キンキンビールと釣魚酒場「飯綱」。新鮮魚介ならココ。 : 飯綱

　久しぶりです。念のため予約して、静かなテーブル席へ案内されました。今夜も魅惑の海鮮が目白押しの超絶メニュー表。まずは凍ったジョッキのキンキンビールで脊髄を鎮めます。

●「特上 戻りかつを刺身」¥935（税込）
　こんな分厚くてトロトロで甘い刺身を何処から仕入れているのでしょう。刻み生姜とニンニクチップがさらに引き立てます。

●「釣 真あじ刺」¥825（税込）
　脂ノリノリですが身は引き締まっています。最強の肴ですよ。まるでトロ。

●「真あじの骨 素揚げ（特注）」
　そしてその真アジの身を削いだ骨や頭を、素揚げしてもらいました。勝手なわがままを言って申しわけありませんでしたが、それに応えてくださるお店に感謝です。
　カリカリで美味い。酒はビールから日本酒へ移ります。

●「あん肝ポン酢」¥715（税込）
　痛風まっしぐらの肴ですがやめられません。美味しい！チビチビと箸先に乗る量だけ食べ進めるのがオビキン流。

●「鴨肉ロースト」¥770（税込）
　オリジナルのバルサミコソースとともに。鴨のしゃぶしゃぶがあるならきっと鴨肉に自信があるはず、と考えてオーダーしました。やはり！美味いですよ。

●「牛タンコロッケ」¥264（税込）
　お店の推しメニューです。牛タンの欠片がゴロゴロ入っています。ホクホクですよ。

●「手羽先詰餃子 2本（焼き）」¥418（税込）
　典型的な居酒屋メニューですが手を抜かずしっかり作り込まれています。どんな酒にも似合います。

　間違いないですよ「飯綱」は。海鮮で一杯やるならココです。釣り魚の持ち込みもOK、ってすごいッス。ごちそうさまでした。満足。

　板橋を代表する海鮮酒場「飯綱」もコロナ禍で苦戦しているようです。テイクアウトをやっていることがあまり知られていないことを憂いて、最近はのぼりをたくさん立てて存在を訴求しているとのことです。そののぼりの近くに持ち帰りメニューが置いてあったのでまずその紙を持ち帰ってきました。

　仕事帰りに頃合いを見計らって電話でオーダーします。予定時刻に地下のお店へ降りて、受け取ります。店内では、カウンターで1組、座敷で1組、全盛期に比べればかなり寂しい店内でした。それでも、ごめんなさい、店内でいただくことに正義感を見いだせず、また勇気もなく。だから、テイクアウト！ ここの肴の美味しさは知っています。おうちで、飯綱！
　お刺身は氷をのせてくれました。こういう心遣いも善いお店です。さあ、帰って海鮮で一杯です。スタッフの方、準備ありがとうございました。


「オードブル」¥2,000（外税）
「鮮魚刺身盛り合わせ」¥1,500（外税）

　これだけあれば大宴会ができますよ独りでも。さすが飯綱、志村の横綱ですよ。
　オードブルは、ほっけ半身とブリかま、唐揚げ3個、牛タンコロッケ2ヶ、手羽先詰め餃子2本。お得なパックですよ。かま焼き、手羽餃子…ビール足りないかも。
　お店推しは特製手羽餃子です。これぞ酒場メニュー。なかなか家で作らない料理です。美味い。牛タンコロッケもいい。ほっけ焼きも骨まで食べられます。素敵なオードブルセットです。

　刺身盛り合わせ。見ているだけで昇天です。ふたに書いてある魚の文字だけで一杯飲めます。
　まぐろ赤身、はまち、ひらめ、つぶ貝、甘えび、シメサバ、アオリイカ、タイのカルパッチョ。8戦士たちが相対してくれます。うーん、ビールか日本酒か。うーん。
　どれも新鮮でトロトロです。ひらめはもしかして昆布締め？と思うくらいモチモチ。さすが飯綱、新鮮魚介はおまかせあれ。同じ価格でもスーパーのものとはモノが違うのですよ。

　しかし長野県飯綱町は長野県最北の山間部です。なぜ海鮮料理に長けたお店となっているのでしょうかね。でも意外と日本海に近いのか。直江津港が近いんですね。でも直江津港はあまり漁港のイメージはありません。まあ詮索はやめて、純粋に「飯綱」の海鮮を楽しみましょう。
　おうち飯綱、大成功です。ごちそうさまでした。

　さすがに半袖が厳しくなった宵、秋の旬を食べたくなって「飯綱」へ訪問です。果たして予約無しで入店できるでしょうか。ほぼすべて「予約席」の札が立っていますが、唯一の空席に座れました。ラッキーな秋の夜。

　旬の魚が目白押しです。今は戻りカツオ、ブリ、秋刀魚など。絞る事ができず、刺身は盛り合わせでお願いします。カワハギの姿造りはさすがに高価なのであきらめました。

「辛もつ煮込み 1辛」¥600
　辛いーー！ これで1辛。3辛までありますが1辛で充分。これ、唐辛子ではなくて、ハバネロかジョロキアですね。生で刻んで入っています。遠のく意識の奥で、もつやスープの美味しさを噛み締めます。

「おススメ3点盛り合わせ」¥1,500
　豪華、旬魚の3点盛りです。気仙沼産特上戻りカツオ、北海道産本メバル、北海道産天然ぶり！ の3種です。カツオの甘み…美味い。本　は歯応えコリコリ！ まるで赤貝の食感のようです。ぶりはぶりぶり。テッパンの秋三昧。ああ秋だなあ。

「岩手三陸産 牡蠣」¥800
　本来はナマでの提供なんですが、無理にお願いして「焼き牡蠣」にしていただきました。ご対応ありがとうございます。1個400円の牡蠣、心していただきます。殻を開けてみると、それほど大きな身ではありません。しかし、おわーーっ、美味いぞ。小振りですが、臭みがない上に牡蠣らしい塩の香りとプリプリ食感。いいんじゃないですかあ、これ。

「鶏レバー竜田揚げと自家製ポテトサラダ」¥600
　思ったよりレバらしい臭みが効いています。もちろんレバをオーダーしたのですから、これでいいんです。ポテサラはオニオン多めで好みです。魚介の合間にレバ唐揚げはアリですね。

　19時予約が多いようですね。それ以前は札が立っているだけでひと気は少ないです。19時を過ぎると席が埋まってきました。

　いやあ、さすがの海鮮酒場です。板橋区内では3本の指に入る優良海鮮酒場です。安い店ではありませんがその価格に見合う鮮度と調理。新鮮魚介なら「飯綱」はおススメです。ごちそうさまでした。

今日の一品　北海道産直3種盛り ¥950
　日本各地の旬の魚介や地酒。創意工夫が随所に見られる焼き物や揚げ物。キンキンに冷えたビール。マイナーな街・志村の住宅マンションの地下に、いいお店がありました。

店内は、カウンター、テーブル、座敷すべてあります。メニューを見ると、旬の魚介や素材を活かし、工夫された料理が目白押しで、選ぶのにかなり時間がかかります。各ページから1品づつ注文してみました。

まずお刺身。単品でもいろいろな刺身がありますが、今日は北海道から直送のソイ・ほうぼう・つぶ貝の盛り合わせです。淡白そうな白身のソイ、裏切って脂ノリノリです。うんまい。ほうぼう、うんまい。つぶ、too。ツマ用のドレッシングもついてきます。次に、琵琶湖から鮎の登場です。ちと高いですが、大ぶり肉厚なので許します。塩の味も良く、頭から尻尾まで残さずいただきました。続いて牛タンコロッケ。揚げたてホクホク、ころもカリカリ。内包されるタンの数はまちまちです。最初の1個は少なかったですが、あとの2個にはコロコロ入っていました。こういうムラも、手作りならではです。すみませーん、越乃影虎1本お願いします。まだ手羽餃子が来ていないし、いい夜だ。

まだまだ食べなければならない料理がたくさんあります。しかも時期によって季節のメニューが変わるんですよね。一体どうしたらいいんだ。

最寄駅　　都営三田線「志村坂上」（板橋区）
訪問時間　18:30
待ち時間　0分