問答無用の超重厚パンチでフルボッコ！西荻窪のパキスタン『ラヒパンジャービーキッチン』② : ラヒ パンジャービー･キッチン

ナマステ。
自称カレー王です。

7月29日。
フェチ仲間との会食。
今宵のメンツは方向音痴女と韓流フェチ子。
会食の場は約1年半ぶりの『ラヒパンジャービーキッチン』。
前回はお一人様ランチで昇天。
それ以来、いつの日か複数人でデナーにイッて喰い荒らしたい、そしてボコボコにされたい。
そう願っていたささやかな夢がついに叶いました。

先に結論言うけど、やっぱりココはウマいよ！
顔面ボコボコ。
エロエロ喰らったので写真を見ていただいてだ。
ココではオレが特に気に入ったのをいくつか。

◆玉子と豆カレー

パキスタンレストランの豆カレーの美味しさ知ってます？
町のインド料理店によくある豆カレーとは方向性やスパイス感からして別モノなんですよ。
使われてる豆はラジマ。
そこからして違うもんね。
玉子の使い方もラヒ式のオリジナル。
パキスタンレストランに来たならば、できれば豆カレーは喰らいませう。

◆チキンカレーラヒパンジャービーキッチン

店名を冠しているので、たぶんスペシャリテのひとつでせう。
肉はもちろん骨付きチキン。
コリアンダーが前面に出た独特のスパイシーさはフェチ向け。
それでいて喰べやすいので、攻めてるのに万人にも愛されるカレーてな感じ。
もう少しわかりやすく言えば、何人もの初心者をSMの世界にイザなってきた熟練の女王様のムチのようなカレーです。

◆ナン

前回も思ったけど、ココのナンはウマいよ。
セットのナンが既にウマい。
パキスタンレストランや一部のインドレストランで見かける丸型ナンなんだけど、全粒粉が入ってるから明らかにフツーのナンよりカホリもイイのよ。
少しだけふわっとしたロティのような感じというか。
それはたぶん喰べなきゃわからんでせう。
ココのナンを初めて喰らった方向音痴女と韓流フェチ子なんて、ナンだけテイクアウトしてたからね。
ナンが好き！って方には是非カホリをフガフガ嗅ぎ比べて欲しいナンです。

ココは何喰らってもウマいね。
どのカレーもスパイシーにカホるオイルがエロエロな方向から重厚に迫り来る。
念願叶ってフルボッコ。
歪んだ顔面が元に戻りました。
顔面が歪んできた頃、またボコボコにされに来ます。

ナマステ。
自称カレー王です。

1月30日。
いやいやいや。
ウマかったわー。
ココはたしか、インド料理界の重鎮のひとりである渡辺玲氏が昔から何かと推してる店だったので、いつかイキたいなぁと長年思っていたお店。
西荻窪のパキスタン『ラヒパンジャービーキッチン』に侵入です。

◆ハリームセット カレー2種

カレーはハリームとマトンカレーを。
辛さは大・中・小から選べるようなので辛口に当たる大をチョイス。

チャナ豆の前菜は、クミンとほんのりフェンネル。
チャナ豆だけでなく、りんごなんかも入っちゃって可愛ウマい。

ナンは丸型の全粒粉。
パキスタン式のナンは丸かったりします。
それよりカホリが他の店とは違う。
鼻毛を10本くらい一気にヌカれたような心地良くも刺激的なカホリ。
このナンウマい！

ハリームは濃厚なウマさ。
ビーフが形がないくらいに溶け込んでます。
超濃厚豆ポタージュのようでもあり超濃厚ビーフソースのようでもあるポッテリ感。
コイツをウンマいナンで思いっきしディップして喰らう訳だ。
途中で針生姜を入れて味変。
さらに途中でレモンを絞って味変。
オニオンは口直しに生でそのまま喰べてもイイし、ハリームに入れてもオケ。
うっすらと苦味もあって、まさに飽きないウマさ。
かああああ。やっぱハリームうますぎ！

しかもマトンカレーまで激ウマなんだわ。
オイリーな中にマトンの旨味が強烈にゴリゴリ凝縮されたTHEパキスタン式マトンカレー！
スパイス感が底支えしつつも、それを凌駕する旨味の嵐が吹き荒れる。
柔らかいだけでなく、旨味モッコリの骨付マトン。
骨は絶対にジュポンジュポン吸いませう。
チュルンも決められますので。

ラッシーはサラッとしていて酸味がないミルキーなタイプ。

ぬおおおおおおおお！！！
何もかもがハイレヴォー！！！
何故かわからんけど、日本人シェフの店では出せない旨さがあるんです。
舐めてかかると一瞬でボコボコにヤラれますよ。
北斗の拳ならばラオウのパンチ。
人の身体よりデカい拳で殴られて「たわばっ！」と声にならない声で悶絶。
ココにイクならば、それくらいの超濃厚パンチを心臓に喰らうくらいの覚悟を持って西荻窪に向かうべし。
次は絶対に複数人で夜イクッ！
そしてメニューを喰い尽くして二度と立ち上がれないくらいボッコボコにされたい。（ただのドM）