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食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
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Mr.ぴぃ
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店名 |
中国料理 仙ノ孫(センノマゴ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
中国料理 百名店 2023 選出店
食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | 四川料理、中華料理、飲茶・点心 |
予約・ お問い合わせ |
03-3390-4808 |
予約可否 |
予約可 【ランチの予約について】 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線「西荻窪」北口徒歩7分 西荻窪駅から449m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
28席 (テーブル4席×4+2席×2+個室テーブル4席×2) |
---|---|
個室 |
有 (6人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2009年12月6日 |
備考 |
店主は原宿の龍の子、目黒雅叙園、中国各地での修行経験あり。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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昔、此処には八百屋があった。其の屋号に名前の一字があった付けられていた。其の主に当たる孫の配偶者が此方の店主であり、店の名には矢張り八百屋の屋号と同じ文字が鎮座する。夫婦ふたりで営む中華の佳店と云えば良いだろうか。
学び舎の伝手もあったようだが、原宿を皮切りに、目黒、新宿で修業、上海で3ヵ月間の研修を体験した後に、ホルモン焼きの店で内臓の扱いを、そして飲茶専門店で点心の勉強をし、西荻窪の今の店を開業した由。
毎度お馴染み、昼でも夜と同じ品書きを食べることが出来るか如何かを電話で確認し、問題がないと云う回答を得て、予約を入れて訪問することにした。
所謂、バス通り、とは云っても狭い道路ではあるが、西荻窪から東京女子大経由吉祥寺行きの道路沿いに彼の店あり、だ。徒歩圏と云う認識で良いだろう。
開店と同時に入店。
本日の如意自在(笑)、以下の通り
翡翠搾菜
特級海月と旬野菜の酢醤油和え
海老料理塩味炒め
伊佐幾香ばし醤油炒め
和牛カイノミ唐辛子入り醤油
麻婆豆腐
豚挽肉・青菜・葱入り炒飯
豆乳入りプルプル杏仁豆腐
芒果とオレンジのシャーベット
正直、品書き選びにひと苦労。
魚は「長崎五島列島より 放血神経締め 鮮魚料理」なる御託の下に、鍋なら垢穢、香り揚げ薬味ソースで釣り鰺、伊佐幾なら香ばし醤油炒め若しくは唐辛子醤油炒め、青荒なら香港式姿蒸しが出来ると書いてある。
旬野菜は主の実家大分からの取り寄せで、最初に目を付けたのは色々カラフル根菜の甘酢漬け柚子風味。残念ながら売り切れと云うことで前菜の見直しが搾菜とクラゲになった次第。
土鍋でいくか、竹燕の巣や絹傘茸の卵と云った四川の乾物料理を撰ぶか、内臓料理も良いんじゃね、等侃侃諤諤、喧喧囂囂牛もうもうの大騒ぎだ。
麦酒で乾杯し、搾菜の食感と海月の味加減に舌鼓を打ち、歓談に花を咲かせる。
先に魚と肉を撰んでいたので、海老の味は塩にした。他にチリソース、香ばし醤油炒めを註文することが可能。海老はプリップリで塩の加減が麦酒に丁度宜しく、喉が鳴って仕方がない。
旬の野菜は千社唐や赤蕪、蕾菜等で、魚、肉共に顔を出すが、味付けが違えば、其々の持ち味が変わり、此れは嬉しい仕掛けだ。
伊佐幾の漁獲量は長崎が一番多く、一般的に通年入荷されるものの、季節要素を考えると予想外の身の締り具合だ。貝原益軒に下品だとか、日東魚譜に野人の食い物だと揶揄されようが、
お前、此の伊佐幾を喰ってからなんぼでも云え
と思ってしまう。香り良く、飽きが来ない範囲の醤油の加減が大層嬉しい。
唐辛子がドサッと入ったカイノミはリブロースとサーロインの下に位置するアバラ周辺の肉トモバラの背中側の肉で、其の中でもヒレに最も近い部位に当たる。切り出した形が貝の身に似ている為と身も蓋も無い其の儘の名称の部位だが、適度にサシが入り、ジューシーな味わいが自慢かと。希少部位であることは云う迄もなく、此れが唐辛子の香りを纏っているのだから堪らない。勿論、唐辛子は麦酒のアテで、齧って麦酒を流し込む用に何本か別皿に確保する。
料理に併せて使う油も変えているようだし、其の脂も随分仕込みに時間と手をかけているのは厨房からじゅうと云う音と共に立ち込める香りからも推察が可能だ。
麻婆豆腐は二種類あり、勿論、原宿仕込みの四川系と其れよりも辛みを抑えたものがあって、後者を選ぶ。
此方の料理の特徴を考えると、辛さで身体を虐めるのではなく、香りを楽しむ方が得策だと考えた次第。此れにチャーハンをあわせて、ガッガッと食べるのが良いだろうと思い、メインの後のご飯ものの一環として選んだと理解してもらうのが良いだろう。
ランチ用の麻婆豆腐が何方の麻婆豆腐かわからないが、四川風と云う表記が無ければ辛さは抑え目と考えて良いかもしれない。原宿の麻婆豆腐との師弟対決、味比べも面白いかもしれない。
辛さよりも風味と云う味は正解だったが、目に来てしまうのは、ちゃんとした麻婆豆腐と云うことだろう。
炒飯もシンプルなもので正解。
甘味で口直しをし、さて、つらつらと料理を思い返し、此方の店は亦日を変えて訪問してみたいと単純に思った。
品書の豊富さ、調理方法も色々で、一回で終わるのは勿体ないと思ったからだ。
隣の荻窪に大好きな中華料理屋があり、此の沿線沿いでは中華料理を撰ばなくても良いかなと思っていたのだが、大きな勘違いを反省したいと思った。