無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3962-1413
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
鈴むら 本店|やきとん大王のやきとん帝国
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
口コミが参考になったらフォローしよう
やきとん大王
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
やきとん大王さんの他のお店の口コミ
店名 |
鈴むら 本店
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、焼き鳥、もつ焼き |
予約・ お問い合わせ |
03-3962-1413 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄三田線新板橋駅より徒歩1分 新板橋駅から125m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
JR板橋駅及び都営三田線新板橋駅界隈には、良さげな居酒屋がいろいろとある。かつては生ホッピーを求めて「ニュー加賀屋」を訪ね、最近では「喜多八」「赤尾」と巡ってみてある程度の手応えを感じたので、もう少し探してみようか、と思ったところ、この近辺では最も大箱で評価が高かったのがこの店。駅前店と本店があるのだが、本店は最近改装してきれいになったばかりのようだ。これは抑えておかねばなるまいな、とまたもや自転車かっとばして向かった。
確かに綺麗な店構え。入ってみても綺麗なのに驚く。小汚いのも味があっていいのだが、飲食店は綺麗なのがやっぱり嬉しい。すぐ近くには煙いので有名な焼肉屋があるが、一度入った時にあまりの煙さに早々に退出したことがある。物には限度というものがあるだろう! それと、小汚くて老舗の有名居酒屋もすぐ近くにあるのだが、噂通りの無愛想とツマミのやる気の無さに呆れた。小汚くても美味しくて店員の感じが悪くない店とかはある。しかし、綺麗なのもやはり大きな魅力だ。
カウンター内に立っている、比較的年配の店員から積極的に促され、カウンターへ。テーブルの方は既に予約がかなり入っているようで、大人数の客は入れなかったり、入れても8時に予約が入っているからそれまでね、と言われている。この人気! 期待が高まるではないか。定番のホッピーからいくことにするが、品書きには250円とある。さすがにセットではなく外だけだろう。
卓上常備の調味料には「刺身」「ポン酢」とか書いてあってわかりやすくていい。
それから日替わりのおすすめが記された手書きメニューを見て、自家製シメサバを頼む。これで感心したのは見た目の綺麗さ。さっきの店内の綺麗さは清潔感を感じさせてくれたが、食材の綺麗さは新鮮さを感じさせる。光物だからなおさらだ。実は魚系メニューはまぐろ酒盗というのもあったので悩んだ結果、まずは割としょっちゅう頼むシメサバで様子を見ることにした。魚臭さはまあまあ強いが、酒の肴となるとむしろこれくらい個性が際立っていた方が良い。シメサバは飯には合わない。酒飲みのために開発されたメニューの一つだといえる。下戸じゃなくて良かった、サバアレルギーじゃなくて良かったと親に感謝。
やきとんは2本縛り、と書いてあるけど、店員に聞いたら一人客の場合は一本ずつでも受け付けてくれるとのこと。ありがたい。カシラ、タン、シロを一本ずつ頼む。出てきたやきとんには、皿にカラシと味噌がついている。カシラはちょっと小さいかな。一瞬だけ肉の臭みを感じたが、食べている内にわからなくなる程度。柔らかくて美味しい。タンは臭みも無く、厚みもあって旨味が強く、理想的な出来上がりだった。シロは臭みがけっこうあって硬いので、これは塩ではなくタレで頼むべきだったか。
ただ、魚系のツマミもそうだが、ここにはやきとん以外にもいろいろと美味しいツマミが揃っているので、あまりやきとんに固執するべきではない。
それでも大王を名乗っているからには、やきとんもしっかり堪能しなければなるまい、といろいろ食べ方も変えながら試してみた。まずはそのまま、次は味噌をつけて、次はカラシをつけて…と3種の素材と3種の味付け、アンサンブルを楽しみながら食べていると、やきとんだけでも十分楽しめる。ただし注意しなければいけないのは、やきとんは冷めると格段に味が落ちるので、この時間だけは他の物を頼まず、集中的に取り組むべき。
いろいろある中で、欠かせないのはこの店の名物、鶏煮込み。よそではほとんど見かけないメニュー。だからこそ、この店に来たら必ず頼むべきだ。希少性だけでなく、とにかく美味しいから。最初はチャルメラ塩ラーメンのスープみたいな香りがする。俺はチャルメラの中でも塩ラーメンが特に大好きなのでむしろ食欲が高まる。モツそのものはさすが鶏。豚をさっぱりさせたような味わいだ。山梨の鶏もつ煮は濃い色醤油と砂糖味醂で甘辛く煮漬けたものだが、これはその真逆を行っていて、見事な完成度。濃い味をつけることで臭みを殺した山梨のものに対し、こちらは丁寧にじっくり煮込んだ優しさが感じられる。調味料の個性が薄いのに、臭みを完全に消しているところに技術がある。しかも、歯応えも悪くない。それだけではない。モツだけでなく、共に煮込まれた大根等の野菜も柔らかく、味もしっかり染みており、あえて言うなら大根部分だけでも美味しい。そして汁は「第三秋元屋」の塩煮込みにも似た透明系スープで、つい最後まで飲み干してしまった。プリン体たっぷりなんだけど完飲しちまった~。俺は本当は飲んじゃダメなんだよな。汝、完飲するなかれ!
焼酎、中のお代わりを頼むと、小さいアルミのグラスで氷入りでやってきた。初めて見たな、こういうスタイル。調子に乗ってワンセット3杯いっちゃった…。となると、つまみももう少し頼みたいな、と思ってさっき躊躇していたまぐろ酒盗を追加する。しかし、酒盗だと熱燗に変えたくなってくる。
実はまぐろ酒盗は、俺にはちょっと魚臭さが強過ぎた。シメサバについてきたワサビを残しておいて良かった。これを合えるとやや臭さが抑えられる。それにマグロにはワサビが最適の相性。後半になって、酒盗の下にワカメが敷かれているのに気がついた。しまった、ワカメとも和えれば良かったんだ。酔いが回って、慌てていたな。ただ、本当はマグロなら焼き海苔の方がより合うんだけど。寿司屋でマグロの剥き身とかネギトロを海苔で巻いてワサビ醤油で食べるの、酒にピッタリなんだよな。
結局、この時点で熱燗にチェンジ。ただし、ぬる燗はそんなに好きじゃないので、熱めを頼んだら本当に熱々のが来た。この熱燗が、寒いこの日には美味しくて、そして酒盗にもピッタリで箸が進む。飲むたびにカ~ッと言いながら堪能した。
それともう一つ、よそで見たことがない生カシューナッツ揚げというのも追加で頼んだ。さすが揚げ立て、香ばしい、そしてこれも熱々! ただし、一人で食うには量が多過ぎた。あと、これは熱燗よりもハイボール辺りの方が合いそう。
全体的に魚系で楽しみたい時にも良さそうだ。また、広いので大人数で使うのにも便利。もちろん要予約だが。綺麗でハイソっぽい雰囲気(庶民的な俺でも全然楽しめるけど)の女の人も喜んで利用しているのがわかる。一方で、入店時の案内もそうだが店員は年上の人の方がこなれている反面、若い人がまだまだ不慣れな感じでちょっとつっけんどんな印象も持ってしまった。新入社員かな? ところで、天井の方に張り付けてある品書きにある「松方弘樹」って何なんだ? カジキマグロ繋がりか? 注文したら高そうなメニューだな。
Text by 大王