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店名 |
キノクニヤベーカリー 中野駅店(KINOKUNIYA Bakery)
|
---|---|
ジャンル | パン |
お問い合わせ |
03-5342-0673 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線、東京メトロ東西線【中野駅】構内 中野駅から19m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) |
席数 |
(テイクアウトのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ |
https://www.e-kinokuniya.com/store/KINOKUNIYABakery/bakery-nakano/ |
オープン日 |
2014年3月25日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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スーパーの紀ノ国屋と言えば、関東における高級スーパーの草分けみたいなイメージがありますが、現在では、運営主体の株式会社紀ノ國屋はJR東日本の完全子会社になっているんですね。
元々、紀ノ国屋は、1910年(明治43年)に創業した果物商が源流になっています。
経営を法人化して株式会社紀ノ國屋を設立したのが戦後の1948年(昭和23年)のことで、1953年(昭和28年)11月には、東京の青山で、日本初のスーパーマーケットを開業しています(紀ノ国屋インターナショナル青山店)。
その後、高度経済成長もあり、スーパーマーケットは日本の小売店の主流になっていくわけですが、その中で紀ノ国屋は、徐々に高級スーパーとしての地位を確固たるものとしていきます。
これはスーパー業界の競合が激化する中ではいわば自然の流れであったような気がします。
JR東日本の傘下に入ったのは、2010年(平成22年)4月のことで、関連会社も含めた全株式をJR東日本が創業家から買い取った形での子会社化でした。
ところで、高級スーパーの台頭は何も関東地方だけで起こったわけでは無く、関西でも1961年(昭和36年)にいかりスーパーマーケットが産声を上げていますね。
いかりスーパーは、京都在住中に系列店のお世話になりましたが、買い物をするとレジで百貨店並みの紙袋に入れてくれるのにはびっくりした覚えがあり、外車で乗り付ける客が多かったことも印象的でした。
その紙袋を持っているのが、三越や高島屋と同様に一つのステータスになっていたわけですね。
関東では、紀ノ国屋のライバル的存在である明治屋も健在ですし、最近では成城石井に勢いがあり、時代は変わっても、高級スーパーに対する需要は根強いものがあり、今ではスーパーマーケットの一業態としてすっかり定着した感がありますね。
スーパーの扱う商品の中で、パンは、やはり戦略的商品の一つであり、高級スーパーに限らず独自ブランドのベーカリーを店内に配置する動きは良く見られます。
例えば、ライフの「小麦の郷」やサミットの「ダン・ブラウン」などはその一例かと思います。
紀ノ国屋の店舗でもパン売場には力を入れており、例えば、等々力店では、ベーカリー業界の巨匠の一人である淺野正己シェフがプロデュースした「デュヌラルテ」がお店を構えていた時期がありましたね(デュヌ・ラルテ 紀ノ国屋等々力店)。
それとは別に紀ノ国屋ではベーカリー部門として直営のベーカリーを3店経営しており、その中の1店がこの日のベーカリー巡りで訪れた当店ということになります。
因みにその他の2店は、「キノクニヤベーカリー アトレヴィ三鷹店」と「紀ノ国屋ベーカリー 渋谷スクランブルスクエア店」です。
当店の場所は、JR中野駅の構内で、2014年3月にオープンしたお店ですので、JR東日本の傘下になった後に進展させている駅構内出店への一環と思われます。
紀ノ国屋グループのパン製造は、自社工場で冷凍生地生産や焼成を行っており、インストアベーカリーは販売に特化し、当店を含めたベーカリーは冷凍生地を店頭で焼き上げるいわゆるベイクオフ方式の店舗と思われます。
従って、オールスクラッチのパン専門店と比べるとこだわり度はあまり高くないかもしれませんが、そこは紀ノ国屋ブランドですし、期待したくなりますね。
中野駅構内と言っても、改札内で、北口に近い場所で営業しています。
広めの売り場を備えた店舗で、パンの種類もチルド商品や焼き菓子類も含めて多彩です。
そして、意外なことにお値段がかなりリーズナブルなラインに抑えられているのも大きな特徴です。
紀ノ国屋=高級なイメージとはちょっと違うようですが、どうやらこれは、駅構内ビジネスということでJR東日本が描いている戦略の延長線のようですね。株式会社紀ノ国屋の社長は、最近は代々JR東日本から出向の形で就任しているみたいですし。
今回は以下3点を購入しました。
・きのことベーコンのパン@248円
・美味しい塩バターロール@172円
・クイニーアマン@221円
合計641円
平均単価@214円ですから、普段使い可能な価格帯と思われます。
持ち帰って、翌日の朝食に供しました。
きのことベーコンのパンは、レンジで20秒チンした後、650Wのオーブンで3分間加熱していただきました。
もっちりしたセミハード生地にきのこと自家製ベーコン、チーズをトッピングして焼き上げたパンです。
きのこは、マッシュルームとしめじでしょうか、たっぷりと入っており、ベーコンの旨みと一体となって心地良い風味を醸し出しています。
予想以上に美味しかったです。
美味しい塩バターロールは、レンジで15秒チンした後、650Wのオーブンで2分間加熱していただきました。
クロワッサンのような形に焼き上げられたパンで、カリッとした表面の食感と中のモチモチ感の対照が塩バターロールらしいです。
バターの香りも芳醇で美味しいパンでした。
クイニーアマンは、紀ノ国屋自家製のクロワッサン生地を使用して焼き上げています。
バターシュガーの香りがとても濃厚なクイニーアマンで、大手ベーカリーチェーンに良く見られるなんちゃってクイニーアマンとは明らかに異なります。
美味しかったです。
全体に紀ノ国屋らしいクオリティの高さが良く出ているベーカリーで、同じベイクオフでも例えばヴィドフランスなどと比べるとキチンと差別化がされている印象で、その割にお値段が比較的良心的なのも嬉しいところです。
企業系のお店なので、食べログまとめ「トントンマンが選ぶ首都圏のハイコスパベーカリー(続々編)」には掲載しませんが、それに匹敵するベーカリーと言えると思います。
前記の通り現在は3店舗の展開ですが、JR東日本系列店内でのカニバリの問題はあるにしても、今後、出店を拡大していく可能性のあるチェーンではないかと感じました。