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酒場はじめのイカ大根
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:https://hamada.air-nifty.com/raisan/2024/01/post-16d1bb.html
イカ大根の予感が的中
11月も下旬に入った。
ということは、そろそろ「やきや」のイカ大根が始まるんじゃないか?!
そんな予感に誘われて、仕事帰りに荻窪に向かった。
店に着いたのは午後4時半。
いつものように、店内はすでに満員状態ではあるが、L字カウンターの長辺の真ん中あたりに、ちょうど一人分の空きがあり、そこに立つことができた。
まずはいつものように「ホッピー」(白セット360円)をもらって、それを作りながらメニューを確認する。
よしっ! イカ大根の上に貼られていたシールがなくなっている。
「イカ大根、始まってますか?」
念のために聞いてみると、
「今日から始まったのよ。よくわかったわねぇ。イカ大根の匂いがした?」
と笑う女将さん。
そうでしたか。今日からですか!
予感は正しかったなぁ。
さっそくその「いか大根」(350円)を注文した。
どーんと出された「いか大根」は、大きな大根が二切れに、一緒に煮込まれたイカ下足が添えられている。
どうよ、このボリューム!
今どき、おでん屋でも大根1個が200~300円という店がほとんど。
その大根が2個ですからねぇ!
これで去年と値段が変わらず350円というのがありがたい。
すぐに1杯めのホッピーを飲み干して、「ナカ(焼酎おかわり)」(170円)をもらう。
「やきや」は、今月(2022年11月)に入って値上げしたそうで、イカ料理はほぼ全品が290円となった。
イカ料理で290円じゃないのは、「げそわさ」の250円と、この「いか大根」の350円という2品だけ。
これまで短冊メニューで出されていた「いか焼」(290円)は、今回から通常メニューに仲間入りしたようだ。
「めかぶ」、「みそきゅうり」、「漬物」、「冷奴」の4品は、値段変わらず220円だ。
飲み物のほうは値上げせず、価格据え置き。
「どっちも値上げしたら申し訳ないものねぇ」
と女将さんは言うものの、値上げをしてもまだ安いよね。
もともと「やきや」の価格設定は、原価計算等に基づく厳密なものではない。
2018年に亡くなった大将(創業店主)が、「この値段なら自分も飲みに行くだろうな」という、客側の目線で価格設定したのが始まりで、それ以降の値上げのときにも、その思いが女将さんに引き継がれているのである。
我われ呑兵衛にとっては嬉しい限りですが、お店がずっと続いてくれることのほうが、もっともっと大切なので、あまり無理をしないでくださいね。
2杯のホッピーを飲んでも、まだ「いか大根」は食べ終わらず、さらに3杯めとなるナカをおかわりした。
とそこへ、他のお客さんから、今日の短冊メニューとして出されている「イカとんび」(290円)の注文が飛んで、焼き台に火が入ったので、私も「イカとんび」を便乗注文した。
「イカとんび」というのは、イカの口のこと。
中にある歯に相当する黒い部分(カラストンビ)は取り除かれていて、くるっと真ん丸な肉の部分だけを串に刺して焼いてくれる。
1串に6個、一人前は2串なので、この「イカとんび」だけで、なんと12匹分のスルメイカが使われているのである! ぜいたくな一品だよねぇ。
だから通常のメニューには入ってなくて、仕入れられた時だけ、短冊メニューが出されるんだろうな。
焼き台の上に載った生の状態だとけっこう大きいのに、火が入るにつれて、だんだん小さくなっていく。その分、イカの旨みもギュッと凝縮されていくんですねぇ。
この「イカとんび」で、ソト1・ナカ4となる4杯めのホッピーも飲み終えた。
いつもなら、ホッピーを1ラウンド終えたこの時点でお勘定をしてもらい、『1時間半ほど立ち飲んで、今日のお勘定は1,510円でした』となるところなんだけど、久しぶりの「やきや」なので、今夜はもうちょっと楽しんで帰りたい。
2ラウンドめとなる「ホッピー」(白セット360円)と、それに合わせる「いか刺身」(290円)を追加注文した。
「いか刺身」には、通常はワサビが添えられるんだけど、今日は「いか刺身は生姜(しょうが)でお願いします」と注文して、ワサビを、おろし生姜に変えてもらった。
ワサビでいただくのも、生姜でいただくのも、どっちも美味しいので、その日の気分で選んでいる。
刺身そのものは、「いか刺身」か「いかみみ刺身」(290円)が選べるが、1回の来店で、ひとりで注文することができるのは、どちらか1つだけなので気をつけましょう。
今日は「いか刺身」のほうを選んだので、焼き物を「いかみみ焼」(290円)にして、ホッピーのナカももらった。
「いかみみ焼」は、スルメイカのエンペラ(ヒレ)の部分を焼いたもの。
左右につながった、三角形の大きな形のまま焼きあげて、お皿に盛るときに細く切り分けて、マヨネーズも添えて出してくれるのだ。
このマヨネーズの上に、七味唐辛子を振りかけて、それをつけながら食べるのが美味しいんだなぁ。
午後6時を回ったところで、店を手伝うヨーコさんもやって来て、女将さん、カイトくん、ヨーコさんという、この店のフルメンバーが勢ぞろいした。
そのヨーコさんに、2ラウンドめ、3杯めとなるナカのおかわりをお願いする。
そしてつまみは、満を持しての「自家製塩辛」(290円)の注文である。
他にはない優しい味わいの「自家製塩辛」は、ここ「やきや」でしか食べることができない大名物の逸品なのだ。
『最後は絶対に自家製塩辛!』と、店に入った時から決めていた。
本当はホッピー1ラウンドで他のつまみを食べ終えて、最後に「自家製塩辛」を注文するのに合わせて「酒一杯」(280円)を熱燗でもらって、さらにもう1回、その燗酒をおかわりするぐらいのペースがちょうどいいのだが、今日は2ラウンドめのホッピーに入ってしまっているので、燗酒はあきらめた。
そうそう。その「酒一杯」も、これまでの「北の誉」(辛口〈赤ラベル〉)が、2022年10月で出荷終了となったため、「富貴」に変更になったそうだ。
「にごり酒」(300円)のほうは変わらず、「にごり酒親玉北の誉」が提供されている。
最後にもう1杯、ナカをもらって、2ラウンドめのホッピーを飲み終えた。
そして気がつけば、もう4時間も立ち飲んでいる!
電車なんかだと10分ほど立ってるだけでも疲れるのに、立ち飲みのときは疲れを感じないんだなぁ。まったく不思議なり。
立ち飲んだ時間のみならず、飲食した量のほうも、ホッピーがソト2・ナカ8に、八戸産のイカ料理は5品と、いつも「やきや」に来てるときの倍ぐらい。
そしてお勘定も3,250円と、これまたいつもの「やきや」の2回分ぐらいでした。
「いか大根」で始まって「自家製塩辛」で〆と、思いっきり「やきや」を堪能することができて、本当に良かった。
美味しかったなぁ、楽しかったなぁ。どうもごちそうさま!
《YouTube動画》
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記事URL:https://hamada.air-nifty.com/raisan/2022/12/post-a344bf.html
土用の丑に鰻の肝焼き
タイムシフト勤務での帰り道。荻窪「やきや」に到着したのは午後4時半。
L字の立ち飲みカウンター席は、手前側はお客さんが多いが、奥のほうは数人分が空いているようなので、入口でアルコール消毒をして店の奥へと進んだ。
一番奥の、2~3人座れて、3~4人が立ち飲めるテーブル席には、ほぼ毎日やってくる常連さんたち4人が陣取っていて、安定感がある状態。
その常連さんたちにあいさつしながら、L字の立ち飲みカウンターの一番奥に立つと、女将(ママ)がすっと「ホッピー」(セット360円)を出してくれた。
1杯目のホッピーを作りながら、まずは「いか刺身」(240円)を生姜で注文した。
「いか刺身」は、通常はワサビが添えられるのだが、『生姜で』とお願いすると、ワサビの代わりに「おろし生姜」を添えてくれるのだ。
どちらも美味しいので、その日の気分によって、ワサビのまま食べたり、『生姜で』とお願いしたりしている。
スルメイカが不漁になってから、「やきや」のイカ料理の値段も上がり、刺身類は240円に、それ以外のイカ料理は230円になった。
値上がりしたとはいえ、この値段でイカ料理の数々が食べられるのは、とてもありがたいことだ。
その「いか刺身」をつまみながら、カウンター中央部の料理置き場を見ると、「枝豆」(200円)が置かれているではありませんか。
「やきや」では、「枝豆」は季節料理のひとつ。
冷凍していない枝豆を、この値段(200円)で出すことができる最盛期にだけ、メニューに登場するのである。
冬場だけの「いか大根」(350円)と逆に、夏場だけの「枝豆」なのだ。
いつもは、つまみは1品ずつ、順番に注文するようにしているのだが、「枝豆」もまた、この店の人気料理のひとつ。売り切れてしまわないうちに、早めに注文した。
今の時期、どの店でも出される枝豆ながら、「やきや」の枝豆は特に美味しくて好きなんだなぁ。
「いか刺身」と「枝豆」をつまみに、ホッピーを2杯飲んで、3杯目となる「おかわり焼酎(ナカ)」(170円)と一緒に注文したのは「うなぎきも焼」(230円)だ。
今日はこの夏二度目の『土用の丑の日』なので、うなぎも食べておかなきゃね。
そんな話を、女将や常連さんたちとしていたら、「そうか、今日は『土用の丑の日』か!」と、カウンターの常連さんたち数人から、「うなぎきも焼」の注文が飛んだ。
おぉ。もうすぐ「うなぎきも焼」が売り切れそうだ。
「1回目の『土用の丑の日』(2022年7月23日)のとき、ちょっと多めに『うなぎきも焼』を仕入れたら、普段と同じぐらいしか出なかったんですよ。だから今日は、いつもと同じぐらいしか仕入れなかったんです」と海都(かいと)くん(女将のお孫さん)。
名物のイカ料理の陰に隠れがちになっているけど、「うなぎきも焼」もまた、この店の定番料理のひとつ。
今は「うなぎ」も値上がりしていて、都内の「うなぎ串」のお店でも、きも焼きは1本250~400円ほどする。
そんな「うなぎきも焼」を230円で食べることができるのは、とってもありがたいことなのだ。
山椒粉をたっぷりと振りかけて、美味しくいただいた。
ソト1・ナカ3で、1ラウンド目のホッピーを飲み終えたが、時刻はまだ5時半過ぎ。入店して1時間ちょっとしかたっていない。
2ラウンド目となる「ホッピー」(セット360円)をもらって、これまた大好物の「げそ揚げ」(230円)を注文した。
「げそ揚げ」は、その名のとおり、スルメイカの足を唐揚げにしたもの。
開店前に揚げ終えたものが、大きなお皿にずらりとのせられて、室温でスタンバイされている。注文を受けてから、これを1人前ずつ取り分けてくれるのだ。
だから、出てくるのもとても早い。
出来立ての熱々を食べたことがないので、比較のしようはないが、「げそ揚げ」は冷めているからこそ、食べやすくて、衣の下味もしっかりと感じることができるんだろうと思っている。
しかしながら、調理を担当している海都くんによると、出来立て熱々の「げそ揚げ」も、実はとても美味しいらしい。チャンスがあれば、ぜひ食べてみたいものだ。
5杯目のナカをもらって、「やきや」に来たら必ず食べたい逸品、「自家製塩辛」(230円)をもらう。
小鉢にたっぷりと盛られた「自家製塩辛」は、ホッピーでも、日本酒でも、必ず2杯は飲めてしまう、素晴らしいつまみなのだ。
ここの塩辛は、塩辛と言いつつも、それほど塩辛くないのが大きなポイント。
塩辛さよりも、イカの旨みがグワァ~~ンと前面に押し出されてくるのだ。
「冷奴」(200円)と一緒にもらって、塩辛奴にして食べても美味しいし、塩辛を食べ終わった後の漬け汁でいただく「いか刺身」も旨い。
ちなみに、「いか刺身」と「いかみみ刺身」(240円)は、どちらかひとつを、ひとり1回しか注文することができないので、『後で塩辛の漬け汁で刺身を食べよう』と思っている場合には、刺身の注文はその時まで控えておきましょう。
当初の想定どおり、5杯目だけでは「自家製塩辛」は食べきれず、6杯目(ソト2・ナカ6)のナカをもらって、漬け汁まで、すべてを完食した。
午後7時まで、じっくりと2時間半も立ち飲んで、ホッピーが2ラウンド6杯、つまみが5品でのお勘定は2,530円でした。
やぁ、美味しかった。今夜も大満足じゃ! どうもごちそうさま。
あ、そうそう。荻窪「やきや」の夏休みは8月12日から16日までの5日間。休み明けの営業は8月17日(水)からです。
《YouTube動画》
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最低価格が200円に
仕事の帰りに「やきや」にやってきた。店に着いたのは午後4時半。
店内は、開店と同時に入ったお客さんたちで、ほぼ満員状態だが、L字カウンターの右下隅の場所が空いていたので、そこに入らせてもらった。
すぐに出される「ホッピー」(セット360円)を作りながら、目の前の焼き台にいる海都(かいと)くんに「いか刺身」(240円)を生姜(しょうが)で注文する。「いか刺身」には、通常はワサビが添えられるんだけど、『生姜で』とお願いすると、ワサビの代わりに生姜を添えてくれるのだ。どちらも美味しいので、その日の気分で選んでいる。
それにしても、八戸産のスルメイカの刺身が240円で食べられるとは!産地の八戸でも、こんなに安くイカ料理を出してくれる酒場には、まだ出会っていない。
おろっ。壁のメニューの一部が改訂されている。これまで190円だった、もつ煮込、串刺フランク、めかぶ、みそきゅうり、漬物、冷奴、枝豆(季節もの)の7品が200円に上がったようだ。そしてこの200円が、「やきや」の料理の最低価格だ。
「やきや」に初めてやってきた2000年(平成12年)には、つまみ全品が150円だったことを覚えている。
その後、かなり長い間、『つまみ全品150円』時代が続いた。
つまみの種類は、今もほとんど変わっていないので、当時のイカ刺身などがいかに安かったかってことがわかるよね。
「焼酎おかわり(ナカ)」(170円)をもらって、2品めとして注文したつまみは「いかみみ焼」(230円)だ。
L字カウンターの短辺に立つと、「いかみみ焼」などの焼き物はもちろん、ほとんどの料理が調理されていく様子を見ることができるのがいいのだ。
ちょうどこのあたりで、奥のテーブル席を囲んでいた常連さんたちが帰り始める。この常連さんたちは、毎日、必ず4時前から並んで奥のテーブル席を囲むのだ。でも、けっしてグループ客ではなくて、それぞれがひとり客なのである。
身(いか刺身)、耳(いかみみ焼)といただいたので、今度は足(ゲソ)を食べようと、3杯めの「ナカ」と一緒に「げそ揚げ」(230円)を注文すると、今日はゲソの仕入れ量が少なかったので、「いか揚げ」にしたんだそうな。
えぇ~っ!長く通っているけど、「いか揚げ」は初めてだ。「げそ揚げ」がなかったのは残念だけど、通常メニューにはない「いか揚げ」にも興味津々。
そして出てきた「いか揚げ」は、まさにゲソの代わりに、「いか刺身」と同じように細切りにしたイカの身を揚げたもの。衣の味付けが旨いんだよなぁ。
「げそ揚げ」とは食感が異なるが、「いか揚げ」もいいね!!
スルメイカの漁獲量が減ってから、値段は上がるし、仕入れられる量は減るしで、あまりいいことはないんだけれど、この「いか揚げ」のように、新しく工夫した料理をいただくことができるのはありがたいことだ。
ちなみに「いかげそ焼」(230円)はあるようでした。
ソト1・ナカ4となる4杯めの「ナカ」をもらって、4品めのつまみは「自家製塩辛」(230円)だ。
ここ「やきや」に通うようになるまでは、自分の中での「イカ塩辛」の標準は、桃屋の「いか塩辛」だった。これはこれで今でも美味しいと思う。
ところが!「やきや」の「自家製塩辛」は、桃屋の「いか塩辛」とはまるで違うのだ。
塩辛さがグンと少なくて、スルメイカのフレッシュさも強く感じることができる。いくらでも食べられそうなイカ塩辛なのである。
それなのに、お酒が進んで仕方がないのもイカ塩辛ならでは。4杯めのホッピーも飲み干してしまったので、最後に「酒一杯」(280円)を熱燗で追加注文した。
その熱燗を奥の燗付け器から運んできてくれた女将さんから、「塩辛に熱燗。景色がいいですね」という嬉しい言葉。まったくその通りです。日本人で良かった!
午後6時になり、ちょうどヨウコさんもやってきて、お元気そうな姿を見ることができたところでお勘定。
今宵は4品と5杯(ホッピー4杯+熱燗)で、2,080円でした。どうもごちそうさま。
《YouTube動画》
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冬はやっぱりイカ大根
荻窪「やきや」の冬はやっぱり「いか大根」(350円)。
これを食べなきゃ冬を越せないほどの逸品なんだけど、残念ながら昨シーズンはいただくことができなかった。
こうして、普通に「いか大根」が食べられるということが、とってもありがたいということを再認識させられますよねぇ。うれしい。
仕事納めでもあり、「やきや」の年内最終営業日でもある今日は、午後4時半に店に到着した。
この時間なら、まだ入れるかと思いきや、なんと店内は満員状態。さすが人気の「やきや」である。
目を凝らして、店内最奥部のテーブル席を見てみると、いつも午後4時の開店と同時にやってくる常連さんたち5人が、立ち飲みテーブルを囲んでいる。
よーし。ご常連のみなさんに無理をお願いして、立ち飲みテーブルに入れてもらおう。
立ち飲みカウンターにずらりと並ぶお客さんたちの後ろの狭い空間を、「すみません、後ろ通ります」と言いながら通過させてもらい、奥の立ち飲みテーブルへ。
「すみません。もうひとり、入れてもらっていいですか」
と立ち飲みテーブルを囲むご常連さんたちにごあいさつして、仲間に入れていただいた。
すぐに女将さんが「ホッピー」(360円)を出してくれたので、それを受け取りながら「いか大根」を注文したのでした。
数ある「やきや」のイカ料理の中でも、この「いか大根」は、毎年11月末~2月末までの3ヶ月ほどしか提供されない、季節限定のメニューなのだ。
八戸のスルメイカの旨みがたっぷりとしみ込んだ、やわらかい大根のなんと美味しいことよ!
「いか大根」は、ボリュームもたっぷりなのがありがたい。これだけで、最初の「ホッピー」に、「ナカ(おかわり焼酎)」(170円)を2杯、合計3杯のホッピーをいただきました。
ここのホッピーは、最初の「ホッピー」に「ナカ」を3回おかわりして、ソト1・ナカ4で楽しむことができる。
その4杯めとなる「ナカ」をもらうのと同時に、「げそ揚げ」(230円)も注文した。
「げそ揚げ」は、カウンター上のバットに並んでいるのをお皿に取り分けてくれるだけなので、サッと出てくるのがありがたい。
「いか大根」の後に「げそ揚げ」をもらったのにはワケがある。
「げそ揚げ」は、そのまま食べてももちろん美味しいのだが、「いか大根」を食べ終えた後の残り汁に浸していただくと、そのうまさが倍増するのだ。
っくぅ~~っ。たまらんねぇ!
いつもなら、ホッピーを一巡(ソト1・ナカ4)飲み終えたところでお勘定して店を出るのだが、まだ時間も早いので、2巡めとなる「ホッピー」(ソトとナカのセット、360円)を注文した。
ちなみにこの時点で、入店から1時間。1巡めの「ホッピー」を終えたところでお勘定していたら、1,450円となるところでした。
これくらいが、ここ「やきや」の標準的な予算額ですね。
壁のメニューを再確認して、次なる料理を検討する。
おっ。今日は「いか焼」(250円)があるではないか!
「いか焼」は、普通は遅い時間に、メニュー上の料理の多くがなくなってから登場する一品で、午後8時過ぎに「やきや」を訪れないと巡り合えないレアものなのだ。
逆に今日は「いかみみ焼」(230円)がないらしく、その「いかみみ焼」のメニューの上に「いか焼」の短冊が貼られている。
「いか焼」は、スルメイカの胴の部分を焼いた後、1センチ幅ぐらいにスライスし、マヨネーズを添えて出してくれる料理だ。
同じ部位を刺身にした「いか刺身」(240円)も美味しいのだが、こうやって焼いたものもいいですよねぇ。
もし見かけたら、ぜひ注文してみてください。
最後に焼いてもらったのは「いかなんこつ焼」(230円)だ。
これはスルメイカの頭部の身を串に刺して焼いたもの。
スルメイカの足の上部にあって、口や目がある頭部の身は、脳や目を衝撃から守るために、ちょっと硬めになっている。
まさに軟骨といった感じの、コリコリとした食感が美味しいのです。
多くの常連さんたちと一緒に、ゆっくり、たっぷりと4時間半も立ち飲んで、ホッピーがソト2・ナカ8、料理4品でのお勘定は2,800円でした。
どうもごちそうさま。
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都内での一人呑み再開
2021年10月1日、長く続いた緊急事態宣言が明け、都内の酒場も営業を再開した。
東京での『ひとり呑み』を再開するにあたって、私にとって絶対に外せない店がここ、荻窪「やきや」である。
店に着いたのは午後4時半。
平日のこの時間なら店は空(す)いてるかと思って来たんだけど、その予想はみごとに外れた。
この時点で、すでに8割ほどの入りである。
「えぇ~っ、元気だったの?」と声をかけてくれる女将さんとカイトくん(女将さんのお孫さん)。
とても長くごぶさたしてしまい、本当に申し訳ありません。
そんなごあいさつをしているうちに、なにも注文していないけど、いつものようにスッと「ホッピー」(360円)を出してくれて、ご常連さんたちとも久しぶりの乾杯である。
あぁ、うれしい。
やっぱりいいなぁ、行きつけの酒場。
一品めのつまみとして、その先の2品めのつまみも考えて、「珍味わたあえ」(230円)を注文する。
八戸産のスルメイカが名物のこのお店。
そのスルメイカの刺身は必ず注文するんだけど、その前に、その刺身を美味しくいただくための一品として、この「珍味わたあえ」をもらったのだ。
とは言うものの、「珍味わたあえ」だって、けっして前座的なつまみというわけではない。
これもこれで、「やきや」でしか食べることができない逸品。他の店ではお目にかかったことがない。
ホワンと甘い味付けなのに、お酒によく合う。
まったく不思議なつまみなのである。
ホッピーの「焼酎おかわり(なか)」(170円)をもらって、いよいよ「いか刺身」(240円)を注文する。
カイトくんが目顔で、『ワサビでいいの?それともショウガ?』と確認してくれたので、
「普通の、ワサビのほうでお願いします」
と返事する。このやり取りの感覚もうれしいねぇ!
「いか刺身」の最初の数切れは、ワサビ醤油でいただく。
あぁ、旨いっ!
その後、「いか刺身」のワサビを、「珍味わたあえ」の残りダレの中に投入してかき混ぜる。
このタレでいただく「いか刺身」が、さらに旨いのだ。
っくぅ~~~っ。たまらんねぇ。
ソト1・ナカ4となる4杯めのホッピーに合わせて、「げそ揚げ」(230円)をもらった。
「げそ揚げ」は、イカゲソの唐揚げなんだけど、開店前に揚げ終えて、カウンター上のバットの上で、室温にまで冷まされた状態で提供されるのが大きな特徴。(バットにはラップがかけられています。)
室温になっているからか、唐揚げの味付けを強めに感じることができて、実にいい酒のつまみになるのだ。
たいていは、ホッピーを1ラウンド終えたところで、お勘定をして店を出るんだけど、久しぶりの「やきや」なので、もうちょっと飲んでいきたい。
「自家製塩辛」(230円)を注文し、合わせるお酒は日本酒の熱燗(280円)にした。
ここで残念なお知らせがひとつ。「ウイスキー水割」(420円)が無くなったそうです。
これは「やきや」が出すのをやめたのではなくて、ニッカウイスキーが「ブラックニッカクリア&ウォーター(300ml瓶)」の製造販売をやめたことによるもの。
美味しいお酒で、ファンも多かったのに残念だ。
午後6時には、女性店員のヨーコさんもやって来た。カウンターの中に、懐かしい顔が3人並んで嬉しい限り!
午後6時半まで、2時間立ち飲んで、今日のお勘定は2,080円なり。どうもごちそうさま。
こんな日が、ずっと続くことを祈りつつ、店を後にした。
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久しぶりの3点セット
4月に来てから、実に2ヶ月以上のご無沙汰となってしまった荻窪「やきや」。
店は変わらず営業が続いているんだろうか?
ママ(女将)やカイト君、ヨーコさん。そしてご常連さんのみなさん方はお元気なんだろうか?
そんなことを思いながら、荻窪駅南口を出て「やきや」へと急いだ。
時刻は午後4時半。
おぉ~っ。のれんは出てないけど、引き戸が開いてる。
風通しをよくするために、のれんを出していないだけに違いない。
開店から30分の店内は、入口近くと、奥の立ち飲みテーブル席近くに合わせて8人ぐらいのお客さんがいて、中央部が空いている。
ママとカイト君が、「久しぶり!」と笑顔で迎えてくれる。(ヨーコさんは午後6時からの出勤なので、残念ながらこの時間帯にはいませんでした。)
そして「ホッピー」(360円)だ。
2ヶ月以上ぶりにいただく「やきや」のつまみ。
最初の一品は、ここでしか食べることができない「珍味わたあえ」(230円)をチョイス。
ほんのりと甘い味付けなのに、絶妙な酒の肴になる「珍味わたあえ」。
一昨年亡くなった大将が、どこかの料理屋で似たような料理を食べて、「これは!」と思い立って創った料理なんだそうな。
ママもそうだけど、大将もお酒は飲めない。それなのに「珍味わたあえ」をはじめとする「やきや」の人気料理の数々を作ったり、日本酒として安くて、すっきりと飲みやすく、イカにもよく合う「北の誉」を選んだりと、実によく呑兵衛心をつかまえているのだ。
それが「やきや」の良さなんだなぁ。
「なか(おかわり焼酎)」(170円)をもらって、2品めのつまみは「いかみみ刺身」(240円)を“生姜(しょうが)”でもらう。
この「いかみみ刺身」はもちろん、1品めにもらった「珍味わたあえ」の残りダレを絡めていただこうと思っているのだ。
この残りダレには、いつもは刺身に付いてくるワサビを溶き入れて食べていた。
今日も「いかみみ刺身をお願いします」という注文に、カイト君が「生姜?」と聞いてくれた時に、「いや、ワサビで」と答えようとしたのを止めて、ちょっと考えた。
『せっかく久しぶりに来たんだから、違う食べ方を楽しんでみよう。「珍味わたあえ」の残りダレには、もしかすると生姜も合うかもね。』
そして、「はい、生姜でお願いします」と、生姜オプションで「いかみみ刺身」をもらったのだった。
結果、やはりワサビのほうが「珍味わたあえ」の残りダレとの相性はいいようだが、生姜も生姜でおもしろい。今までなかった味わいだ。これもいいねぇ。
3杯めとなる「なか」には、「自家製塩辛」(230円)である。
珍味わたあえ→刺身(今日はイカミミ)→塩辛。
久しぶりに「やきや」に来て、どうしても食べたかった3点セット。
これでコンプリートである。
午後5時を過ぎるころから、お客さんもちらりほらりと入ってきたが、帰るお客さんもいて、店内は10人程度の状態が続いている。
4杯めをもらって、ママに状況を聞いてみたところ、やはりお客さんは減っているとのこと。
いつもは4時台に奥のテーブル席を囲んでいる大常連さんたちも、今日は見かけなかったもんなぁ。
かく言う自分も、なかなか酒場に足が向きにくい。
まだ確たる治療薬がないこの状況下で、自分でできる予防策は、「可能な限り外出せず、不特定多数の人と合う機会を減らす」ということぐらいしかないもんなぁ。
とは言うものの、わたあえ、刺身、塩辛はやっぱり美味しいや。
さっくりと1時間ほど立ち飲んで、今日のお勘定は1,400円。どうもごちそうさま。
なんとか早く、安心して酒場に行ける状況になることを祈るばかりです。
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臨時休業店が増える中
金曜日の今日は、在宅ながらタイムシフト(フレックス)勤務にして、早めの夕方に仕事を終え、トコトコと荻窪「やきや」までやってきた。
わが家から「やきや」までは、歩くと40分ほどかかる。
店に到着したのは、午後4時ちょうど。
開店待ち行列の後ろに着いたところで、のれんが出され、「やきや」がオープンした。
行列の先頭の二人は、店の一番手前、焼き台前に立つ常連さん。次の二人は一番奥の、テーブル席を囲む常連さんたちだ。
それぞれが自分たちの好みの定位置に立ち、私はカウンターの奥のほうに立った。
みんなが常連さんなので、誰も注文していないのに、自動的にその人の好みの飲みものがずらりと出された。
私の前にも「ホッピー」(360円)がやってきた。ありがとうございます。
自宅ではお酒は飲まないことにしているので、今週の火曜日に、ここ「やきや」で飲んで以来、3日ぶりのお酒。休肝あけのホッピーがうまいのぉ!
開店直後なので、カウンター上の大皿料理も、すべての品がずらりとスタンバイされている。
これが6時前になると続々と売り切れていくんだからすごいよね。
まずは「珍味わたあえ」(230円)をもらった。
「珍味わたあえ」をいただいた場合、2品めの品は必ず刺身だ。
「いか刺身」(240円)と「いかみみ刺身」(240円)が選べるところ、今日は「いかみみ刺身」を注文した。
「いかみみ刺身」に付いてくるワサビを、「珍味わたあえ」の残りダレに混ぜ入れて、そのワサビダレで刺身をいただくのが、たまらなく旨いのだ。
「なか(焼酎おかわり)」(170円)ももらって、ホッピーは2杯めに突入である。
さらに「なか」をもらって、3品めの料理を選ぶ。
今日のメニューには、最初から「いかやき」(250円)があるので、これをもらうことにした。
ちなみに、最初から「いかやき」が登場したことで、その下に隠れてしまったメニューは「いかみみ焼」(230円)と「いかげそ焼」(230円)の2品だ。
その「いかやき」は、スルメイカの身の部分を焼いて、食べやすく細切りにしたもの。
通常は、他の焼きものがすべて売り切れた後、「いかやき」の短冊メニューが掲げられるのだが、今日はしょっぱなから「いかやき」がある。これは珍しい。
そしてソト1・ナカ4の4杯めとなる「なか」には、今夜も「めかぶ」(190円)をいただいた。
やぁ、これで落ち着いた。
1時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は1,780円でした。どうもごちそうさま。
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緊急事態宣言を受けて
昨日(4月6日)、『7日に緊急事態宣言を発令する予定』と報道されたので、今日(7日)は、今後、ずっと在宅勤務となっても大丈夫なように、仕事で必要ないろんな資料を持って帰るために出勤。
出勤してみると予想どおり、明日、4月8日から『可能な限り在宅勤務とする』という方針が出された。
今日のうちに資料を取りに来てて正解だったなぁ。
その帰り道、荻窪「やきや」に立ち寄って、「ホッピー」(セット360円)である。
つまみは「いか刺身」(240円)を“生姜(しょうが)”で出してもらう。
刺身は「いか刺身」と「いかみみ刺身」(240円)があって、注文することができるのは、ひとりでどちらか一品のみ。
ややねっとりとした旨みの「いか刺身」か、コリッとした弾力の「いかみみ刺身」か。
これはもう、その日の気分次第。
さらに添えてくれる薬味も、デフォルトの“山葵(わさび)”か、オプションの“生姜”が選べる。
元々は山葵だけだったようだが、常連さんのひとりが、「山葵の代わりに、『いかしょうが棒』に添えられている生姜を添えてもらえない?」というお願いをしたことから、“生姜添え”のオプションが始まったそうだ。
「なか(焼酎おかわり)」(170円)をもらって、2品めのつまみには「いかげそ焼」(230円)を選択。
丸1匹分のゲソを、10本連なったままタレ焼きにした後、10本に切り分けて皿に持ってくれる。
ゲソ焼きのほうに七味唐辛子を振りかける人もいるが、私は添えられたマヨネーズに七味唐辛子をかけて、これをつけながら食べる派だ。
ここ「やきや」にしても、赤羽の「まるます家」にしても、七味唐辛子の回転が速い店は、七味唐辛子ならではの香りがいいねぇ!
2度め(3杯め)の「なか(焼酎おかわり)」には「自家製塩辛」(230円)。
今や自分の中でのイカ塩辛の標準は、「やきや」の塩辛になってしまった。
塩から過ぎない(しょっぱくない)のがいいんだなぁ。
3度め(4杯め)の「なか(焼酎おかわり)」をもらって、「げそ揚げ」(230円)を注文した。
さっき「いかげそ焼」を食べたのに、なぜ改めて「げそ揚げ」をもらったか。
それは、「自家製塩辛」のタレが残っているからだ。
これを付けながらいただく「げそ揚げ」が旨いのだ。
塩辛のタレに、醤油をちょっと足して、それで「いか刺身」や「いかみみ刺身」を食べるのもいい。
これでホッピーがソト1・ナカ4に、つまみが4品。
いつもはここで飲み終えて、お勘定が1,800円となる。
しかし、緊急事態宣言が発令されて、今日の深夜(4月8日午前0時)から5月6日までの1ヶ月間、「可能な限りの外出自粛に協力をいただく」ということになったので、次はいつ「やきや」に来れるかわからない。
もうちょっと「やきや」溜(だ)めをしておこうということで、さらに「にごり酒」(300円)をいただいた。
銘柄は「にごり酒親玉北の誉」。すっごく飲みやすいのが大きな特長だ。
つまみは「めかぶ」(190円)にするか、「漬物」(190円)にするか、ちょっと迷って、「めかぶ」をもらった。
2時間ほどの立ち飲みタイム。今日のお勘定は2,290円でした。どうもごちそうさま。
明日から緊急事態宣言下に入る。
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串刺フランク皿の前で
仕事帰りに荻窪「やきや」にやってきた。
午後5時過ぎの店内は、ほぼ満員状態。
立ち飲みカウンターの焼き台の横あたりに、ちょっとだけ(半人分ぐらい)のすき間があったので、両側の人に「すみません」とごあいさつして、狭いすき間に入れてもらった。
すぐに「ホッピー」(360円)を出してくれた。
ちょうど目の前に「串刺フランク」、その右側に「珍味わたあえ」(230円)が並んでいるので、まずはその「珍味わたあえ」をいただいた。
この「珍味わたあえ」。私はここ「やきや」でしかいただいたことがなくて、ほかのどの店でもお目にかかったことがないんだけど、青森のほうでは普通にある料理なんだろうか?
「珍味わたあえ」を食べ終えたところで、「なか」(170円)とともに、「いか刺身」(240円)をもらう。
「珍味わたあえ」の残りダレの中に、「いか刺身」に添えられたワサビを溶かし、それを絡めていただく「いか刺身」が、とにかく旨いのだ。
3杯めとなる「なか」には「いか納豆」(230円)。
納豆と言えば、練りガラシで混ぜるのが一般的だが、この「いか納豆」にはワサビが添えられている。
このワサビの風味が、イカとよく合うのだ。
日本酒と一緒にいただいても、絶対にうまいだろうなぁ。
ソト1・ナカ4の4杯め(最初のセット+ナカ3杯)には、目の前に置かれている「串刺フランク」(190円)を合わせる。
焼き物はすべて、焼き台で焼かれるのに対して、この「串刺フランク」だけが、専用の小さなホットプレートで、揚げるように焼かれるのだ。
そうやって揚げ焼きすることによって、「串刺フランク」の表面にスッスッと入れられていた包丁の切り目が、パリッと美味しそうにはじけて芳ばしくなる。
このパリッと焼けたフランクの表面がうまいよねぇ!
今日もまた、ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、お勘定は1,760円でした。どうもごちそうさま。
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いろんな味でゲソ揚げ
彼岸を過ぎたというのに、会社からの帰り道が寒い。
こんな寒い日に「いか大根」がないのが残念だ。(「いか大根」は毎年11月末から、翌年2月末までの季節メニューなのだ。)
午後6時過ぎの店内は、いつものとおり超満員。
かろうじてもうひとり入れるかどうかという一番奥の立ち飲みテーブルの奥に、無理やり入れてもらって、まずは「ホッピー」(360円)からスタートした。
最初のつまみは、いつもは〆にいただくことが多い「自家製塩辛」(230円)にした。
こうやって旨味が強いつまみを最初にいただくのも美味しいよね。
「ナカ(焼酎おかわり)」(170円)をもらって、2品めのつまみには「いかみみ焼」(230円)を注文。
この「いかみみ焼」は、最初から仕入れがない日が多い。
となりの人が「いかみみ焼」を注文したところ、スルッとその注文が通ったので、
「えっ?今日はミミ焼きがあるんですね。じゃ、私も!」
と、まだ「自家製塩辛」が残っているのに、あわてて「いかみみ焼」を便乗注文したのだった。
「いかみみ焼」があるとわかると、みんなから一斉に注文が飛んで、あっという間に売り切れますからねぇ。急がないといけないのだ。
2杯目のホッピーで塩辛もミミ焼も食べ終えて、3杯めとなる「ナカ」と共に「げそ揚げ」(230円)をもらった。
店が開店する前に揚げ終えて、カウンター上のバットに置かれている「げそ揚げ」は、注文するとすぐに出てくる一品だ。
揚げたてカリカリのゲソ揚げも美味しいけど、しっとりと衣がやわらかくなったこの「げそ揚げ」も旨いんだなぁ。
その「げそ揚げ」で、塩辛の残りタレをぬぐうように絡めて食べるのもまた旨い。
なにしろ『塩辛の旨み』+『げそ揚げの旨み』の相乗効果だもんね。
その「げそ揚げ」を一切れだけ残して、4杯めとなる「ナカ」と共に「煮込み」(190円)を注文。
ここの「煮込み」は、ツユだくなのが大きな特徴だ。
しかもそのツユが、味噌汁よりちょっと濃い程度のやわらかい味付けなので、ツユまでつまみになるのである。
具材は豚シロ(腸)とコンニャク。そしてトッピングの刻みネギ。
これで190円なんだから驚くよね。
ひとしきり具材をいただいたところで、残った「煮込み」のツユに、一切れだけ残しておいた「げそ揚げ」を投入していただく。
この食べ方は初めてだけと、これが実にうまかった! いい食べ方を発見したなぁ。
ここのつまみ類は、値段は安いけど手間ひまはかかっている。
女将さんは朝の7時半には店にやってきて仕込みを始めているそうだ。
「自宅にいるのは夜中の12時から朝の6時までの6時間ほど。それ以外の時間は、ずっと店にいるのよ」
まったくもって頭が下がる話である。
2時間弱の立ち飲みタイム。ホッピー4杯(最初のセット+ナカ3回)と4品で、今日のお勘定は1,750円でした。どうもごちそうさま。
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春はメカブの季節です
火曜日の今日は、2週間ぶりとなる荻窪「やきや」にやってきた。
ほぼ週1で来てるので、こんなに間があくのは久しぶりだ。
本当は昨日、「やきや」に来たかったんだけど、高円寺「ほんずなし」が火曜定休なので、先に「ほんずなし」に行って、今日が「やきや」になった次第。
月曜「ほんずなし」→火曜「やきや」という流れは、このところ、けっこう多い気がする。
いつものように「ホッピー(ソト+ナカ)」(360円)をもらって、つまみは「いか刺身」(240円)を「生姜(しょうが)で」のオプションで注文した。
「生姜で」のオプションでお願いすると、普段は練りワサビが添えられるところを、おろし生姜にかえてくれるのである。
どちらもそれぞれの美味しさがあるので、その日の気分によってワサビにしたり生姜にしたりしている。
同じように「いか刺身」と「いかみみ刺身」もそれぞれに美味しさがあるので、これもまたその日の気分次第。
その場で引いてくれる「いかみみ刺身」は、コリッとした硬めの食感が特徴。
一方で「いか刺身」のほうは、今日のように早い時間帯だと、あらかじめ刺身に引いて準備してある「いか刺身」があって、身のねっとり感が、たまらなくうまいのだ。
このあらかじめ準備されている刺身がなくなると、そこからは「いかみみ刺身」と同様に、「いか刺身」も注文を受けてから刺身に引いてくれるようになる。これもこれで、またうまい。
「焼酎おかわり(ナカ)」(170円)をもらって、2品めのつまみは昨日に続いて「しめさば」(300円)である。
ここの「しめさば」も青森・八戸産の、『よくシメ』タイプのもの。
半身丸ごとでこの値段(300円)なのが嬉しいねぇ!
たっぷりの「しめさば」で、もう1回「焼酎おかわり(ナカ)」をもらったところで、ソト(瓶入りホッピー)がなくなった。
いつもソト1・ナカ4で飲んでるんだけど、今日はソト1・ナカ3。
焼酎の量は常に定量なので、今日は氷の量が少なかったのかな。
薄め(=アルコール度数が低め)のホッピーが好きな人は、「ホッピー(ソト+ナカ)」を『氷なし』で注文したり、「焼酎おかわり(ナカ)」を注文するときに「氷は足さないでください」とお願いしたりしている。
これによりソト1に対して、ナカが1~2杯分の分量になって、アルコール度数が低いホッピーになるのだ。
ホッピー3杯(ソト1・ナカ3)では、ちょっと飲み足りないので、「酒一杯」(280円)を燗(かん)でもらって、つまみには「めかぶ」(190円)である。
燗酒と「めかぶ」の組み合わせ。実に相性抜群ですねぇ。春は「めかぶ」の季節です。
ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今日のお勘定は1,710円でした。どうもごちそうさま。
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本庄から戻ってイカ刺
本庄(埼玉県)での仕事を終え、湘南新宿ライン、中央線と乗り継いで荻窪。
八戸のイカ料理を安価に楽しむことができる「やきや」にやって来た。
一番奥の、大常連さんたちが囲んでいる立ち飲みテーブルの一角に立たせてもらい、まずはやっぱり「ホッピー」(360円)である。
ックゥ~~ッ。
前回、ここ「やきや」で飲んで以来、実に11日ぶりの氷入りホッピーである。
先週、横浜・野毛の「ホッピー仙人」で、氷なしの美味しいホッピーもいただいたのだが、この氷入りの、アルコール度数が強めのホッピーも捨てがたいんですよねぇ。
冬場だけの「いか大根」も前回で終了したので、今日の一品めは「いか刺身」(240円)にした。
標準的に付けられる山葵(わさび)の代わりに、生姜(しょうが)を添えてもらう。
この「いか刺身」だけで、ホッピーが2杯(最初のセット+ナカ)いける。
さらに「焼酎おかわり(ナカ)」(170円)をもらって、「いかみみ焼」(230円)を焼いてもらう。
このところ、「いかみみ焼」はない(仕入れがない)ことが多いので、久しぶりの「いかみみ焼」である。
奥のテーブルを囲む常連さんたちとの話で盛り上がっているうちに、ホッピーもソト1・ナカ4で飲み切ったので、「きざみ穴子」(230円)と「酒一杯」(280円)を燗酒で注文した。
すぐに燗酒もやってきた。
「酒一杯」は冷酒、冷や(常温)でもらう場合には、受け皿付きのコップで出してくれるが、燗酒の場合は徳利と猪口で出してくれるのだ。
ゆっくりと2時間ほど立ち飲んで、今日のお勘定は1,850円でした。どうもごちそうさま。
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浜田信郎
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店名 |
やきや 荻窪店(立呑みやきや)
|
---|---|
ジャンル | 立ち飲み、居酒屋、海鮮 |
お問い合わせ |
非公開 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
荻窪駅南口より徒歩2分 荻窪駅から181m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
(立ち飲みカウンター) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 立ち飲みができる |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
2011年7月1日 |
備考 |
平成11(1999)年7月に荻窪駅北口(アサヒ通り)で「やき屋」として創業。平成23(2011)年1月末に立ち退きにより一旦閉店したが、同年7月1日に荻窪駅南口に「立呑み やきや」として再開した。 |
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11月11日が、私も制定に関わらせていただいた「立ち飲みの日」なんだけど、今日、1月11日も、1が並ぶ立ち飲みの日だよねぇ!
そんなわけで、年明けから11日経った今日が、やっと私の『酒場はじめ』だ。
仕事の帰りにやって来たのは荻窪の立呑み「やきや」。
午後4時半に店に着くと、店内ではすでに大勢のお客さんが飲んでいたが、この時間帯ならまだ大丈夫。
いくつかの空き領域があるなか、店主代行のカイト(海都)君がいる焼き台の近くに立つと、すぐにカイト君が「ホッピー」(セット360円)を出してくれた。
新年1品めとして注文すべきつまみは決まってる。
この店で冬場だけ提供される名物料理「いか大根」(350円)だ。
ド~ンと大きい、よく煮込まれた大根に、その大根と一緒に煮込んだイカを数切れ。
この「いか大根」の魅力は、イカやイカワタの味や旨みが思いっきり染み込んだ、黒々と軟らかい大根にある。イカよりもなおイカらしいのだ。
ックゥ~~~ッ。やっぱり旨いねぇ!
「いか大根」はボリュームたっぷりなので、「これを食べると他の料理が食べられないんだよ」と言って、注文を控える年配常連客もいるほど。
その「いか大根」を半分ぐらいいただいたところで、1杯めのホッピーを飲み切ってしまったので、2杯めとなる「焼酎おかわり(なか)」(170円)をもらった。
「いか大根」を食べ終えて、次はこれまた「やきや」では必ず食べたい刺身を注文する。
「やきや」の刺身は「いか刺身」(290円)、「いかみみ刺身」(290円)、そして茹で冷ましているから厳密には刺身ではないのかもしれないけど「げそわさ」(250円)の3種類がある。
今日は久しぶりとなる「いかみみ刺身」を、生姜オプションでいただいた。
「いかみみ刺身を生姜で」と注文すると、ワサビの代わりに生姜を添えてくれるのだ。
なお、イカ刺身以外に「しめさば」(350円)や、イカ刺身に納豆も加えた「いか納豆」(290円)もあって、これらも美味しい。
とそこへ、他のお客さんから「イカとんび」(2本290円)の注文が飛んだので、ここぞとばかりに私も便乗注文すると、他のお客さんたちからも便乗注文が入り、焼き台の上には4人分(8本)の「イカとんび」が並んだ。
午後4時から6時までの2時間は、カイト君がひとりで切り盛りしているので、常連さんたちも、焼きの注文が入ったときには一斉に便乗注文するなどして、カイト君の動線が楽になるように気遣っているのだ。お店とお客さんとのすばらしい一体感だよね。
ちなみに女将さんはまったく問題なくお元気なんだけど、カイト君がすっかり一人前になったので、安心して彼にお店を任せているようだ。
いかにも美味しそうに焼きあがってきた「イカとんび」は、実はいつもあるメニューではない。
「イカとんび」の入荷があったときだけ、短冊メニューが追加で出されるのだ。
イカの口(くちばし)の部分である「イカとんび」は、イカ1杯に1つだけなので、この2本で、なんとイカ10杯分なのである。
ぷりっぷりの強い弾力感がたまらんね!
ここでもう1杯、ナカ(焼酎おかわり)をもらうと、ちょうどソト(瓶のホッピー)もなくなった。ソト1・ナカ3の分量である。
3杯めのホッピーで「いかみみ刺身」と「イカとんび」を食べ終えたが、もうちょっと飲み食いして帰りたい。
そこで今度は「珍味わたあえ」(290円)をもらった。
毎年、八戸への出張もあるんだけど、この「珍味わたあえ」のような料理には出会ったことがないんだよなぁ。これも「やきや」ならではの独自の料理に違いない。
それに合わせるお酒は日本酒の熱燗(280円)だ。
「やきや」の日本酒は、ずっと「北の誉」だったけど、今は同じオエノングループの「富貴」になっているようだ。
午後6時になると、店を手伝っているヨーコさんもやって来て、新年のご挨拶をさせていただくことができた。
そして気がつくと店内も「超」が付くほど満員になっていた。
2時間弱の立ち飲みタイム。今宵のお勘定は2,200円でした。どうもごちそうさま。
「ここを知ってから他に行こうと思わない」と言うお客さんがいて、帰るお客さんたちに「またあした!」と笑顔で声をかけるカイト君やヨーコさんがいて。
ここは本当に毎日でも来れる、毎日でも来たい酒場だよなぁ。
今年もよろしくお願いします!
《YouTube動画》