寿司屋で飲む幸せ : 寿矢

夏の世田谷食べ歩き⑦

食べ歩きも最終戦。かなりお腹いっぱいの上にいい具合に酔っ払い。でも、もうちょっと飲みたい。今日は、まだ日本酒を飲んでいない〜！

と、いうことで、絶対に安心のこちらへ。予約無しで、入れるかしら⁇
と、ちょうどお座敷が空くところ、と少し待って案内いただきました。やった！

乾杯ビールでスタートの、すぐに日本酒。

このね、お任せのつまみが素晴らしい。ホント、しっかりしている。

まずは、煮鰯とずんだ。
煮鰯。かなりこってりとした煮汁で、さっと煮上げている模様。表面だけ味が濃く、鰯の香りはしっかり。こういうのがいただけるから、寿司屋で飲むのが好き。
変化球のずんだ。酒の肴にずんだは初めてよ。甘いのかな… 甘くないずんだでした！箸休めに、これが何気にいい！ 甘くないずんだ、枝豆の香りはしっかり。これはおもしろいね。

続いて、照り焼き。
オーソドックスな照り焼きですが、さすがのプロの技。タレの焦げ目、皮の焦げ目はしっかり香ばしく、僅かな部分がカリっと仕上がり、身はほどよい火の入りかた。ふっくらしっとりと。お腹いっぱいだったので、冷めてからいただいたのですが、火加減のと味つけの良い塩梅に、日本酒がすすむすすむ。

白エビの揚げもの。
ビールでも日本酒でも、こういう肴は大好き。歯ざわりよく、香ばしく、海老の旨味が後を引く…

最後のじゃがいものお料理に驚き！
肉じゃが的なものを丸めてさっと揚げて煮ている⁈ こってり甘辛の煮汁とじゃがいもの凝ったお料理にびっくり。たっぷりとかけられたフライドチップの歯ざわりとともに、最後まで大変おいしくいただきました。

お寿司もおいしい上に、こういう気の利いた肴をさっと出してくれるお寿司屋さん。お気に入りです。
寿司屋飲みは、つまみが魚ばかりになりがちだけれど、こういう変化球、大歓迎。

ご馳走様。

2015/10月 再訪

世田谷食べ歩き〜 5軒目

夜となり、世田谷食べ歩きも、最終です。ソーセージとビールでお腹いっぱいなのに、仲間達が、もう少し飲みたいだの、〆にちょっとご飯ものをだの…

駅近の、以前にランチで伺ったことのあるこちらへ‼︎

扉を開けると…
あら〜、結構混んでいる。5名入れるかしら⁈ 確か2階もあったよね⁇
テーブル席を用意してもらえました。よかった。結構な酔っ払い集団です…

日本酒で軽くつまんで、最後に少しだけお寿司をいただきたい、おつまみはお任せで、という感じでオーダー。

最初にやってきたのは、南瓜のすり流し。出汁で伸ばしたなめらかな南瓜が、お昼からずっと続いている暴飲暴食で疲れた胃袋を癒してくれます。添えられた松の実も芳ばしく、良いアクセント。

日本酒で改めて、乾杯‼︎

次のお料理は、ダイコンをこってりと煮上げた一切れに、辛子が添えられて…
魚のアラと八丁味噌とで煮てあるの⁇ 甘くなく、コクが深く、日本酒にもってこい‼︎

アナゴの白焼きにたっぷりの野菜。皮はパリっとさせながら、身はふんわり。キュウリ、ミョウガなど野菜の浅漬け風、キュッと水分を絞ってあるものが山盛り添えられています。

銀杏。酒呑みには嬉しい一粒。

あん肝。たっぷり2切れをぽん酢とアサツキで。日本酒が止まりません…

トマトとミョウガのおひたし。オシャレ過ぎる…。香りが良い。トマトって、こんな風に食べられるのね。

酔っ払った藤猫は、飲んだ後は巻物に限る、とか言い張って、握りを注文させなかっだらしい⁈ みんな、ごめんよ…

かんぴょう巻き、鉄火巻き、ヒモキュウ、穴キュウ… 藤猫の好物しか頼んでなかった…

食べ歩きの、最後の最後にこんなぬオシャレな和食をいただけて、幸せ〜♡ ごちそうさまでした。


2014/6月

ランチで伺いました。

お店に入った途端、威勢のいい声が‼︎
店の入り口はこじんまりした雰囲気だが、店内に入ると意外に広く、厨房に7〜8のスタッフの方がいた。2階もあるらしい。
とにかくスタッフの方が皆、元気いっぱい。

メニューを見ると1300円のセットには、茶碗蒸しが付いてくるようだ。茶碗蒸し好きとしては見逃せない。
海鮮丼をオーダー。
セットは、海鮮丼、お吸いもの、茶碗蒸し、デザートが付く。お吸い物はおかわり自由とのこと。

まず茶碗蒸しが来ました。茶碗蒸しは、梅のあんか、海苔のあんを選ぶことができます。梅のあんをオーダー。茶碗蒸しに梅とは、どんな感じかなと思っていましたが、意外においしい‼︎ 梅干しは、わりと甘いものが使われており、梅の甘味と上品な茶碗蒸しが、合わさって、和風プリンふうな雰囲気。茶碗蒸し自体が、しっかりとした出汁と卵の旨みに溢れている。この茶碗蒸し、かなりおいしい。

海鮮丼は、玉子焼き、水蛸、甘エビ、サーモン、白身、イサキ、鯖、薬味とゴマたっぷりのアジのたたき。ネタが新鮮。この丼だけで、季節の魚を楽しめる。酢飯の色が少し濃い。お酢の香りが、すがすがしく豊か。つんと鼻につかないのがいい。酢飯の色から、色の濃いお酢を使ってるのだろう。
品の良いお吸い物とよく合っている。

茶碗蒸しと海鮮丼、お吸い物で、かなりお腹いっぱいのところにデザートがやってきた。割とさっぱりとしたぜんざいで、最後も満足。

厨房には、なぜかアップルパイが置いてありました。お店の手作りとのこと。予約しておけばアップルパイも食べるそうです。