ボリューム満点カキフライ : デリス

開店とほぼ同時の11時半に到着。並びは4名、自分は5人目。並んだと思ったらすぐに開店、1人客なのでカウンターに席を取る。カウンターは相変わらずの狭さだが、慣れてしまえばなんてことはない。ちなみに、この日は11時45分の時点でもまだ満席にはならなかった。

この日はカキフライ定食1,050円をオーダー。小さなカキを2個か3個かひとまとめにしてあげたような、そんな相変わらず大ぶりなカキフライ、しかもそれが7つもあるという大盤振る舞い。付け合わせはキャベツとタマネギのサラダ、それにマカロニサラダ。

大変満足であった。

土曜日の18時50分に2名で訪問。外並び2名だったので自分たちは3番目と4番目。外で並んでいて気付いたのだが、店の外にある写真付きメニューは値上がり前のお値段になっているのでご注意を。

15分待って席に案内される。カウンター席である。相変わらずの狭さだが、慣れてしまえばなんてことはない。

自分は若鶏のソテー（辛子風味）1,380円と牡蠣フライ280円を2個オーダー。

実はディナータイムに来たのは初めてなのだが、お得なセットメニューはランチだけでなくディナーもやっていた。ちょっとした驚きである。同伴者は3つあるセットメニューのなかからハンバーグ、エビフライ、チキンカツのセット1,380円をオーダー。

こちらのお店で若鶏のソテーを食べるのは初めて。ドーンと大きく広げられて焼かれたような若鶏。ソースはかなり色の黒いデミグラスで、お味もそのルックスから想像されるとおりの濃さがある。そして表面にはたっぷりとマスタードが濡りつけられている。だから「辛子風味」とメニューにはあるのだなとあらためて認識した。火入れはかなり強めなので、パサっとした仕上がりになっている。付け合わせはニンジン、フライドポテト、インゲン豆。

カキフライは別皿で少し遅れて到着。牡蠣の大きさによって2個か3個をひとまとめにして揚げている。衣は少し厚めなのでそれがまたボリュームを増大させる。そして熱々である。調理料はタルタルと卓上のソース。

付け合わせは野菜サラダ(キャベツの千切りがほとんど)。こちらも別皿での提供であった。

11時50分に1名で訪問。何度かテレビで紹介されていることもあり行列になっていることが多いこちらのお店だが、珍しいことにこの日は外の待ち客ゼロ。とはいえほぼほぼ満席で、奥のテーブル席にて相席であれば入れるとのことだったので快諾。

この奥のスペースは初めて。無理して詰めれば8名、快適なのは4〜6名という感じであろうか。この日はこのスペースに自分を含めて4名。

カキフライと豚ロース生姜焼きのセットメニュー1,580円をオーダー。

接客を担当するのは若い女性の方なのだが、中年オヤジである自分に向かって「はい、奥のお兄さん！スープです！暑いっすよ！手を離しますよ！」という感じで、とても快活。

さて、12時6分、まずはスープ(という名の味噌汁)が到着。メインとライスが到着していないので味噌汁に手をつけずに待っていたのだが、そろそろ味噌汁がヌルくなってしまいそうだったので飲み始めようとしたまさにその瞬間にメインとライスが登場。写真を確認すると味噌汁到着から3分後。

さて、そのメインであるが、見るからに大振りなカキフライが5つ、豚ロース生姜焼きが6枚。ほとんど定食二つ分のボリュームである。

カキフライは(牡蠣の大きさによって)2個か3個をひとまとめにして揚げている。衣は少し厚めなのでそれがまたボリュームを増大させる。そして熱々である。調理料はタルタルと卓上のソース、そして醤油も悪くなかった(辛子醤油にしてみたかったのだが、卓上に辛子はなかった)。

豚ソース生姜焼きもボリュームしっかり。ちょっと厚めの豚肉。醤油ベースの甘めのソースのお味はかなり濃いめである。

付け合わせは野菜サラダ(キャベツの千切りがほとんど)とマカロニサラダ。

満腹にかなり近いレベルにまで達した。

平日のランチタイムに2名で伺った。11時45分に到着したところ、待ち客はゼロであったが店内は満席。外でお待ちすること25分で入店。ちなみに自分たちが入店した時点で8名ほどの外待ち客が自分たちの後ろに接続していた。また、お店を出たのは13時15分頃だったが、その時点でもまだ6〜7名が外待ちしていた。

自分たちはカウンターに案内された。感染症対策の名残りでいまだにアクリル板で仕切られている。お隣の方と腕がぶつかりそうなほど席間は狭い。

この日はポークソテー1,480円をオーダー、牡蠣フライ（1個280円）3個をトッピング。こちらのお店はライスの量が多いことで有名だが、自分は普通盛りを頂いた。同伴者は日替わりのなかからカキフライと牛バラ焼肉のセット1,100円をオーダー（ライスは2/3）。

カキフライの大きさがすごい、食べた限りでは大きな牡蠣一つを揚げたものと思われたので、随分と大きな牡蠣を使っていらっしゃることになる。気のせいかもしれないが、同伴者のセットのもののカキフライよりも一回り大きな感じがしたので、単品カキフライ用の牡蠣はセットもの用より大振りなものを使っているのかもしれない（単なる想像だが）。

ポークソテーは（ちょっと意外だったのだが）濃いめのデミグラスソースのようなものが掛けられたもので、お味しっかりめ。ポークは分厚く、強めに火が入れられたもの。付け合わせはポテトフライ、にんじん、インゲン豆。

ちなみに「季節のサラダ」が付属していたのだが、具材はキャベツ千切り、レタス、カイワレで、卓上にあるフレンチドレッシング（一択だけ）を掛けて頂いた。

経堂駅の西側にあるお店。お隣にあった「さかもと」（2020年に閉店）と並び、経堂の一般庶民の胃袋を支えてきた老舗のお店。とはいえ、自分はこの界隈に住んで14年、その間にこのお店にお世話になったのはたかだか数回なのだが、この日はフライものが食べたいということで。

四度目の緊急事態宣言の最中、平日の午後1時半に伺った。先客は1名。後客はお一人様が3名、2人組が2組。結構繁盛しているという印象である。

5名カウンターが1つ（各席をアクリル板で仕切っていた）、2名用テーブル1つ、4名用テーブルが1つ。さらに奥にもテーブルがあるのだが目視で確認していないのでどうなっているのかはよく分からない。いずれにせよ、各テーブルにアクリル版が置いてあった。

通常メニューのほかに、「今日のスペシャル」ということで付箋紙に書かれた日替わりメニューがある。揚げ物が目当てだったのだが、実は揚げ物が主役の定食ものはなかった。自分はその日替わりから「豚ロース生姜焼き・鮮魚アジのフライ」850円を頂いた。同伴者は「豚ロース生姜焼き・海老・帆立フライ」950円を。どちらも「スープ・ライス付き」とある。

割り箸用の紙袋に入って供された箸は実際には割り箸ではなくプラスチック製の箸だ。

まずスープが到着した。スープカップに入って供されたがその中身はお味噌汁であった。

次いでライス・・・結構食べ応えのある量。炊き具合はごく普通で不満はない。女性のライスは少し盛りが軽くなっていた。

そしてメインが到着。豚ロースの生姜焼きが4枚、アジフライが1つ、キャベツとレタスのサラダとショートパスタのマヨネーズ和えが添えられていた。アジフライは二つに折りたたんだものを揚げたのか、半身なのか、食べていてよくわからなかったのだが、幅広ではないルックス。適度にジューシーで揚げ具合には文句はない。豚ロースの生姜焼きはごくごく真っ当。

850円というお値段は（安いとは言わないかもしれないが）お味や量に照らすと正当であると思う。

経堂駅の西側にあるお店。お隣にあった「さかもと」（2020年に閉店）と並び、経堂の一般庶民の胃袋を支えてきた老舗のお店。とはいえ、自分はこの界隈に住んで13年、その間にこのお店にお世話になったのはたかだか数回なのだが・・・。

この日はシーズン初のカキフライと豚生姜焼きのコンビをランチに頂いた。カキはちょっと小振りだったが、後から考えるとこの年はカキがイマイチだったのであった。