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本日夜空席あり
050-5457-2732
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アリス・フォーンさんの他のお店の口コミ
店名 |
ユリイカ(EUREKA)
|
---|---|
ジャンル | ビストロ、洋食、フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
050-5457-2732 |
予約可否 |
予約可 お一人様ワンドリンクオーダーをお願いしております。 |
住所 |
東京都世田谷区北沢2-28-7 エルフェアシティ下北沢Ⅱ 102A
このお店は「世田谷区代沢2-45-9」から移転しています。 |
交通手段 |
下北沢駅西口から徒歩3分 下北沢駅から250m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
ディナー、クリスマス時のみチャージ料5% |
席数 |
28席 (テーブル24席、カウンター4席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 外に灰皿あり |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
小学生未満のお子様は基本的にお断りしております。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2014年7月 |
電話番号 |
03-5453-3039 |
備考 |
2011年オープン、2014年現在地へ移転。 |
初投稿者 |
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2012年10月に池の上にあった時に1回訪問して以来の訪問だ。
大変なご無沙汰だが、それにも拘らずフロアー担当のオーナーも、
シェフも私を覚えてくれていた。心が開く、嬉しいものだ。
結論から言えば、料理とバリューは相変わらず素晴らしい。
店の雰囲気も含めパリのビストロの様だ。
この店が神楽坂にあれば、店内はフランス人でいっぱいだろう。
ファサードと店内は赤を基調とし池の上と同じコンセプトをキープしている。
パリのどこにもある様な着流しの雰囲気とでも言おうか。
それでいて日本の日常感からは少し距離がある。
パリで普通に仕事をして13時過ぎにディジョネで訪れるという感じの店だ。
パリのデジョネの様に13時過ぎに店に着いた。
しかし店外で2人待っていた。相変わらず人気があるのだな。
私は待つか否か躊躇したのだが店内のオーナーと目が合ってしまった。
これは帰るわけにはいかないな、とウェイティングリストに名前を記入する。
その後に店外に置かれているベンチに腰掛ける。幸い過ごし易い日だった。
文庫本を鞄から取り出し読み始めるが何故か集中出来ない。
直ぐに親子連れが私の後に腰掛けて喋りだしたからか。
こう見えても1人が割と好きで、そんな時間を大切にしているのだ。
10分弱で店内に案内された。私にしてはよく待った方だろう。
店内は近隣のご婦人ばかりと思ったら、男性客とのカップルが意外に多い。
後で気がついたのだが、ここはヴォリュームがしっかりとしているからだろう。
店の奥の2人掛けのテーブルに案内される。
ランチのメニューから前菜+メイン+飲み物の¥1,600を選ぶ。
メインは、牛スジとシャンピニオンのカレーかローストポークか悩んだが、
結局ローストポークにした。その他にも鴨のローストなぞがある。
飲み物はグラスワインも選択可なので嬉しい。
この辺もパリのビストロのようだ。
前菜は鶏肉とキノコのテリーヌ 。
淡白だが添えられた粒なしマスタードの酸味がよくマッチする。
あわび茸のコリコリ、シャリシャリした食感が柔らかな鶏肉に変化をつけている。
軟骨かと思うほどの存在感と言ったら大袈裟だろうか。
まさか茸と思わないので、思わず何が入っているのか訊いてしまった。
小さなワイングラスに入って登場したのはラングドックの赤ワイン。
セパージュはシラーとカベルネだそうだ。
これはまあテーブルワインの類だね。
早くもパリのビストロで平日ランチを食べている雰囲気が私を包み始める。
周りの人達のお喋りの喧騒、フランス語のラジオ、そしてワイン。
パンは少し乾いている。これも日本のパンというよりフランス風で懐かしさが去来する。
ローストポーク ラビゴットソースが出て来た。
ワインがなくなっていたのでグラスワインでコート・ド・ローヌの赤を貰う。
これは先ほどのワインよりだいぶよい。
シラーと言っていたがシラーだけではないだろうと思ったら、
エチケットにシラーと書いてあった。
コート・ド・ローヌの力強さの中に優雅さも併せている。
ランチのワインとしては合格点だろう。
肉用の安っぽいナイフが使い込まれていていい感じだ。
この辺もパリの普通のブラッサリーの様だ。いいセンスしている。
使い込まれたナイフで気分良く肉を切り分ける。
厚みがあり食べ応え十分だ。
周りはカリッとして中は弱めの火入れで中々上手な焼き上げ方だ。
口に運ぶとしっかりとした食感とポークの旨味が口中に広がる。
肉には予想以上に塩が効いている。この辺もフランス風だな。
これならばラビゴットソースはいらないだろう。
もう一口大きめに切り分け口に運ぶ。
ローストなのでソテーと違い油っぽくないのがいい。
青年期の食べ心地とでも言おうか。
豚肉の旨味がダイレクトに伝わって来る。
中々旨いではないか。
今度はラビゴットソースをつけて食べてみる。
このソースは思ったほど酸味が立っていない 。
これなら脂身のないこのポークにあっている。
付け合わせのマッシュポテトもバターが程良く旨い。
手抜きなくキチンと作っているという感じが伝わって来る。
皿の上の野菜もみずみずしい。
ヴォリュームもあり完成された皿だ。
結構お腹は出来たのだが、珍しくまだ少し余裕がある。
どうしてもカレーが頭を離れないので我儘のカレーリクエストをしてみる。
カレーを少しだけ食べたいとお願いしたのだ。
とても普通の量では入らないからね。
気持ちよく受けてくれたので、心に爽やかな風がそよいだ。
居心地が良く、周りの喧騒とフランス語が身体に溶けこんでいくようだ。
牛スジとシャンピニオンのカレーが運ばれて来た。
ハーフサイズくらいだろう。皿が置かれた時の驚き。
カレーから立ち昇る香りで暫し目はカレー皿に釘助け。
牛すじのカレー、香りが素晴らしい、
スパイスだけではなく フォンと牛の風味が立ち上る。
我慢出来ずに直ぐにスプーンを手にし口に運ぶ。
旨い、辛さはそうないが、兎にかく旨味が前面に出ている。
筋肉がしっかりと旨さを主張する。
煮込まれ柔らかいのだがトロトロではない。
十分に肉感を保っているのがいいね。この位がカレーにはいいだろう。
シェフと私の感性があうのだな。
いや〜、全部が旨かった。素晴らしいバリューだ。
仕事辞めたら1回/週とは行かないまでも1回/2週くらい来そうで怖いな。
来ればワインを飲んで長居するのは目に見えているし。
エスプレッソを飲んで豊かなランチを締め括る。
さあ、明日からの仕事の活力を得たぞ。
元気になった自分を自覚し店を後にした。