極太自家製麺へナイスシフト！ : ラーメン慶次郎 本店

これまで何度もお邪魔して仕事帰りに深夜の栄養補給基地として大変お世話になった。
通勤通路が変わったことで暫く足が遠のいていたが、不定期ながら再び仕事終わりに近くを通ることになったので、今年に入ったある日、久々に訪れてみた。

券売機で小（麺１５０ｇ）をチョイス。その分、ヤサイマシで量のバランスをとるいつもの作戦。
席に着き食券を取りに来た店員にコールを告げる。この日は体調がイマヒトツだったので、ヤサイマシマシは回避。

で、やってきたラーメン小ヤサイマシアブラ¥６８０！
おぉ〜、アブラの乗せぐあいといい、ブタのデカさといい、相変わらずこの値段とは思えない見た目の一杯になってる。
麺はと引っ張り出してみると、あれ？　前より太くてヒネリがあるタイプになってる？
スープはと脇から掬ってみると、茶濁したいつものタイプ。
ともあれ気になったので、天地返し・・・でりゃー！！！・・・っと底から出てきたのは、ラオコーン状態のグリグリ麺。これは絶対前と違う！
慌てて食べてみると、ヌヌヌッ！これまでよりしっかりとして口の中で踊る感じ。粉粉感が強く、粉の風味が感じられる。この感じ、以前登戸で食べた蓮爾の麺に近い。
スープは豚骨ダシが出て甘みとコクを感じるし、具も先述のブタの他、クタ野菜もいい塩梅。

余裕を持って完食。これだったらヤサイマシマシいけたな。いや、この麺なら並で麺を存分に味わいたい。
帰りしな、お店の方に伺ったところ、自家製麺にシフトしたという。一杯のラーメンとしては確実にパワーアップしているんじゃないだろうか。
金曜は２４時までだが、他は２３時までと夜営業が早まった。それでもこの一杯が２３時まで食べられるのだから、本当に有り難い。

2016年3月　訪問

ここの良さは日付跨いでも二郎インスが食えるのと、麺少なめの小盛りが安く、それでもトッピングコールは普通に受け付けてくれるので、野菜補給したい深夜には実に助かっていた。
それに、なんといってもスープがシッカリ乳化しており、それでいて油は少ないから、食べやすくもシッカリ満足度が得られる。
職場が変わって中々これなくなるので、食べ納めに行ってみた。

小ヤサイマシアブラ￥６５０
前回マシマシ６００ｇが堪えたので、この日は体調を考慮してヤサイマシ４００ｇで。
乳化したマイルドなスープ。骨ダシっぽいニュアンスがあって、ソースみたいな醤油ダレとで甘みがあってイイ感じだった。おおっ、コレこれ。
前回の年末の時はカラメにしないと味が弱かったかなという印象を受けたが、今回はデフォで丁度よかった。こればっかは飲んでみないと分からない。その辺もブレも、コレ系の楽しみってことで。

また暫く伺えないのが寂しい。いつか機会見つけて食べに来たい。


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2015年12月末　訪問

小ヤサイマシマシ￥６５０
この日はどうにもスープの乳化具合がイマイチで、こんなだったかなぁと少々残念な15年二郎系締めくくりとなってしまった。
ヤサイマシマシの盛りがこれまでになく異様によかったが、その分スープが薄まっちゃったのかもしれない。
過去に書いたように、以前は麺を並盛りにしても少なく感じていたが、昨今は並でヤサイマシマシにするとキツくなってきたので、ここ数年は小盛りマシマシで落ち着いていた。
麺は相変わらずキャラメル色でムチッとしたヤツ。硬すぎず適度に茹でてある感じはやはりイイ。


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2013年3月訪問

これまで日付が変わる前には閉まっていた二郎インスパイア系の慶次郎が遅くまで開いてる光景を頻繁に見かけるようになった。これは偶然ではなく営業時間が伸びたんだ！と、再訪しやすくなったぞ！というわけで、タイミング見計らって行ってきた。平日のLOはなんと25:45！　これは頼もしい！！
外の券売機で食券をポチッと購入して入店。
店内は天井からぶら下がる裸電球に照らされる白い壁紙が眩しい。相変わらず地元客っぽい兄ちゃん連や残業終りのリーマンが入れ代わり立ち代わりやってくる。

豚そば並ヤサイアブラニンニクチョット￥７００
丼の底がそこそこ広いので、ズドーンと迫力がある。
そんなに太くなくもガチムチな食感の麺はやはり好みで、この並は２６０ｇのようだが、これだったら中盛300ｇでも行けたかもしれない。
スープはドロっとしたソースのような甘みも感じられる粘度のあるもので、さらに今回は豚骨と思しき動物系の乳化した出汁がかなり濃く感じられたこともあって、前より飲みごたえがかなりあるように思った。
かといって脂ギトギトではなく飲みやすいので、頭が痛くなったりカッタルくなる感じはしない。
またこの独特の茶色くよく味の染みた巻きチャーシューも柔らかくて食べごたえがあり、よく茹でられているがシャキ感も微妙に残すヤサイも相変わらずいい塩梅。モヤシが多く見えるがキャベツも結構入っている。

今回ニンニクを入れたというのもあるのか（コレ系お約束の、チョットって言ったのにかなり入れてくれた）、前回よりスープのコクと全体の味のバランスがよく感じられた。やっぱり麺量もある程度ある方が一杯のバランスとしてはいいのかもしれない。
最初のうちは余りにもサクサク食べ進められたので、麺中盛かヤサイマシマシでもよかったかと思ったが、最後の最後で十分お腹いっぱいになれた。どっちかマシても行けたと思うが、これからの季節は自重した方がよさそう。
というわけで、全体にまとまっている印象はあるものの、それでも十分ジャンクではあるし、いわゆるインスパイアの中では相当満足度の高い部類に入るのではないだろうか。なによりこの時間に食えるっつーのがポイント高し！