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03-3970-5562
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蓼喰人さんの他のお店の口コミ
店名 |
うなぎ 松村
|
---|---|
ジャンル | うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
03-3970-5562 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
最寄り駅 西武池袋線 練馬高野台駅 練馬高野台駅から384m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー不可 |
席数 |
24席 (カウンター4席、座敷の中のいす席8席、座敷12席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 1台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 離乳食を含む、ご飲食物のお持ち込みを、禁止しております。 |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 |
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鰻を食べたい欲求から足を運んだのは、練馬高野台から石神井川沿いに10分程歩いた住宅街の中の店。
鰻問屋の直営とのことで、素材の目利きは確かと思われる。
かねてより噂は耳にしており、どんな仕事ぶりを見せるかを楽しみに昼の口開け時を狙って向かう。
鋭角な角地を占めているが、目立たぬ店構え。
高野台は富士見台と石神井公園の間に誕生してまだ30年に満たない新しい駅だが、こちらは創業から50年を経ており、駅が無かった時分はさぞや不便だったと思われる立地。
現在は周囲は住宅が密集しているが、決して賑やかな場所では無い。
11時半の開店直後に到着。
店は50歳前後と思われる、ご主人と女将さんで賄われている。
靴を脱いで上がるが、店内は案外広く三つの横長の座敷に8席ずつのテーブルが3列並んでいる。
日本間にアクリル板の仕切りは無粋だがこの時期なので仕方なく、そこに間を開けて座らせている。
奥にはすでに予約客と思われる、3人組のご婦人が居る状況。
検温と手指の消毒の後、手前の列の一角に通された。
品書きはシンプルで「鰻重」と、蒲焼・ご飯が別となった「膳」、それに「蒲焼・白焼」が'松竹梅'の3種ずつで、値段の違いは鰻の大きさの違いとのこと。
他に肝焼きなどの肴もあるが、酒の提供が出来ない状況では頼む客は少ないと思われる。
「鰻重 松」(3,980円:税込)に、110円の加算で変更できる「肝吸い」を付けた。
仕事は注文が入ってから取り掛かるようで、但し書きに'焼き上がりに30~40分頂いております'と記されているのは、きちんとした仕事が貫かれている証。
本来ならばビールのグラスを傾けながら待つところだが、じっと我慢の30分の後に一式が角盆で登場。
いつもながら鰻重の蓋を開ける瞬間は心浮き立つものだが、芳しい香りと共に現れた雄姿は歓声を上げたくなるほど。
重箱がやや小さめのため、厚みのある一尾分の蒲焼が一部重なった状態で、窮屈そうに納まっている。
綺麗な焦げ目と、キラキラと照明に映える照りで実に美味そう。
早速箸を入れるが、表面には多少の手応えは有るものの、すっと突き抜ける柔らかさは江戸前ならではの秀逸な仕事。
身と皮が剥がれるようなことも無く、肉厚の鰻とご飯を一体として口に運べば自然と笑みが湧いてくる。
タレはやや甘口ながら甘ったるさは無い。
ご飯の炊き加減も良好で、タレの掛かり具合も適量。
半身には卓上の粉山椒を振ってみたが、吟味されていることが判る。
「肝吸い」は丁寧に下処理された肝に、麩と三つ葉が入るシンプルなもの。
吸い地の加減は程よく、鰻重の合いの手に丁度良い。
香の物は「胡瓜・紅心大根・黄瓜の糠漬け」で、味や食感もさることながら色の取り合わせに気配りが感じられる。
デザートに「オレンジ」が付いたが、食べやすいように入れられた包丁目が親切。
実に満足度の高いランチとなった。
全体的に好印象だが、何より鰻自体の美味さが光る。
鰻問屋だけあって素材の良さはもちろんだが、やはり割きから始める仕事は香りも味も一味違うことを再確認。
良い店を覚えた。
我が家からだと正味30分ほどの道のりであり、これからも通うことは間違いない。
次回は焼き上がりを一杯やりながら待つ時間も楽しみに、足を運んでみたい。