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050-5600-1875
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再開発が進む中野で注目すべき超オススメのイタリアン。質の高い料理とホスピタリティは、確実にリピーターにさせる力があります。
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グルメ大家さん
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グルメ大家さんさんの他のお店の口コミ
店名 |
洋食堂 葡萄
|
---|---|
ジャンル | 洋食、ワインバー、イタリアン |
予約・ お問い合わせ |
050-5600-1875 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
■駅からのアクセス 中野駅から100m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T1011101069583 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
30席 |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可(バースデープレート) |
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2020年3月1日 |
電話番号 |
03-6382-6736 |
備考 | |
初投稿者 |
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現在、再開発中で激アツスポットの中野駅周辺ですが、かなり久しぶりにこの地に足を踏み入れました。
建て替え中の中野駅舎にまもなく解体・建て替え工事が始まる中野サンプラザ。先行して移転・新築された中野区役所。そして工事も終盤の中野駅周辺の区画整理と市街地再開発。
ここ数年の地価の上昇率が都内でトップというのも納得の勢いです。
そんな勉強と視察を兼ねて中野の訪問後、立ち寄ったのは南口の「レンガ坂」にある「洋食堂 葡萄」。
中野には過去数回来たことがありましたが、全て北口だったため、この「レンガ坂」の存在は初めて知りました。
レンガを敷き詰めた街並みはヨーロッパを思い出します。
単にアスファルトにするのではなく、ピンコロやレンガを敷き詰めてデザイン性のある街並みにするのがヨーロッパスタイル。街全体として価値を高める試みで、日本でもエリアによって少しずつ浸透しつつあります。
そんな街並みをここ中野駅南口では、2002年に100mの坂道を「レンガ坂」として誕生させました。
大規模商業施設とマンションが北口に出来上がる一方で、南口には低層のオシャレな街並みに魅力的なお店が多数軒を連ねている。
エリアとして発展のベースが出来上がっているのを感じます。
そのレンガ坂を進むと、敢えて黒く古ぼけた外壁に木製の引き戸、小さく目立たない「洋食堂」の看板とその下に「ブドウ」の絵。
すべて繋げると、「洋食堂 葡萄」という店名が出てくるという一捻り加えられた工夫は、間口数mの小さなスペースを最大限有効活用しています。
予約の時間にお店に入り名前を告げると、カウンターへ通されます。最近流行りのオープンキッチンとカウンターを兼ねた、カウンターイタリアンですね。
調理の様子とスタッフとの距離が近いので、この
スタイルはボクの好みです。
コースの用意は税抜き5,500円のプリフィックスコース1本。これにデザートまで付いているのはかなりお値打ち感があります。
コースの内容は以下の通りです。
生ハム&ニョッコフリット・・・熱々の小さな揚げパンに薄くスライスされた生ハムを乗せて、生ハムの溶けでた脂と香りを楽しみます。
前菜の盛り合わせ10種
フォアグラのマカロン・・・甘味のあるしんなり食感のマカロンに、上品な仕上がりのフォアグラ。マカロン嫌いのボクですが、これは美味い。
ウニのブリュレ・・・雲丹のフラン(洋風茶碗蒸し)の香りにキャラメリゼされたほろ苦い香りと甘さ。絶妙な組み合わせです。
低温蒸し牡蠣・・・生に近い食感と風味の牡蠣。野菜たっぷりで酸味のあるラビゴットソースでいただきます。
ヒラマサのカルパッチョ・・・イカスミを使ったチュイール(煎餅のようなもの)の食感が心地よく、美味しい。
パテドカンパーニュ・・・米麹や辛子、生搾り醤油などからなる「あけがらし」と一緒にいただきます。「あけがらし」は独特の旨みがあり、肉の美味しさを増してくれる働きがありました。
鯵の燻製・・・甘夏を合わせたもので、アジの旨みに柑橘の酸味がよく合います。
新玉ねぎのシュークリーム・・・ローストした新玉ねぎをピューレにして、ムース状にしたものをシュー皮に詰めたもの。
鹿肉のコッピエッテ・・・鹿肉をジャーキーにしたもの。歯応えがあって何度も噛み締めると旨みが溢れてきます。
桜鱒のマリネ・・・上に添えたサワークリームがマリネした桜鱒との相性が良いです。
セミドライトマトとブラッタチーズのカプレーゼ・・・8時間低温で火入れして仕上げたセミドライトマトにトロトロのストラッチャテッラが素晴らしく合います。モッツァレラから作られるので、みんな大好きな味ですね。
自家製フォカッチャ・・・バターで半分、残り半分を牡蠣の汁がミックスされたラビゴットソースに浸していただきます。
自家製ベーコンとポルチーニのリゾット・・・松茸、トリュフに次ぐ味と香りに優れたポルチーニを贅沢に使い、口に運んだ芯が残ったリゾットの食感も加わり絶品です。
キタッラ~白子、ホワイトアスパラ、カラスミ~・・・イカスミを練り込んだ四角いパスタに白子とカラスミ、と高級食材を使った一品。ホワイトアスパラと白子、パスタの白黒のコントラストが効いています。
牛ほほ肉の赤ワイン煮込み・・・ホロホロとやわらかく煮込まれた牛ほほ肉。赤ワインと合わせようか迷いましたが、グビグビ飲みたかったのでイタリア産のクラフトビールにしました。
ティラミス・・・マスカルポーネとしっとりスポンジ、ほろ苦いココアが実に美味しい。
全体として、しっかりお腹いっぱいになる量があり、丁寧に作られた料理はどれも美味しく、満足のコースでした。
店舗の外観も店内も雰囲気が良く、前述のようにオープンキッチンのカウンターはスタッフさんとの距離が近く、高いホスピタリティによる接客はとても居心地が良かったです。
数年後に中野の再開発が終わって人手が増えても、「洋食堂 葡萄」は人気店を維持し続けていくと思います。
良いお店でした。