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ワンタンメン:ノスタルジックな風貌にワンタン!ゴツい一枚肉!昭和のガッツリ感がありあり!
チャーシューメン:ノスタルジック麺顔に力強いチャーシュー盛りが圧巻!オヤジ心くすぐるどこか懐かしい昭和ガッツリ感!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/12/02/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/vvrzTLBSdtw
<2021.11> チャーシューメン + シューマイ + キリンラガービール 中瓶
日曜日に訪問。狙ったのは別の店での限定味噌だったのですが、急遽提供見送りとのことで麺活動計画を見直し。やっぱり行列必須だろうなと、こちら「丸長@荻窪」さんへと期待せずに向かうと、なんと開店前の行列少なめですよ。しかも開店一巡めのカウンター席がゲットできそうなので、今回はこちらで腰を落ち着けようという流れです。
日曜日は、娘さんのお手伝いがない日なので、大将と奥様の夫婦舟スタイル営業。大変忙しそうですが、注文の回収や調理・配膳とアクティブと言うよりフェスティブと言う雰囲気ですな。今回は、久しぶりに汁系をいただくこととしましょう。あまり手間かからん方がいいかなぁと・・・。
<酒> キリンラガービール!昭和から続くブランド旨さ脈々!苦味の中に甘味すら覚える旨さ!
やっぱり、平成になって生まれ変わった生のラガーも旨いね!。時代の流れに加えてキレ味が増したような感覚。ホップの苦みも痛快ながらも、ズシリとした旨味を感じつつ、以前の記憶より軽やかな感じがします。つまり飲みやすい。休日の昼間の外で飲む瓶ビールはやけに旨く感じるぜ。さらにメンマのサービスおつまみがまた嬉しいのだった!。この後出てくるシューマイにも合うと思われ、ワクワクが止まらない!。
<シューマイ> 大ぶりで懐かしさ感じる街中華系焼売!皮はねっとり!豚挽肉にふんだんな玉葱微塵が甘く優しい味わい!
以前から多客の注文を横目で見ていたので、ごつい焼売だとは知ってたんだが・・・デカいだけでなく柔らかくてきめ細かい挽肉感覚!しかも甘味がとっても優しいのだった!。豚肉の甘味でここまで出せるのかと優しさい旨さに気分はメロメロ。落ち着いて味わうと、どうやら玉葱の細微塵が挽肉にふんだんに混ざってるようです。これが懐かしくもノスタルジーすら感じる味わい!。辛子と醤油を浸し吸い込ませてもまだ甘い旨さなのだった!。しかも蒸された肉厚な皮は、トロトロでしっとりと貼り付くような仕上がり。これは激しくオススメ!一回食っとけ!
<全体> ノスタルジック麺顔に力強いチャーシュー盛りが圧巻!オヤジ心くすぐるどこか懐かしい昭和ガッツリ感!
おおお!肉肉しさが今回もナイス!。いつもロースとバラ肉が混じるのですが、今回はばら肉が主役のような感じです。肉は「つけそば」で「細切り」なイメージだったんだが、汁系だとこんなに肉迫力があるのね。一方のスープの醤油ブラウンは、いかにも昭和レトロと言った風合いで素朴でほっこり。とそして柔らかい質感です。また透けて見える麺が穏やかで、やっぱり堂々たる昭和の大贅沢拉麺ってなプレゼンス!。
<スープ> 円やか醤油輪郭に優しく滲む野菜&節の甘味!ゆったりと豚エキスが広がり味わいも深し!
とても年季を感じる「丸長」と印字されたレンゲが今回も映えるね。凹みにスープを流し込むだけで風情と歴史を感じてしまいます。さて味わいはと言うと、もう実に親しみ慣れた味わい。全くストレスなしで身体に染みるような優しさです。豚の煮出しが素直で芳醇。さっぱりした感覚は香味野菜と節系の風合いと感じますが、ヒゲタの濃口醤油の塩気がやんわりと滲むか?。豚肉のエキスと醤油の輪郭がマッチしたってイメージです。終盤には、麺の風合いも滲んで一段と円やか!。あゝ、ノスタルジック拉麺万歳って気分!。
<麺> 自家製麺!素朴に明るいストレート中太麺!多加水系の優しいモッチリ歯応え!出汁を吸い込んでもヌチリとした品やかな腰つき!
やはり自家製って雰囲気がナイス!。多加水の中太麺だとイメージ似たり寄ったりな感覚だけど、その独特の柔らかさ!素朴で明るい弾力がイイネ!。プツプツと歯切れ、束になったのを奥歯で潰すモチモチと淡く弾ける!。そこには素地の風合いがあるが、すっかり出汁を吸い込んだ旨味がナイス。むしろ、つけそばよりも素地が甘く感じるかもしれません。腰つきの柔らかさもかなりあるようで、太いわりにはズルズルズボボボボボーーーと実に軽やか!。啜りスベリも実に魅力的なのです。ううう・・・何だか、汁系の方がオレには合ってるような気分?。
<チャーシュー> ばら肉とロースの分厚い煮豚!醤油ダレの淡い塩気と芳醇な肉味!スープを吸い込み高まる旨さ!酒が進む!
肉が笑うほど多い!。かなり分厚めだから肉だけでも腹が膨れます。ちなみに、酒のアテとして「チャーシュー皿」を頼むと、一人で食い切れないほどボリュームあるので、オススメです。2種ある中でロースは、引き締まってるようでも見た目よりも柔らかく、ふかふかのスポンジのように出汁を吸い込みますな。酒に合う豚肉感覚。また一方のバラ肉は、外側の皮に近い脂もしっかりと残しており、煮込みの段階で少し抜けたところがまた旨そう。外側に醤油系の下味が深く浸透しており、脂の甘味と赤身の肉味あり!。濃ゆめの醤油下味と赤身の淡白な部分に、共にスープが吸い込まれて、益々一体感高めている様子です。白飯にも合いそうだが・・・ライスは置いてない。
<メンマ> 自家製?おつまみにも最適!炒め煮の香ばしさも仄かな柔らか仕上がり!
ここはメンマが旨いのだ!。やっぱり自家製だよね。煮崩れたような部分と、サクサクと凛々しい部分とが入り混じったようで旨し。下味の浸透が深く、そして炒めなんだろうか・・・香ばしさも漂います。もちろんスープに浸してもまたその旨さはナイス。このハンドメイド感たっぷりな逸品もかなりオススメ!別皿で山盛りで食らい楽しむのも、きっと一興でありましょう!。
総じまして「時代を超えて色褪せない旨さ!昭和から脈々続く質実なうまさ!一回食っとけノスタルジック焼豚麺!」と言う感動の嵐!。やはり飽きないねぇ〜!さすが脈々と続く昭和の旨さ!色褪せぬ!と感じます。まさに味の文化財。勿論これからも通い続けてゆきますよ!。荻窪で休日昼飯過ごすなら絶対に激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
休日に
心解きほぐ
酒と麺
令和に続く
昭和旨さ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
竹の子チャーシューつけそば:山盛りで細切り肉!メンマは別皿!ノスタルジー気分の中太多加水麺!令和に伝わる昭和が滲む麺顔!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/10/06/000000
とまそんのYou Tube: https://youtu.be/-2JSelmzlts
<2021.09> 竹の子チャーシューつけそば
最近忙しくて、すっかり遠征や新店舗開拓に疲れてるので、今日も老舗拉麺店巡り。中央線沿線で老舗と言えば、やっぱりここ・・・丸長@荻窪さんです。実は、はつね@西荻窪の休業日を知らずにフラれて、こちらに流れて来ただけだったりするが、月曜日はかなり余裕で並びなく入店できるようで、かなりラッキーな展開でした。ま、平日だし、まだ飲めるタイミングではなかったので、その分具材追加で弾けてしまいましょう!。竹の子チャーシューつけそば!名物つけそばを、フルスペックでいただいて参りました!
<全体> 山盛りで細切り肉!メンマは別皿!ノスタルジー気分の中太多加水麺!令和に伝わる昭和が滲む麺顔!
注文したはいいが・・・はてさて、どうやって食おうか。こちらのチャーシューつけそばは、つけダレに溢れんばかりに細切り肉が投入されているので、実はつけ麺として、食らうには少々手間取る。その上に竹の子(メンマ)を追加したのだから、一体どんなスタイルになるのだろう。・・・そんな不安とワクワク感が渦巻く中、配膳されたのはこんな形。なるほど、そうだよねぇ〜やっぱり。メンマは別皿で添えられてましたー。
へへへ・・・相変わらずやっぱりノスタルジーな雰囲気!そして肉迫力!器が小さめだから、肉が余計に大量に感じて、しかも肉で完全に蓋をしている。やっぱり今回も、まずこの肉を処理しないと、先へ進めないなぁ〜・・・と思い始めたが、単純なことを閃きましたぞ。それは後でトライするとして・・・隙間から覗けるつけダレがまた特徴的。やっぱり胡椒!。動物系のエキスでじっとりしたタレの上に、親の仇の如く胡椒が降り注がれている。毎回痛快ですな。一方、麺もレトロっぽく、何とも言えない素朴な小麦粉と練り水の絡んだ優しい発色が!嗚呼、心底和みまする〜。
<チャーシュー> タレに浸り切らない大胆ボリュームな豚ロース細切肉!嬉過ぎるが麺が入らん!?
今回も順番は、まずは肉から。ふふふ・・・どうやって全体を楽に食い進めるかと考えましたが答えは単純。チャーシューを麺皿の方へ、箸で移動させれば良いだけでした。それだけで、麺が入るスペースが出来るし、また肉は麺皿で麺と絡めながら浸し食らえばいいのだから、すごい楽に食えるじゃん!。もっと早く気付くべきでした。
これも見るからに煮豚タイプ。分厚めスライス&カットで、部位はロース。赤身のフカフカした柔らかさと肉味をシンプルに楽しむ。噛み締めると、少し煮られて抜けたようなところが素朴で旨い。とは言えやっぱり、一度タレに沈めて絡ませるのが常道でしょう。少し吸い込ませる方がやっぱり味わい深い。素朴でシンプルな肉味が、醤油系の旨味に確実にフィットいたします。
<つけダレ> 豚エキスがゆったり溶ける醤油ダレ!甘味と酸味で円やか!胡椒が滲む微かな刺激!レトロな旨さ!
やはり酸味がいいね。絶妙!。大将が一つづつ、慎重に酢を投入してるのが、座席から伺えます。王道の甘酸っぱい味わいで、動物系やら乾物から滲む旨味と甘味が、酢とナイスバランス。やっぱりシンプルな旨さという印象ですな。当然、懐かしく感じさせる味わい!。
ライトな醤油つけダレですが、寸胴の中が丸見えで、そこには豚肉と野菜が丁寧に長時間煮込まれた感じです。そして微妙に乾物の旨味も溶けており、昆布かなと勝手に思い込んでたら、メニュー表には鰹節と書いてあった:汗。駄舌丸出しの私です。一方、醤油の塩気と胡椒の刺激も大切で、その塩気と刺激が、甘酸っぱい味わいと絡み合います。この甘酸っぱさと胡椒の妙に懐かしい刺激の共存が、実に惹きつけます。秋が来たけど飽きが来ない!なんちゃってぇ〜。
<麺> 自家製麺!胡椒を纏いつつライトな滑り!明るくモチモチ弾む多加水麺!肉とメンマを絡めまくって楽しみ尽くす!
チャーシューと竹の子(メンマ)増したから大盛自重を忖度してしまった・・・。少々悔やんでおります。いつも馴染みの小麦粉に練水が浸透した色合いで、実にナチュラル。薄く黄色みがかってるのと、無造作に散らばった刻み海苔が、レトロに感じさせます。麺の密度は高くないのも特徴で、明るく優しく弾むような歯応えがナイス!。そのまま食らっても、瑞々しい中に仄かな甘みが潜むのです。甘酸っぱい醤油ダレに実に合う!。
麺の地肌には胡椒が貼り付きまくる!タレの浸透と言うより濡れたってな感覚で、噛み締めたあとでクチリと潰すと、柔らかい麺の風合いに、甘酸っぱいタレと胡椒の刺激が広がるのがヤミつきです。嗚呼、秋は来れど飽きずに食えるよ(しつこい!)。そしてやっぱりチャーシューやらメンマと絡めるのが痛快に思えほど旨しです。
<メンマ> 自家製!醤油感が深い一方で下味の優しい甘味!素材の風味と淡い酸味が懐かしき旨さ!
次回以降、メンマ増しが必須になるかも!?正直今更ですがハマりました。醤油味が香る旨さに深く染まってるというレベルではないものの、醤油系の出汁の浸透があって、甘味も滲む味わいがナイス!。また柔らかい歯応え。コリコリとした歯切れもあれば、穂先に近い部分でとても柔らかいところもある。凛々しい形状もあれば、微妙に繊維質が解けたような部位もあって、食ってて楽しいです。そしてまとめて食らうと、素材から滲む仄かで独特な酸味も感じられ・・・これでビールが飲めないところが実に悔しい旨さ!。白飯に乗せても旨いと思ったが・・・やっぱり酒だよ酒に合う!。当然ながら、つけダレに浸して食ってもまた旨し!。激しく竹の子(メンマ)増しオススメ!。
<スープ割> 空いた平麺皿に乗せて柄杓から注いでもらう!胡椒が復活する展開でほっこりした旨さ!
今回はカウンターなのでコールすれば、その場で柄杓にて注いでもらえました。テーブル席なら、空いた麺の皿の上に、つけダレ器を乗せて店の奥へ自分で持ってゆく。その動きだけで、大将か娘さんが察知してくれ、柄杓で注ぎ入れてくれます。 やはり想像通りほっこりする旨さ!。そして熱で温もり胡椒の風合いが一気に盛り上がるような展開。これがほっこりの中に刺激が加わって何とも旨し!。胃袋が温まると心まで温もりほっこりさせます。つけそば食らうならここまで行っとけ!ってな感じですー。
総じまして「令和になっても一向に人気衰えぬ昭和のレトロつけそば!肉増しメンマ増しで旨さ倍増!一回食っとけ!」と言う感動の嵐!。土日はビールをやりながら、肉や竹の子をつまんで麺を待つ。食ったあとはスープ割でほっこり。そんなのが理想です。第一土曜日と第三日曜日、そして水曜日は休業なのでご注意を。荻窪に名物あり。名物に旨いものあり。今日も激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
素朴さを
今に伝える
つけそば哉
秋は来れど
飽き来ぬ旨さ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
チャーシューワンタンメン:ノスタルジックな風貌にワンタンを覆い尽くすゴツい肉増し!昭和のガッツリ感がありあり!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/08/13/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/yZ4jg3exQ54
<2021.08> チャーシューワンタンメン
どうも気合が入らない。午後出社のついでにサクッと荻窪で昼飯!最近行ったばかりだと言うのに、また丸長荻窪本店へとやって参りました。ここ混んでるイメージしかないのだが、意外と平日の正午前に行けばサクッと入れると知った次第。一巡目狙うより、二巡目三巡目あたりの行列少なめなタイミングがよろしいようです。特に月曜日がオススメ!・・・と言いたいが、参考になる人少ないと思う:汗。
<全体> ノスタルジックな風貌にワンタンを覆い尽くすゴツい肉増し!昭和のガッツリ感がありあり!
大体客層の平均年齢高めなのですが、大将のご年齢を思えばそんなこと言ってられない。本当に来る度にいつまでもお元気で続けて欲しいと感じてしまいます。やっぱり全体的にはつけそば人気なんですが、今回は9年ぶりの丸長本店の汁そば!がっつり行こうとチャーシューとワンタンの両方乗せてみましたよ!それがこんな麺顔!。
おおお!ほぼ肉しか頭に入って来ぬ。チャーシューしか勝たん!って感じですな。肉はつけそばで細切りになったものしか間近で見たことなかったから、こんなに迫力的だったとは驚きです。ワンタンがすっかり肉の下敷きになって姿が全く見えん。しかし肉迫力だけかと言えば、スープの醤油ブラウンがいかにも昭和レトロと言った風合いで、素朴でほっこりと感じさせる柔らかい質感。透けて見える麺がまた穏やか。全く昭和の大贅沢拉麺ってな存在感ですよ!。
<スープ> 醤油の輪郭円やか!仄かに滲む野菜と節系の甘味!豚肉エキスがゆったり広がる懐かしい旨さ!
凹み中央に「丸長」とあるレンゲがいいね!。ここにスープを流し込み味わうだけで風情と歴史を感じてしまいそう。味わいは、もう実に食べ慣れた味わいで、正直斬新さもないがそれがいい。ストレスないというか、いちいち考えなくていい旨さ。豚肉の煮出しが素朴で芳醇。さっぱりした感覚は香味野菜と節系の風合いと感じますが、醤油が塩気ありそに見えて全くもって穏やか!いや円やか!。豚肉のエキスと醤油の輪郭がマッチしたって感覚で素直に味わえます。終盤になると、豚肉・雲呑・麺の風合いも滲んで来るようで、それも一段と円やかに感じさるかと!。実にノスタルジックな旨さと感じます。
<麺> 自家製麺!素朴で明るい多加水ストレート中太麺!モッチリ優しい感触と品やかな腰つき!出汁を吸い込む旨さ!
まとめてどかどかーって麺の山を茹で釜に放り込みます。7〜8人分?いや10人前後を一気に1ロットで片付けて行きます。全て大将の五感で見極めるって感覚で、必ず汁系から先に湯切りが始まり、続いてつけそば。指先でそれぞれタイミングを見計らってるご様子。職人って感じ!。
やはり自家製って雰囲気がいい。多加水の中太麺だとどれも似たような感覚になりがちだけど、独特の柔らかさと言うか、柔めがかなり進みながらも素朴で明るい弾力がナイス!。プツプツと歯切れて束になったのを奥歯で潰すモチモチと淡く弾ける。素地の風合いと言うより、すっかり出汁を吸い込んでいるような一体感が旨いね。むしろ、つけそばよりも素地が甘く感じるかもしれません。腰つきの柔らかさもかなりあるようで、太いわりにはズルズルズボボボボボーーーと軽快に啜れるのも魅力的。うう・・・なんだか次来る時も汁系にしてしまいそうだわ。
<チャーシュー> ロースとばら肉のゴツい煮豚!醤油タレの深い塩気と肉味!吸込むスープでバランス感じる旨さ!
麺大盛にしないで良かった:汗。肉が面白いほど多いから。かなり分厚めだから肉だけでも腹が膨れるかと。ロースは、引き締まってるようでも見た目よりも柔らかく、ふかふかのスポンジのように出汁を吸い込みます。またバラ肉は、外側の皮に近い脂もしっかりと残しており、煮込みの段階で少し抜けたところがまた旨そう。そこに醤油系の下味が深く浸透しており、脂の甘味と赤身の肉味・・・そして醤油スープが染み込み、とてもティピカルな旨さ!。濃ゆめの醤油下味と赤身の淡白な部分に、共にスープが吸い込まれてゆくことで、一体感高めている様子ですね。これはお土産にしたくなるような旨さかと!。
<ワンタン> でかい皮尾ひれに控えめな豚挽肉餡!シンプルな味付けにがスープ旨味に染まってゆく旨さ!
途中で掘り起こすように引き上げて食らいます:笑。これも結構ボリューミー。豚挽肉餡は薄味でやや小さめ。皮はやや大きめな尾ひれ。共にガッツリとスープを染み込ませますが、中盤から皮はすっかり染まって褐色に見えます。少し薄味なシンプル味付けなので、スープと交わっても違和感なし!。スープの味わいそのままでワンタンを味わうイメージかと。イメージ的には、麺なしの「ワンタン」で出てくるようなタイプ。実はしゅうまいも人気らしいが、そちらも似た味わいなのか・・・試して見たくなった!。
<メンマ> 自家製?ハンドメイド感たっぷりで炒めの香ばしさも残る柔らか仕上がり!
おいおい、妙に今回のメンマが旨いぞ!。自家製なのか、煮崩れたような部分と、サクサクと凛々しい部分とが入り混じったようで、下味の浸透が深くて旨かった!。特に炒めなんだろうか・・・香ばしさも漂う感覚で、スープに浸してもまたその感覚は変わらず。実にハンドメイド感たっぷりでありました。次回何食うか決まった!竹の子ワンタンメン!。
総じまして「時の流れを感じさせない質実旨さ!昭和の逸品!ノスタルジック焼豚雲呑拉麺!」と言う感動の嵐!。さすが昭和終戦後20年代から続く旨さの確からしさを知りました。ビールで焼豚や雲呑を合わせたかったんですがこのご時勢と言うことで。昭和の旨さが令和に続く味の文化財。これからも通い大切に味わい続けてゆきたいと思います!。荻窪で昼飯なら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
やるせない
令和に続く
コロナ夏に
昭和の旨さ
焼豚雲呑
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
冷し中華:冷や中苦手な方にこそ是非!酸味かなり低く胡麻感&甘味豊か!丸長感覚円やか醤油ダレ!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/07/23/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/yFH2mserV7s
<2021.07> 冷し中華 麺大盛
こちら一巡目を逃すとかなり待つので内心ヒヤヒヤしていたのですが、定刻少し前で何とか一巡目をゲット!。ツイてました。先客の注文を聞いてるともう常連ばかりと思われますな。毎度思うが、開店直後バラバラに一斉に好きな席に座るが、奥さんしっかり順番を間違わず、注文を取りに来るから素晴らしいです。ラーメンとつけそばの注文半分づつな状況の中で、私一人が冷やし中華。やはりレアなメニューなんでしょうなここでは。朝飯抜いてきたのもあって麺大盛で対峙させていただきましょう!。
<全体> 何ともノスタルジー極まる素朴な風貌!やっぱり丸長と感じる質実さ!和みの冷や中!
このご時世だから多少席は間引きしてる感じ。12~13席で一巡って感覚でしょうか。その一巡全員分の麺を一気に茹で釜へ投入!。ラーメンから平ざるで上げられ、残りを網ざるで一気に湯切り!締め上げて、つけそば・・・そしえ冷やし中華の順番で配膳が行き渡ります。目の前に現れたのはこんな麺顔!。
おおお!これはまた昭和ノスタルジーと大衆感覚極まる風貌じゃないか!。ひとことで表すと「素朴」なんだが、それも原始的な素朴さと思えるような?。冷やし中華にみられる玉子とか細切りチャーシュー、そして富士山のような形式美は見られず。つけそばの冷やし中華的応用といった感覚で、やっぱり丸長としての個性がありありと伝わるではないか!。一見どこにでもありそうそうな大衆冷や中だが、ユニークさと質実さがありあり!。きっと丸長&大勝軒系好きな人にはハマるかと!。
<タレ> 冷や中苦手な方にこそ是非!酸味かなり低く胡麻感&甘味豊か!丸長感覚円やか醤油ダレ!
つけそばの味記憶で待ち構えるが、やっぱりドキドキするね。平皿だからタレだけ味わうってのは難しいので、麺を味わいながらの感想になるが、それは「円やかで甘め!酸味なし!」と言った印象!。昔ながらの冷やし中華は、酢醤油が当たり前と思っていたら大間違いでありました。つけそばのタレ同様に、ザラメを使ったと思われる甘味が優しく広がっており、そしてクドくはないためサッパリとした甘味と感じられます。酸味は無いくらいに低いが、薬味セットには酢があるから好みにより足してもいいかと思います。
そして円やかさな味わい!これは胡麻!胡麻油系の広がりかと。辛甘い醤油味には絶妙なコンビネーションで、刺激少なく食欲を増進させます。単調になりがちな冷やし中華にあって、ゴマダレでもない胡麻香味でコクを広げる味風景。これは実にいいね!。日頃、酸っぱい味が苦手で冷やし中華を敬遠しえるのなら、是非この一杯は激しくオススメしたいと思う次第です。
薬味は練った和辛子オンリー。これもタレとの相性がいいのか、ツンと刺激することも少なく、辛さを味わいとしても楽しめる展開で、注文の時に少し多めと頼むのも併せてオススメしておきます!。
<麺> 自家製麺!冷やダレに濡れてライトな滑り!モチモチ明るく弾む多加水麺!大盛オススメ負担なし!
腱鞘炎気味なしぐさをしつつ、大将がひっきりなしに麺を茹で続けます。娘さんが流水で締めあげるいつもの流れ。目分量で手分けだが、はた目から見ても熟練の等分って感覚。
つけそばで見慣れた風貌。ナチュラルな小麦粉を練った色合いで、薄く黄色い風貌にタレがややかかってる部分は薄い褐色と化しています。刻み海苔は、いつも乍ら無造作に散らばっており、大衆感覚を高めます。締められたとは言え、密度はそれほど高くなく、むしろ明るく弾むようなモチモチ食感がいい感じ。瑞々しくも軽やかな甘みが滲む旨さ!。
冷やダレに絡むと柔らかい麺の風合いに、甘味が滲みつつ・・・胡麻香味の円やかさがゆったりと広がる感覚。これが単調に感じることなく飽きないのよねぇ~。大盛が多いかと不安な気持ちもあったが、ぺろっと食いきれます。いつもは、肉やメンマや具材と絡めまくるが、今回はタレと麺だけでも全く問題なく突き進められるイメージ!。迷わず食おうよ大盛を!。
<チャーシュー> 安寧の煮豚タイプの豚ロース!甘辛タレの浸透深く肉味と一体化する旨さ!いくらでも食える!
つけそばでは、細切りカットされるが、冷やしではそのまま乗ります。スープのベースストックを作る際に合わせて仕上がった煮豚。それが甘辛いタレが深く浸透した、馴染みの深いチャーシューです。しかも分厚めスライス。部位はやぱりロースだろうね。赤身に甘味のある冷やダレが浸透し、本来の肉味と合わさり優しい旨さ!煮られて脂抜けしたような感覚も素朴な旨さという感覚。嗚呼、ここにビールがあればなぁ・・・とツクヅク残念!。ただ一言呟くと・・・もうひと切れでいいから肉を乗せてほしいかも:苦笑。
<メンマ> 深い醤油感に甘味が伝わるレトロな味わい!冷やダレと絡み旨味がアップ!
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紅生姜と胡瓜はあるけれど、とても具材がシンプルで、肉の他と言ったらメンマしかない感じ。いかにも関東風なメンマで、醤油系の味が旨いね。それほど深く染まってる訳じゃないが、醤油系出汁の他に甘味も滲むような味わい。冷やダレと似た味展開かもしれませんし、胡麻香味とも凄く合います。歯応えはとても柔らかく、モチモチとした麺と絡んで違和感なし。むしろ出汁に濡れた麺にふわっと味と食感が加わるので、楽しく感じます。肉かメンマ、どちらか追加トッピングするのがいいでしょうね。
総じまして「昭和ノスタルジーに丸長個性が円やかに滲む質実王道冷やし中華!」と言う感動の嵐!。これほど王道な大衆冷や中の見栄えなのに、紅生姜やお酢の刺激を感じず、優しく旨く味わえるのは、ありそうでないかも!。しかも伝統の丸長荻窪総本店謹製となれば、麺好きには堪らんのでは?。苦手な方ほど食して欲しいノスタ系冷やし中華!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
飯どきに
日陰恋しい
待ち並び
夏は来りぬ
冷や中旨し
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
チャーシューつけそば:山盛りでタレを蓋する細切り肉!レトロな気分にさせる中太多加水麺!昭和の懐かしさが滲む麺顔!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/03/12/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/7rAKrecRS3I
<2021.03> チャーシューつけそば + キリンラガービール
東池袋大勝軒の系譜をさかのぼると中野大勝軒。そこから更にさかのぼると「丸長」。その荻窪本店に久しぶりにやってまいりました。通勤利用する中央線の車窓からも店が見えるのですが、いつも長い行列が出来てて・・・そうもいつも再訪問するのに躊躇してしまうため、消化有休を利用していくしかないという流れでした。平日開店30分前で12番め前後(曖昧)。何とか一巡目ゲット。これを逃すとイタイかも。先頭集団に提供されて食し終わるまで、案外と時間がかかる様子。なので、店内で時間潰すのもあって、やっぱりビール飲んで待つしかないよね(笑)。
<酒> キリンラガービール!近年旨くなった?ホップの痛快な苦味に淡麗なキレ!磨かれて軽やかな味とのど越し!
戦後の昭和で一番飲まれたブランドでしょうか。酒の味を覚えたのはキリンラガーだったかもしれません。若いとき自宅でビールを飲み過ぎて、親から叱られたのはこのブランドです。当時はもっとアルコール度数が低かったような記憶ですが、勘違いかな?。当時の苦味が懐かしいかも・・・。
しかし平成になって生まれ変わった生のラガーも旨いじゃないか!。味にも時代の流れというか、キレ味が増したような感覚。ホップの苦みも痛快ながらも、ズシリとした旨味を感じつつ、昔の記憶より軽やかな後味を感じるます。やはり外で飲む瓶ビールとあって、やけに旨く感じる。メンマのサービスおつまみがまた嬉しい!。後から出されるつけそばにも期待だが、この質感だったら「メンマチャーシューつけそば」でもよかったかな?。
<全体> 山盛りでタレを蓋する細切り肉!レトロな気分にさせる中太多加水麺!昭和の懐かしさが滲む麺顔!
おおお!これまたレトロ!ノスタルジー!そして肉迫力!としか頭に思いつきません。まず肉が小さめのつけダレ器に大量に置かれており、完全に蓋をしている状態。まずこの肉を食らって処理しないと、一歩も次のステップに移行できない状況ですな。また隙間から覗けるつけダレがまた特徴的。丸長のつけそばと言えば、やっぱり胡椒!。じっとりとした醤油色のタレの上に、これでもか!と降り注がれているのがよく分かります。また麺も大勝軒などで食べ慣れている方なら、馴染みを感じるかと。何とも言えない素朴な小麦粉と練り水の絡んだ発色が、いかにも親近感をかき立てるよう。
<チャーシュー> 大胆なボリューム!煮豚タイプの豚ロース細切り!一旦沈めて肉とタレの味を噛み締めて楽しむ!
いつもとは順番を変えてまずは肉から。昭和のころでもこれだけの肉量だったのでしょうか・・・かなり豪勢だったはず。見るからに煮豚タイプ。分厚めスライス&カットで揃えられてます。部位はロース。赤身の肉味をシンプルに感じる味わいで、噛み締めて楽しみます。少し煮られて抜けたようなところも、素朴な旨さという感覚。ビールによく合いますね。
しかしやっぱり、一度沈めてつけダレに絡ませる・少し吸い込ませる方が旨いですな。シンプルな肉味なので、何にでも相性が良さそうですが、やはり醤油系の旨味には肉なら一番かと!。つけダレの動物感も足されるようで、これまた旨し!。
<つけダレ> 豚骨に溶ける醤油ダレ!甘味と酸味が円やかに調和する中に胡椒が溶け込むインパクト!
既に知ってる味とは言え、最初のひと口めはドキドキするもの。やはり、酸味が最初に反応します。正確には甘酸っぱいという感覚。動物系やら乾物から滲む旨味と甘味が、酢とナイスバランス。この感覚がシンプルな旨さという印象で、懐かしく感じさせる味風景が広がります。
全体的にはライトな醤油つけダレ。豚骨の旨味も滲んでコクも発揮させてますが、醤油の塩気と胡椒の刺激も重要なエッセンスと感じます。醤油と胡椒の塩気と刺激が、甘酸っぱい味わいと絡み合う様子。人によっては、酸味だったり、胡椒の刺激だったり、好みが割れそうですが、つけそば・・・であれば、このくらいの個性がないと楽しめないかと感じました。うん、今じゃあまり見かけなくなった味わいで貴重かも。
<麺> 自家製麺!胡椒を貼り付けながらライトな滑り!実にモチモチと弾む多加水麺の明るい食感!大盛りでも負担なし!
厨房内には麺箱が山積み。大将がひっきりなしに麺を茹で続け、娘さんが流水で締めあげるという分業スタイルです。もう広く東京では昔から広まったスタイルなのでしょうか、久しぶりに対麺しても親近感しか湧きませんね。
小麦粉に練水が浸透し打たれたナチュラルな色合い。薄く黄色みがかってるのが旨そうです。無造作に散らばった刻み海苔が、ノスタルジー感を高める様子です。流水で締められたばかりとは言え、麺の密度は高くなく、弾むような歯応えが印象的で、個人的にはよく明るい歯応えと述べています。そのまま食らうと瑞々しい中に仄かな甘みが潜むという感覚でしょうか。汁系にしても相性良さそうです。
つけダレに浸すといきなり胡椒が貼り付きます。そしてタレが浸透するともなく、濡れるように絡まる状態。モチモチと噛み締めたあとでクチリと潰すと、柔らかい麺の風合いに、甘酸っぱいタレが絡みつつ・・・胡椒の刺激が広がるような味風景。意外と単調に感じることなく飽きずに食えます。そしてやっぱりチャーシューやらメンマと絡めると格段に旨いよね!。具材に絡めて食らうべしかと!。
<メンマ> 醤油感が強い一方で出汁の甘味がしっかり伝わるレトロな味わい!
関西オリジンな私は、昔はあまりメンマや海苔って意識が低かった次第で、東京に住むようになって、醤油味が香る旨さに目覚めたという思いです。それほど深く染まってるというレベルではないものの、醤油系の出汁の浸透があって、甘味も滲むような味わい。また柔らかい歯応えで、メンマラーメンにどさっと乗せてもいいし、白飯に乗せてメンマご飯にしても相性が良いと感じました。やっぱりこれも、レトロな感覚ということかなぁ~。
<スープ割> 空いた平麺皿につけダレ器を乗せて店の奥へ!柄杓から注いでもらおう!
そう言えば、この店でスープ割りをしたことが無かった!。店のお母さんに割りをもらえますか?と尋ねると、器を奥のところに持ってきてくださいとのこと。言われた通りに、つけダレの器を自分で運んだんだが、それじゃヤケドしますから、空いた麺の皿の上に乗せて持ってきてぇ~とのこと。また引き返してそれに従う。直接、スープを柄杓から注いでくれるスタイルだね。中野大勝軒でもそうだったっけか。
やはり想像通りほっこりする旨さ!。少し強めな塩気や酸味が一気に柔らかくなり、胃袋が温まる一方で気持ちまでほぐれてゆくような感覚の旨さです。う~ん・・・和むぅ。
総じまして「さすが源流!令和になっても衰えぬ人気!レトロで確かな旨さ!」と言う感動の嵐!。日頃は目新しいラーメンを追い続けていますが、そんな活動も疲れたらこういうノスタルジーな一杯がいい感じ。また昔から通っている常連の中に、若い人たちも多く見受けられて、これからも人気が持続すること間違いなし。いつまでもお元気で源流の旨さを提供していただきたい次第!たまにはいいよ!レトロな旨さとその一杯!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
素朴さに
胡椒が滲む
つけだれ哉
甘酸っぱさに
春の温もり
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
シンプル&レトロなようで・・・胡椒と酸味のキレが一周回って複雑&斬新!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/05/06/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/3KdBzwnZHmA
<2019.05> つけそば
帰りの車窓。荻窪駅手前でスピードダウンしたところで、オレンジ色の屋根が目に入る。・・・・丸長荻窪本店のそれだね。ぼーっと眺めてたら、「今日は並びが少ないな」と頭に浮かびます。だって時間がほぼオヤツタイムですからね。最近行ってねーなーと考え出したら、もう体は自然とホームに降りていて、どうしようか迷っているふりしても足は、丸長へと向かっていきます。嗚呼、今回も途中から予定調和のように訪問して食う羽目にしたもんだ・・・。
<全体&つけダレ> シンプル&レトロなようで・・・胡椒と酸味のキレが一周回って複雑&斬新!
おおお!これまた「いぶし銀」の渋さすら覚える落ち着き払ったレトロ感。完全に流行に背を向けた主張と、流行に疲れた者達を癒す優しさに溢れているではありませんか。オヤジ世代がこれを求めて行列をなすのが良く分かる。しかし若者がこの行列に時々混じっているのが不思議だったんだが、この「癒しのパワー」「癒しの味わい」が引力だったわけね。時代を超えて愛される店とはこういう事。配膳されたと思ったら、もうオレは既に猛然と食ってる最中に意識が飛ばされてた。まさに「キングクリムゾン」的魔力も持ち合わせるレトロつけそばと言えましょう。
このつけダレが何と言っても「丸長」系そのもの(だって本店なんだもん)。今日は何となく気のせいか、胡椒のふりかけワイルド感がおとなしめ。もっと器の内側の壁に大量に貼りつくこともしばしばです。そんな元祖つけそばのタレ。東京レトロと言えば「醤油の凛々しさ」をイメージしがちですが、いやいや真逆。濁りまくった醤油感覚で、むしろクリーミーと言った方が近いのかもしれません。確かに全体的には醤油色だが、胡椒以外にもエキス感がありあり。メンマなんだか肉なんだか、ネギ薬味なんだか・・・。ともあれエキスの集まり。初体験の人ならさぞ塩気が高いと思われましょうが、実は「甘み」と「酸味」が高いんですよねー。
「甘み」と言うと本当に砂糖的な甘さと思われても困る。肉の脂的甘みとお伝えしたい。チャーシューを作るときのタレを少し流量しているのでは?と思えるほどで、これは刻みチャーシューが多く入っていることから、そんな錯覚をしているだけかもしれない。そして「酸味」はご存知「お酢」のこと。甘すっぱい感じを表現していますが、割とその酸味が強めと個人的には感じてます。しかし、ベースに豚骨エキスが含まれているためか、その酸味がとても円やかにすら覚える次第。ちょっとクセになる味で、麺を絡めるだけでなく舐め回したい気分になるが、元から少し少なめな設定ですから、後でタレが無くなって困るので注意です。
<麺> 丸長系の基準はこれなのだ!粗熱抜けて貼りつく地肌にモチモチ弾力!漆黒の醤油ダレが一気に明るく感じる食感!
もう何度も見飽きたほどの、多加水系もちもち麺。グルテンにも風味を感じさせるようで、大衆的気楽さはあっても、安っぽくない質感と言えましょう。今回の私はオヤツ代わりに食ったので並量ですが、周囲の年上オヤジどもは、大盛りが定番のようで嬉しそうに、カッ食らってます。見ているだけで気持ちよくなるくらいに。
水切りが超完璧!。それでいて地肌の瑞々しさはキープ。完璧に漆喰のような滑らかさでツヤツヤしているから、一見は汁で濡れても抜けが多そう。ところがガッツリとつけダレをキャッチです。まぁこれは麺の特性というより、これだけ素材をぶち込んだザラザラしたつけダレなら、多めに貼りつくさってなことかな。タレを吸い込んだりはほとんどしません。ただタレとの絡みつきが良いので、甘すっぱい味と、麺のグルテンの風合いが良く合う!。胃もたれしないどころか、ずっと啜り続けて食い続けていられるゼロキロカロリータイプ。
トッピングの刻み海苔が、トレードマークのように見えていて落ち着く。別にこれが風味を高めるなど、期待しないし、単なる飾りで機能的じゃないと思ってました。ところが・・・この刻み海苔は、麺に張り付いてからつけダレに沈められてからがいい仕事をするのかも。刻んだメンマや薬味をよく乗りが絡め取ってくれますから、意外に重宝。
<具材> 全ては麺との絡みのために・・・刻みの細かい肉とメンマが馴染み易い
そんな麺と絡みやすいように工夫されたのが、つけダレに入っている具材たちです。刻みまくって原型とどめないチャーシュー。胡椒まみれて酒のアテになりそうでならない。メンマも小ぶりでスリム。薬味のネギはネギ星人なほどに多く投入されてます。なのでつけダレのほぼ60%は具材で占められていると思われ、つけダレと言いつつ、タレはマイナーかもしれません。
箸ですくい上げると、もう渾然一体化しすぎて、何が何だか分からん。ただご飯のお供には確実になり得るうまさ。白飯に乗せて食うと実に美味そう。そんな気分で締められた中太麺を多めに絡めて食うのがたまりませんな。ほぐしチャーシューと、薬味ネギが混じるだけでもうまいのに、豚骨エキスとメンマの歯ごたえもバックアップですから・・・実に不思議な美味さですね。
総じまして「いつ久しく昭和の旨さよ!令和の時代に昭和オヤジも平成小僧も皆魅了!」ってな感覚。これはもう少し頻度を上げて食い続けたいなと深く感じる一方で・・・・、都内にまだ未訪問の丸長系ってまだどれだけ残ってるのかが非常に気になる。ちょっと活動テーマとしてまた掲げておきますので、別途まとめて報告したいと思います。そんな興味が尽きない味と文化。応援というより、また勉強気分で訪問させていただきます。そんな気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
令和にて
昭和の味を
和み食う
丸みの旨さ
長く久しく
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
醤油がライトだけど「よく効いている!」と感じる質実感がよい!
<2015.05> つけそば
【店:裏口から厨房を通り抜けて入店! 混雑と混乱でもハラハラせず落ち着いて待つ】
そこは厨房の中!私の直前の行列客が向こう岸のカウンターに座っているのが見えたので、合点がいき厨房を渡ってテーブル席へ。カウンターが埋まっているのはわかるが、カウンターもテーブルも食後の皿が散乱していて、回転が悪いのを露呈してます。しかし無理もない、老夫婦が二人三脚で営業している中で行列をさばいているのですから・・・。後から後から、あちこちのテーブルに後客が座りだして、一体これからどうなることやらと、実はハラハラしてしてしまう。ああ、いいか・・・少しばかり順序が間違ってもと覚悟です。
しかしここは、一気に大量に作って、一気に配膳して、一気に残った皿を片付けて、一気に次の客注文をとって回るという方式みたい。驚くべきことに、野放図にあちこちに野放図に座った客の順番を何気にチェックしている!おばちゃんナイスやん!!内心ハラハラしていた私の方が未熟。常連さんが多かったらしく、待つことを覚悟してみなビールを注文するという余裕ぶりです。待つのもこちらの味わいというか流儀と割り切ってるらしく、リピーターはこの待ち時間を楽しむがごとくビールをやるようだわ。だんだんんとこちらの店でお「過ごし方」を掴みかけたかも・・・。途中、向かいの相席のビールが倒れて溢れるなどのアクシデントもありましたが、なんだかんだで、20分程度待って、ようやく配膳が完了です。前回は汁系だったので、今回はもう一つの看板「つけそば」。いざ対麺です。
【つけダレ:レトロとジャンキーが入り混じる甘こく醤油ダレ】
まず、「つけだれの器が小さくて可愛い・・・」のです。長年使い込まれたか、「丸長」という文字がどこか誇らしげです。一方の麺と比較して、足りるかなと少々不安を覚えます。味わってみると・・・・これがまた、面白いように独特!古参の店だから、もっとレトロでしっくりとしたものを連想してたのですが、意外とスパイシーです。
最初は、何かの焦げが散らばっているのか?と思ってしまいましたが、黒胡椒の細かい欠片でしょうか?苦味に近い香ばしさを薄っぺらくかましてまして、一見ないかの焦げが散りばめられたと錯覚します。まずこいつが食欲をそそる役割を果たして、次へ次へ誘そう味わい。そして意外とややオイリーです。私、勝手に中野大勝軒のようなもっとシャバッとしたものを期待していたのですが、香味油が少し主張しており、これがまた胡椒と相互して響き渡る味わい。このオイル感で甘さと酸っぱさをジワジワと感じます。そして最後に醤油のまったりとした味わいと香りがしっとりと染み渡るような感覚・・・。ジャンキーな口当たりを冒頭で感じますが、徐々に甘いコクの醤油だれの味わいが滲む。意外とクセになってしまう面白い味わいです。
【麺:柔らかくモチモチ〜としたレトロニュアンスな和み麺】
並でもそこそこボリュームを感じますね〜。並サイズでしたが、予想では200gをゆうに超えます。薄い灰褐色が混じったような薄い茶色と黄色の中間色で、刻み海苔の色合いとマッチする印象。2〜3本手繰ってそのまま味わおうとしますが、かなり長めであることと、柔らかいこともあって、ビヨーーーンとしてなかなか全体を表そうとしない。
前歯でちぎるとすごく水分を感じるようなスパスパとした感覚。表面は水っぽくスツルツと滑りの良さを予感させます。奥歯に運び込んではプレスをかけると、とても柔らかい!密度感は低めですが、弾力がとてもあるにもかかわらず、淡く千切れる印象が強いです。少しづつでないと、つけだれの器が小さいので少しだけ苦労します。ただ、これまで食ってきたつけ麺系の中ではトップクラスの柔らかな一方で、だらしないという印象が一切なく、作り込みはしっかりとしている印象。縦伸びするような弾力感がすばらしいです。水切りも良かった!この点もだらしなく感じさせないポイントかもしれません。
【具:茶碗から溢れ出そうな・・・いろいろなもの!?】
なかなか小さいサイズのものがいろいろありそうで、はっきりとは分からなかったんだけど、よく考えるとよくあるものばかりです。メンマと刻みチャーシュー(崩れた欠片)、そしてネギとブラックペッパー??。麺を投入すると絡みやすいのが計算かも・・・。でも、チャーシュー食った感は薄く、チャーシュー追加がよろしいかも。730円という低めの設定なのでそれもありかと。肉の欠片とぷかぷかと多く浮かぶネギたち。そして胡椒がちりばめららた海。価格相応かと。
さて最後に、「スープ割」ですが、テーブル席からではよく分からず、少しドギマギしてしまいました。カウンター席なら、声をかければいいですが、テーブル席では勝手が違うのか? 客さばきで四苦八苦の老夫婦に、テーブル客の割りスープまで直ぐに気が回るはずはなし。どうするんだろう・・・としばらく他客の行動を観察していると、テーブル席からおわんを持って立ち上がり、カウンター奥へ歩んで行き、厨房の袖からからコールするらしい。すると店主がやってきておわんの中に直接、スープを投入してくれます。寸胴へ柄杓を沈めて持ち上げ、私の器に直接投入してくれます。はじめは器を返却台へと返しに行ったのか?と勘違いしてましが、郷にってその通りに従った次第。味わいとしては、味変化が劇的に変わるもなく、淡くて飲みやすくなるのですが、熱々の温度感が蘇ってそっちの方がありがたかったりする。
総じまして、「じっくりと落ち着き待つのも味わいのうち〜、これも荻窪の味」といった感想ですね〜。荻窪と言えば、春木屋と春木家、丸信や丸福など、本家総本家が多い街ですが、ここ丸長も古参のいい味を出していますよ。いや本当に。バイトも入れず、流行にも流されず、ただ短い昼間だけの営業時間でできるだけのことを、淡々と重ねている・・・・。という憧れに近いシンプルさをとても感じます。比較的、ご年配方が多い客層にも、「ここの中華そばだけ食ってればそれでいい」みたいな割り切りすら感じますもん。いつまでも、お元気で営業を続けていただきたい次第です。食べる方は、急かさず、じっくりと待ちますから・・・・。なので詠います!
混み合うも
何かの縁の
集まりと
割り切り任す
名店仕切り
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
<2012.06> ラーメン
【コレ食ったわけ:ここも・・・ある意味総本山だと知り、表敬訪問いたしました】
杉並・武蔵野エリアのラーメン情報をかき集めると、たまに出て来る「丸長系」という言葉。便利な時代なもんで、ググってみるとこちらが総本山のようなので、早速休日に突撃して見ました。実はこちらは、数回訪問して、その混雑と回転のよろしくなさそうな「まったりした空気感」で諦めてまして、実食は今回が初めて!なので夕方からの営業時点キッチリに訪問して余裕をかまそうとしたら・・・・なんと、開店前に6名の行列ができとるがな(汗)。結構有名店やったんやね・・・・。お見それいたしました。m(_ _)m
それにしても・・・・こちらのオヤジさん!マイペースながらも、動きに無駄がなく、たくさんの種類のメニューを一人でこなしています。まるで酔拳の師匠のように、ゆっくりとしていながら、機敏な動きと双璧な感じ・・・。例えば、こちらは茹でがま&平ザルという形式。つけめんと、ラーメンの注文が同時に入ったら、つけ麺用太麺とラーメン用細麺をどばっと一緒くたに釜へ放り込みます。その間、ワンタン茹でたり、餃子を焼いたり、味噌ラーメンの下ごしらえをしたりと、パラレルに作業が進み、しかも無駄が無い・・・・。年季と職人根性が垣間見える技を感じます!
【スープ:醤油がライトだけど「よく効いている!」と感じる質実感がよい!】
カウンターコシにオヤジさんの動きを観察する・・・・・。あ!知らん間に「シュウマイ」噴かしてたんかいな!お隣の席へしゅーっと配されて、ちょっぴり嫉妬を覚えます(ほな注文せえやと自分につっこむ)。くやしいな〜と思ってたら(アホやがな)、そのタイミングで配膳が完了! オヤジさん、アタクシの心を見透かしてたんかいなと・・・少し恥ずかしくなるな・・・・。さて、気を取り直してその印象は・・・、
「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「醤油はやはり程よい塩分がないとな!と思う人の気持ち・・・分かるわぁ〜!】
1)旨味:スパーっと染み入る醤油酸味とコク! ライトボディーにゆったり動物系コク!
最近、こんなトラディショナル系醤油を食い続けているので、そうも驚かんやろ・・・と高をくくっておりましたが、このスープ感は、スパーっと醤油感が染み入りまして、醤油のコクが透明なガラスのように、ダイレクトに響きます。されど余計なもんは濾過されたかのような、サッパリ醤油感でして・・・・醤油と言うからには醤油独特のニュアンスがないと物足りない・・・・という方にはピッタリな感じだと思います。
その微妙な醤油のニュアンス感は、恐らく何時食べても「ぶれがない」と思わせます。ここのオヤジさんは、スープに関するタレや薬味の配合については、目分量で適当という言葉は合いません。醤油ダレを計り入れるとき、調味料をさじですくっていれるとき、ベーススープを投入するとき・・・・、それらビチーッと神経を集中させているという職人気質ぶりです。全体的にはゆったりとした流れで年季というのを感じさせながら、スープのフォーカスはばっちりです。
寸胴にあるスープの表面を、柄杓の裏っかわでなでているような仕草も年季感じるな〜。表面に浮いている油層の適当な部分をすくいとって、これまた仕上げとして、ラーメンに回しかける・・・・。配膳されたその麺顔表面に軽く透明な油層を感じる・・・。これがまた、醤油と鶏豚コクのミックスした味わいにワックスをかけたような磨きっぷりでして、懐古系ラーメンの奥深さをまた知るのです。
2)塩気:醤油の塩分と調味料が結びつき分かり易い塩分
塩気は、醤油由来の清涼感と酸味のある塩味がまず一つ。そして・・・若干の塩の補強か、わずかな調味料のニュアンスの結びつきを感じます。そのバランスは絶妙・・・。おそらく、トッピングのメンマからにじみ出ているのも影響していると思え、単純な醤油の塩気の中に、少しばかりの複雑な構成感を覚えます。
3)香り他:ダークブラウンゆえにはっきりと香る醤油の香り
見た目と香りが一致するタイプです。極めてすっきりな醤油の香りが湯気でゆらゆらと、自然な感じで鼻腔をくすぐります。ただそれだけですが、ホッとする香り。時々ひっかかる薬味ネギを噛むと、その苦みとまた結びつき、一瞬エッジングが際立つ感!ゆらゆらと、なめらかに通り抜けて行くだけの香りが、このお店独特の時間の流れとリンクしているかのようです。
【麺:定番と思えるところに・・・お腹いっぱいになるというありがたさがある!】
さて・・・つけめん用の太麺とごちゃ混ぜになって茹でられている釜。オヤジさん・・それぞれタイミング毎に、親指と人差し指の横っ腹で潰して茹で具合を判断されてます。細麺と太麺交互にね・・・・。そして、ここぞ!というタイミングで、細麺だけを上手に100%選り分けて平ザルで左右回転きかせて湯切りをし、ササーーと言う感じで麺を器に盛りつけます・・・・。テボを使わんでも、太細同時茹ではできるんやな・・・・と思い知ります。さて、その麺の印象は・・・・、
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「タピオカ麺でもないはずやのに・・・・ほどほどの密度感を感じますがな!」
1)風貌:やや中太てもみ風が素朴に感じて伝統とすら感じる
ここの良いところとしては、懐古系醤油なのだけど、キッチリとした食べ応えがあるというところもヒットします。それはまさしく麺の話。細麺でサラサラとしたタイプが合うかなと思って、麺をリフトアップしてみたら、あらら・・・ちょっぴり太目なニュアンスで、軽く手もみ風なウネリもあって意外な感じでした。外固な感じは一切なく、昔ながらの柔らかいムチムチ感ある歯ごたえかなと・・・・軽く予測するのです。
2)感覚:しっかりした密度感ありつつキッチリ系!やわ麺派集まれ!(^-^)/
そして予測通りの中加水からやや多の方向へ傾斜した感覚の・・・かるいモッチリ感がありますな(笑)。しかも、その柔らか系な腰つきに、頼りないという傾向はなく、割と密度感を感じるという部分もありまして、なるほどこういうところが、分量感も感じさせながらも食べ応えへと結びつくのかと腑に落ちます。表面のぷるっとしたところを前歯で捕まえてスパッと噛み切り、舌というベルトコンベアーで奥歯&喉奥へと誘導し噛み砕く感覚は、適度は柔らかい反発感!脳裏に軽くヌチリという擬音を思い浮かばせては、潔く喉奥へと落ちて行く感覚です。
3)スベリ他:もうお手本のようなちゅるんとしたぬめり
まあ・・・、すべりに関しては実は特段に言う事も無く、普通のちゅるんとしたスベリということで片付けたいですな・・・。おそらく、ここのオヤジさんが十分に吟味し選んだ反発感とスベリですし、そのセンスもナイスと思いますもん。若造がとやかく言うのも本当は恥ずかしい気分なのでありますな(汗)。
【具:決めた!今度はメンマラーメンだ!】
1)チャーシュー(香ばしさも醤油味)
スカスカの肉にスープを染み込ませて・・・・旨さのキックバック方式かい!と予測させながらも、実はその肉は「しっとり」感があり、「醤油感あるタレ」の味わいがしんみりと染み渡っていて、中々単体で旨かったのであります・・・。もちろん、スープを染み込ませても十分に旨いのですが、豚バラロール系の肉脂の旨味とは対立的な肉の味?醤油の香ばしさを肉で知る・・・・といったところです。
2)メンマ(深めの味付け&まるで発酵)
東京の大衆系メンマ!という感じで王道ですね〜。醤油が先行する味わいが深く染み込み、メンマ自体の風味が結びつく・・・・。ところどころ、発酵?を思わせるような風合いをふわっと感じる部位もあり、ところどころ、コリコリするヤツと、クニャリとするヤツとがおり混ざり合って、非常に楽しくなる。最近、この懐古系メンマが異様に興味深いのですが、一度どこかでスパークしてみたいもんです(笑)
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総じまして、今日は二つのブラウンに魅了されましたわ・・・・。一つは、醤油のブラウン!しっかりと透明系な醤油のニュアンスが、ライトと感じられもしたり、またディープと思えたりと二面性ある性格に魅了です。またもう一つは、メンマブラウンかな・・・・。黄土色と焦げ茶のクレパスで、今のアタクシなら上手に絵画のように描けるかもしれない。歯ごたえも二面性あったし、あたらしいメンマの可能性を確信した一杯だったのかもしれません。
そして、何と言ってもオヤジさんの姿勢ですよ!これは、お年をめしておられても、仕事はキッチリというメッセージめいたもんを感じますし!最近口が多い自分がはずかしくなる思いかもです。なので詠います!
悠然と
慌てず手抜かず
飄々と
古びた道具
愛しき相棒
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
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店名 |
閉店
丸長中華そば店(まるちょうちゅうかそばてん)
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ジャンル | つけ麺、ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線荻窪駅南口徒歩2分 荻窪駅から290m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
20席 (カウンター8席、テーブル4席×3卓) |
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個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
1947年12月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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<2021.12> ワンタンメン + 焼豚 + キリンラガービール
また「丸長@荻窪」にやって参りました。運よく開店30分前で一巡目ゲット。今回は酒と肉で、ガッツリ盛り上がりたい気分です。
<酒> キリンラガービール!やっぱり落ち着く旨さ!痛快な苦味に淡麗なキレ!軽やかな甘味とのど越し旨し!
お母さんが小走り気味にグラスを運んでくれます。ま、定番ビールですが、一番搾りより素直に味わえるブランドかと。味にも時代の流れというか、キレ味が増したような感覚ですね。ホップの苦みも痛快ながらも、ズシリとしつつも不思議と旨味を感じさせます。外で飲む瓶ビールだと甘く感じるだけなのか。いつもながらのメンマのサービスおつまみが実に嬉しいです。
<焼豚皿> 大胆大輪豚バラ肉!ノスタルジー系トロトロ煮豚に染みる醤油ダレと脂身の融合が素晴らしい!
中央沿線の「3大ノスタルジー系焼豚皿」として、ここは筆頭です。因みに残る2つは、「みたか@三鷹」「丸幸@武蔵境」。普通なら肉には葱が合わせられるが、ここはキャベツの千切りが肉下に敷いてあります。キャベツは、生でシャキシャキとした生野菜感覚。焼豚タレを混じらせながら野菜も食えるが、やっぱり肉とキャベツを巻き付けならが食らうのがいいです。
これは本来なら二人で酒飲みながらシェアすべきかと。それほど多い。それを一人で9枚も一気に食らいまくると胃もたれすると思ったら、とんでもない!。煮豚のトロトロ感が程よく、歯を立てなくても千切れそうです。その分脂身の甘さが優しい!。辛子とキャベツを肉に乗せて巻き付けて食らうのが好きです。特にタレが染みた脂身部分が秀逸で、キャベツの甘味とも合いますし、辛子を練りつけても旨さが面白い。
あゝ・・・ビールに合う!。半分残して拉麺に乗せようと思ってたけど、ついつい甘くて残り一枚になるまで、立て続けに食らいまくり!旨さノンストップ!。
<全体> ノスタルジックな風貌にワンタン!ゴツい一枚肉!昭和のガッツリ感がありあり!
おおお!ほぼ焼豚の残像しか残っていなかったが、さすがワンタンメンって感じ!。写真では分かりづらいですが、ワンタンが結構ボリューミーで、半分以上丼の底にあるのよね。ワンタンと麺のタイミングに依るんだろうけど、 ノスタルジックな風貌にワンタンを覆い尽くすゴツい肉増し!まさに昭和のガッツリ感がありありです!。これは旨そう!
<スープ> 醤油輪郭が実に円やか!軽やかに染みる節と野菜の下支え!豚肉エキスのゆったりしたコク深さが懐かしの旨さ!
やっぱいいね!「丸長」印字のレンゲ!。風情と歴史を感じますな。もう実に定番なノスタルジー醤そば系で、いつ味わっても斬新に感じてしまうほど。全くストレスないし、豚肉の煮出しが素朴で芳醇。さっぱりした感覚は香味野菜と節系の風合いと感じますが、醤油がそこそこ塩気あるので、合わさると程よく円やか!。豚肉のエキスと醤油の輪郭がマッチしたって感じです。終盤には、豚肉・雲呑・麺の風合いも滲んで来るようで、その風味・エキスも一段と円やかに感じさるかと!。実にノスタルジックな旨さと感じます。
<麺> 自家製麺!やっぱ素朴で明るい多加水中太麺!ぬっちりしつつ品やかな腰つき!ゆっくり出汁を吸い込む旨さ!
やはり自家製って雰囲気がナイス!。多加水の中太麺だとどれも似たような感覚になりがちだけど、独特の柔らか。柔めがかなり進みながらも素朴で明るい弾力もグッドなのです!。プツプツと歯切れて束になったのを奥歯で潰すモチモチ感。素地の風合いと言うか、出汁をしっかりと吸い込んだ一体感が旨いのです。名物のつけそばよりも素地が甘く感じるかも?。腰つきの柔らかさもかなりあるようで、太いわりには軽快に啜れるのが痛快です。
<チャーシュー> ばら肉のゴツい煮豚一枚肉!吸込むスープと醤油ダレの融合旨さ!分厚くても麺に絡まる柔らかさ!
麺大盛にしないで良かった:汗。肉が面白いほど多いから。かなり分厚めだから肉だけでも腹が膨れるかと。ロースは、引き締まってるようでも見た目よりも柔らかく、ふかふかのスポンジのように出汁を吸い込みます。またバラ肉は、外側の皮に近い脂もしっかりと残しており、煮込みの段階で少し抜けたところがまた旨そう。そこに醤油系の下味が深く浸透しており、脂の甘味と赤身の肉味・・・そして醤油スープが染み込み、とてもティピカルな旨さ!。濃ゆめの醤油下味と赤身の淡白な部分に、共にスープが吸い込まれてゆくことで、一体感高めている様子ですね。これはお土産にしたくなるような旨さかと!。
<ワンタン> デカい皮尾ひれにやや控えめな肉餡!シンプルな味付けが実にナイス!出汁に染まりゆく旨さ!
なかなか結構ボリューミー。豚挽肉餡は薄味でやや小さめ。しかも食べ応えしっかりで、皮はやや大きめな尾ひれです。しっかりスープを染み込ませますが、中盤から皮はすっかり染まって褐色です。薄味シンプル味付けで、スープと交わって旨し!。スープの味わいそのままでワンタンを味わうイメージです。
<メンマ> 自家製?下味の深さと素材の旨さがしっかり融合!炒め香ばしさも残る柔らか仕上がり!
今回もメンマが旨いぞ!。やっぱ自家製がナイス!煮崩れたような部分と、サクサクと凛々しい部分とが入り混じわり、下味浸透が深くて旨し!。特に香ばしさも漂う感覚で、スープに浸しても旨さ変わらず。実にハンドメイド感たっぷりです。次回は竹の子ラーメンか竹の子皿にしようかしら!。
総じまして「実に痛快大胆焼豚皿!質実さが嬉しい昭和の逸品!ノスタルジック雲呑麺!」と言う感動の嵐!。つけそば名物な老舗ですが、実は常連に人気高いのは焼豚皿です。休日に絡めて酒とたっぷり味わうのがよろしいかと。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
休日の
疲労困憊
昼酒に
憂晴ら痛快
大胆焼豚
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!