばらく自宅での自粛に向かうとしよう。

ある日の夕方、訪ねてみると、ショーケースの中にはケーキはひとつもなく、売り切れ、完売。
あちゃー、見事にからっぽ…。ちょっと気持ちも空っぽになりそうだった…。
それにしてもこのご時世にスゴいな、牛島パテシエ。

慌てた様子で牛島パテシエが厨房から飛んできてくれて、「実はテストで『フラン』を作りましたから、それ一個だけあります」と。
おおおお、地獄に仏。渡りに船。闇夜の提灯。砂漠にオアシス。
しかも、わずか1000円にしてくれた。

タルト生地にカスタードクリームを入れたスイーツ。
これが食べてみると、優しく美味しい。カスタードクリームは甘さ控えめ。
タルト生地は厚めでサックサクと歯応えも美味しい。もちろん苺は上質で奥深い味。
エディブルフラワーも乗ってオッさんには合わないけれど可愛い。

美味いな、これ。

さらに『武笠農園』の苺を使って牛島パテシエが作った『特製苺ジャム』まで譲ってもらった(レモン汁、ゲル化剤(＝ペクチン)も添加をしてない)、苺と砂糖のみのジャム。

これも美味い。

令和元年のクリスマス当日の夕方。
茗荷谷の桜並木を歩く人の多くが同じ包装紙を持って歩いている。
そう最近グーっと評判の上がっている「パテスリー　レセンシエル」の包装紙。

店内のカフェも今日ばっかりは16時閉店。
店主の牛島さんはこの時間でも黙々とケーキ作りに励んでいる。
いつも寄るとよくこの店に来ている牛島さんの友人の茗荷谷にあるフレンチ「レゼールデカー」シェフの渋谷さんも加わってぺちゃくちゃおばちゃんの井戸端会議のようにお喋りすることも多いが今日ばっかりは喋っている場合じゃない。

一週間ほど前に、いちごのショートケーキ「パラディノエル」予約して、今日受け取り。
サンタ飾りもケーキに乗っているがそれにはあまりオッさんのココロには響かないが、いちごの酸味と甘い生クリームのコンビネーションが美味しくて気持ちに響いた。

パテシエの牛島さんは高校卒業後、この世界へ入ったのだそう。
サダハルアオキさんの所での修行経歴を持つ。

この店のケーキ1番人気は「シューアラクレーム」。
トンカ豆（中南米原産で、葉巻の香りづけ、エルメスの香水にも使われている甘い香りが特徴）の香りを用いたカスタードクリームを使う。上品に美味しい。ひとつと言わず、2個でもパクリと軽くイケる^ ^
静かな環境の場所でもあり、店から見える風景とコーヒー、そして美味しいケーキで、ゆっくりくつろげる店。その時は混雑必至だが、春に咲く見事な播磨坂の桜とこのケーキ&カフェは一度はお試しあれ。