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硬派の珈琲焙煎所で飲むカフェイン無し珈琲、スペシャリティレベルの「珈琲」そしてチーズケーキ
筋金珈琲焙煎所
2018/02/13
ご来店ありがとうございます。弊店の珈琲豆は全てスペシャルティコーヒー生豆を使用しております。デカフェコロンビアもスペシャルティコーヒー生豆をカフェインレスに加工したものです。またのご来店をお待ちしております。
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mmat
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mmatさんの他のお店の口コミ
店名 |
筋金珈琲焙煎所(下北沢)
|
---|---|
ジャンル | カフェ |
お問い合わせ |
03-3466-5058 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
京王電鉄・小田急電鉄「下北沢」駅 北口から徒歩6分 下北沢駅から355m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
17席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 世田谷区は路上喫煙禁止です。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあります |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
利用シーン |
|
---|---|
お子様連れ |
中学生以下入店不可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2004年1月15日 |
備考 |
弊店は喫茶店でもカフェでもありませんので、店内での仕事、勉強、居眠りはお断りです。喫茶室は1時間以内での御利用とさせて頂きます。 |
お店のPR |
普通の珈琲が好き!という方には理解できないかもしれないので やめておいた方が良いです。
世間一般に流通している苦いだけの珈琲、薄くて酸っぱいだけのサードウェーブの珈琲、高品質を謳っていてもその良さが全然理解できない様な珈琲がお好きな方には、弊店の珈琲の良さが理解できないと思われますのでやめておいた方が良いです。上記の珈琲が「不味くて飲めない!」という味覚の肥えた方は是非一度お試しください。期待を裏切らない美味しさに出会えると思います。 |
初投稿者 |
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土曜日の昼過ぎに下北沢をブラブラ。駅から北側、少し離れた商店街に「珈琲豆」の看板と「珈琲豆屋の喫茶室は土日祝日のみ営業」「美味しいのにカフェインの無い」「珈琲は料理です」の手書きの張り紙が目に留まった。
私が反応したのは「美味しいのにカフェインの無い」で「喫茶室は土日祝日のみ営業」と言う訳で、「今日入る事ができる」+「今日は暇」=「入店」。
店外に停めてあるゴッツイバイクを横目で見ながら店に入ると、店のベースビジネスの豆販売とテイクアウト受付エリア、奥がイートインでカウンターとテーブル席となっている。
お一人様なので当然カウンター席。
「店の顔」=「店主」=「ゴッツイ体格で頭はモヒカン刈り」。良く見たら店名は「筋金珈琲焙煎所」。目の前に可愛く「ドトールやスタバではありません!見ててイライラするので居眠り禁止!!」のメッセージ。他にもいくつかメッセージが表示されている。要約すると「この店は喫茶店では無く、美味しい珈琲を寛いで試飲する場所を提供している」「美味しいチーズケーキがあるが、必ず一人1杯珈琲を頼まなければならない」「この店ではホット、アイス珈琲にミルク、砂糖は出さない」「決してここで仕事、勉強、待ち合わせをしてはいけない」「基本1時間で退席」。
なるほど「良く分かりました」と言う事で、メニューの中からカフェインの無い珈琲、コロンビア760円をオーダー。
この店のドリップ方式はペーパードリップ。翡翠色と言うのだろうか、少し大き目のカップに並々と注がれた珈琲が出される。
ここで一つ説明。ここまでこの店の定義(と言うより「宣言」)に従って「珈琲」と記載したが、私は大まかにスペシャリティレベルを「コーヒー」、普通の豆で抽出したもの、焙煎のみこだわったものを「珈琲」と記載している。
まず、この店の「カフェインの無い珈琲」は、「カフェインレス」の味と言う認識にはなれないもの。つまり、適度な焙煎で美味しく淹れられた「珈琲」と言う印象。私は日常、デカフェコーヒーを飲み慣れていないので、何とも言えないが、店主に聞いてみたところ焙煎前にデカフェしているとのことだが、デカフェの方法は一般的に、
①直接有機溶剤に入れて除去(The Direct-Solvent Based Process)
②間接的に有機溶剤を使って除去(The Indirect-Solvent Based Process)
③カーボンフィルターで除去(The Swiss Water Process)
④超臨界二酸化炭素で除去(Carbon Dioxide Process)
⑤カフェイン含有量が少ないコーヒーノキの育成
店主は美味しい珈琲に拘っているようなので、①と②は塩化メチレン(methylene chloride)や酢酸エチル(Ethyl acetate)といった有機溶剤を使ってカフェインを除去する方法なので、溶剤の残留を心配しそうなのですが、③もコーヒー生豆を充填した槽に水を通してカフェインを水溶性成分ごと抽出し、続いてこの抽出した水相から有機溶媒でカフェインを抽出除去、なので有機溶剤を使っている、となると④か?
耐えきれず、普通の「珈琲」も飲みたくなりエチオピア650円、そして入店時出て行った女性二人がチーズケーキ美味しかった〜!」の言葉が忘れられずチーズケーキ(単品オーダー不可)をセットにつける。セット料金は「珈琲」により異なるが980〜1,195円。
出されたお代わりエチオピアを飲んだ印象は私の定義の「コーヒー」と「珈琲」の中間。
明らかな事は焙煎による旨味(香り)が立っていること。つくづく思うのは「コーヒー」は香りも旨味であると言う事。私は一番爆ぜで留める「浅煎り」に興味を持っているが、間違いなくこのみせの豆は二番爆ぜ、焙煎したての美味さ感と言うか、焙煎後2日〜7日程度で旨味が増す豆もあると聞くが、そんな話は抜きにして美味しく味わえる。
間違っても、濃く淹れる事で「旨いだろう?」と迫る事もない(こう言う店もある)。「コーヒー」の美味さの表現に私は「スッキリ」があると考えているが、分かったようなことを言わせていただくと、スペシャリティコーヒーは産地を味から辿る、出荷港、産地から農場を辿る、生産された年を辿る的な楽しみがあるが、この店の「コーヒー」はそこまでのレベルの豆では無いようだ。
間違いなく、私の大好きなフルーティー感、独特の甘みを感じ取る事が出来る。
好みの問題はあるが、焙煎で生じる「苦味」を美味しいと思う人もおられるかもしれないが、私は苦「過ぎ」は折角のコーヒーの「味」を損なうと考えるので、基本は浅煎り又は中煎りで深煎りは必然が無ければ意味無し、オールドビーンズ全否定(間違っていたらごめんなさい)の立場。
チーズケーキもトロリ・シットリ感のバランスが良く、メニューにある「果実を思わせる香味(苦味★☆☆☆☆)」の記述に従えば、仄かな甘み(これが果実感)、苦味とも香ばしさともつかぬ爽やかさがピッタリマッチ。
硬派の珈琲焙煎所で飲むカフェイン無し珈琲、スペシャリティレベルの「珈琲」、女性スタッフ(奥様?)が準備された紙ナプキンの鳩とハートの打ち抜きが緊張する気持ちを和ませてくれる。