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店名 |
移転
29 ロティ(29Rotie)
|
---|---|
ジャンル | 肉料理、ヨーロッパ料理、日本酒バー |
住所 | |
交通手段 |
大塚駅から徒歩6.7分ほど 大塚駅前駅から486m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
9席 (カウンター5席,テーブル4人掛け*1) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 携帯灰皿貸し出し有。外では喫煙可。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2012年5月17日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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牛・豚 あれど ジビエ レア肉系の料理
それに合わせる酒は、お燗に適した日本酒と
ワインも合わせましょって主体な、ちょっと他では見かけない居酒屋
大塚駅から徒歩で10分程度
場所は、かなりわかりにくい情報だったので、お昼に所在地確認
大塚でもこんな情緒があり静かな場所があったのかと。
そこはむかし花街だったそうで、今でも名残りある料亭や割烹が点在
同じような建物が並んでいても通り過ぎないで済むのは
表に酒林がぶら下がっているから。すぐにわかりました。
外も中もなるほどなるほど 昔の民家か商店を改装したみたいです。
カウンターで5人 4人テーブル1卓
とても小さな空間に、ご主人と奥さま2人だけで切り盛り。
シックな黒のカウンター上では、ランチョンマット化しているお酒の品書き
腰を下ろした予約済みの私の席には、おしぼりとお箸が用意されていました。
しばらくお酒と料理メニューをずっと凝視して迷っていました。
流れ的にどう頼んでいっていいのか? 見当がつかないのです。
生ハムは絶対だけど タンドリーチキン 羊の脳みそ・・・ ウサギ
あとになってご主人から「レア系はおキライですか?」
そう聞かれたけどまず普段、ジビエを食べる機会がないし
飲み食いの段取りがねえ どう頼んだらいいのやら
ココは赤ちょうちんやモツ焼き酒場ではないんですよねホントに
その迷える仔羊は、奥さまに聞いてしまいました。
そしたら皆さん、最初はメニュー上段のおツマミからスタートする人が多いとか。
肉しかないと思っていたらこれですね 一般なおつまみも揃っています。
エイヒレ チーズ 漬け物 イカの沖漬けなどなど
それが3品選んで1000円のお得
早速、3品をチョイスして頼んだら1品1品ずつお皿も別個で出してくれて。
その中でも最高においしかったのは 氷見イワシのじなじな干し
焼きたてのホクホク、自然の塩加減さ
もちろん頭の先から尾っぽまですべて食べられる。
ちなみに「じなじな」とは、陰干しの意味だそうです。
氷見のほうは1年中雨が多い地域なので、陰干しが盛んだとお聞きしました。
29ロィのお酒の内訳は、ビールはグラスのみ 焼酎は数えられる程度
日本酒の場合、冷酒で飲む銘柄は6種ほど
お燗に適した銘酒は数多く ワインも数多く 以上。
最初の1杯はノドを潤す意味で冷酒にしました。
冷酒の場合は120ccのグラスのみ提供
カン酒は正一合徳利での提供に決められています。
2杯目は、お燗の酒にいっていよいよ生ハムに挑みました。
盛り合わせサイズは 2種 3種 スペシャルから選択
精肉店のごとしでっかいスライサーが ウイ〜ン ウイ〜ンと鳴り出し
ご主人が、注文が入ってから丹念に切り分けてくれる生ハム
希望すればパンが付くのですが、これが凄く頑丈
なんでもローマの職人が筑波の山奥で作っているちょっと風変わりパン
この貴重なパンは生ハムにのせてもいいし添えてあるオリーブオイルに浸しても
それをつまみながらのカン酒もしっくりきます。
もともと生ハムの脂と塩分は、熱くした日本酒には合うと思っていた理想形ここに。
しかも古酒のような色味がかった おも〜い 重い 日本酒しか扱っていません。
肉にはこのぐらい濃くて重量感のある日本酒、しかもカン酒でないと立ち向かえないのです。
生ハムが口と胃の中で熱い酒に溶けていき、肉脂と酒の米の風味が合わさり
なんともいえない香りと旨みが膨らんでいくのが醍醐味
メニュー論外に書いてあったから入荷肉次第で日替わりなんじゃないかっていう
南魚沼の豚のタンゆで上げ も頼んでおきました。
ほぼ1本の半分はあろうボリュームな厚切りされた太いタン
ゴリゴリっとした強力な歯ごたえは、串焼きのタンでも体験できない。
噛み切れないって訳でもなくクセになる食感
茹ででちょっと酢をかけただけの味つけ
なのに噛めば噛むほどうま味が増していく。
タンと真っ向勝負なやわらかい添え合わせのズッキーニがとても合う。
どれもお値段だけを見るとちょっとお高い。
でも2人でシェアできるぐらいのボリュームが十分あることは
注文した実際の料理と、ご主人と奥さまの説明で理解できました。
私の好きな馬肉、そのユッケを頼もうとしたら上に目玉卵も2コのってますしと
奥さまに、1人ではちょっと食べ切れないかもと助言を。
最後に頼んだ ブランケット・ド・ヴォー(仔牛のクリーム煮)
「お腹のほう大丈夫ですか?」とその時ご主人に聞かれてしまったぐらい。
そのあと本当のシメで、赤ワインに
ハムサラミチャーハンを頼もうもとしたのはウソでもありません。
ご主人は同じ大塚にある某名居酒屋で数年働き、独立して今の店をオープン
修行先の居酒屋には、こんな肉の祭典は無いのに一体ナゼ? その疑問が浮かぶ。
たしか生ハムかなんかの出会いがきっかけだと聞いたことあります。
埼玉の銘酒、神亀の話しになりご主人が
最初はキライで馴染むまで時間かかったけど今は好きな酒と言われていました。
29ロティはまさに、そんな神亀のような存在
初体験はおどろきの連続だけ、その良さや魅力がわからない。
2回3回と来れば、自身にとってなくてはならない居酒屋の存在にもなり得るかも。
狭い店なので飛び込み訪問はダメでしょう。
興味のある人は小人数で予約をしてからどうぞ。
生ハムと肉料理とお燗の酒 新しい体験ができた居酒屋でした。