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TOMASSOONさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
アイバンラーメンPLUS(プラス)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
住所 | |
交通手段 |
小田急線経堂駅徒歩3分。 経堂駅から108m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
16席 (カウンター16席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 商店街の中に駐車場がないので、駅周辺のコインパーキングに停めて徒歩が良いです。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年9月23日 |
備考 |
芦花公園にある「アイバンラーメン」の二号店。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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<2014.11> 塩らーめん+トマト
【スープ:海をいくら泳いでもトマトには出会わない。だけど塩ラーではあり得ることだね。】
<節系優勢で鶏ガラボディーとの柔らかな結びつき!香味油で和洋折衷>
芦花公園、東高円寺とこれまでアイバンさん関連を食べてきて必ず食うのが「焼きトマト」。これがなくちゃ・・・なんか腑に落ちない気がします。麺顔のやや焼き崩れたトマトを見ると、やっぱり「アイバンに来た!」という実感がわきます。こいつがまたスープにいい感じで味わいを移すのですが、その前にまずデフォルトの塩スープを味わうこととして、静かにレンゲを活用します。
意外に節系の残骸?がスープに浮かぶのね・・・。その影響もあってか、最初の味わいは魚介先行な感覚。甘みと香ばしさが相まってなかなか落ち着く味わいなのですな・・・。塩系の馴染み深い落ち着いた魚介感。そして二口三口と味わい続けていくうちに、徐々に腹持ちするような動物系のエキス感を感じ始めます。鶏ガラのあっさりしつつ、透き通りるエキス感がたまらんすな。そして、ちょっと感じる豚の肉から滲み出ていそうな優しい感覚。魚介の奥に、なかなか風流な動物感を残しまんがな!けっこうこういう展開をするスープって好き!
<ナチュラルな塩加減に、トマト酸味が甘く滲む>
塩加減の方は、なかなかマイルド。ナチュラルといったほうがいいか・・・淡麗系とはまた別の、優しくもあり厚みと丸みがある塩味です。なのでごくごくと飲み干せそうな塩加減。そこに徐々にトマトの影響が始まる。すると、酸味も混じるが、甘さが加わるような不思議な感覚。勝手な想像ですが、トマトの酸味が混じると、塩スープに甘さが発生するという変な理屈。駄舌ゆえに、適当にスルーしてほしいのですが、この不可思議さが、私を焼きトマトが好きな理由でして、アイバン系が好きなわけです。
【麺:すべるすべる!風流に感じる全粒系が実にきめ細かくてすべる!!】
<きめ細かい地肌感覚で、つるつると滑る抵抗感の低さ・・・汁を吸い込み緩やかなしなり方>
いや〜・・・すべりがいいね〜。いつもは歯ごたえから入る感想なんだけど、最初の一口目からとても気持ちよいすべりに魅了ですよ。ヌメリがないのに、ツルツル光沢すぎるでもないのに、気持ち良く駆け抜ける! 断面を見てみると丸麺だと思いきや、角っぽいからあら不思議。地肌のきめ細かさの勝利なのか? ともあれ汁を吸い込んでよりしなやかな腰つきになるし、啜り上げは意外に気持ちよいと申し上げたい。
<微妙な全粒混じりが風流!やや加水低めのグルテン感が、クリチと潰れる歯ごたえ感>
そういえば、元々スープとトマトのマッチングをメインに訪問した次第。ですが、いざこの麺を見ると、目はハートマーク!最初は、節系の残骸が地肌に張り付いていると思っていたのですが、いや、それもあるけどよく見ると、全粒が少しばかり打ち込んであるのがわかります。それだけで何故かうまそうに感じる。茹で加減も絶妙で、アルデンテをちょうど越えたところ。なので芯はないものの、非常にグルテン感が新鮮で前歯で切る感覚が、少しハードなクチクチっとしているかな〜。また、グルテンの感覚はあまり粉を感じさせない。そして奥歯では、クチっと淡白に潰れるけれど頼りないという感じはしなくて、密度感があるようなフィーリング。つまり、「よくできている」ちゅーことだね。
【具:豚もなかなかのもの!肉よりも脂身だわ!!】
<うす塩味のバラ肉チャーシューとしてはすごくうまい!>
これはいい!けっこうありふれたバラ肉チャーシューに見えるが、しっかりと皮を残した処理感がたまらん!皮膚直下の脂の甘さがたまらん!うす塩味付けなだけに、甘く感じるではないか!また全体的に厚めで、崩れる感覚があるほど柔らか。柔らかだけど、自重で崩れたりしないしっかり感もあるし・・・・、これは、焼酎でじっくり単独で味わってもおかしくない。別に、チャーシューとかチャーシュー麺を推している店ではなさそうなだけに、これは拾い物をしたような快感です。
<半分はそのまま食う、もう半分はやや崩しながら食う>
さて、テーマのトマト。これは半分はそのまま食います。酸味が柔らかくてたまらん。果肉がすでに良い出汁の塊のように感じます。そしてもう片方の半分は、崩しながら食う。そうやってスープにエキスをより移そうとしているわけ。この甲斐あって・・・なかなかマイルドで崇高なスープに仕上がったと思う。酸っぱい味わいがあってこそ、甘い味わいが活きるのね。
総じまして、「酸味と塩味が渾然一体となった甘味・・・そんな塩ラー」と申せましょうか。この世に、ラーメンに面白ろトッピングをのっけて旨い一杯は数あれど、「塩ラー」に「焼きトマト」という発想には、脱帽です。今や目新しくないですが、改めてこの出会いのミラクルさを、しみじみと感じざるを得ません。まさに心の中で合掌!でございます。
さてさて、出会いのミラクルと言えば、こうやって麺ライフを続けていられるのは、誰のおかげなんでしょうね・・・・。なので詠います!
連れ添って
酸いも甘いも
味わうが
所詮オレっち
妻の手のひら
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!