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大塚駅北口、「ホープ軒本舗」。【88th】
35年以上、付かず離れず、それなりに通っているホープ軒。
ホープ軒デビューは吉祥寺だったが、その後は、この大塚の店の方が訪問回数は多くなったかも知れない。
前回も、前々回もああだこうだと書いたと思うので繰り返さない。
この店のある大塚駅と南口は、この何年かで大きく変わった。
また、今、北口もかわろうとしているようだ。
池袋西口のグローバルリングのようなモノができ始めている。
この店も、口頭注文から券売機に変わった。
この日は、チャーシューが売り切れていたので、いつも通りではなかった。
僕の一番多い注文は、チャー玉、ニンニク別で。
「中華そば+味付け玉子」(780円)+「ニンニク(シングル)」(80円) ―― 写真の通り。
ニンニクは、別皿でもらう。自分の好みのタイミングと量で馴染ませていく。
昔は、麺カタめ、油多めまで注文していたが、今はノーマルで。
きっと、毎回書いているが、ホープ軒においては、麺が妙にのびていく様があまり好きでない。屯珍などの麺はもっと顕著な感じがする。一つ間違えば、インスタントっぽい雰囲気である。
なので、着丼と同時に、ひたすら麺をすする。
スープは、ノーマルでも油が多くなった気がする。
美味しい。昔ながらの中華そばの白濁パターンの代表的な一つである。
で、ひたすら麺をすするので、どうなるかと言えば、モヤシが大量に残る。
ココから、特製辛子唐辛子と残りのニンニクを全部投入して、モヤシに対峙する時間が始まる。
僕にとっては、この何年も続けている流れも、何だか、ホープ軒らしくてイイ。
今回も美味しかった。
満足。ごちそうさまでした。
今回の訪問は、実は、ちょっと失礼な訪問でもあった。
急に降ってきた雨宿りも兼ねていた。
夜空を見たとき、黒い雲が小さかったので、10分、15分の通り雨だろうと睨んだ通りだった。
背中で感じる都電の軌道の音と、夏の雨のニオイ。
何だか、そういう雰囲気も含めて、この店が好きなんだ。
この店は、味以外のいろいろな旬の情緒を醸し出している。
(文責:京夏終空、2020.8.22)
(197件/3.27)
大塚駅北口、「ホープ軒本舗」。【88th】
またもや、夏の終わりに、自然に訪れている。
この店も、もちろん、「味」ありきなのだが、ソレ以上に、雰囲気を重んじている気がする。
僕は、基本的に、上野のガード下や、赤羽一番街界隈などのいくつかの店のように、暑い夏や、寒い冬に、また、環七や青山通りのような車通りの激しい場所の、簡易テーブルやテラス席のような野外的な場所で飲んだり食べたりするのがキライである。
確かに、それなりの雰囲気はあるのだが、暑いより涼しい方が良く、排気ガスがあるより無い方がイイという、ごく単純で自然な身体の欲求である。
でも、こう気候の良い、風の心地良い季節になると、むしろ逆にイイと思う場合もある。
この店、客席側には、壁が無い。
また駅側の席には、昔は簡易椅子があったのだが、今は、完全に「立ち」のようだ。
僕は、駅側でなく長い方のカウンター席に腰掛けた。
このカウンター席が好きなのだ。
ラーメンをすすっていると、後ろから音がするのである。
前回は、こう書いた。
『背中に感じる心地良い音。そう、都電の軌道がある。チンチン電車だ。ゴトッゴトッぐぃーんと走ってゆく都電の音を背中に感じながらすするラーメンもまたイイ。壁が無い分、ストレートな音だ。』
京都・太秦で育ったセイか、京福電鉄(嵐電)の軌道の音に似て、懐かしいというような郷愁にも浸っているのかも知れない。
さて、ホープ軒のラーメンである。
これまた、30年、「チャーシュー玉子ラーメン」(略して、「チャー玉」と注文する。)を愛している。
気分しだいで、ニンニクや、そのダブルも注文したりする。
何だか、ほんわりする東京豚骨の、やや茶色がかった白濁スープに会いたくなるのである。
油の量もそれなりに多めなのだろうが、どこか粉っぽい雰囲気の豚骨スープとよく馴染む。
最後にスープを完飲した後に、器の底に残る豚骨の骨砕粉もまた本格的な炊き出しを想像させる。
きっと何度も書いているが、伸びやすい麺は、あまり好みではない。
しかし、このスープには、こんな感じの麺でなければイケない気もする。
相当量入っているモヤシにも、あまり興味はない。
チャーシューと麺を堪能しながら、スープを半分ぐらい飲んだ後に、ホープ軒特製唐辛子を投入し、モヤシを後からやっつけるという、僕なりのルーティーンである。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2019.10.16)
(184件/3.15)
大塚駅北口の「ホープ軒本舗」。【88th】
付かず離れずの関係を30年続けている。(笑)
昭和59年、吉祥寺にて、東京にはスゴいラーメンがあるなぁと感動した一杯。
その当時、京都在住でありながら、荻窪にも東京の拠点があった。「春木屋」は、貧乏学生には手が届かず、角の店だった頃の「丸福」やスグ隣の「佐久信」通いをしていたが、ある日、吉祥寺に行った際にここのラーメンを初めて食べた。その当時からすでに人気店で、土日の昼時など行列ができていた。チャーシュー味玉を好んで食べた記憶がある。
その後、このホープ軒本舗の別の店で食べたりして、気が付けば30年通っている。
この大塚店は、ここ10年位の付き合いだが、逆に他の店舗には行かなくなってしまった。1年に1度とか2度、こういう夜が涼しくなった季節に訪れているような気がする。この店、客席側には壁が無い。吹きさらしの店舗。オープンテラスというより屋台風である。だから風が強い日などは、浮遊物が混入する可能性だってある。そんなスリリングさと裏腹に、背中に感じる心地良い音。そう、都電の軌道がある。チンチン電車だ。ゴトッゴトッぐぃーんと走ってゆく都電の音を背中に感じながらすするラーメンもまたイイ。壁が無い分、ストレートな音だ。
「チャーシュー味玉(ニンニクシングル別で)」(¥1,000) ―― この店、僕の場合、注文が多い。(笑) まず、ニンニクは通常スープに絡められるので、最初に別でとお願いする。そして、麺硬め、油多めをお願いする。
ラーメンのスープは白濁色の豚骨であるが、元祖東京豚骨とも言うべき、博多のそれとは違う。油を多めにするコトによって甘みが強く感じられるようになるしコクが増す。麺は、正直なところやや苦手である。というのは、ノーマルで出てくるとややインスタントっぽい伸び方をするので、「屯ちん」などと同様で、持て余してしまう。しかし、硬めで注文し、なお且つ、僕なりの食べ方(後述)で対処し、ギリギリセーフな感じがする。
スタンダードの具材は、チャーシュー、もやし、海苔、薬味ネギであるが、味玉がスープに合うので、必ず味玉はトッピングする。ここのチャーシューは、素朴な感じの脂身の無い昔ながらのモノで、こういうタイプも好きだ。
僕は、30年の間、ここのラーメンの食べ方が型にハマってきた。まず、到着後、おもむろに麺をすすり始める。麺を半分ぐらい食べ、スープを7割程度残し、ニンニクを投入。もやし以外の具材と残り半分の麺を一気に食べる。そして、この段階でもやしとスープが半分位残った状況で、粉末状の赤唐辛子も投入。後は、ニンニク唐辛子味のもやしをスープと一緒にゆっくり食べる。
前述したように、この店の麺は伸びやすい。だから、硬めのオーダーは絶対だし、早々に対処する方がウマく食べれる気がする。
久々のホープ軒本舗だったが、満足した。ごちそうさまでした。
この店、昼間は、ひょっとしたらニンニク別はやってもらえないかも知れない。以前いた年配の店員には一度断られたコトがある。混んでた時だったからかな?ここ最近、夜遅くは若いスタッフなのでOKなのかもという感じはする。
食べ方は、人それぞれ、工夫して、より美味しく食べれる方法を編み出せばイイと思うが、僕は、どうしてもこのホープ軒本舗のスープの味から離れられないのに、麺に納得していない自分がもどかしく、こんな食べ方になってしまった。もやしを食べる時間に、麺がのびたら、麺がもったいないとさえ思う。
でも、そういう店は、他にもいくつかある。比較的味噌ラーメン系は具材が多いので、同様に、麺をやっつけてから、具材というパターンもある。「味源」の味噌オロチョンなどもそうだ。西山製麺系の多加水麺で伸びにくい麺ではあるが、それでもコシを失ってゆくのはもったいないと思う。
(文責:京夏終空、2014.9.24)
(165件/3.08、2018.6.3)
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店名 |
閉店
ホープ軒本舗 大塚店(ほーぷけんほんぽ)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
大塚駅北口徒歩1分 大塚駅前駅から58m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
10席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
券売機導入されました |
ホームページ | |
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肌寒き日に屋台風の店にてすする一杯も、またいとをかし。
もうスグ40年の付き合いになる。
付かず離れず、それなりに通っているホープ軒である。
1984年に吉祥寺でデビューしたホープ軒であるが、その方向性において、この大塚店は、他店よりも一番吉祥寺に近い雰囲気だと思っている。
吉祥寺店には、1ヶ月半ぐらい前に訪問したばかりである。
さて、大塚駅北口の様相もガラリと変わった。
池袋西口のグローバルリングのような大きな目立つリングもできた。
あれ?券売機方式に変わった。
トッピングボタン不要の、注文そのままの便利なボタンもあった。
「チャーシュー玉子中華そば」(1,030円) ―― 写真の通り。
ホープ軒のチャー玉である。
毎回書いているので繰り返さないが、東京背脂豚骨醤油の始祖の味わいだと言われれば、まさにそんな感じがするラーメン。
麺を先に一気にやっつけ、モヤシと特製唐辛子で終盤を楽しむ。
ウマい。
40年近くも食べていれば、食べ方すら変わらない。
きっと、食事時間とて、ほんの何秒かの違いだろうと思われるぐらいいつも同じペースで食べている。
決して絶賛しようなどとは一度たりとも思ったコトがない。
気分が合えば、ちょうどイイ感じ。
そのちょうど良さが、何ともイイ。(笑)
ごちそうさまでした。
都電の軌道の音を聞きながら、屋台風の店ですする一杯でもある。
この店の一杯は、いろいろな要素があり、風流であると思う。
(文責:京夏終空、2021.12.8)
(215件/3.27)