やはり、何を食べても美味い!! : 龍口酒家 本店

【2018年12月27日】
　最近は、ここ出身のシェフが営む飯田橋の"膳楽房"ばかり行ってましたが、久しぶりに「本家」に訪問。

▼ごりの甘露煮
　ビールを頼んだら、アテで出てきました。

　ごりを知らなかったのですが、淡水魚のカジカの仲間らしいです。

　山椒がきいた中華風な味付けがナイスでした。

▼点心セット
　蒸しパンみそ叉焼添え、揚げ春巻き、焼売のセット。

　各2ヶずつ出てきますので、2人でシェアするのも良いですねぇ。

　特に印象深かったのは、揚げ春巻き。

　カリカリを超えてガリガリな食感は、下手すると雑な仕上がりになりかねないところ、しっかり美味しい食べ物として成立していましたので、ビールが進む進むw

　次点は蒸しパン。

　白髪ネギ、叉焼、胡瓜の線切りを自分で蒸しパンにはさんでいただくんですが、とにかく甘味噌が美味しいのなんのって。

▼里麺（リーメン）
　八宝湯フカヒレ入りスープ（スッポン入りのと選択制）、青菜と春雨の炒め、揚げ出し豆腐、
杏仁豆腐がセットで付いてきます。

　もう、このお店で語るに及ばない名物中の名物。

　前述の"膳楽房"でも食べられるのですが、少し味も麺の茹で上がりも違うんですね。

　ちょっとこっちのがジャンクっぽいけど、これのが正しい気がします。

【2017年2月25日】
　そういえば、ランチ営業やっているんでしたっけ!?

　初めて来ました。

▼日替ランチ
　豚と豆腐きのこ煮をメインに、鶏ももキャベツ添えと八宝湯、ごはん、漬物、デザートの定食です。

　メインは、豚がバラ肉だと思うのですが、お気持ち程度の量だったのがちょいと残念。

　しかし、たくさんのきのこが入っていたので、ヘルシーで良いかなぁとか、豆腐は揚げ豆腐なんで、それなりに食べ応えもあって料理のバランスとしては悪くはなかったです。

　「豚」って入れない方が良いのでは!?、というのは余計なお世話か（笑

　鶏ももは、鶏肉の冷製チャーシューライクなもので、ほぼサラダ替わりの料理。

　八宝湯は、このお店の名物スープでさっぱりとしていて、何度飲んでも美味しい。

　ごはんと漬物は特に普通、デザートは杏仁豆腐でした。

【2014年10月25日】
　普通だったら、何も用事があるはずがない幡ヶ谷。

　この町に、中華料理の名店があるのはずいぶん前から伺っていました。

　今宵は、嫁の知人の紹介で行くきっかけができたので、その３人で訪問。

▼大仙鶏のあぶり焼き
　添え物には、蕪の酢漬け、茗荷の酢漬け。

　ロースト・チキンというワードで料理の紹介をお店の人から受けたので、勝手にイメージしたロースト・チキンよりかは薄味。

　中華風の何かがほんのり香る優しい鶏焼きでした。

▼自家製ベーコンと黄韮の炒め
　これは絶品です。

　韮の炒められっぷりも美味しさのひとつでしょうが、食感や味付けに使われていると思しきベーコンが美味い!!。

　しかし残念ながら結構な細切り&隠し食材程度なので、ベーコン欲を抑えきれぬまま次の料理へ(涙)。

▼アスパラガスと中国ハムの炒め
　これもメニュー名そのままな料理。

　韮のもそうですが、野菜の持つそのものの美味しさを優しい味付けでいただけるのは、野菜好きにはたまらんはず。

　あと、韮のとは違いは少しとろみがついている点。

▼上海蟹甘みそ炒め・蒸しパン付
　蒸パンは1人につき１個です。

　パンをおかわりできるかは知りません。

　今の季節ものと言えばこれ、ってなぐらい直球のメニューです。

　上海蟹そのものを美味しいんですが、とろみのついた餡が激旨!!。

　パンとの相性は蟹の身よりも餡に軍配。

▼八宝湯(パーポータン)
　透明な中華スープです。

　飲むほどにもっと飲みたくなる不思議な魔法の味。

▼千葉県産香菜(ツァンサイ)と自家製ソーセージの炒め
　パクチーの茎や根まで炒めた、パクチー好きにはたまらん一品。

　パクチーってまるごと美味しくいただけるとは知らんでした。

　これまでのベーコン、ハムが美味しかったので、当然にここのソーセージも外すわけありません。

　いや、もっとも美味しい加工肉ではなかったかと。

　ここで、最も酒が進んだのは言うまでもありません。

▼蝦夷鹿のカシューナッツ揚げと上海蟹のパン揚げの盛り合わせ
　これでもかと砕いたカシューナッツをびっしりとまとった衣でかりかりにあげられた鹿肉、最高です!!。

　ここでまた、酒が加速します。

　で子供も大好きな揚げパンも、揚がりっぷり良好につき、サックサク!!。

　これまででもっとも重い料理だったかもしれませんが、そんでも軽いめな方だと思います。

　油をしっかり切っているからなのか、ギッシュな状態ではなかったのはさすが。

▼上海蟹の味噌とフカヒレの卵白玉子炒め
　まさに旬の味覚!!。

　美味いに決まっている!!。

　こりゃ、飲めるなぁ～。

▼里麺(リーメン)
　クロレラを練りこんだ、オリジナルの麺料理だそう。

　見た目はほうれん草で作る翡翠麺そっくりです。

　味付けは醤油ベース(?)に、ごま油とあと中華に香るなんかだと思います。

　はじめて食べた食感と味付けでしたが、正直麺料理が苦手な自分でもこれはお代わりしたくなるほどはまった!!。

　今度はこれ単品だけでも食べに来たいと思います。

▼自家製叉焼で作るフワポロ炒飯
　シンプルなパラパラ、叉焼&玉子炒飯。

　これも絶妙な味付けで病みつきになります。

　ずいぶん前からお腹一杯で無理して食べ進めてきましたが、結局ぺろっと食べきってしまいました。