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食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
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そばを食べる幸せな時間
久しぶりに荻窪の高はしへ二人で出かけた。
平日の昼、予約をして行ったのだが、12時に入店した時は2組の客しか入っていなかった。
ラーメンの人気店とは随分違うなあと感じた。
そう言えば、荻窪のもう一つの人気店本村庵にはいつも人が並んでいるけど。
立地が良くないのだろうか。
荻窪駅から環8を歩いて、15分くらい。
家から歩いても20分くらいで行けるのだ。
広い環8通りに面してはいるが、入口は脇に少し入った所にあるので静かなたたずまい。
紺の暖簾には大きく高はしと染め抜かれている。
薄暗い通路を入って、右手に客席。
壁には趣味のいい絵などがかかって、和の空間を演出している。
ご夫婦でやっているようで、奥さんが注文を聞いてくれる。
おいらは鴨せいろ。
奥さんは天せいろ。
やはり冬でもせいろがいい。
大盛りはない。
少し待つと、鴨汁と天ぷらが先に出てくる。
少し遅れて、せいろそばが出てくる。
細く切られたそばが、美しい。
まずはそばだけを食べてみる。
そばがとてもうまい。
好みにもよるだろうが、ここのそばが一番好きだ。
そして、鴨汁のつゆを飲んでみる。
たっぷり脂の乗った鴨から出た出汁が、うまい。
出汁の加減が絶妙で、もちろんからすぎることはない。
この出汁にそばをすくってくぐらせる。
うまいねえ。
鴨の風味とそばの味が、美しいハーモニーを奏でる。
そう言えば、バックには静かにクラシックが流れている。
薄切りの鴨肉が、いい。
薬味のおろし大根とネギも入れて、食べ進める。
普段鴨肉なんて食べないけれど、ここでだけ「鴨はうまいなあ」なんて思いながら食べてしまう。
ネギとの相性も抜群だ。
そばの量は少ないというほどではないが、物足りないのでせいろの汁なしを追加する。
待たされるかと思ったら、意外にすぐに追加は出てきた。
奥さんが食べているてんぷらもうまいとい言ってるが、ここに来た時はやはり鴨がいいとおいらは決めている。
追加のせいろを食べる頃には、鴨汁の温度が下がり、味も少し薄まっているのは仕方がない。
もしかしたら、せいろは初めから2枚頼んでおいた方がいいのかもしれない。
それにしても幸せな時間だ。
普段そばを食べることは多くない。
やはり圧倒的にラーメンを食べる回数の方が多い。
でも、そばもうないなあと思ってしまう。
家から近いところにこんなにうまい店があるんだから、また来なくちゃ。
壁に蕎麦豆腐黒蜜かけというメニューが貼ってあった。
これを試してみようと思ってお願いしたら、今日はまだ豆腐が出来てないのでと断られた。
豆腐もここで作るのか。
それにしても、せっかく食べようと思ったのに残念だった。
今日は落ち着いたいい昼飯を食べることが出来て、幸せだった。
鴨せいろの強烈なパンチに、大満足
昼に二人で蕎麦が食べたいということになり、せっかくならおいしいと評判の店に行くことにする。
髙はしまでは家から歩いて20分、大して遠いわけじゃない。
店が開店して間もない頃に2・3度行ったが、この数年は全く行ってなかった。
それは、私があんまり蕎麦の味が分からないからだった。
いつも渋滞している環8に面した店の入口は横側にあるため、静かな雰囲気になっている。
店の中は照度が落とされ、少し暗いくらいの落ち着いた雰囲気になっている。
テーブル席が18席。
土曜日の午後1時に入ったら、すぐに席に通された。
多分待つことになるだろうと覚悟していたので、ちょっと拍子抜けした。
私は鴨せいろ(1600円)、家内は天せいろ(1700円)を注文。さらに蕎麦の刺身(500円)も注文。
待つことしばし。まず刺身が、そして天ぷらと鴨とが出てくる。
蕎麦の刺身とはどんなものかと思っていたのだが、見た目はこんにゃくの刺身のようなものだった。
薄く板状に伸ばした蕎麦に、生わさびが沢山付いて出てきた。
これをしょう油につけていただく。
初めての蕎麦の刺身は、特に変わった味ではなく、蕎麦の味だった。
たっぷり添えられた生のわさびが香り高く、おいしい。
鴨のつけ汁は温かい。
やはり冬の食べ物だろう。
入っているのは、鴨肉と、ノビルと思われるものが少し。
だしの効いた鴨汁の香りがすばらしくいい。
早く食べたいけれど、蕎麦が出てくるまでそれからまだ時間がかかった。
少しじれた頃にやっと蕎麦が出てきた。
とても細く切られたきれいな蕎麦。
早速鴨汁につけていただく。
いや、鴨汁がうまい。
これは蕎麦を食べるというより、鴨汁を食べるということのようだ。
蕎麦もおいしいけれど、この鴨汁の圧倒的な存在感の前にはただの引き立て役でしかない。
良く見る厚めに切った鴨ではなく、まるでしゃぶ肉のように薄く切られた脂の乗った鴨肉が、本当においしい。
そして、ほとんど甘みを感じないつゆが、この鴨にピッタリ合っている。
牛でも豚でも、鶏でもなく鴨。
誰が蕎麦に合うということに気付いたんだろう。
隠し味に山椒がほんの少し。
鴨汁は量もたっぷりあって、蕎麦の量に対してはるかに多めに入っている。
だから蕎麦を食べ終わると沢山のつゆが残る。
このおいしい汁を残すことはとても出来ず、蕎麦湯で割って全部飲み干してしまった。
力のある料理人の作る料理というものは、本当にその味に納得できる。
食べ終わって、「うまかったー」と心から思った。
おいしい蕎麦が食べたいのなら、鴨せいろでなく、ただのせいろそばにするべきだと思う。
鴨せいろの場合は、蕎麦の味はぼけてしまう。
でも、これだけおいしいのだから、いいじゃないか。
新年最初の外食は、髙はしにして、大正解だった。
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ミヤマヤ
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店舗情報の編集
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店名 |
石臼挽き手打ち蕎麦 高はし(髙はし)
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受賞・選出歴 |
そば 百名店 2024 選出店
食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
そば 百名店 2022 選出店
食べログ そば 百名店 2022 選出店
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そば 百名店 2018 選出店
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そば 百名店 2017 選出店
食べログ そば 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | そば、天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
03-5397-0118 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線、東京メトロ丸ノ内線【荻窪駅】徒歩11分 荻窪駅から787m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
PayPay/d払い可、交通系その他不可 |
席数 |
20席 (4人掛けテーブル2つ 2人掛けテーブル6つ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にも無し |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
ホームページ | |
公式アカウント | |
備考 |
●未就学の子供の入店禁止 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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久しぶりに高橋のそばが食べたくなって、平日の昼に電話して出かけた。
家から歩いて30分ほどかかるので、近いわけではないが、バスなどを使うとかえって不便なところにある。
荻窪駅からバスに乗れば荻窪4丁目でおりてすぐの、環八に面した所にある。
12時に入店すると、客は我々だけだった。
純和風の店内に流れるのはジャズ。
意外に落ち着く。
奥さんが体調を崩されてからは、ご主人が一人でこなしている。
天せいろそば 1870円を注文して、待つ。
最近はいつも天せいろだ。
以前は汁なしのせいろそばを追加で食べていたけれど、年のせいか必要なくなってしまった。
そばは相変わらずおいしい。
細く口当たりが良くて、のど越しがいい。
天ぷらもおいしい。
タレの味加減も、私好みでいい。
一人でやっているのでお茶が出せないと言われた。
百名点に選ばれている高はしだから、きっと混んでいるだろうと思ってきたのだが。
食べて帰るまでに我々以外の客が来なかった。
以前は必ず数組の客がいたのに。
たまたまだろうか。
こんなにおいしいそば屋に、昼時客が来ないというのはなんだか不思議。
駅から離れているという地の利だろうか。
でも遠くても流行っているラーメン屋には人が殺到している。
ラーメンとそばでは違うんだろうか。
なんだか考えさせられてしまった。
ご主人が一人で回すのは大変だろうが、頑張って欲しいと思う。