再開を慶びたいが、現在はご主人のワンオペで完全予約制 : 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし

そばEAST百名店2024選出店

食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店

この口コミは、蓼喰人さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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4.0

¥4,000~¥4,9991人
  • 料理・味4.2
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP4.2
  • 酒・ドリンク4.0

4.3

¥3,000~¥3,9991人
  • 料理・味4.5
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク4.0
2022/07訪問3回目

4.0

  • 料理・味4.2
  • サービス3.7
  • 雰囲気3.7
  • CP4.2
  • 酒・ドリンク4.0
¥4,000~¥4,9991人

再開を慶びたいが、現在はご主人のワンオペで完全予約制

 ご主人が右手を捻挫されて、暫く休まれており心配していた。
 今年に入りまん防期間中は閉めていたが、それが解除になろうと言う矢先にさらに休業期間を延長する結果となってしまった。
 6月に入りご主人がFBで再開を報告されていたので早く訪れたいとは思っていたが、雑事に追われて中々チャンスが無かった。

 7月になり少し時間に余裕が出て来たので3日前に電話を入れたところ、夜に限って予約制で開けていることを確認。
 土曜日の開店時刻の17:30を指定して向かう。
 荻窪の駅からこちらを目指して環八を南下するのは、10回目くらいであろうか。
 少し日が陰り始めたとは言え、まだ熱を帯びている外気の中を15分ほどで到着。

 定時少し前に到着すると既に暖簾は掛かっていたが、その横に「予約制」の貼り紙が。
 扉を開けて奥に進むとご主人が出迎えてくれたが、現在は一人で賄われている様子。
 私には何度か座ったことの有る、真ん中辺りの2人掛けの卓が用意されていた。 
 この日は他に3つのテーブルに予約が入っているようで、後でフリで入って来た方は断られていた。

 まずはビール(一番搾り 中瓶)をもらう。
 お通しにはいつものようにたっぷりの「揚げそば」が付いた。

 肴の品揃えに変化は無く、選んだのは定番の「酒肴三種盛り」で「自家製山葵漬け」「いくら味噌漬け」「蕗の薹味噌」が横長の器で登場。
 量もたっぷりだが、何れも塩分控えめで良い味。
 お通しの「揚げそば」を合わせれば、食感のアクセントとなってさらに楽しめた。

 もう一品は「小海老かき揚げ」。
 値段からして芝海老では無く昨今スーパーなどでも良く見掛けるバナメイエビと思われるが、一流ホテルの料理人でも間違えたことが話題になったように、きちんと調理されれば出来上がりに大きな差異は無く、味も決して悪くない。
 今回も10尾ほどと三つ葉を合わせたサクッとした揚げ上がりで、レモンを絞り卓上の塩で食べれば十分美味しかった。
 
 酒は1合単位でも頼めるが、最近は300㎖の瓶入りの冷酒が用意されるようになった。
 この日は4種類が品書きに載っており、その中から「出羽桜 一耕」をもらう。
 店にとっては手間が掛からず、やや割高となるが客自ら開栓させる飲み切りスタイルは好ましく思う。

 猪口は籠に盛られた中から好みのものを選べ、今回は夏らしく小振りの切子をチョイス。
 味の方もすっきりとした口当たりで、その後に拡がる旨味が良かった。
 分量も軽めの蕎麦屋酒のお一人様には、丁度良いくらい。

 後客もちらほら来店し始め、'急ぎませんから'と告げた上で「せいろ」を一枚頼んでおく。
 他の方の注文の合間に、タイミングよく一式が運ばれた。
 やや粗めの挽きを細目に打ち上げ、多少の切れ切れは有るがシャキッとした歯触りで香りもしっかり。
 啜れば多少泡立つような食感も、こちらならではのもの。
 
 つゆは甘さ控えめながら、出汁とかえしのバランスの取れた相変わらずの仕上がり。
 薬味に辛味大根が付くが、つゆに溶かずに蕎麦に乗せるようにして口に運ぶ。
 蕎麦湯は口開けのため多少の白濁と粘度が添加されているが、自然体に近くつゆの美味さを存分に楽しめた。

 
 旧来通りの丁寧な仕事振りが貫かれており、満足度は上々。
 しかし何となく落ち着かないのは、やはり女将さんの姿が見えないことである。
 ご主人に伺ったところ体調がすぐれないそうだ。
 開店以来30年にわたり夫唱婦随のスタイルで続けてきた店であり、ご主人の真摯な姿勢に加えて、女将さんのゆかしい応対ぶりがこちらの高評価の要因でもあった。

 実はこちらのレビューを纏めている最中に、雑司ヶ谷の「和邑」が先月末で閉店されたと言うショッキングなニュースを、他の方のレビューで知った。
 確かな閉店理由は分からないが、こちらと同じような年恰好のご夫妻二人で営むスタイルで、開店の時期もほぼ同じだった蕎麦処であり、年齢的にそろそろ引退を考えられたのだと思われる。
 こちらも閉店に至っても不思議はない状況のところ、70歳を超えたご主人のワンオペで復活されたのは立派である。

 現在は女将さんが居ない分、各テーブルに呼び鈴的なブザーが置かれいたり、もちろん夜だけの完全予約制もその為。
 ご主人の手も完治したとは言え、無理は禁物と思われる。
 帰り際に'女将さん大事になさって下さい'と伝えたが、お元気での復帰を祈ると同時に、ご主人も体調に留意されることを切にお願いしたい。

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「酒肴三種盛り」

    「酒肴三種盛り」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - ビール・お通しの「揚げそば」

    ビール・お通しの「揚げそば」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「自家製山葵漬け」

    「自家製山葵漬け」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「いくら味噌漬」

    「いくら味噌漬」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「蕗の薹味噌」

    「蕗の薹味噌」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「小海老かき揚げ」

    「小海老かき揚げ」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 上手な揚げ上がり

    上手な揚げ上がり

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 選べる猪口

    選べる猪口

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「出羽桜 一耕」

    「出羽桜 一耕」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「せいろ」

    「せいろ」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - つゆを注ぐ

    つゆを注ぐ

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 蕎麦を手繰る

    蕎麦を手繰る

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 蕎麦を啜る

    蕎麦を啜る

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 蕎麦湯を注ぐ

    蕎麦湯を注ぐ

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
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2018/11訪問2回目

4.3

  • 料理・味4.5
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク4.0
¥3,000~¥3,9991人

ベテラン職人夫妻が営む、ゆかしい蕎麦屋

 こちらも定期的に訪れたい、私にとって大事な一軒。
 今回は平日の午後、時間を見つけて訪れる。

 無駄足にならないようにと、荻窪の駅から電話を入れて席を確保してから'環八'を南下する。
 いつも目印にしていた店名の入った青い看板が外されておりやや面食らったが、手前の郵便局を覚えていたので、10分ちょっとで無事到着。
 
 時刻は13時近くで、先客は2組6人と言う状況。
 私には中央付近の2人掛けのテーブルが用意されていた。
 BGMは昔から変わらぬモダンジャズが、静かに流されている。

 まずはビール(一番搾り 中瓶)をもらう。
 お通しはいつものように「揚げ蕎麦」がたっぷり。

 品書きに載る定番の肴の他、壁に掲示される'本日のおすすめ'が毎回楽しみ。
 その中から「砂肝ぽん酢」をもらう。
 丁寧に下処理されてからポン酢に漬け込まれており、程よい味加減で生姜や唐辛子の利き具合も好ましい。
 適度な歯応えを残した食感が心地よい。

 燗酒が欲しくなり「酔蕎」を'ぬる燗'につけてもらうが、年季の入った鉄瓶で供される。
 ゆったりとした気分で、暫し寛ぐ。

 蕎麦はどうしようと思ったが、気になったのは「生かきそば」の文字。
 大体の想像は付くが、女将さんに'あられそばの牡蠣版ですか'と訊くと'そうです、そうです‼'という答え。
 それならば、頼まないわけには行かない。
 
 しかし注文してみたものの、ちょっと気掛かりなこともあった。
 実はこちらには開店以来10回近くは訪れているが「温蕎麦」を試すのは初めてで、その理由はこちらの極細の蕎麦が「温蕎麦」に向いているとは思えないから。

 運ばれた丼上の景色は、かけ蕎麦に海苔を一枚敷いた上に生牡蠣が5粒ほど並び、周りに三つ葉が散らされた、まさに「あられそば」の手法である。
 まず牡蠣を摘まんでみるが、熱の加わりが浅いため独特のクセが感じられたので、急いで丼の底に沈める。
 次いで蕎麦を手繰ってみるが、ある程度のコシは保たれている。
 しかし心配した通り、その食感は儚げで損なわれやすいため、まず蕎麦だけを先に啜る。
 その後で程よく熱が通った牡蠣にレモンを垂らして、ゆっくりと味わった。

 つゆは「藪」系や「砂場」系ほど濃くは無いが、温蕎麦でも「湯桶」が添えられるのは江戸前蕎麦屋ならではの流儀。
 やや白濁は有るが自然体の蕎麦湯を注ぎ、牡蠣の旨味が溶け込んだつゆを余さず飲み干す。
 
 結果的にまずまずの満足感は得られたが、やはり少し忙しなかったなという印象は支配的。
 改めてこちらの蕎麦はその特性から、温かい種物には向かないことを確認。
 しかしながら今回の経験は、評価に悪影響を及ぼすことは全くない。

 
 サービスで出された「オレンジ」を美味しくいただく。
 女将さんに'こちら何年になりますか'と訊けば'もう27年になります'と言う答え。
 開店当初は新進気鋭の蕎麦屋と言うイメージが有ったが、最近は年配の職人夫妻がひっそりと営む店と言う趣。
 この味と雰囲気を、何時までも存続されることを切に望む。

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「生かきそば」

    「生かきそば」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「砂肝ポン酢」

    「砂肝ポン酢」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 瓶ビール

    瓶ビール

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 燗酒はこのように

    燗酒はこのように

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 蕎麦を啜る

    蕎麦を啜る

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 牡蠣をいただく

    牡蠣をいただく

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - レモンを絞って

    レモンを絞って

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 温蕎麦にも湯桶が添えられる

    温蕎麦にも湯桶が添えられる

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - サービスの「オレンジ」

    サービスの「オレンジ」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
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2015/07訪問1回目

4.3

  • 料理・味4.5
  • サービス4.0
  • 雰囲気4.0
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク4.0
¥3,000~¥3,9991人

相変わらずのレベルの維持を確認

 3年以上、間が空いてしまった。
 土曜日の昼、梅雨空の下、駅の西口から環八に沿って歩き出す。
 10分ちょっとで、思い出深い青色の看板が見えて来た。

 1時丁度くらいに到着したが、運よく退店する客と入れ替わりに、すぐに2人掛けのテーブルに通された。
 まずは瓶ビール(一番搾り)。
 お通しはいつものように、たっぷりの「揚げ蕎麦」。
  
 肴には懐かしい「穴子煮こごり」をもらう。
 昔に比べ、心なしかポーションが小さくなったような気がするが、味の面では揺るぎない。
 やや甘めの味だが、冷酒に選んだ「酔蕎」とも良く合った。

 蕎麦は壁の掲示が気になった「冷やかけ」を選択。
 暫しの後に運ばれた丼の景色は、今どき流行の「冷やかけ」とは異なっている。
 最近は夏場のスペシャリテとして「冷やかけ」を出す蕎麦屋が多いが、その「つゆ」のほとんどは、関西系の透き通ったタイプである。
 さらにそれに酢橘の輪切りを数多く浮かしたり、焼き茄子などの夏野菜を乗せたりするものが人気のようだ。

 こちらでは、しっかりと醤油の色が見て取れる。
 しかしそのままでは飲めないほどの塩気の強さは無く、程良い加減に調整されている。
 もちろん素っ気無いほどの薄味では無いため、筋の通った江戸前の仕事が感じられる。
 
 細目の蕎麦の茹で具合は精妙で、くっきりとした食感が保たれている。
 薬味には葱や一味唐辛子の他にレモンが一片付いており、女将さんは'途中から絞って味の変化をお楽しみください'と言葉を添えた。
 蕎麦湯も後できちんと出され、少し残ったつゆに注いで全てを飲み干し、満足感に浸る。

 サービスのデザートとして「マンゴーゼリー」が出された。
 ゼリーと言ってもマンゴージュースを寒天で寄せたものだが、手作り感あふれるホッとする味わいであった。
 (新規に9枚の写真を追加掲載) 
 

≪2012年2月のレビュー≫

 レビューを更新したい蕎麦屋が数多あり、また新規に掲載したい処もまだまだある有様で、どこから廻ろうか思案する毎日。
 こちらも1年半以上間が空いてしまった。

 暑い時期に訪れた時は「荻窪」からひどく距離があるなと思ったものだが、今回は凍えるような中を歩いて来たにもかかわらず、北風に後押しされたのか案外近く感じた。
 平日の遅めの昼、入店直後は一旦退けたが、その後2時近くまで客足の途切れの無い状況。

 まず注文すると震災復興のため50円が寄付されるという、会津の「国権」を冷やで。
 お通しにはたっぷりの「揚げそば」が付いた。

 肴には定番の「酒肴三種盛」を選ぶ。
 内容は「いくらの味噌漬け・海苔と椎茸の佃煮が乗った豆腐・山葵漬」の組み合わせ。

 1合は瞬く間に空き、金沢の「加賀鳶」を追加。
 料理にももう1品と思い、掲示されている「女将手作りのチキンハム」なるものが気になり、ハーフサイズでもOKとのことなのでお願いする。
 ハムと言うよりガランティーヌと呼ぶにふさわしく、添えられた柚子胡椒入りのマヨネーズとともになかなかの味。

 蕎麦は「鴨せいろ」にしてみた。
 「本むら庵」同様に、こちらの鴨汁は薄く切った腿肉をよく煮込むタイプ。
 今では厚めの抱き身を贅沢に使った鴨汁が主流であるが、一昔前の蕎麦屋では身は硬いが味の良い腿肉のスライスを用いるのが一般的だった。
 鴨が多少‘出汁殻’気味になったスタイルは時代遅れと受け取る方もいるだろうが、その分つゆには旨味が十分溶け込んでいる。

 蕎麦の出来は相変わらず見事。
 細打ちながら鴨汁の濃厚さに負けない力強さを感じた。

 〆の蕎麦湯が、今回は何の小細工も無いナチュラルであったことが嬉しい。
 残った「揚げそば」をいつものようにつゆに投入して、食感の面白さを楽しむ。

 今回も実に満足度の高いひと時を過ごせた。


≪2010年7月のレビュー≫

 「練馬」の自宅から自転車で‘蕎麦屋巡り’に出かける際は「井の頭線」くらいが南限で、少し前までは「浜田山」辺りまでは平気で行けた。
 しかし最近は「中央線」を越えるのも億劫になってしまった。
 今回こちらへは「荻窪」までバスで向かい、それからはトボトボと歩いたが、こんなに遠かったかと思うほどの距離である。
 「環八」に面して看板は見えるが、入口は脇道に入った所。表側には窓を少なくして騒音を避けた造り。そのため店内はやや薄暗いが、雰囲気は落ち着いている。

 主家の「本むら庵」が万人向けの大店ゆえ、評価の幅が大きいのに対し、概ね高評価を得続けている。
 便の悪さにもかかわらず、かなり遠方からおいでの方もいらっしゃるようだ。

 早いもので、開店から来年で20年。
 当初は気鋭の蕎麦職人の店、という印象だったが、今では老夫婦がひっそりと営む蕎麦屋、という風情である。
 結構な回数訪れていたつもりであったが、何と5年ぶりである。

 まずは「ビール」。お通しに「砂肝生姜煮」が付いてきた。
 つまみに選んだ「葉山葵の醤油漬」が結構な分量だったので「鷹勇」を追加。
 名物の「穴子の煮凝り」は魅力的だが、何回か食したことがあるため、今回は「蕎麦豆腐」を試してみた。
 いずれも丁寧な仕事で、味も良い。特に「蕎麦つゆのジュレ」がかけられた「蕎麦豆腐」は、食感と香りが秀逸。
 
 〆は「せいろ」。
 開店当初より「本むら庵」とは多少異なる、細めの堅打ちである。
 短く切れたものが散見されるものの、以前は気になっていた水切りの悪さは感じられず、相変わらずのレベルの高さを確認。

 「つゆ」はバランスの良い出来。
 以前は「猪口」に直接入っていたが、今回は「水差し」のような「徳利」で供されるひと手間が加わるようになったことは評価したい。
 「薬味」に「山葵」は付けず、「一味」であることは面白い。
 「蕎麦湯」はやや濃過ぎであるが、不快を抱くほどのことは無かった。 

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「穴子の煮こごり」(2015/7)

    「穴子の煮こごり」(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 煮こごりアップ(2015/7)

    煮こごりアップ(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 瓶ビール・お通し(2015/7)

    瓶ビール・お通し(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「冷やかけ」(2015/7)

    「冷やかけ」(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「冷やかけ」を手繰る(2015/7)

    「冷やかけ」を手繰る(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 途中からレモンを絞って(2015/7)

    途中からレモンを絞って(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 丼鉢に蕎麦湯を注ぐ(2015/7)

    丼鉢に蕎麦湯を注ぐ(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - サービスのデザート:「マンゴーゼリー」(2015/7)

    サービスのデザート:「マンゴーゼリー」(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 青い看板が目印(2015/7)

    青い看板が目印(2015/7)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 酒・揚げそば

    酒・揚げそば

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「酒肴三種盛」

    「酒肴三種盛」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「チキンハム」(ハーフサイズ)

    「チキンハム」(ハーフサイズ)

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「鴨せいろ」

    「鴨せいろ」

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「鴨せいろ」アップ

    「鴨せいろ」アップ

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 蕎麦湯はナチュラル

    蕎麦湯はナチュラル

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし - 「揚げそば」を加えて

    「揚げそば」を加えて

  • 石臼挽き手打ち蕎麦 高はし -
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店舗基本情報

店名
石臼挽き手打ち蕎麦 高はし(髙はし)
受賞・選出歴
そば 百名店 2024 選出店

食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店

そば 百名店 2022 選出店

食べログ そば 百名店 2022 選出店

そば 百名店 2021 選出店

食べログ そば 百名店 2021 選出店

そば 百名店 2019 選出店

食べログ そば 百名店 2019 選出店

そば 百名店 2018 選出店

食べログ そば 百名店 2018 選出店

そば 百名店 2017 選出店

食べログ そば 百名店 2017 選出店

ジャンル そば、天ぷら
予約・
お問い合わせ

03-5397-0118

予約可否

予約可

住所

東京都杉並区荻窪2-30-7

交通手段

JR中央線、東京メトロ丸ノ内線【荻窪駅】徒歩11分
 関東バス【荻窪四丁目停留所】近く

荻窪駅から787m

営業時間
  • 月・木・金・土・日

    • 11:30 - 14:00

      L.O. 13:30

    • 17:30 - 20:00

      L.O. 19:30

  • 火・水

    • 定休日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

(AMEX)

電子マネー可

QRコード決済不可

サービス料・
チャージ

PayPay/d払い可、交通系その他不可

席・設備

席数

20席

(4人掛けテーブル2つ 2人掛けテーブル6つ)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙 全席禁煙
駐車場

近隣にも無し

メニュー

ドリンク

日本酒あり

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

一軒家レストラン

ホームページ

http://sobatakahashi.com/

公式アカウント
備考

●未就学の子供の入店禁止

アメックスが使えます(情報提供元:アメックス)

初投稿者

徹っちゃん徹っちゃん(184)

最近の編集者

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