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店名 |
幸来軒
|
---|---|
ジャンル | 中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3893-1368 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
田端駅から567m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
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こないだ、飲み処新規開拓として田端の尾根下を探索していたとき、初めて入ったお店でひどく感じの悪いお店、及びお店の女の人に出逢ってしまった。
その人は先ず、足を踏み込んで人差し指を立てつつ一人です、と告げた私の前に通せんぼするように立ちはだかり、あらためて何人か ? と尋ねてきて、カウンターに着いた私に荷物は頭上にとキツめに促し、さらに横に張り付いて間髪を容れず注文を煽ってくるものだから、とりあえず日本酒とポテトサラダを注文してまだ釈放してくれず ! 今度は刺身を選べという
―― 今、ぼくは冷静さを欠こうとしています
その間、枝豆のおとうしが出たことには気付いていた。
刺身は食べたくなかったが、仕方なく「それでは赤身をください」と言ったら、メニューは向こうにあります ! とのこと。生ものは苦手ですが注文しなければいけないですか ? と尋ねると、うちは刺身がおすすめなので注文してもらっている、と不貞腐れるように ……
ちょっと迷ったが、このまま居座っても余計に嫌な思いをするだけだと直感し、速やかに「帰りま~す」した。横目に見えた、カウンターの向こうの厨房で構えていた男性がその女の人に、何が起きたのか問うている姿が寧ろ意外だった。何故ならば、こんな接客してたら、同じことが一晩に何度も起こるだろうと思うから
いや、たしかにお店にもお客を選ぶ権利があるとは、私も思う。
加えて、もしかしたら店頭に貼りだされていたハウスルールを、私が見逃してしまっていたのかも知れない。しかし一方で、看板掲げて暖簾を下げるということは、不特定多数のお客さんに対し、分け隔てなく歓迎しますという意思表示でもあると思う。
だからこんなお店には、ぜひ会員制でやってもらえれば、お互いに嫌な思いをしなくて済みますよ、とだけ、そのくらいは言わさせていただきたい
―― その「初恋」に似た名前の居酒屋を、ぼくは好きだよとさえ言えずに逃げ出したのだ。そのときには爆発する性欲に溺れて味わうことが出来なかったが、初恋というものがこんなにもほろ苦いものだったのかと今さら思い知らされた、ただひたすらに打ち拉がれるがままの夜だった ……
<R5.4.20>
「中国料理 幸来軒」
そんなまだまだフロンティアの残された田端の町に、如何にも昭和中華の黄色い庇のお店があることには少し前から気付いており、思い切って今夜暖簾を割ってみることに !
すると席の最奥でくつろいでいたお店の人たちがさっと立ち上がって私を歓迎してれた、ということは先客が誰一人いなかったということで、にわかに不安が募ろうというものだがしかし ! こんな中華屋で何が起ころうとも、大した打ちのめされ方はしないと自分を励ましつつ着席
「冷酒と餃子もらえますか」
―― 何より、中華屋なので強制的に刺身を食わされずに済むことが、夢のように嬉しい。「うちは酢豚がおすすめなので、食べないんなら帰ってもらえますか !」 って言われないだけ楽園だよ……(笑)
餃子はこれ、冷凍かな ……
味の素のぢゃない、自家製冷凍かな。
そのうちに男性のお一人様が都合二名くらい入ってきて、町中華としてそれなりの画にはなる。ほんとうはこういう店にお蝶婦人が入ってきたら、ぼくも立ち上がって、「こんなあばら家ですけど、どうぞ ♪」と招き入れるくらいの心の準備は整えているんだけど、その必要は今のところなさそう。
BGMはテレヴィジョンからの、バブル時代の狂騒曲。
カッコマンであったサッカー武田さんの愛車遍歴、BMW ⇒ メルセデス ⇒ ポルシェ・カレラ etc. 当時の道行くワンレン/ボディコンを掴まえての街角インタヴュウでは、自己主張の強そうな濃い眉をした若い女性が、パートナーへの条件として、「愛があれば、年収1,000万でも我慢してやっていけます !」と、ごく謙虚に宣っていた
居たたまれなくなった私は(居ても立ってもいられなくなった私は)、“角ハイボール/ダブル” @450に賭けた !
「このハイボールダブルってゆ~の、ロックでもらえますか ?」
「…… いいですよ」
それがコップ一杯なみなみで出てくれば、私はこちらに通うかもしれないから食べグロでopenにしたくないが、グラスの底にへばりつくダヴルであったなら、好きなように書いちゃって問題なかろうかと(こらっ !)
「もっと濃くしますか ?」
―― ロックを濃くするって、どうするってこと ?
舞い降りたそれは、ごくふつうのdouble。
ロックを濃くしますか ? ってことは、もっと注ぎますか ? ってことだと思われるが、残念ながら私には、この弱肉強食の世界を生き抜くそういった傲慢を持ち合わせていなかった
「ふつうのラーメンもらえますか」
宇賀神さん ……
ぼくをとり戻してくれると思ってふつうのラーメンに縋ったとき、それはもうふつうのラーメンではなくなってしまうということに、このときぼくはまだ気付けなかったのかも知れません。
田端駅から強烈に吹き降ろすこの田端おろしに向かって、ぼくは真っすぐに打っていきたい。子供の頃には全身blueだった電車も、今はすっきり、blueのラインを残すのみとなりました
沖田圭介、55歳と5ヶ月の春