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来週からの再びの「禁酒令」を控えての訪店
明日からまた「禁酒法」が発令されると暫くは「蕎麦屋酒」も休眠状態が強いられるため、行っておきたい処として思いついたのがこちら。
毎回期待を裏切らない、昼でも快適な「蕎麦屋酒」が楽しめるお気に入りの一軒である。
開店時刻の11時半丁度に入店。
私の定位置と言える、カウンターの窓際の席を選ぶ。
まずはビール(サッポロ赤星)で始める。
こちらは毎回気の利いたお通しが楽しみだが、今回の「ツルムラサキのとろろ掛け」も良かった。
肴類は別書きになった'本日のおすすめ'が相変わらず魅力的で、昼でも全て注文可能。
その中から3品を間を置いて注文。
「カマスの炙り刺し」:旬もののカマスは炙ることにより皮目は香ばしく、身は水分が抜けて味が凝縮。
これが薄造りにされており、添えられた粒塩と山葵で食べても美味しい。
「水茄子の塩昆布和え」:これも旬の水茄子の角切りが細切りの塩昆布で和えられ、大葉の繊切りが天盛りされている。
昆布の塩気がほど良く、茄子の持ち味を引き立てている。
「鶏チャーシュー」:円筒形に成形された腿肉が炙り焼きにされ、やや厚めにスライスしてから軽く炙られて、オニオンスライスがたっぷり添えられている。
甘ったるさの無い少しピリ辛の醤油ベースのタレが、中々良い。
酒は別添えの手書きファイルに20種類以上が並んでおり、その中から「石鎚 夏の純米酒」、次いで「小左衛門 魚ラベル」を選択。
注文が入ると一升瓶から錫のぐい飲みに、下の受け皿まで溢れんばかりに注がれる手法。
味も上々で、しばし至福の時間が流れる。
12時半近くになると予約客も含めて、次々と席が埋まっていく。
蕎麦は久々に'つけ蕎麦'の欄のトップに載る「豆乳そば」にする。
豆乳と鰹出汁を合わせ、練り胡麻が加わったつけ汁で、焼いた油揚げと糸唐辛子がアクセントとなっている。
コクが有りながらあっさりとした味わいで、最近流行の辛さや酸味を殊更に強調させる下衆な手法とは一線を画する。
蕎麦は細かな星も見えるが、細目に綺麗に揃った優れた仕事。
シャキッとした食感と喉越しの良さも軽快な、江戸前の伝統を受け継ぐ小粋なスタイル。
多めの盛りもスルスルと完食。
土瓶で出される蕎麦湯も、奇を衒わないサラサラの自然体。
すっきりと伸びるため、つゆの美味さを最後の一滴まで楽しめる。
以前の店から通算して10年以上通い続けているが、蕎麦の出来はもとより酒肴の充実が嬉しい、私にとっては理想的な蕎麦屋。
弱冠23歳で開業したご主人はまだ30代半ばで、これからも伸長が望め、サポートする若い助手の腕前も確か。
この難局の中でも、地に足の着いた仕事に徹していることを喜ばしく思う。
この翌日から、また無粋のつまらない毎日が始まる。
その前にこちらで「蕎麦屋酒」を存分に堪能できたことは、つくづく良かったと思う。
こんな時期でもきちんとした「蕎麦屋酒」が楽しめた
不要不急の用事は控えるべきだが、家の中に閉じこもっているのも窮屈なものである。
少し書き溜めてあったレビューも底をつき、そろそろ何処かで蕎麦屋酒を楽しみたい気分。
やはり電車に乗って出かけるのは憚られるので、向かったのはこう言った際には度々登場する練馬の蕎麦屋。
土曜日(4/4)の13時近くで、様々なタイプの飲食店が犇めく練馬駅南側の一角は普段ならもっと人通りが有るはずだが、閉めている店舗がやけに目立つ。
こちらも一応表に看板は出ているものの、賑わっている気配は感じられない。
半信半疑で階段を上がってみると「商い中」の掲示が出ており、温かく迎え入れてくれた。
先客は二人だけで、私は定位置と言えるカウンター奥の窓際の席を選ぶ。
まずはビール(サッポロラガー中瓶)をもらう。
お通しは「芹と茸のお浸し」で、こういった気の利いた一品が用意されているのは嬉しい。
卓上にはスタンダードメニューの他に、おすすめの肴類や日本酒、季節の蕎麦が別書きとなって示されている。
どれでも注文可とのことで、その中から「菜の花とホタルイカのわさび醤油和え」を選択。
暫しの後に趣味の良い深皿が目の前から手渡された。
食感の邪魔になる目玉や軟骨が丁寧に外されたホタルイカのボイルと、色も歯触りも良い菜の花が山葵醤油で和えられており、トッピングにトビっこがあしらわれている。
ホタルイカは酢味噌和えが一般的だが、山葵醤油のさっぱり感が素材の味を引き立てていた。
酒には「黒龍 純吟 垂れ口」をもらう。
いつものように錫のぐい飲みが用意され、花番の女性により受け皿にも溢れんばかりに注いでくれる。
ふくよかな味わいが好ましく、快適な蕎麦前となった。
蕎麦にはこれも季節ものから「釜揚げシラスと生青海苔あんかけ蕎麦」を注文。
運ばれた大皿の景色は、茹で上げた蕎麦に生青海苔入りのとろみの付いた冷たいつゆが掛かり、その上にたっぷりの釜揚げシラスが盛られ、さらに三つ葉・白髪ねぎと、粗く刻んだカリカリ梅が散らされている。
蕎麦は精妙な茹で加減で、くっきりとした歯触りが好ましい。
つゆは薄目の加減でとろみもほど良いため蕎麦や具材との絡みが良く、生青海苔やシラスの旨味も生かされている。
三つ葉の歯触りと香りも良いが、特にカリカリ梅が色・食感・酸味のアクセントとなっているのが印象に残る。
タイミングよく湯桶が、空の蕎麦猪口とともに出される。
蕎麦湯を単体で飲むことはあまり無いが釜湯のままの自然体のため美味しく、気持ちよく〆ることが出来た。
飲食店にとっては多難な状況ながら、芹・菜の花・ホタルイカ・シラス・生青海苔・三つ葉といった、春の恵みが織り込まれた品々で「蕎麦屋酒」が楽しめたのは嬉しい限り。
普段と変わらない仕事が貫かれているのは有り難かった。
練馬駅近くでは、貴重な蕎麦屋
日曜日はちょっと遠出するつもりだったが、折しも大型台風が接近中でうっかりすると帰って来れない虞もある。
こんな時は安心できる仕事が約束された、近場の蕎麦屋に限る。
入店したのは13時ごろのため、それほど立て込んではいない。
テーブルも空いていたが、座り慣れたカウンター席を選択。
まずは「生ビール」。
お通しには「揚げ茄子の煮浸し」が出されたが、丁寧な仕事で味も良い。
肴には'本日のおすすめ'から「秋刀魚のなめろう」を注文。
細かにカットされた秋刀魚と、刻んだ葱・茗荷・生姜・貝割れといった香味野菜が叩き合わされた「なめろう」が大葉を敷いた上に盛られ、青葱や白髪ねぎがあしらわれている。
味噌で調味され、生臭さなどはほとんど無い上々の仕上がり。
酒は「而今 特別純米」を選択。
錫の酒器に下の受け皿も溢れんばかりに、一升瓶から注がれる。
暫しゆるりと'蕎麦前'を楽しむ。
蕎麦は最初は'期間限定'と付された「釜揚げシラスと生海苔の餡かけ蕎麦」にするつもりだったが、品切れとのことで「肉味噌ぶっかけそば」を注文。
運ばれた大皿には、蕎麦の上に温かい肉味噌が盛られ、大根おろし・葱・削り鰹・煎り胡麻・三つ葉などが周囲に配されている。
肉味噌は中華の「ジャージャー麺」ほど濃さや辛さの無い優しい味わいで、味は徳利のつゆを回しかけて客が好みで調整するスタイル。
蕎麦は精妙な茹で加減のため歯応え良く、つゆを加減しながら掛けたため蕎麦自体の旨味も楽しめた。
蕎麦湯は土瓶で出され、これには空の蕎麦猪口が添えられた。
妙な小細工の無いナチュラルな濃さのため気持ち良く伸びて、徳利に残ったつゆも余さず割って飲み干し、満足感に浸る。
今回の「肉味噌ぶっかけ」はじめ、蕎麦メニューには若者らしい創意や斬新さが表れているが、蕎麦の出来もつゆの仕上がりも、基本の仕事がしっかりしているため、単に奇を衒ったものに陥ってはいない。
料理や肴の充実ぶりにも、確かな腕前とセンスの良さが感じられる。
酒の品揃えも申し分ない。
私にとっては理想的な蕎麦屋であり、近所に在って有難い一軒。
練馬駅の近所では「176」が真っ先に挙がるが、こちらはより「蕎麦屋酒」に主眼を置いた店。
これからも通い続けることは確実。
蕎麦屋めぐりのローテーションに組み入れたい一軒
8月半ばのこの時期、「盆休み」と称して多くの会社や飲食店が挙って休んでしまうのは、帰省する場所も無い東京人にとってははなはだ困る。
我々にとっての'お盆'は新暦の7月であり、この時期に「盆休み」と言われてもどうもピンと来ない。
企業や工場が一斉に休んでしまうことは、グローバル化が進む経済に照らしても時代遅れである。
毎年ニュースで取り上げられる空港での出入国ラッシュや、新幹線の混雑ぶりや高速道路の渋滞状況などを見ても、バカンスは一時に集中させずに外国のように交替で取る方が順当に思う。
都内では開けている飲食店が少ないことに加え、繁華街では結構人出が多く、普段より混んでいるのも迷惑な話。
そんな時は勝手知ったる近場の店に限る。
今回散歩がてら足を向けたのは、馴染みのこちらの蕎麦屋。
盆休みなどは無く、暦通りに営業してくれるのは有り難い。
昼の開店時刻を狙って訪れる。
これからも私の定位置になりそうなカウンター右端の席を選び、まずは生ビール(スーパードライ)。
お通しには「鯵の南蛮漬け」が小鉢で出されたが、味も盛り付けも洒落ている。
こちらは昼でも気の利いた肴類の用意があり、定番に加え季節感のある品々が別書きされている。
その中から2品の注文を告げると、一人客である私に対しご主人は'すこし少な目にしましょうか'言ってくれたので、それでお願いする。
「夏野菜のお浸し」:薄味で煮含めて冷された、ズッキーニ・ミニトマト・オクラ・ミョウガ・アスパラ・ブロッコーリーの盛り合わせ。
個々にきちんとした仕事が施されており、特に大ぶりのズッキーニの存在感が印象的。
張られた出汁も余さずいただいた。
「茹で豚の香味野菜のせ」:塊のまま茹でた豚バラ肉を薄切りにした上に、玉葱などの香味野菜がたっぷりと盛られ、糸唐辛子や胡麻が散らされている。
下に敷かれたピリ辛のソースが秀逸で、「和風雲白肉」といった趣の一品。
酒もおすすめの銘柄20種類ほどが、別書きにされている。
爽やかな辛口との要望をご主人に伝えると3種を提示してくれたが、その中から山梨の「青煌」を選択。
花番の女の子が一升瓶から、丈高の錫のぐい飲みに受け皿も溢れんばかりに注いでくれる。
元々気に入った銘柄だが期待通りの味わいで、これで暫し寛いだ時間を過ごす。
蕎麦は'季節限定'の文字が目立つ「辛味おろしぶっかけそば」にする。
運ばれた大鉢には蕎麦の上に、辛味大根のおろしの他、葱・貝割れ・削り鰹・すり胡麻が盛られ、つゆは別添えの徳利から客がかけ回して調味するスタイル。
精妙に茹で上げられた蕎麦は、食感も喉越しも良好。
大根の辛味はそれほど強烈では無いため、良くかき混ぜると程良い加減となり、なかなかの満足感。
蕎麦湯もタイミング良く出される。
口開けのため多少の手は加わっているが、サラッとした自然体のため気持ち良く伸び、鉢に注いで残ったつゆも余さず飲み干す。
こちらは店構えや雰囲気から単なる'居酒屋系蕎麦屋'に見えるが、料理の品揃えには踏み込んだ姿勢が感じられ、実際の出来も上々
一方の蕎麦も、この近辺の評判店に決して引けを取らない仕事は維持されている。
これからも、蕎麦屋めぐりのローテーションに組み入れたい一軒である。
昼からでも気軽に「蕎麦屋酒」が楽しめる店
昼に練馬駅近くまで用事が有ったので、帰りに足を運ぶ。
こちらには移転して間が無い頃に寄り、その後も親しいレビュアーさんを夜にお連れして、喜んでもらったことも有る。
時刻は1時過ぎで、丁度先客が次々と退店するところで店内は落ち着いていた。
一人なのでカウンターの端の席を選ぶ。
あまり長居はしないつもりで、ランチメニューから「鴨つくねせいろ」を大盛りで、それに「生ビール」を一杯付けて注文。
しかし偶々蕎麦が切れていたようで、奥の小部屋では職人が蕎麦打ちの最中であった。
'ちょっと時間が掛かりますが、宜しいでしょうか'とご主人に訊かれたので、'大丈夫、急ぎませんから'と告げると、サービスで肴に「〆鯖」を出してくれた。
それもツマも山葵もきちんと添えられた、立派な一品料理が洒落たガラスの器で登場。
こうなると、ビールだけと言う訳には行かない。
花番さんに酒の品書きをもらって、会津の「口万」を選択。
'鯖は山葵と塩でも美味いですよ'との言葉に従い試して見たが、〆具合も上々で、思いがけず快適な蕎麦前となった。
準備が整って出された「鴨つくねせいろ」も、なかなか充実した内容。
大振りの小鉢に張られたつけ汁は具沢山で、大き目のつくねは柔らかい食感で旨みは濃く、別に鴨肉のスライスも入っている。
焦げ目を付けた葱はじっくりと煮込まれており、青味の三つ葉や散らされた胡麻や柚子も良い役割を果たしている。
さらに別皿で「舞茸の天ぷら」も添えられた。
打ち立ての蕎麦も見事。
香りも有り、茹で上げが精妙のため歯応えも喉越しも申し分ない。
蕎麦湯は仕舞に近かったためか白濁しているが、嫌な粘度などは無い。
これで濃厚なつゆを割り、全て飲み干して満足感に浸る。
気の利いた肴を出してくれた想定外のサービスも有ったが、実に楽しいランチとなった。
改めてこちらが、私のような者にとって使い勝手の良い蕎麦屋であることを痛感。
これからも定期的に足を運びたい。
(新規に11枚の写真を掲載)
≪2014年6月のレビュー≫
以前の店は場所的にも店構えも中途半端であったが、最近練馬の駅近くに移転。
駅前から千川通りを渡り「お酉さま」への横丁を入り、「江戸銀」を過ぎて目白通りの交差点に出る手前のビルの二階という好立地。
雨模様の土曜日の昼過ぎに、散歩がてら寄ってみた。
結構広めの空間に、テーブル席とカウンターさらに4.5人は入れる小上がりを含めて、20数席がゆったりと配されている。
BGMにはジャズが流れ、一方の壁には一升瓶がずらっと並び、今どきの若者の感性に貫かれた、和モダンな居酒屋と言った雰囲気。
しかしカウンターの奥には蕎麦打ち部屋が設えられており、れっきとした手打蕎麦屋で有ることが判る。
悪天候と1時過ぎの時間帯のせいか、店内は閑散としていた。
どこでもどうぞと言う声に、窓際の4人掛けのテーブルを選ぶ。
以前の店同様に、蕎麦の種類は少なく創作的なものに限られている。
真新しい冊子に並ぶメニューの中心は酒肴で、昼でも飲ませる姿勢が顕著である。
しかしそれはそれで、私のような人間には有り難いこと。
早速「生ビール」を注文。
お通しに「鶏肉と根菜の煮物」の小皿が付いた。
'肴は何でもご用意できますよ'の言葉に、別紙の手書きの「水無月のお品書き」から「なめろう蓮根挟み揚げ」を注文。
洒落た盛り付けで登場したが、上々の出来で味もなかなか宜しい。
最初はビール一杯で済ますつもりが、やはり冷酒も頼むことにする。
主人のおすすめに従い、山形の「松嶺の富士」を選ぶ。
冷えた錫の酒器に、一升瓶から注がれる。
蕎麦は「つけ蕎麦」と「ぶっかけ蕎麦」に分かれ、今回は筆頭に載っている「豆乳そば」を注文。
説明書きには、つけ汁は豆乳・練りゴマにかつお出汁を合わせたとなっており、出てきたつゆを一口含んでみたが、あっさりとした中にも結構コクが有る。
山椒・唐辛子などの香辛料もわずかに感じられ、醤油味を付けて炙った油揚げの角切りが、食感のアクセントとなっている。
蕎麦は端正に打たれて、切り斑も無い。
適度な歯ごたえと喉越しの良さを兼ね備えた、まずまずの仕上がりである。
つけ汁に個性が有るので、蕎麦はこういった万人向けのタイプが好ましいと思う。
蕎麦湯ももちろん出され、こちらも妙な演出を施さない自然体であるため、つゆに上手くなじみ後味良く〆られる。
蕎麦の出来はきちんとしており、奇を衒い過ぎていない点は好感が持てる。
しかしやはり蕎麦屋と言うよりも、居酒屋色が強いことは否めない。
昼からでも気軽に「蕎麦屋酒」が楽しめる店としては利便性は高く、これからも時々覗いてみたい。
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蓼喰人
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蓼喰人さんの他のお店の口コミ
店名 |
そば二十三
|
---|---|
ジャンル | そば、海鮮、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
03-3992-3744 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「練馬区中村北1-13-18」から移転しています。 |
交通手段 |
練馬駅南口を出て、SoftBank shopとすし松の間の道を入りつきあたる手前の右側 練馬駅から229m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX、Diners、JCB) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
お通し代として\300税抜き |
席数 |
24席 |
---|---|
個室 |
無 半個室 小上がり 4〜6人 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、掘りごたつあり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
誠に勝手ではありますが、トラブルが多い為、 |
オープン日 |
2011年4月1日 |
備考 | |
お店のPR |
そばと日本酒、鮮魚の楽しめる蕎麦居酒屋
練馬駅より徒歩三分。 |
その他リンク | |
初投稿者 |
by ホットペッパー グルメ
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
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土曜日の夕刻、遠出したい気持ちもあるが生憎の雨模様のため向かったのは、慣れ親しんだこちらの蕎麦屋。
きちんとした蕎麦屋酒が約束された、ご近所に在って有難い一軒である。
この時期まだ外は十分明るい、17時を少し回った頃に入店。
もちろん初客で、まだ早いためご主人の片腕の若い衆が一人で対応している。
何処でもどうぞの声に、私の定席とも言える窓際のカウンター端を占める。
まずはビール(赤星中瓶)で始める。
お通しが出てくるまで少し時間が掛かったが、それもそのはずで、じっくりと揚げた鶏皮と玉ねぎのスライスを出汁醤油で和えたものが小鉢で出された。
手間もかかっている分、味も食感も良好で、いつもながらの上々の滑り出しとなる。
肴には手書きされた'本日のおすすめ'から3品をチョイス。
「春菊と平目の胡麻和え」:春菊の胡麻和えは良く見掛けるが、それに刺身の平目を加える創作的な一品。
和え衣は摺り胡麻がちょっと甘目に調味されているが、平目は昆布〆されているのかしっかりした歯応えで旨味も凝縮しており、濃い目の味付けにも負けていない。
「新玉葱と烏賊の肝醤油焼き」:烏賊はゲソや耳の部分が中心だが、新玉葱と炒め合わせて烏賊わたを加えて調味されている。
烏賊わたの癖があるが、それが良い味を出している。
新玉葱は火を通すとより一層甘みが増すが、この場合はもう少し辛味と歯触りを残すくらいの火通りの方が良いような気がする。
「鰯とガリの海苔巻き」:酢で〆た鰯と生姜のガリに、胡瓜と大葉を合わせて海苔で巻かれている。
それぞれの食感や香りが面白いが、ガリが少し甘すぎるのが気になり、しっかり味が付いているが醤油をつければ少し緩和。
酒はまず「刈穂 純米吟醸 六舟」をもらう。
いつものように客の目の前で、下の受け皿も溢れんばかりに一升瓶からグラスに注がれる。
'summer mist'のラベルが貼られた涼しげな瓶で、中身もすっきりとした辛口の清々しい味わい。
次いで「作 純吟 雅の智」をもらう。
こちらは優しい口当たりながら、奥行きのある旨味が印象的。
どの料理にも良く合い、実に豊かな気分にさせてくれた。
18時近くに店長や若い女性スタッフも現れ、後客も次々とやってきて店内はにわかにに活気づく。
そろそろ蕎麦にするが、蕎麦前に色々と食べたので今回は「揚げ茄子ぶっかけ」を選択。
他の注文の合間に手際よく供された。
広口の丼には茹で上げた蕎麦の上に扇面に包丁が入れられて素揚げにされた艷やかな茄子、大根おろしに三つ葉やたっぷりの削り鰹が盛られ、白髪ねぎや白胡麻が散らされている。
つゆは徳利で添えられ、客が好みで回し掛けるスタイルで少しずつ加減して注ぎ込む。
まずは蕎麦を手繰るが、この日の蕎麦は'山形新庄産 最上早生'とのことで、細目に綺麗の揃ったシャキッとした食感が好ましい。
油と相性の良い茄子や他の具材が蕎麦に絡み、つゆの旨さも揺るぎなく混然とさせれば中々の美味さ。
結構な盛りだったがスルスルと完食。
湯桶の中身は自然体で、徳利に残ったつゆも加えて丼に注ぎ旨味を余すところなく頂く。
空の蕎麦猪口も出されたので蕎麦湯を単独で味わってみたが、外連味の無さが好ましく暫し味の余韻に浸る。
相変わらずの気持ちの良い蕎麦屋酒が楽しめた。
勘定は7,000円をわずかに超えた程度で、内容からすればリーズナブル。
ご主人に見送られ、実に良い心持ちで店を後にする。
信頼のおける有難い蕎麦屋として、末永く通い続けたい。